今さらながら、AQUOS PAD SH-08Eの有用性

中古で1万円を大きく切っていたので購入しました。SH-08E。

これはドコモから販売されていた7インチのAndroidタブレットです。IGZOディスプレイが話題になった頃のものなので、かなり古いです。ただ古いだけでなく、現在のタブレットにはない美点が多くあります。また安価な中古も比較的潤沢に出回っていており購入するチャンスでもあります。

まず、このタブレットの美点はスタイラスを内蔵している点です。IGZOディスプレイの美点、と当時はいわれていましたが、その後出ないところみると、あまり関係無かったようです。細いザウルスみたいなスタイラスですが、十分に細く書きやすいです。最近のタブレットでは中に片付けられるタイプはほぼなく、無くしてしまったり置き忘れたり・・・ということがよくあるのですが、SH-08Eはそのようなことが皆無です。しかもこの手のものの中では非常に書きやすく7インチという大きさも相まって非常に使いやすいです。

次に付属ソフト。「書」というシャープオリジナルのソフトは、画面に書き込むという単純な機能で非常にメモが取りやすいです。標準搭載なのでどんな場面でもすぐに呼び出せるのが便利です。またタイムライン上に記録されていくので、整理をしなくても日時が自動で記録されるのでずぼらな人でも便利です。専用ペンがついている機種ならではの機能です。

最近iPhoneとか使っているとテレビ見られないな・・・と思うこともあると思いますが、これはフルセグとワンセグ着いています!!またワンセグアンテナは内蔵していますので、いざというきも安心です。

防水はあまり期待しない方がいいかと。フタが取れやすいタイプですから。私のも取れた個体でした。どっちみち充電で外すので私はどうでもいいです。この部分の劣化のために大量に安価な中古が出回っているという側面も見逃せません。

あと大事なのが格安SIMで運用できること。ドコモ系ならだいたい使えるでしょう。SIMサイズがマイクロじゃないので、そこは工夫が必要でしょう。もっともこの端末にSIMを刺す必要を感じるか?は疑問です。あと刺す場合ですが、音声SIMで電話としても使えるのがいいですね。意外と便利かもしれません。

もちろん古いです。OSはAndroid4.2。OFFICE等使えないアプリも多く存在します。使うには工夫も必要です。

個人的には、現場用と思っています。安価ですし、傷がついている中古だか躊躇無く使えます。PDF図面に現場で書き込んだり、現場で図面を借りた場合、その図面をカメラで撮影し、これで書き込む・・・というのが良い感じです。「書」ソフトは、直接ファイルに書き込むのではなく、画面合成して新たなファイルに書き出すので原本ファイルを痛めなくていいので、安心です。賛否両論激しかったソフトですが、このような用途では圧倒的に使いやすいです。何より7型は使いやすいですね。

DropboxとezPDF Readerとを併用すれば、非常にスピーディーに現場ファイルの書き込み、閲覧、加筆が進みます。

最近、ペン付のパソコンが再び出てきていますが、立派な絵が描けるようなデジタイザが目立ちます。実際そんな用途は少なく、細い線で書き込めればそれで十分!!という方が多いと思います。特に建築では。またSH-08Eのようなタブレットが出てくると嬉しいです。

Zenfone3(5.5inch)の誤解とauのガラホSIM

auのガラホのSIMは、ずっと規制がかかっていていて他のスマホに刺せない・・・というより動かないと。ただカケホーダイプランでSHF33契約している私も、何度かau volte対応のZenfone3にSHF33のSIMを刺しても動かないことを確認している。ただそれはnano simなので2つ目のスロットでしか試していなかったことに気がついたのだ。そして今日、下駄を履かせて1つめのスロットに入れてみたら・・・見たことのないvolteマークがつきました。そしてダイヤルすると・・・かかりました。もう一枚はocnモバイルoneのデータsimなので間違いないと思います。

もちろんDSDSなので、ocnのほうはデータ通信できません。3Gでできるか?と思ったのですが、できません。まだ設定があるのかもしれませんが、二つ目のスロットはモバイル通信の設定ができません。ちなみにモバイルデータ通信を二つ目のスロットに選択すると、au volte自体が使えなくなります。

