ARCHITREND ZERO Ver4.1

はい。マイナーアップです。福井コンピュータの場合、毎年きちんとバージョンアップしているわけなので、西暦でいいような気がしますが、アップしているんだぞ!!ということをアピールするためなのでしょうか?アーキトレンドはバージョンになっています(GLOOBEは西暦)。

さて、その概要は、

・3Dカタログ.comのサッシ・ドアに「メーカー試験値」U値・η値を登録

・エネルギー消費性能プログラム(住宅版)Ver2.3.1の更新に対応

と、まったく本体とは関係ないところです。まあ省エネ計算する人が多いから価値のあるアップなのかもしれませんが、しない人にはほとんど関係ないのでわざわざ本体のマイナーアップにするのかな??と思ってしまいます。

いろんな意味でアーキトレンドに期待できなくなってきたのは残念ですが、時代の流れですか。3Dカタログがオプションなのはともかく、外皮性能連携が月1000円もかかるのは、最早小さな設計事務所や工務店にはついていけないですね。金額云々より、わかりにくいです。すっかり恐竜化してしまった巨大な商品構成を見て、既存ユーザーでも訳がわからなくなります。難しいですね。

めり込み防止座金を規格化!!

まあ、本当のことはともかく、木造構造計算で短期めり込みの検討が必須化されたわけで、短期めり込みNG回避のものが、規格化されるのは時間の問題かもしれませんが・・・と思っていたら出ました。住木センターで規格化され、寸法なども明示されました。性能も数値化され、これでやっとお墨付きがもらえたというものです。

まあ本当に効果があるのか?は疑問。設計者ならできるだけこんなものを使わなくても済む設計を、意匠、構造連携してしたいものです。どうしようもないときにどうぞ、と。

ZenFone3でFOMAのSIMを活用

父が亡くなって1年。父が使っていたドコモの法人携帯は万が一のことを考え、未だに鳴るようにしています。亡くなる数年前からほとんど使っていませんでしたし、そもそも携帯電話をあまり使わない人なので、鳴ることはほとんどありませんが。

しかし長年会社の代表携帯電話だったこともあり、解約は悲しいので、活用方法を考えていましたが、父の携帯をそのまま使うのは抵抗がありますので、このたびドコモショップに行って、SIM変更して貰いました。プラン変更なしでmicroタイプに。

FOMAなので、Xiの通信は使えません。しかしドコモの場合3Gで通話ができますので、通話専用なら契約変更なしで使い続けることができます。そこで実績の高いZenFone3に、FOMAのSIMを差して(SIM2)、SIM1にはOCNモバイルONEのSIMを差すことにしました。FOMAは電話しかしませんし、パケットは動画見ないのでOCNの1日110MBタイプで十分です。この組み合わせなら安価ですし、転送電話も無料なので便利ですね。ドキドキしながら楽天でんわとか使わずに済みます。

将来的には機種変更しますが、まだそのタイミングではないので、このような使い方もアリかと思います。ドコモショップもこのような客をたくさん見ているのか?非常にスムーズに案内してくれました!!ただ惜しむらくは法人ユーザーに、家庭の通信環境などのアンケートを取るのはどうかと。営業のきっかけが欲しいのかもしれませんが、ちょっとね。もちろん個人はいいと思うのですが・・・。

一貫構造計算ソフト「BUS-6」無償貸出キャンペーン

この手のキャンペーンを私はキャンペーンとは呼びたくないのです。期間はともかく営業行為での貸出は他のメーカーでもやっていますし。ただ周知するためには必要なんでしょうね。借りてみて良かったら購入、というのはいい話なのですが、やっぱり不成約も多いと思います。長期間貸すわけですから、アンケート必須にしたり、機能に対しての意見くらいもらってもいいのでは?と思います。その代わり割引制度があるとか・・・。各社いろんな手で売上げを伸ばそうとしているのですが、最近見ているとどこもありきたりだな~と感じます。別にこのキャンペーンに否定的な訳ではありませんが・・・。

ちなみに今回のキャンペーンはBUS-5、6を利用されたことの無い法人・個人が対象で6ヶ月貸出してくれるそうなので、腰を落ち着けて試用することができます。基礎構造もついてくるのでいいですね。申込み期間は2017年12月1日から2018年5月31日までです。

他の一貫計算の話題が多い割に、最近BUSは話題が少ないです。まあBUS-6が軌道にのったばかりで・・・ということもありますし、次期製品との谷間の時期(と思う)なので、仕方がないのですがね・・・。

