構造モデラー+NBUS7キャンペーン情報

新商品のキャンペーンを一年くらい続いていましたが(汗)、キャンペーンが切り替わりました。

株式会社構造システムの一貫構造計算ソフト「構造モデラー+NBUS7」のステップアップキャンペーンが4月1日から始まりました。5月31日までの2ヶ月間です。

以前のキャンペーン価格よりは高いのですが(発売されて1年経っているので当たり前ですが)、それでも通常より安価となっています。また無償貸出キャンペーンも追加で(ここ重要!)実施されます。さすがにどんなソフトか知られていないのに100万超のソフトを買うわけがないので、無償で2ヶ月お試しできるようになりました。

構造モデラー+NBUS7の特徴を3つ挙げるとするなら・・・・

・意匠CADデータから構造モデルを入力出来る(今さらCADかと思うかもしれませんが、やっぱりまだまだCAD主体の会社が多いですし、BIMでもCADデータ吐き出せるわけだから現在ならこのほうが汎用性が高いのも事実。ただ先進性という意味ではこの機能をウリにするのは??です)

・実用的な計算速度(動作も軽く計算速度も良好のようです。使い勝手に関わる部分なので重要です。BUS6で一気に高速化したのでBUSユーザーが体感で感じられるかは不明)

・普通にサクサク入力できる新UI(画面キャプチャを見る限り、それほど新しいUIは導入して居なさそうです。

でしょうか??私はBUSシリーズユーザーじゃないのでBUSとの比較はわかりませんが(大汗)。

正直出すタイミングが悪かった商品ですね。SS7が一般的になる前に勝負かけたかったんでしょうけど、リリース時はまだ完成度が高くなかったわけで、基礎構造が完成しそうな今年勝負をかけていれば評価も変わってきたと思います(あくまで販売店的視点です)。BUS6が完成度が高く競争力が残っているタイミングにあえて勝負をかけた意地はわかりますが・・・。

なお、BUS6で対応していた同社耐震診断ソフトとの連携ができず、同社のHOUSE-ST1等の連携機能も未搭載なのも厳しいですし、IFCやST-Bridgeとの連携もまだ・・・と寂しい現状を考えると新ソフトなのにあまり話題がでないのも仕方が無いのかな?とも思います。

ビルディング・エディタPro終売後の安価な一貫構造計算ソフト

残念ながらビルディング・エディタProは4月で終売となります。手軽に購入できる一貫構造計算ソフトだったにも拘わらず、無料版と、それより上の機能があると思われる価格も上の他社の一貫構造計算ソフトに挟まれて、それほど売れなくなっていたようです。

しかしメーカーサポートがある安価な一貫構造計算の価値はあります。そこで現在、ルート1、低層限定も含めて鉄骨造・鉄筋コンクリート造の安価な市販ソフトをピックアップしてみました。

定価ベースで考えると

・BUILD.一貫Ⅴ(低層版・保有なし) が550000円(年会費3万800円)

・SEIN La CREA-LE Premium 825000円(年会費13万2千円)

・ASCAL(RC+S) 506000円(年会費6万6千円)

あたりでしょうか??SEINはキャンペーンになると激安なるので掲載して見ました。この中では低価格で年会費も安価で実績もあるほぼルート1・2限定低層のBUILDが安価ですが、出来ることも制限されています。構造一級取る気がない、低層建物を主体にする方にはお勧めできそうです。SEINは部材数で制限を受けるので、ユニオンシステムや構造システムを含んだ一般的な構造計算ソフトの低層の制限がないので、小型でちょっと高層気味の建物をやる場合は安価で良い選択になります(特にS造)。その点、ASCALは定価ベースでも安価で年会費もソコソコながら、低層や部材の制約がないので、その辺りを考えずに使えるのがメリットです。BUILDやSEINほどの知名度がないのが弱点といえば弱点ですが・・・。

良いのが分かっていてもSS7制限版は定価ベースで121万円、構造モデラー+NBUS7低層版(BUS6低層含む)は99万円もしますし、年会費も高いです。過去の事務所で使っていた構造事務所出身者出ない限り、おいそれとお勧めできるものではありません。