ちなみに設定とか何かいじると、すぐに使えなくなりますので(涙)本当に実用化できるか?若干不安です。またモバイル通信使えなければ意味がないですからね。スマートフォン・・・。モバイルルーターと併用できる場面で・・・ということでしょう。それほど仕事が忙しくないときにお試ししてみようと思います。これがうまくいったらZenFone5の購入に踏み切ろうと思います。

auのガラホSIMは、SHF33で使っていたカケホのものです。プランによってはまったく使えない可能性が高いです(制限のため)。あくまで私の環境の場合、ということです。

 

WOOD-ST Ver1.0.0.4

秋口に大幅アップデートするので、それまではあまりアップデートがないかな??と思っていたWOOD-ST1ですが、意外とこまめにアップデートしています。これは使っているユーザーが多くなっている、実務で使っていて気がつくことが多い、証拠でしょうか??ともあれ、ショップ側から見てもユーザーが増えてきていることは実感できます。実際、私が触ってみたASTIMやSEINと比較してもとっつきやすいですし、操作しやすいのは間違いありません。

大スパンのトラスを設計出来る場合、今まで鉄骨造の領域と思われたものも木造でできるようになります。WOOD-STの場合、単体でトラスの計算ができないのは残念です。HOUSE-ST1から転送できるとか何か配慮して貰えればかなり楽に設計できると思うのですが。私の場合、FAP-3&MED-3で計算したものを単純梁に置き換えて計算していますが、HOUSE-ST1のような方式のほうが楽ですね。できる形は限られますが最初は無難な形のほうが安心でしょう。

中大規模木造の講習や出版物も増えつつあります。どれくらいのものをやりたいか?は人それぞれで、学ぶべき技術もバラバラです。欲張らずに自分ができるものから身につけていくスタンスでやらないと、何もできないまま知識だけ増えていく・・・なんてこともありますのでご注意を。

構造屋さんも分類がある

一般の人、そして建築に携わる人から見ると構造屋さんって理解されにくい職種ではあるのですが、分類というかタイプがあるのはあまり知られていません。

構造っていっても、鉄筋コンクリート造(これはだいたい誰でもできる)が基本ですが、その他は得意不得意、できるできないは結構顕著です。例えば壁式鉄筋コンクリートができないとか(もしくは壁式鉄筋コンクリートだけできるとか)はありますし、鉄骨造はできない、木造は駄目、ツーバイフォーは駄目、擁壁は駄目、地下室苦手・・・とか色々です。近年はRC造の耐震診断に特化した方もいて(高齢者に多い)、新築自体を受注しない方もいます。また規模の問題もあり、狭小が得意とか、大規模が苦手とか、細かな部材計算は苦手とか、細かいものは大好きとか。

構造計算はメーカーの販売しているソフトでやっている、と思っている方が多いと思います。もちろんメインはそうかもしれませんが、それだけで済むことはほとんどありません。逆にソフトウェアを持っていないのでできない構造もあります。そんなわけで、構造屋さんいろいろあります。1人でできることは限られています。医者が内科と外科・・・とかの大まかな分類の他にもいろいろあるのと似ています。

ちなみに私は鉄骨造まったくだめです。これは先代と同僚が鉄骨造のスペシャリストだったため、私がやる必要性がまったくなかったからです。瞬間で仮定断面を出してくれて、簡単にモデル化してくれる便利な人が身近にいたらチャレンジしようとは思いません。そんなわけで彼らが苦手なツーバイフォーとか、変な耐震診断とか、変な木造とか・・・マニアックな部分に進んでいったわけで・・・(大汗)。

そんなわけで、近くの構造屋さんにそういった得意不得意を聞いてみてはいかがでしょうか??

WOOD-STに向く建物

 

Ver1.5がアナウンスされましたが、構造技術者たちの反応は概ね好意的です。買うか?買わないか?悩んでいる人も多いかと思います。
Ver1.5は既存ユーザーは無料でアップグレードできるので、Ver1.5を買うことを決意している人は今のうちに購入しておいたほうがいいと思います。実際の計算機能はあまり変わりませんし、使い勝手に癖のあるソフトですから慣れておいたほうがいいと思います。
さて、数棟解析してみましたが、グレー本準拠の計算ソフトと向き不向きが結構異なります。通常の住宅などはやっぱりHOUSE-ST1などのグレー本準拠のソフトのほうが良いです。完成度も高く、入力したらある程度の計算書が作れる手軽さはかないません。標準で金物図も作れませんし金物指定も解析ソフトならではの部分があります。
WOOD-STを買いたい人の中には方杖を使いたい人が多いと思います。ただし方杖は耐力が低いので、三層などで効率的に耐力として使えるか?というと疑問が残ります。逆に平屋の倉庫や駐車場などでは威力を発揮するkとがあります。凝った木造住宅で壁を無くすために方杖を使う・・・という用途では耐力不足で役に立たないケースも多いので注意が必要です。