WOOD-STで忘れてはならない設定10

いろんなところで話題になるWOOD-ST。木造構造計算ソフトなのだが、構造ルートではなく、46条2項というニッチな分野のソフトでただでさえ、できることなど説明しにくいのですが(汗)。少しずつ売れているみたいで何よりです。

このソフトHOUSE-ST1を使っている人と、そうで無い人で習熟しやすさはかわらないと思っていたのですが、そうではないようです。特にHOUSE-ST1の完成データを持っているとWOOD-STに転送して、簡単に計算データが作れるからです。なのでもしHOUSE-ST1のデータがある人は転送してデータを試してみてください。無い人はある人から貰って(・・・)試してみてください。荷重データとか面材データとか自動で変換されていて楽ですよ!!木材データや金物は変換されないので自分で設定するので違いもよくわかるでしょう。

その上で忘れてはならない設定10をかきます。

その1 なにはともあれ印刷設定

まずは印刷設定です。このソフトは印刷時に印刷できる帳票を指定できません(そのうちできるようになると思うのですが)。なので最初に印刷項目をすべて印刷するように印刷設定で修正しましょう。よくわからないのですが、初回起動時には断面計算結果の表が印刷されない表示になっています。それをONにしましょう。

その2 同じく印刷設定で検定計算出力を出力数指定へ

最初は指定した部材となっています。まあ他の設定で全数計算は可能ですが、やはり検定比が厳しい部材をソフトにピックアップしてもらったほうが最初は便利です。そこで出力数指定にすべて切り替えましょう。出力数は建物規模に応じて指定しましょう。

その3 環境設定でデータ保存用フォルダを指定する

最初はマイドキュメントのWOOD-STV1というフォルダのdata内に格納されます。現在はNASやクラウドファイルと同じフォルダに保存する人も多いと思いますので、そのような場合はフォルダを予め指定しておいた方が良いでしょう。また自動保存ファイルを作成するは15分ですが、普通はもう少し短め(5分程度)にしておいたほうがいいでしょう。

その4 テンプレートの作成

WOOD-STは、テンプレートファイルがないのですが、別の物件データから積載荷重や面材壁リストなどインポートできます。これはこれで非常に便利ですが、最初の頃は物件がないのでできません。そこで物件を入れる前に、それらを登録したファイルを作っておき、テンプレート代わりに使うと便利です。特にリスト系は頻繁に変更する、ということはないので、最初に作っておきましょう。HOUSE-ST1を持っている人は、荷重系を転送できますので、転送してからWOOD-STで編集!というのが賢いやり方と感じます。

その5 計算条件の設定

構造計算ルートは自分が計算するであろうものを予め設定します。私の場合はルート2はあまり興味がないのでルート1にしています。剛域考慮、剛床仮定は自分が計算するものによって変えると思いますので予め設定しておくと安全です。燃えしろは意匠計画が定まっているのであればわかりきっているので最初に設定しておきましょう。検定比は最初は安全に検討するため1.0から変更しておきましょう。そして最後に計算する部材を全部材に切り替えておきましょう(重要)。

その6 柱の断面計算条件は、断面欠損に注意!

割増率や各係数は後で設定でいいです(最初からわかるなら先にしてもいいけど、結局後で設定し直すことが多いので)。断面欠損が初期では「しない」になっているので断面欠損が多い工法の場合は最初から指定しておきましょう。「する」に切り替えて、各低減係数を入力します。

その7 梁の断面計算条件も断面欠損に注意し、たわみ制限値を設定する

梁のほうが柱より断面欠損が多い傾向なので注意です。スパンや金物などから適切に不利にならない程度の設定にしておきましょう。たわみはスパンなどから適切に制限値を変更しましょう。狭小の場合は気にしません!という方も多いと思いますが念のため。

その8 柱・梁断面リストは、通常の木造住宅とはちょっと異なるので注意

柱は2種類程度、梁は各サイズ毎に設定する必要がありますので、あまり多くの梁サイズは使いたくなくなります。樹種等の指定で強度は自動設定されますから楽ですけど。この部分は良く使う部材は予め登録しておきテンプレートに納めておきましょう。

