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ヤマベの木構造(新版DVD付)

木構造を知りたい読者は、挫折タイプで本を買ってくれる方が多いので続々と新書が出るし、改定版も出ます。ヤマベの木構造もこのたびリニューアルされ、話題のWallstatでの検証と、その動画DVDを付録に付けて発売されました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ヤマベの木構造 新版DVD付
価格:4180円(税込、送料無料) (2020/9/2時点)

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はい。結構有用です。過去のヤマベの木構造を持っている人も買った方がいいでしょう。特にWallstatで建物を揺らして楽しんでいるだけ、の方ではなく、それを利用して設計に応用したい人は必見です。これからWallstatを更に使いこなしたい人は、このような検証が重要ということが理解出来ると思います。Wallstatで大屋根や外周部だけ耐力壁、L型プランなどを検証してくれているので、これらの建物で注意すべき点がわかりやすくなっているのもポイントです。

 逆にせっかくのDVDは、Wallstat動画しか入っていないので、それ以外でDVDオマケがあると予測している人は失望するかもしれません。しかし動画データのほうが扱いやすく、すぐに見られるのでこれは非常に有益な資料だと感じます。

 設計のための豊富なデータも魅力です。実験で得たデータをこのように公開してくれるのは本当に助かります。我々設計者は実験などできませんからね。

 中大規模向けの木造構造設計も、だいぶ一般的になりましたが、木造は奥深く難しいですね。私もこの道で技術を誇っている先生に何人かお会いしましたが、なかなかどうして・・・といった感じです。少しずつ勉強し更に良い建物を設計していければ、と思います。

「Catfishなおうち」第三回配信(2020年4月27日配信)

「Catfishなおうち」第三回をお送りします。第二回はこちら

週刊建築ニュース:前田建設ファンタジー営業部 無料公開について

特集:GWの建築の勉強について。

新型コロナウイルスでせっかくのお休みを自宅で過ごす方が多いと思います。映画「前田建設ファンタジー営業部」は、建築業界の映画ですが、GW中に抽選で無料放映をみることができるかも??という情報と、Wallstatなどフリーソフトなどの勉強の提言です。

ネットラジオ「Catfishなおうち」
・収録・提供 なまあず日記style(スタジオ702:東京都府中市)
・メインパーソナリティー DJしろなまず 週刊建築ニュース ちなみ(AITalkより)
・バックミュージック 「Gunshot Straight」 MusMus
・CM なまあずショップ

ARCHITREND ZERO Ver6のwallstat連携機能

従来のアーキトレンドでも、CEDXM変換でwallstatに転送できましたが、正直敷居が高かったです。今回のバージョンでは正式に連携「機能」として作り上げられています。今回は製品版で試してみました。

平面図など意匠図を入力すると、連携することができます。もちろん耐力壁や区画、梁伏図などを入力すれば精度があがりますね。今回は意匠図だけ・・・の状態で試してみました。コマンドはファイルメニューからwallstatデータ書き出しを選択します。

注意事項などが表示されますが、xmlファイルを簡単に作成してくれます。そのうえで、wallstatのフォルダ指定を行えば、次回からは自動でwallstat studioが起動するので非常に便利ですね!!

従来のCEDXM変換では、wallstatでエラーが出やすかったのですが、今回は、こんな簡単な指定でも勝手に部材を追加し、wallstatで計算できるデータを作成してくれます。もちろん複雑な形は無理でしょうけど・・・。

筋かいや部材は自動で入力してくれるので、後で修正すれば良いです。とりあえず計算できるデータが手軽にできるのがいいですね!!

一からデータを作るよりかなり簡単です。ちなみにダイレクト起動はVer4.2以上というのですが、現在正式版は4.1までしか公開されていないのですが・・・。今回はβ版でやってみましたがダイレクト起動っぽいことはきちんと出来ています。

アーキトレンド(ARCHITREND)にしろ、wallstatにしろ、マシンパワーが結構必要です。快適に動かす環境作りも大切ですね。

 

ARCHITREND ZERO Ver6

愛用しているアーキトレンドの最新バージョンである、ARCHITREND ZERO のVer6の詳細が届きました。

今回のテーマは耐震省エネ。今さら耐震??という気もしますが、耐震診断ではなく、新規住宅の更なる耐震性の向上と見える化に重点を置いています。

耐震の目玉は、プランサポート。入力したプラン段階で、直下率や耐震性、建物のチェックを行うことにより、より確実に耐震性を確保することが可能になりました。従来プランニング後に構造チェックを・・・という動きを最小限にすることを目的としています。またwallstat連携も今までのCEDXMだけでなく、ダイレクトに連携できるようになりました。どこまで踏み込んでいるか?はまだ分かりませんが、正式に書き出しコマンドができたことにより、より手軽になりますね。