スキップフロアと吹き抜けがある程度大きな建物は威力を発揮します。これは歴然です。もちろん解析NGの場合もありますが、グレー本の比ではありません。解析系の強みですね。検査機関にスキップフロアNGと言われて悔しい思いをしている人にはお勧めです。狭小系で角にユニットバスを持ってきて・・・というときも有効です。グレー本ベースの計算ソフトでもスキップフロアを可としているものがありますが、厳しい制約がついて回るので実用的でない場合が多いです。

個人的に同一方向は同様の耐力要素を使いたいので、開口部が多いX方向はブレース・方杖系で、開口部が少ないY方向は構造用合板で、という設計が多いです。柱も長方形を使うことが多いので、初期の段階の構造計画できちんとその当たりを考えておかないと、行き詰まることが多いです。計画段階がより重要になってきます。

木ブレースは、K型が使えるのが強みです。内部中心付近で使うと耐力壁が一気に減ります。外周部はうまく方杖系を使って・・・と工夫すると開放的な間取りが実現できます(ある程度適用できる形を作っておくのが鍵)。壁量で計算するグレー本系と異なり、あと壁何枚で・・・というのがわかりにくいのが難点ですが、グレー本系だって初心者はどれくらい必要か?などはわからなかったはず(そんな時代が懐かしい・・・)。慣れ次第だと思います。私はまだ慣れていないので、壁量換算でどれくらいか?という目分量を考えてから設計します。それでもだいたい当たりますが、やはり勝手が違います。

ただでさえお勧めですが、基礎の計算、面材耐力壁入力の効率化などで更に便利になったVer1.5が出る前に購入しておき、すぐに実戦で使えるように準備しておきましょう。

DSDSからDSDVへ。スマホの使い方が変わってきそう・・・

ASUSのスマホのZenFone5では、4G+4Gの2回線同時待ち受けに対応した「デュアルSIMデュアルVoLTE」という仕様で注目されています。すでにドコモなどは次世代通信の件がニュースになっていますが、実際の使い勝手に影響するのはこちらのほうかもしれません。

私のZenFone3はDSDSなので二つのSIMを入れられます。ドコモのFOMAシム(通話専用)、OCNモバイルONEのシム(通信専用)を入れています。この組み合わせは安価に話し放題しつつ(私はあの件があるので話し放題にはしていない)、毎日パケット制限がクリアされるので重宝している人も多いはず。これでも十分なのですが、時代はVoLTE。やっぱりDSDVのほうが便利です。特にauは制限が多いので、これは非常に嬉しいです。

そんな時代に逆行していろいろ縛りを設けたり、わかりにくい料金体系を続ける日本のキャリアや、それに甘んじている日本のメーカーはそろそろ考えた方がいいのでは、と思います。昔はそれで守れるんなら、と思いましたが、今の状況を見ていると日本の考え方ってやっぱり世界とはかなり違っているんだろうな、と感じてしまいます。

次のスマホはGalaxy Note 8にしようと思っていましたが、大好きなASUSがこのような端末を先行して投入しているので、こちらかな??とも思ってしまいます。

KIZUKURI Ver7.7発表

木造構造計算ソフトの老舗KIZUKURIが久々にアップデート。Ver7.7という非常に縁起の良いバージョンとなります。6月4日リリース予定です。

ようやく階高が高い建物の筋かい低減が搭載されます。また不評だった偏心率計算方法にも手が入れられます。

個人的に、水平構面応力図の画面表示機能が嬉しいです。KIZUKURIは画面上でいろいろな情報が確認できるので解析しながら・・・という作業は本当に楽なのですが、水平構面の応力図がないことが残念でした。これで作業がまたやりやすくなりますね。