その9 端部接合部リスト

なんだかんだいって一番始めにつまずくところです。特にリストに説明がでないで製品名と型番だけでるので面食らいます。とりあえずk-DBを起動して内容を確認しましょう。そのうえで選択しておきましょう。金物工法を使わない場合も設定は必須です。最初は剛接合がデフォになっている場合が多いので通常はピンに変更したものを用意しておきましょう。半剛接合でバネを設定したい場合は回転剛性をここで設定します。設定項目がややわかりにくいので、クリックして変更出来るものを予め掴んでおきましょう。

その10 面材壁リスト

これは非常にシンプルでせん断剛性と短期許容せん断耐力のみですが、それをどうだすか?がわかりません。私はもくツールVer6.5で作成した、面材変換ツールで変換しています。木造の耐力壁と違って長さの感覚がまったく違うので、自分で変換ツールを作っておいたほうが無難です。長さ毎に違うので、最初は910や1365、1820などよく使うものを登録しておいて、それで駄目な場合に後から登録する、というのがいいでしょう。その後の木ブレースリストから床組荷重リストまでも同様に設定します。最後に保存をかけて自分なりのテンプレートファイルを作成して活用しましょう♪

これだけ出来ていると、ある意味HOUSE-ST1よりも簡単にデータ作成ができます。計算も全部してくれるし検定比が高い危険部材から部材計算を出力してくれるので便利です。ちなみに軸は斜め軸も軸組図を印刷・表示は印刷設定で行うので、モデルを入力した後に設定しましょう。

i-ARMからDRA-CAD

不思議なのですが、i-ARMは純粋なCADファイル書き込みがありません。IFCは普通に書き出せるのに。エクスポートにもありません。もちろんDRA-CADへはプログラム転送できるのですが(汗)。このコマンドも便利なようで不便でどうにかしてほしいところなんですが、使っている人いないんですかね??ちなみにCAD図面読み込みも変なところにあって、インポートの図面部品のインポートにあります。まあBIMとCADは違うんでしょ!というメッセージが込められているのだと認識します。

さてDRA-CADへは、その便利な?プログラム転送ですが、メリットは、立面図なら立面図、平面図なら平面図を全て(指定もできる)DRA-CADへ変換しファイルを作ってDRA-CADで開いてくれます。手間が省けますね。私は最初、DRA-CADで編集したモノをi-ARMに読み込めるのか?と思っていたのですが、そうではなく一方通行のようですね。これならi-ARMにあるCADっぽい機能って不要なように思えるのですが、まだ実用性は模索中なのかもしれません。個人的にはi-ARMは3D部分だけを担い、そのCADビューはDRA-CAD(もしくはそのサブセット)が補うのをシームレスでできれば、と思っているのですが。別に戻す必要はないですが、モデル間の整合性の確保などに配慮があれば、と思います。今のママだと、ただの変換と実質変わらないので。

WOOD-ST向けのサンプルをi-ARMで作っているのですが、今のところIFCもST-BridgeもWOOD-STにないので正直あまり面白くないですね。木造ではST-Bridgeより、プレカット連動のためのCEDXMのほうが役に立ちそうですし。まあスキップ部分をある程度視覚的にわかりやすく作図できるのがいいかな?>i-ARM。

何かいているかまとまらなくなったのでこの辺で。

 

WOOD-STは個人住宅の設計で使えるのか?

現在、確認申請や性能評価ではHOUSE-ST1で計算書の出力をすること前提でWOOD-STでも計算していますが、このソフトは大規模の木造構造設計にはあまり向かないですね。小規模の個人住宅や共同住宅、店舗などで狭小なもの、耐力壁の数を減らしたいもの、スキップフロアがあるものに向きそうです。現在計算書を精査していますが、比較的読みやすいものの、計算書枚数が多くなりがちなので、やっぱり小規模で使いたいです。

そもそもプリセットの金物がプレセッターやテックワンなので、住宅向けと思った方がいいです。正直確認検査機関や意匠屋さんが許してくれるのなら、すぐに確認申請で使いたいところです。特に告示面材を変換して・・・の方法は長さを考慮しなければならないのは苦痛ですが、その他の部分では結構楽ですのでいいですね。新グレー本より、建物の弱点がピックアップしやすいので壁量だけでコントロールしているより健全です。

こうなってくるとエラー処理の不備と基礎の計算がないのが残念ですね。エラー処理は比較的簡単に修正できると思いますので、基礎の計算をしっかり作り込んで欲しいところです。恐らく混構造で使いたい人も多くなると思いますので、HOUSE-WLやWALL-1との連携などもHOUSE-ST1と同等になってくれれば、爆発的に使いたい人は増えると思います。

