投稿者「しろなまず」のアーカイブ

創作活動再開

移転後、少しずつ落ち着いてきたので創作活動を再開しました。

まずはネットラジオ「Catfishなおうち」第9回公開しました。

HOUSE-ST1 Ver8の新ハンドブックを公開しました。基本、なまあずショップで購入した方向けです。でも単体で欲しいという方もいたので、なまあずショップ構造計算支店で、ダウンロード販売することにしました。昔から使っているサブ支店ですが、リニューアルして再開しています。

youtubeも久しぶりに2つの動画を掲載。youtubeチャンネルの「なまあず日記style&Catfishなおうち」で公開中です。HOUSE-ST1の新バージョンを中心に動画作成しています。

他にも、ゲームの製作や漫画の制作も同時進行しています。まあゆっくり無理せず作っているので、待たずに公開したら楽しんで見てください。

KIZUKURI Ver8発表

2020年11月20日にかねてより噂のあった木造構造計算ソフトKIZUKURI Ver8が発売となります。噂以上のことはないとは思いますが、久々の新バージョンとなります。

目玉の新機能は

・斜め壁に対応
・JWW下絵機能追加
・住宅営業支援システム「ALTA」との連動

です。すでに商品画像が斜め壁になって「予告」されていたため、知っていた方も多いと思います(たぶんミスなんでしょうけど)。金物選定はN値計算で対応・・・と書かれているので全面的に対応というわけではなさそうです(わかりません)。kizukuri最大のネックと言われていただけに、歓迎されるでしょう。

下絵機能はkizukuriが黒背景なので、白線をメインに表現されているようです。非常に効率が良くなる機能なのでこちらも利用者には歓迎されるでしょう。

梁の算定結果を梁の部材情報に取り込めるようになりました。kizukuriはオートで算定して、そこから数字を打ち直している人も多かったと思いますが、その結果を取り込めるようになりました。まあ修正するんでしょうけど(爆)。HOUSE-ST1のように必ず数値を入れなければならない構造計算ソフトに比べて操作しやすかった反面、仮定断面を出す訓練にはなりにくかったな~と思っていました。まあどちらにせよ作業しやすくなりました。

転倒モーメントによる短期接地圧の検討に対応しました。他のソフトでは既に対応済みが多いのですが、ようやく追いつきました。まあ手計算でできるんですけどねえ・・・。

他にも細かな改良があるようです。

当初は時代の先端を走っていたKIZUKURIもグレー本が出た頃から戦力不足が露呈していました。それでも計算しやすさとベテランの構造設計者に支えられてシェアを維持していました。しかしさすがに若手設計者には厳しくなってきました。そこで今回のバージョンアップです。斜め壁と下図はHOUSE-ST1の躍進の一つだった機能です。ついに老舗構造計算ソフトも、HOUSE-ST1を追うようになったと思うと感慨深いです。

CSTは建築CADのALTAに力を入れており、KIZUKURI買収もその一つだと思われていました。ようやくALTAとの連携機能が搭載されました。別ソフト同士の連携なのでどこまでうまくいくかは?わかりませんが、アーキトレンドのように同一会社内でも、それほど連携がうまく行っていないところを見ると、チャンスはあります。聞いたところによると、非常にスマートな方法のようです。ALTA、KIZUKURIとも生き残りをかけて、搭載してきていると思います。他社も油断はできません。

バージョンアップの間隔が短い割に新機能の搭載が微妙なのが残念です。真新しい部分が、ALTAを持っていないと実感できないのが何よりも残念です。斜め壁も下図も他社では既に普通ですからね。それと既存ユーザーのバージョンアップ間隔が短いのと金額が上がってしまったのが本当に残念ですが、今までが非常に良心的だったから仕方がありません。今回も最新バージョンの6.7~7.1の方のバージョンアップ金額は75000円ですが、6.6以前は180000円となっています。金額が11月19日前後で変わるようですが、今のところホームページでは金額に差異がありません。今後の機能搭載が有料なのかはわかりませんが、お財布に優しいソフトでなくなったことは間違いありません。競合他社は、今度こそチャンスだと思います。なので、KIZUKURIも次回のVer9は本当に頑張らないと地位が危ないと思います。

 

アクセスカウンターは出すべき?