時代に合わせて青本の機能削除が行われるようです。もう使う人いないと思うのですが、古い計算書の再現などで使う事があるので、再現機能として置いておいて欲しかったなと思います。

思ったより堅実にパワーアップしているようですね。KIZUKURI今後も期待です。

WOOD-ST Ver1.5仕様公開

本日、木造構造計算ソフトのWOOD-STのVer1.5の公開予定とその内容が発表になりました。既存ユーザーは無料アップデートです。もっともこのような進化過程のソフトは年会費制のほうがしっくりくると思いますね。HOUSE-4号みたいにアップデートもしないのに年会費制だったりするソフトもあるので、??ですが。そのうち年会費になるのでしょうか??

さて、その内容は発売時に積み残したものと、ユーザーからの要望をかなり反映してくれています。構造システムも以前とかなり変わってきていますね。非常に実務よりの内容になっております。HOUSE-ST1HOUSE-DOCもこのような方向性になってくれればいいのですが・・・。

まず、基礎の計算を搭載するようです。スラブはBUS-基礎構造??となっていますが、そんなに面倒な話なのでしょうか??地中梁の計算が一体になったので、かなりスピーディーに計算書を作成できそうです。

4階建て以上への対応も面白い方法で対応しています。まあ確認機関が??というのはこの手のソフトの仕方がない部分ですが、そもそもがアレなので、設計者次第ということになりそうです。

うれしいのが、面材壁のせん断剛性や耐力設定が簡単にできるようなったこと。そして壁通しも可能になり、入力手間が著しく減ります。私はこの機能が搭載されただけで、十分です(嬉し涙)。

BUS-6やWALL-1へ転送できるようになり、HOUSE-ST1と同様に連携が楽になりました。まだまだ細かい部分ではHOUSE-ST1に追いついていない部分もありますが、これでかなり近づいたといえます。またFAP-3に転送できます。個人的には強く要望していた機能なので、さっそく対応してくれた嬉しい限りです。たぶん他の方も要望してくれていたんだな、と思います。

肝心のアップデートは、2018年秋とかなりざっくりです(・・・)。初秋ならうれしいな~とか、できた部分から搭載してくれると・・・とか贅沢なことはいわず静かに待っております!!

SAVE-建築 Ver4.1新発売

建築ピボットの省エネ計算ソフト(非住宅)のSAVE-建築がバージョンアップします。既存ユーザーは会員制になっているはずですのでバージョンアップ料はかかりません。

特に改正などないのに??と思うかもしれませんが、0.1のマイナーバージョンアップです。計算内容より、モデル建築物法計算を建築研究所の計算プログラムAPIで取得し、表示、出力できるようになったそうです。

あーそうですか、と思うかもしれませんが既存ユーザーなら魅力に思うかもしれませんね。購入を考えている方から見ると、新発売キャンペーンが魅力に感じると思います。キャンペーンは6月1日~8月31日までだそうです。ちなみにPAL計算Ver2以前よりバージョンアップにもキャンペーン適用できます。そしてSAVE-住宅の新規購入にも適用されます(ということは、しばらくアップしないつもりなのか??>SAVE-住宅)。

省エネ計算はネット上で探すと非常に手頃な金額でやってくれる業者が多いので内製化に踏み切れない事務所も多いかと思います。ただし計画段階でやっておかないと・・・というシーンも多いですし、短納期の建物設計も多いですから、検討用に一本入れておく、というのも手かもしれません。

SEIN La CREA の木造Premiumパワーアップ

昨年発売された、木造構造計算できるSEIN La CREAのオプションがこの春進化しています。予告ですがもうすぐアップ版がリリースされるようです。私ももちろん通常のSEINの部分にも改良が加えられています。昨秋は使いにくいな~という部分を補完するような動きが多かった(Viewerとか)ですが、出力や表示などどんどん手を入れていってるようですね。昔SEINが使いにくい、というイメージを持っていた方、もう一度試してみるといいと思います。個人的にはまだRCではそれほど使いたいな~(SSとかBUSとかBuild.一貫とかお勧め)とは思いませんが、鉄骨造はすごいいいな~、木造も良い感じ、という感想です。もっとも自分には重すぎるシステムなので、S・RC一貫は他社に乗り換えようかな~なんて考えて見たりもします。案件が少ないので今のところ・・・ですが・・・。