もっとも普通に計算すると新グレー本のほうが有利になったり計算が簡便になります。ただそんな整形で簡単な建物は少ないので、確認申請が降りやすくなってくれば、こちらが主流になるかもしれませんね。

 

WOOD-STの壁倍率換算

妙なモノで、木造の構造を壁量計算でやっていたときは、何でも壁倍率に変換してやろう!と思ったのですが、WOOD-STのように壁倍率がない世界ですと、壁倍率があるものから、基準耐力・剛性を出したいと思います。略算ですが、施行令や告示に乗っているものなので、ある意味信頼性は高いのではないでしょうか?(極端な形は除く)。

そこで、変換シートを作ってみました。

(クリックで拡大)

誰が使うのか?とか、これで本当に大丈夫なのか?とか突っ込みは置いておいて、壁倍率から簡単にせん断剛性と短期許容せん断耐力を出すシートです。簡単すぎるシートですが、チェックや入力には役に立ちます。ちなみにHOUSE-ST1からWOOD-STに転送したときと同じ計算方法です(当たり前ですが・・・)。筋かいシングルは倍率で換算されるので、個人的にNGなので、筋かいダブルと面材耐力壁がメインです。ちょっと変えると床も作れますよ。

もっとも、WOOD-STに内蔵してくれるとありがたいが、内蔵していないところ見ると・・・。HOUSE-STからWOOD-STに変換した場合の内容も明記していないのはちょっと不親切!!

 

DRA-CADの図面比較コマンド

CADで図面を書いていくと、途中でどこを変えたのか?とか不安になります。特に締めきり前だと。でもそういったときこそ、きちんとしたチェックが必要だったりします。

さて、DRA-CADに図面比較コマンドという便利なコマンドがあります。このコマンドもDRA-CADの図面だけでなく、JWWやDWGといったファイルでも使えるので重宝しますね。

DRA-CADを起動して、図面比較コマンドを実行します(表示タブの比較のところにあります)。

こんな感じに2つの図面を選択します。色などは自由に設定できます。無視する属性なんかも細かくコントロールできていいですね。

こんな感じで違う部分を、四角くピックアップしてくれます。便利!!

他にも、各図面の色を変えて重ね合わせ表示する「重合せ表示」や、2つの図面を連動表示する「連動表示」などチェック専用のコマンドが充実しています。それぞれ見え方も異なりますので、うまく使い分けてミスのない図面を作成しましょう。

オーバーレイや串刺し編集といい、このコマンドといい、他のCAD(JWWやAutoCADなど)のファイルを、直接編集・チェックできるというは凄い便利です。編集計はやはり完全な互換は難しいですが、チェックだけなら元ファイルを触らずに済むので安全です。主力のCADを変更しなくても、DRAのこういった機能を使うだけでも価値がありますね。

 

 

DRA-CAD16のトグルスナップの設定方法

DRA-CAD16で、スナップモードをトグルで切り替えられるようになったのに、設定の方法がわかりにくいので解説します。

トグルスナップは、DRA-CADの特徴でもある多彩なスナップモードを、コマンド1つで順番に切り替えていく単純かつ便利なコマンドで、コマンド名は「TSNAP」でコマンドコードは「J846」です。ホームページ等ではマウスの第4ボタンに割りつけると便利など書かれていますが、環境設定の第4ボタンをクリックには表示されていません(結構不親切)。なので、「キーボード割付」コマンドで種類を「スナップ」選択し、コマンドで「トグルスナップ」を選択してから、新しいキー割付を設定します。私の場合はワンキー割付が多いので、「T」を割りつけました。これでTを押せばトグルスナップの設定順にスナップモードが順番に切り替わって便利になりました。またマウスの第4ボタンを新しいキー割付にカーソルを持っていって押せば、第4ボタンに割りつけられます。5ボタンマウスなどを持っている人はこっちのほうがいいでしょうね。私は両方割りつけています。

Tと第4ボタンを割りつけた。

さて、トグルスナップの順番等は、スナップの設定で設定します。順番も変えられるので便利です。私は・・・

こんな感じでシンプルです。他のモードは直接マウスでクリックしてしまうので最低限でいいかな??と思っています。

トグルスナップはCADの効率的な入力を手助けするので自分の癖や好みに合わせて設定しておくと良いでしょう。