昔のホームページと言えば、大きなロゴと、アクセスカウンターがありました。アクセスカウンターは、周りにどれだけ見てもらえているか?を示す指標でもありましたが、そもそも偽装できますしカウント方式もバラバラなのであまり信用性はありません。内部的に分析したい場合は、外に出さずに自分用に・・・という人もいます。私も信用性の問題とアクセスが多いこと=信頼とは思わないので、アクセスカウンターは設置していませんし、見てもその数値ですごいとか感じません。

Googleの検索がメインになって久しいですが、アクセス方法も昔と違って多様化したこともあり、リンク集なども意味が薄くなっています。SNSの威力のほうが大きいですから。むかしのリンク集などを見ると、今生き残っているところは少なく、時代の流れを感じます。

個人的には、アクセスカウントよりも、そのサイトの履歴を重視したいです。いつ開いて、どのような変化があって・・・の履歴は欲しいです。特にブログ形式の場合は問題ないのですが、普通のホームページだとわかりませんからね。せめて更新日などは書いてきてほしいものです。

SketchUp 永久ライセンス販売終了

SketchUPはgoogleから移行してからすべて有料化しました。進化の方向性は正しかったと思うのですが、ちょっと煮え切らない部分が多かったです。その一つ。永久ライセンスが販売終了します。

珍しく、年会費制と買い切りを併用していましたが、最早買い切りの時代はSketchUPは終わったと感じていました。今回10月30日で終了です。これからは年会費だけとなります。

継続的に開発を続けていくには、既に年会費制を導入しないと持たなくなってきています。あとは、最初に大きな金額+年会費か、サブスクリプションのみ(初期金額なし)かの選択です。業務用ソフトなら、初期サポートが大きいのでサブスクリプションのみというのは抵抗を覚えます。SketchUPは金額がそれほど高く無いので、サブスクリプションのみという選択は妥当だと思います。ただ、最近それほど魅力的な機能を搭載していないので、余り使わない人の使用がなくなり更に衰退・・・・ということだけは避けて欲しいところ。

買ったときは気がつかなかった(なかった?)のですが、3年契約もあるようです。長く使う場合は、こっちのほうが安心かもしれません。

KIZUKURIからHOUSE-ST1に移行して構造図をできるだけ近づけてみる

各社構造図、構造の部品を出力する形式は個性があって、同じではありません。しかし長年使っていた書式でやりたい・・・という方も多いと思います。とくにKIZUKURIからHOUSE-ST1に移行した場合は困惑する人も多いのでは無いでしょうか?

10月に発売されたHOUSE-ST1 Ve8ではCEDXM出力機能が搭載されました。これを使えば、ある程度のデータをHOUSE-ST1からKIZUKURIに持って行けます。これを使って移行しKIZ-runから構造図を打ち出せれば、ある程度の互換性のある梁伏図は描けるはず・・・。

このように読み込めました・・・。しかし跳ね出し梁は単純梁で変換されていますね・・・。これはHOUSE-ST1は跳ね出しを自動認識するのに対し、kizukuriは意図的に入力しなければならない仕様の違いです。また耐力壁はキレイに変換出来ています。

構造図を出すだけなら、このまま変換すれば・・・・と思ったのですが、そんなにうまくはいきません。

計算されていなので、梁伏図に梁サイズが表示されません(泣き)。もったいないな~。ちなみに屋根も転送されません。このあたりはシステムの違いです。変換テーブルを作れば可能そうですが面倒です。

耐力壁はOKです。金物は同じく転送されていません。

軸組はkizukuriが高さ読み込みしないので(・・・)作図NGでした。出力はできるのに不思議です。

この状態から床、高さ、荷重関連を入れれば、計算出来るのですが、それではHOUSE-ST1から持ってきた意味はありません。

ただし柱や梁の表記だけでもkizukuriっぽくしたい!という方には省力化出来るのでお勧めです。

 

第9回のCatfishなおうちは、HOUSE-ST1について語っています。

CEDXMの憂鬱

プレカット情報との連携は、某ハウスビルダーさんと挑戦したことがあるのですが、なかなか効率的にならず、諦めた経緯があります。これは設計者側だけの問題ではなくプレカット業者毎に微妙に設備やソフトのカスタマイズ情報が異なることもあります。まあそう簡単にうまくいくなら、ST-BridgeやIFCだってもっと早く普及するはず・・・・でしょう?