30万円くらいで、S造とRC造ができて、3層までくらいルート1限定版(もしくはルート2まで)を各社出して欲しいところです。昔の一貫計算ソフトと異なり、現在の一貫構造計算ソフトはだいぶ敷居が下がってきています。意匠屋さんからなどの需要も望めますし、うまくできるようになれば上位版も買うと思います。業界挙げて構造技術者を育てる方向を考えないと、どのソフトも行き詰まると思います。まあ、個人的感想ですが。

FreeStrucutre、ついにAndroid版公開へ

今までiOS向けだったFreeStructure for Mobileついに、Androidでも公開されました。もちろん無料。フリーストラクチャー7.1の平面骨組みをスマホやタブレットで計算できます。もちろん計算結果はパソコン版のフリーストラクチャー7.1やパソコン版かんたん平面骨組で読み込むことができるので、出先で検討して・・・が可能となります。

横型のユーザーインターフェイス。パソコン版を知っていれば入力、検討は簡単です。
キーボードによっては入力しにくいかもしれません。

スマホだと画面が小さすぎますね・・・ある程度仕事で使おうという場合は大きめな画面のスマホもしくはタブレットが良いですね。

ちなみにAndroid11のPixel4aで動作確認しています。

 

さくらインターネットのアドレス(独自アドレス含む)からのメールを迷惑メールにさせないために

最近、特定の相手にメールを送ると迷惑メールに判定されることが多くなった。

それがさくらインターネットのホスティングからのメールであることが多いので調べて見ました。

何しろ、会社のメール、個人のメール、某協会のメールなど、すべてさくらインターネットなので被害は多いです。まあ実務的に何かあったわけではないのですが(今のところですが)。

発生したのは以下の二件

・niftyのアドレスの方にメールが届かない(某協会のアドレスで発生)

・自社オフィシャルのメールがgmailで迷惑メールに振り分けられる。

niftyのほうは、niftyに問い合わせています。gmailのほうはさくらインターネットの設定で直ることがあります。

まず、gmailのアドレス宛にさくらで使っているメールを送り、ヘッダー部分を確認。このとき

こんな感じに?マークがついている場合は、以下の対応をします。しないと迷惑メールに振り分けられるケースが増えます(特に大企業でGmailベースで社内メールシステムを組んでいる場合)。

さくらのレンタサーバーの管理画面に入り、ドメイン設定を開きます。

・IPv6アドレスの使用を利用するにチェック
・SPFレコードの使用を利用するにチェックする。

この二点を確認し、チェックを入れます(IPv6はこれからのことで念のためです)。SPFレコードを利用するとGmailでもそれが認識されて、先ほどの部分がこのように変わります。

このケースでは会社のアイコンに変わりますが、ない場合は人型の普通のアイコンに切り替わるのを確認できればOKです。

もちろんほかにも迷惑メールになる原因はありますが、まずはここからチェックしてはいかがでしょうか??

 

木造耐震診断ソフトのお勧め

最近、木造耐震診断ソフトを買いたいと言う方が、また増えてきました。東日本大震災10年という節目の年ということもありますが、それに合わせて大きめな地震が頻発しているのも理由だとおもう。なまあずショップ楽天市場店では、耐震補強マニュアルがかなり売れています(在庫僅少)。耐震補強マニュアルは、発売されて8年以上経ちます。内容も更新されていませんが執筆者たちの気合いのこもった内容で未だ人気があります。確かに、木造の耐震診断、補強設計を学びたい方に一冊買ったら?とお勧めするのは未だこの書籍です。

さて、木造耐震診断ソフトのお勧めもメーカーの対応、終売などもあり、以前と変わってきています。私はあくまで設計事務所の耐震診断技術者なので、立場によってお勧めするものは変わってくるとは思います。もちろん個人的な趣味もありますが、改めて書きたいと思います(2021年3月末現在)

まず、TOPにお勧めしたいのは「達人診断」です。株式会社えびす建築研究所の比較的新しいソフトです。開発が進み先行他社に機能的に遜色がないうえ、新しい設計で補強設計が非常に柔軟にできるのがポイントです。無料で使える体験版が充実しているので使って見てから買いやすいのもポイントです。建防協評価プログラムなのも良いですね。初期購入価格も安価です。あえて難を言えば年会費が16500円と比較的高い事と、ここ一年あまり更新がない(完成度が高まったら当たり前)ことくらいでしょうか?メーカーのサポートも含め耐震診断の初心者から上級者にくまなくお勧めできます。