省エネは、ZEH住宅の仕様検討がスムーズになり、設計支援機能が強化されました。正直あまりスマートではなかったのですが、だいぶ洗練されてきました。計算書の配置が4号の壁量計算同様なのがちょっと気になりますが図面出力する人のほうが多いのでこれはこれで良いのかもしれません。

他にはプレゼン機能を強化したり、使い勝手の強化があったり、それなりに進化しました。数バージョン前の3Dカタログ以降に伴い、通常ユーザーはパーツ類の著しい減少という憂き目に逢い、他社との連携が難しくなってきましたが、基本機能は着実にアップしているようです。CADとしてはなんだかな~という方向ですが、これが時代の流れなのかもしれません。価格も含め万人にお勧めできるCADではなくなってきたような気がします。恐らく建売の仕事をしている人、在来の注文ビルダーの仕事をしている人の比率が増え、一般の設計者の比率が大幅に減っているのかもしれません。

HOUSE-ST1のデータをwallstatへ転送出来るのか?

そのような質問を最近はよく受けます。たぶん私がHOUSE-ST1使いかつwallstat使いだからでしょう。メーカーさんの動きが悪いので、正式対応はするとしてもまだまだ先だと思います。現時点では無理だと、お応えしています。

実は、HOUSE-ST1のデータはテキストデータではないのでメーカーの人間でなければ、コンバーターなどを作ることはできないのですが、WOOD-STへの転送データはテキストなのでテキスト整形が得意なプログラマなら「頑張れば」コンバーターは作れます。ただ私も解析してみたのですが、wallstatのデータ形式が意外と特殊で変換が面倒なのです。素直にメーカーが対応してくれるようにお願いして待つのが正解かと。

 

wallstatで使うcsvも編集出来るエディター

wallstatを利用し始めると、studioだけでうまくいかないことが多いので、Excel等でcsvファイルを編集することもでてきます。しかしExcelはCSV編集するには重いし、いろいろ不都合も多いです。なので私はエディターを使っています。

上は秀丸エディタ(シェアウェア)でwallstatの間取りデータを編集しているところ。明らかに見やすいけど、csvの編集機能は最低限度。まあExcelよりは楽かな?秀丸はシェアウェアですが、フリー版のcsv専用エディターもあります。Cassava Editorなどが有名ですね。CSV専用なので操作性が良いです。

お勧めはEmEditor Professional。csvの編集が本当に楽です。有料で結構高いのが玉に瑕です。私も試用しましたが一番良かったですね。秀丸派なので購入までには至りませんでしたが(でも欲しい)。

wallstat ver4.1.2

木造住宅倒壊解析ソフトウェアwallstatのver4.1.2が公開されています。

4.1で大きな変更があったあと、そのエラーやバグの修正に追われているようです。

まだちょっと安定度が低いです。それは私も感じています。市販のソフトではないので気長に待ちましょう。

ver4.1は非常に意欲的なバージョンで、壁量計算やAi分布でのプッシュオーバー機能、柱脚フリーの計算条件選択機能など、特に構造設計者に魅力的な機能が加わっています。絵的にも、動画に地震動グラフを表示したり、壁の色がよりなめらかに変化するようになったりきれいに、わかりやすくなりました。構造計算・耐震ソフト・CADメーカーが続々とコンバーターなどを有償で発売しはじめましたね。コンバーターも万能ではないようなので、Excelなどでの入力・修正に慣れた方がいいでしょう。

ツーバイフォーでもwallstat

一応、日本ツーバイフォー建築協会員なので、ちょっとだけ宣伝。

日本ツーバイフォー建築協会では、以前より計算ソフト「らくわく」を出していますが、そのらくわくに、wallstat連携が搭載(オプション)されました。ツーバイフォー用のwallstat連携は初めてだと思います。CEDXMのみの連携ではなく、地震波を選択できたり、シミュレーションから推定できる仕上げ材などの被害予測などもできるようです。

価格は、一般向けに標準ライセンスは33000円、wallstat連携オプションを追加すると83000円です。もちろん会員は更に安価に購入することが出来ます(やった!)。年会費は10000円となっています。構造計算ソフトというわけではありませんが、基礎の計算もできますし、簡易的な伏図も書けます。4号専用ですが比較的高機能であり、在来でもこのようなソフト欲しいな、と感じます。

それにしても近年のwallstatに対するユーザー側ではなく、ソフトウェア供給側の反応が凄いですね。個人的にそこまで魅力的には感じないのですが、やはり引きつけるものがあるんでしょうね。機能よりも○○ということでしょうか?