CEDXM評議会のホームページにも「各社対応連携表」なるものがあります。これは各社の交換できる情報の一覧です。まあ交換できる=実用になるは別の問題なのですが・・・。

CDEXMはタダのXMLデータですから、読み込んだデータをテキストエディタで自動整形・変換すれば更に多くのことができそう・・・と思ったのですが、読み込んでみると意外と制約が大きいです。また、テキストの整形も各社微妙に異なり、kizukuriのCDEXMは編集しにくいです・・・。

もう少し勉強するといろいろできると思うのですが、能力と時間不足を言い訳に進んでいません(泣き)。

GLOOBE 2021

国産BIMの雄「GLOOBE」がバージョンアップしました。福井コンピュータアーキテクト株式会社のBIM建築設計システムのGLOOBEは今回2021として発売されます。発売日は11月18日だそうです。

定価制からから年会費制になり(このとき持っていた)、その後定価制になってまた年会費になるのかな??なんだかよく分からないです。そろそろ固定して欲しいところ。

ちなみに今回から今までのGLOOBEはGLOOBE Architectという名前となりました。年額15万円と私が使っていた頃に比べて高いです。オプションの範囲などどうなっているのかが気になります。そして今回新たにGLOOBE Constructionというラインナップが加わりました。仮設計画及び土工計画を支援し、3D点群による地形データ連係、ICT建機へのデータ連携が可能だそうです。他に新オプションのGLOOBE V-styleというレンダリングエンジンが加わりました。他にJ-BIM施工図CAD 2021とGLOOBE VR Ver4もリリースされています。

国産だけあって、日本の法規関連に強かったのですが、更に強くなりました。が、先行する海外勢を相手に健闘はしているものの、あと一歩感が否めません。今回も新バージョンながら新たな基軸は打ち出しておらず、Constructionが加わっただけ、という感じがします。

まあBIMが本当に進化し普及てしまったら、我々構造屋も追従しなければならないので、こんな感じで行ってくれればいいのかな、と呑気に考えています。

 

iPhone12シリーズ発表

近年方向性が迷走していた感があったiPhoneシリーズも、ようやく焦点が定まってきたようです。その方向性が正しいかどうかは、結果を見てみないと分かりませんが・・・。

まず、前機種5G対応。これは事前に予測できたことでした。現在非常にエリアが限定的ですが、実は数年後に一気にエリアが拡大します。それがいつからか?はわかりにくいのでもしかしたら次の機種に機種変更するタイミングではないかもしれません。それなら今のうちに5Gを、と思うのが自然の流れです。iPhoneは中古価格が下がりにくいというのも買うメリットです。なので5G対応は大歓迎といえそうです。

軽く丈夫になったこともメリットが高いです。長く使い続ける人が増えることから、安心感があります。防水防塵等級IP68水深6mまでとこちらもバッチリです。

そして比較的安価なラインナップになったこと。特に旧iPhoneSEを思い出させるiPhone12 miniが発売になりました。miniは74800円からとなっており、スペックも良いので割安に感じます。最近の高値傾向から少しだけ安価に見せることによって購入者の拡大を見込んでいると思われます。

カメラはデュアル構成以上。これが安価な新iPhoneSEとの大きな違いになりそうです。

個人的には指紋認証がないことが残念ですが、これはアップルの大きな指針でしょう。恐らく指紋認証より顔認証(アップルの)のほうがセキュリティ的に優れているという認識なんでしょう。コロナが終われば間違いなくそうなるので、その方向に舵を切ったのでしょう。googleは逆に指紋認証に舵を切った感があります。どちらが正解なんでしょうかね??またイヤホンジャックも復活しませんでした。Sonyが復活させてきていますが、果たして・・・

 

木造で構造計算する意味は建物のバランスを正確に把握することにもある

KIZUKURIからHOUSE-ST1に構造計算ソフトを移行すると、偏心率が見やすいということが大きいです。KIZUKURIの場合数字だけ出ていますから(印刷帳票にもでていますが画面上では確認できない)。重心と剛心の位置、偏心率0.15や0.3の限界ラインも表示してくれます。

さて、意匠設計者の壁量計算書をたくさん見せてもらいました。大雑把に壁量を計算しただけのもの以外に、偏心率を限りなくゼロに近づけて、きちんと設計していますアピールをしてくる方も多かったです。疑問なのは偏心率の計算の仕方。壁量計算レベルではそんなに高い精度がでないので、あまり意味がないかと。

それが構造計算だと精算できます。重量をきちんと入れられるからです。もっとも追加荷重のようなものなので、棟先の高さまでは補正されていません。そのあたりは応力解析ソフト系と異なりやはり万全とはいきません。