次は耐震Check5でしょうか?設計事務所が作っていますが安価で精密診断1まで対応しています。機能も網羅されており、小まめに更新されています。年会費もないので価格を抑えたい方にはお勧めですね。難をいえば、建防協評価がないことで、信頼性が低いと思われてしまうことでしょうか?価格的には安く建防協で販売されていることからユーザーが多いWee2012は進化がなく機能的にもかなり劣るので、価格的にそちらを考えている方は耐震Check5を強くお勧めします。

3強?といわれていた3つのプログラムは今となっては高すぎますし、あまり進化もしていません。特別なことが無い限り買う必要はないと思います。特別なこととは、助成金対象の診断に必要とか、まわりが使っていて情報があるとかです。高いからと言ってサポートが充実しているわけでもないようです。

フリーソフトもありますが、やはりバージョンアップも含めてお金を取って開発を続けているもののほうが信頼感と継続性の期待はあります。しかし近年そういったもののなかに、既に開発をとめているのでは?というものが出てきているのも事実です。これから買う方はそのあたりを含め慎重に検討されたほうが良いと思います。

Xiaomi Redmi Note 10 Pro

Amazonでもう売られています。製品保証もついています。価格は34800円です。まあ日本国内でも販売されるでしょうから、国内版を待っても良いでしょう。

さて、この機種フラッグシップほどの爆速ではないものの、実用的な性能で値頃感があるので注目している人も多いかと思います。

6.67インチで193gと最近の流行の大きさ、スナドラの732G・6GBを搭載して速度的には申し分なし。もちろんデュアルSIMで指紋認証あり。珍しく防水(IPX3だけど)。5020mAhと鬼のようなバッテリー搭載ながら33Wで充電速度もスイスイ、と隙が無い。イヤホンもついているし。

カメラはなんと1億画素以上のクアッドカメラ。サムソンセンサーで高解像度を求めたと言うより画質を求めた設定で1/1.52インチという大型イメージセンサーとピクセル統合で結果的に1200万画素ながら超高画質を実現しているそうです。まあカメラもかなり目立ったデザインになっていますからね。そうそうカメラは4眼で、通常、超広角、マクロ、被写界深度という組み合わせです。通常のカメラがその高画質のカメラのようです。

そして・・・画面が有機ELです。それでこの価格はナイでしょう!という感じです。

まあ私は買わないけど。Pixel4aが不慮の事故が起きたら同じシャオミのRedmi 9Tなどの激安に惹かれると思うから。なんだか実用レベルの機種の高価格機と低価格機の金額の差が激しくなってきていると感じます。

ビルディング・エディタ/Pro2終売

ストラクチャーのホームページで正式に発表になりましたね。

RC造、S造、WRC造の一貫構造計算ソフトのビルディング・エディタ/Pro2が2021年4月に終売になります。このソフトは、大臣認定ソフトのビルディング・エディタの流れを組む有料のソフトでした。無料版が有名ですが、有料版も価格が安いこと、WRC(壁式鉄筋コンクリート造)の計算ができること、無料版にはない機能を搭載していることから魅力的に映ったソフトウェアで、特にお金がない若手時代の構造屋さんが購入候補に入れたソフトではないでしょうか?

Twitterで、終売の最大の要因は売上げの減少と言っています。確かにチャートシリーズは、特に高齢の構造屋さんはかなり持っていましたし、無料版のビルディングエディタで構造実務を学んだ方も多かった割に、有料版を使っている人はほとんど見かけませんでした。実際それほど売れていなかったようです。フリー版(無料版)は利益にならないのでは?と思ったのですが、あの書籍が売れ続けているようなので、

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

フリーソフトで学ぶ建築構造計算 Building Editor [ 野家牧雄 ]
価格:2860円(税込、送料無料) (2021/3/30時点)

楽天で購入

 

ソフトの解説を開発者自らが書いているうえ、操作だけでなく実務面にも有益の情報を満載している素敵な書籍。

 