 

D-Sub端子しかないディスプレイの活用

最近のノートパソコンだと、D-SUBが普通にないです。D-subとはディスプレイ端子で以前なら一番流通していたものなのですが。Let’s noteが手放せないのはD-subがあるからだ、という人も多いと思います。プロジェクターもD-sub専用もまだ残っていますし。

さて、私の会社の従業員達は代々4:3の旧型のディスプレイを愛用している人が多いです。それをデュアルにしています。最近のデスクトップパソコンは普通にデュアルに対応できますが、D-subとHDMIとかが多くD-subを2台は難しいです。ちなみにLet’s noteは普通にD-subがついているので本体のディスプレイと外付けで普通にデュアルが可能ですし、HDMIもあるので、本体とテレビでデュアルなんてことも簡単です。

わざわざディスプレイカードを買うのもな~と思っていたら、世の中良く出来たものでD-subとHDMIの変換ケーブルなるものがあります。価格も安く心配になるくらいですが、私の環境では3本ほどうまく使えています。相性問題などは今のところ発生していないようですが、ネットの情報ではやはり不安は残ります。

一頃流行したスティックパソコンもHDMIしかないですが、あれも変換ケーブルだけで普通にD-subのディスプレイにつなげます!!意外と旧型のディスプレイって社内に残っているので重宝することも多いかと。私の場合はwallstatの変換などにスティックパソコンを使っているので、たまにディスプレイを切り替えて・・・・なんてときに便利です。wallstat本当に変換遅いですし・・・。

それにしてもスティックパソコンはいいです。コンパクトですし持ち歩き楽だし。正直遅いので、もう少し高くなっても良いから高速にして欲しいです。私の環境下ではファンは必須です。アップデートが一番熱を・・・という笑えない状況です・・・。

さて連休中のお仕事のために、自宅のパソコン環境を整えました。社員の退職が多かったのでパソコンも余っているので寝室にセッティングして会社の仕事を自宅で続けてできるようにしました。Let’s noteもディスプレイを繋げばCADや構造計算くらいならなんとかなりますね。4月は体調を崩していたので仕事を溜めるだけ溜めてしまったのでこれから頑張ろう♪

wallstat 4 β版のwallstat studio

ネット上にあまり情報がないので備忘録

勾配梁の指定も今回から大分楽になりましたが一回修正して戻すのが難しい。部材の指定はかなりやりやすくなりました。

wallstatは木造軸組構法住宅を対象とした数値解析ソフトなのだが、わかりやすいアニメーションと無料で使えることから、一部で流行しています。私も各バージョンを使い続けていますが、正直怖さも感じて実務で投入するのをためらっていました。まあ設計の参考、シミュレーションとして割り切って考えて使っていこうと思っています。

さて、wallstatのデータを作るのは以前は難解でしたが、今は各種構造計算ソフトやCADソフト、耐震診断ソフトから転送出来るのでだいぶ楽になりましたし、wallstat自体にも簡易な形状なら入力出来るwallstat studioなるソフトも付属したので一気に敷居が低くなりました。もっともExcelがあれば、かなり凝った入力もやりやすいですし、実際は併用していくことになると思います。

今回wallstat4のβ版がリリースされ、そのwallstat studioが機能アップしています。正直ようやく使える感じになったなと、作者に感謝です。柱頭柱脚の金物の指定や各部材のパラメーターの指定がだいぶやりやすくなりました。もっとも私がやっているような建物はこれだけではできないので、相変わらずExcelでにらめっこです。

母屋下がりがある建物や、縁側がある建物、片流れの建物の挙動は現在の高耐震の建物でもかなり不安が残ります。wallstatならモデル化するだけでその傾向はつかめますので、わざわざ振動台を使うより手軽です。そういった知見を集めていくのにはwallstatって適していると思います。耐震診断でお客さんを恐れさせて契約に結びつけるようなツールではないと思います。自社の建物の優位性を示すのはいいと思いますが、それだけでは物足りないですよね??ぜひご活用くださいませ。