これは2段階に屋根が落ちる片流れのモデルです。HOUSE-ST1では3D表現できるものの、母屋下がりなどは表現できません。なので重量で補正はしてあります。このモデルの場合は妻側壁が階並みに大きく荷重が重いのに対し、母屋下がり側は荷重が非常に少ないです。このようなモデルでは重心は大きく移動します。それにともない剛心距離も均等な平面モデルに比べて変わってきます。

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2階の偏心率です。赤は重心です。やはり大きく左に寄っています。。それに対し剛心は右に寄っています。そのため偏心率が許容されるエリア(緑のエリア)が左に寄っていて、偏心率が大幅に悪化しています。このモデルは左右で耐力壁の強さは同じですので、重量バランスが変わらなければ建物真ん中ラインに重心は来るはずです。さて、この時点での偏心率は0.127。建物の偏心率としてみた場合悪くない数字ですが、0と思って設計していたら衝撃的でしょうね。もっとも母屋下がりした時点で、水平剛性の確保はどうするんだとかツッコミどころが多いのですが・・・。

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1階の偏心率です。やはり重心が左に寄ってしまっているのですが、その影響は軽微です。よって偏心率も0.31とかなり良い数値となっています。2階の重量が均等に載っているため、妻壁の影響が割合的に軽減されたからでしょう。それでも重心位置はずれています。今回のような単純なモデルならこの程度で済むかもしれませんが、実際は間取りで壁の位置はかなり流動的です。この程度の動きでも影響が出てこないとは否定できません。

最近、ネット上でも雑誌でも耐震性は耐震等級3が必須みたいな流れや、木造2階建てで構造計算しないのはありえない、とか言われています。ちょっと過激すぎ、とは思います。しかし実務で普段から構造計算していると、耐震診断3や構造計算という言葉が1人歩きしているようで、もっと、その内容を伝えないと理解されないな、と感じてしまうのです。

なのでまずは、このようにわかりやすい構造計算ソフトを導入して自分なりに建物を入力してみることをお勧めします。建物の挙動がわかりやすくなります。今までは数字でしか出ていませんでしたが、HOUSE-ST1でもCEDXM転送に対応しましたので、手軽に無料の建物振動アニメーションを作れるWallstatに転送できます。転送して揺らしてみると、上記のようなことを実感するために追加の事項が必要で、その事項をきちんと入力すると、意外と揺れが変わってくることに気がつきます。これは構造技術者でなくても体感できるので良い方法だと思っています。

Wallstat利用者に、変形した屋根形状の荷重を補正せずに利用している人を見かけます。確かに屋根の形状入力は解析に関係ないのですが、今回の建物のように重量バランスが悪い物は補正しないと駄目です。あくまで営業的に使うならともかく、技術的に良い物を作ろうと模索するのであれば、構造計算から学んで、Wallstatで再現してみるといった作業が大切なんだと思います。

HOUSE-ST1の新規購入はこちら

2020年10月発売のHOUSE-ST1 Ver8の新機能をまとめたハンドブック(PDF)はこちらでダウンロードできます。

HOUSE-ST1 Ver8ファーストインプレッション

2020年10月新発売の木造構造計算ソフトHOUSE-ST1 Ver8のファーストインプレッションです。

今回は、大きな法改正も計算マニュアルの変更もない時期のバージョンアップということもあり、機能アップや、使い勝手のブラッシュアップがメインです。なのでバージョンアップをしないという選択もあるので、珍しくレビューを多く求められています。たぶん買うかどうか?判断しにくいということでしょう。

告示の変更により、構造用合板の倍率がCN釘を使った物が加わりましたが、前バージョンではなぜか?加えませんでした。このことの批判は多かったのですが、今回無事にデフォルトで使えるようになりました。

新機能がどのようなものがあるかは、別途ハンドブックにまとめましたので、興味のある方はこちらでPDFダウンロードしてみてください。

一通り使って見て感じたのは、無駄にアイコンの色などが変わったことは置いておいて、メニュー体系がブラッシュアップして飛躍的に使いやすくなったことです。バージョンアップのたびにメニューが加わり、非常に複雑になってきていましたが、ようやく整理されて使いやすくなりました。これは既存のバージョンになれた方は「あれ?」と思うかもしれませんが、最終的には作業しやすく感じると思います。新規の方はより使いやすいソフトだと感じると思います。