フリー版は継続されるそうです。それはそれで嬉しいのですが、手軽な価格のWRC造のソフトがなくなるのはちょっと残念です。機能的には他社のものとは大幅に違いましたが・・・。

木造構造計算ソフトも一貫構造計算ソフトも、一時期の戦国期は終わり、徐々に淘汰され一気に減ってきたような気がしませんか?いつの間にか無くなったソフトも多数あります。また最近開発しているの??というソフトも増えてきました。一方、最初からWEBアプリで開発されているようなものや、AIを駆使したものも見かけるようになってきました。業務用のソフトも大きくかわろうとしているのかもしれません。

設計業務の雑用を手軽に頼めるスーパーアシスタント「flick]

こんなサービスが始まるそうです。

外注でもない。派遣でもない。設計事務所に革新をもたらすマイクロアウトソーシングという新しい選択肢!5月末までお申し込みで特別価格にてご提供!

設計業務の雑用を手軽に頼めるスーパーアシスタント【flick】フリック! 4月1日スタート!

プレスリリースですが、いまいちわかりにくいです。新サービスですから。ただ書いてあることが本当であれば、非常に有用なサービスです。事務系(たとえば請求書の発送業務やExcelデータ入力)、意匠系(CAD作図や施工図チェック)、構造系(解析モデル作成、計算書印刷)などを外注できるのだ!!利用料金は17万円+税/一ヶ月。作業時間の上限は30時間。自社で雑用することを教育するよりは良い!と考える人もいるかもしれませんし、人が足りないときに使う、という考え方もあるかもしれません。実際の品質次第だと思いますが、なかなか難しそうな内容にチャレンジしていますね。

 

木造構造計算のAI化の波

すでに、10年くらい前からまことしやかに言われてきた木造構造計算のAI自動化が、昨年あたりから現実になりそうな感じがしてきました。

昨夏、住友林業の子会社、ホームエクスプレス構造設計が、ビルダーやプレカット工場向けの構造設計支援サービスを開始。住宅用CADのアーキトレンドで作成された意匠図データから、構造計算書、構造伏図、プレカットCAD連係データを自動作成するというもの。単純な形の建物ならこれで自動化でき最短3営業日だそうです。耐震等級3の性能確保に必要な最適部材を自動算出することも可能です。2023年12月期には、ビルダー300社、3000棟の提供を目標に掲げているそうです。4月15日に説明会もあるそうでいよいよ、という感じです。価格も、連携ソフトは10万円、初期設定で10万円と敷居が低く、1棟あたり18万円という価格も、既存の木造構造設計者にとっては驚異となりそうです。ベタ基礎も設計範囲に入っていることもポイントです。もっとも、責任範囲で「設計補助の業務(監理業務は含まない)」という部分がちょっと気になりますが、一気に普及しそうです。

他にも噂を聞くサービスもあります。まだ細かいところに手が届かないと思いますが、AIの進化は初期は遅いものの、加速化しますので油断はできません。木造構造設計者も、建売で棟数やって利益あげているだけのところは、ピンチに追いやられそうです。またビルダーも使っているCADなどで、明暗がわかれてくる可能性があります。

どちらにせよ、動向を注視しなければならない時代になったようです。

 

ST-Bridgeで構造解析データとBIMデータの整合を自動確認「STB-DIFFChecker」

日建設計と日本設計が、ST-Bridgeを介して構造解析データとBIMデータ間の整合確認を行う「STB-DIffChecker」を無償公開開始しました。

Auchifutre-webより

公開はGitHUbで公開中です(上記サイトを参照ください)。

これが無償というのは凄いですね。BIMならではの使い方です。CADだと表現方法などで難しいですからね。業界のことを考え無償公開というのも凄いです。

ただ、どんどん大手と個人事務所の差が広がっていくような気もします。私の地域・お客は未だJWWが8割を占めています。高齢者は引退も近いので良いのかもしれませんが若年層はそろそろ有償のBIM、CADの導入を本格的に考えなければならない時期に入っているのかもしれません。

構造計算ソフトもST-Bridgeに未だ対応しないものもあります。開発に優先順位があり人的リソースも限られている中、難しいかもしれませんが、ST-Bridge対応は急いだほうが良さそうです。若い将来のあるユーザーに選ばれなくなりますから。