また長年計算時に、いちいち設定がでてくる独特の計算実行を改め、計算条件を別途にすることにより、直接チェックに入れるようになりました。元に戻す方法も用意されており元が良い方にも配慮されています。ちょっとの差ですが、スピーディーに計算できるようになりました。ルート2への切り替えやJIS A 3301の切り替え、出力記号や検定計算の数の設定なども、計算条件でできるようになったので快適です。ルート2に変えると帳票も自動で変わるのも便利です。

入力自体の改良は、梁交差部を越えて配置すると自動で分割され梁が配置される機能(kizukuriなどではお馴染み)など入力がある程度で小幅なブラッシュアップに留まります。ただ梁壁入力画面に、梁や壁のプロパティを表示・非表示などを切り替えられる機能(WOOD-STではお馴染み)がつきました。特に外壁・内壁を表示できるようになったので今までよりチェック・編集が簡単になりました。

一番の改良は構造計算結果の画面でしょう。今まででも構造計算ソフト界随一の部分でしたが、更に更に改良されました。ユーザーインターフェイスも一新され、更に使いやすくなりました。。描画属性の変更も行えるようになりましたし、ページを回転して確認できるようにもなりました。CAD変換なども詳細マウス操作モードにより、各項目からできるようになりました。またクリップボード転送も簡単になり、Excelに手軽に転送できるようになりました。こういう機能って項目により限定されたりするのですがその制約がありません。一般事項の建物概要なんかもクリップボードは項目毎に転送できます。CADもページ毎に転送できるようです。非常に便利に追加検討書や図面を作成することが出来ます。

クリップボードを介してExcelに転送。きちんと項目毎になっている。

CAD変換。枠や文字や表もCADデータに変換できる。

また出力できる帳票も増えました。ルート2がらみが強化されていますが、計算ルート判定や、プリチェックメッセージ一覧も同時に出力出来るようになりました。ルート判定、エラーやワーニングのチェックが楽になりましたね。今までみたいに他の画面を参照しなくてもチェックできるのは、思いのほか快適です。あと、柱頭柱脚の金物図が、他社のように各階柱頭柱脚でも出力出来るようになったのは便利です。これでCAD出力すれば、簡単に金物図が作成できます。ここまでやると、構造図を作成するコマンドを実装したほうが良いレベルまで来ています。まあ機能を駆使してオリジナル帳票を作る方が楽しいかもしれませんが。

目玉のCEDXM機能は非常にシンプルで設定がないので、機能としては楽なのですが、逆に制約もあります。またその割に変換出来る項目が多く、各階の地震力荷重なんかも転送できますので、Wallstatに自動で入力されたりもしてビックリします。転送出来る項目のON・OFFが欲しい所です。プレカットとは他のCAD同様大きくシステムが違うので、限定的な転送になりますので、実質Wallstatへの転送がメインだと思います。恐らく専用ではありませんが、ある程度想定した作りになっているので、Wallstatを使う場合も大きな武器になりそうです。また各要素をCEDXMに転送できたり要素を読み込めるわけで、例えばKIZUKURIにデータを転送したり、逆にkizukiriデーターを読み込んだり出来るのは面白いです。もちろん梁・サイズ・耐力壁などですが意外と楽しいです。もちろんアーキトレンドの梁伏図もCEDXM変換すれば使えます。複数のソフトを持っている場合、意外と活用の幅が広がるかと思います。

そんな感じで文字で説明するといろいろあるのですが、キャッチーではないのでわかりにくいのも事実なので、非常にわかりにくいです。また期待されたペントハウス対応や、斜め軸、構造図自動作図、同社HOUSEシリーズとのデータ互換など実現しなかったのも事実でやや物足りないのも事実です。しかし初めて触った人にも、既に旧バージョンを使いこなしている人にも意味のあるバージョンアップです。ここには書き切れない新機能もたくさんある(新機能ハンドブック参照)ので、特に旧バージョンをお持ちの方はバージョンアップしてみてください。後悔はしないと思います。

※なまあずショップ楽天市場店&なまあずソリューション共同企画

HOUSE-ST1 Ver8ハンドブック(新機能編)をダウンロードされた方で、なまあずショップ楽天市場店でHOUSE-ST1 Ver8を購入(バージョンアップも含む)された方には、ハンドブックのCDEXM編と構造図作成編をプレゼント!!新機能編の最終ページにあるキーワードを購入時の備考欄に記入ください。追ってパスワードを送付いたしますので、ハンドブックをダウンロードしたページからダウンロードください。両ハンドブックは10月下旬完成予定です。