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HOUSE-省エネVer4アップデート(2021/11/29)

久々にHOUSE-省エネがアップデート。9月にバージョンアップで新バージョンが発売された3Dアーキデザイナー11からのインポートに対応した。従来のバージョンはできたが、バージョンアップに伴いできなくなったことへの対応です。これで耐震診断ソフトHOUSE-DOCに加え、マイホームデザイナーPRO(古いバージョンはできなくなり7.0.1.1以上となった)、3Dアーキデザイナー11に対応するようになった。

とはいえ、その3ソフトはアバウトな入力になってしまうので、そのまま計算・・・というわけにはいかない。しかし重複して入力する項目が減るので、省力化はできます。

ただ、4月に新地域区分に対応して新仕様になったほかは、APIアクセスするWEBプログラムの新バージョンに対応したのと今回の件だけで、完成度が高まったわけではないのが残念なところ。個人住宅向けの省エネ計算ソフトが少ないことから、今後の省エネ計算の普及に寄与していないのが悲しいです。

というわけで、某設計事務所で多数の省エネ計算した内容を片っ端からHOUSE-省エネのデータにして、その間に得たノウハウを集約して1月に「HOUSE-省エネVer4省エネ計算攻略キット」を発売します。実用サンプル3つと解説、入力手引きと簡単用語集、提出書類例を集めて実務で省エネ計算したい方が戸惑わないように作りました。特にHOUSE-省エネで実務をやろうとすると戸惑う部分を中心に解説しています。変形建物への対応も書いています。作りが特殊で習熟しにくいソフトですが、そのあたりを中心に書いているので、マスターしやすいと思います。

10月に発売した「HOUSE-ST1耐震等級3攻略キット」のノウハウを投入しています。同キットで好評の添削も、希望者が多ければ導入する予定です。

※上記キットは、ソフトメーカーの構造システム、建築ピボットとは関係ありません。ソフト自体のサポートはソフトメーカーに、キットの問い合わせは、キット製作会社にお願いします。

そもそもi-ARMとは?アップデートとLAB-SS終売

9月15日に建築ピボットの建築設計プラットフォームソフトi-ARMがアップデートされました。このソフトは、当初「国産BIM」として開発がスタートしたようですが、最近は建築計画系のソフトとして大きく路線変更し、同社の日影・天空率・斜線と日射量計算統合ソフトのLAB-SSの機能を取り込み、後継ソフトとして進化しています。LAB-SSは建築ピボットの統合型の建築計画ソフトで、一定のシェアがあります。このソフトは2021年9月30日で販売終了して、正式にi-ARMを後継ソフトであると明記し、乗換を案内しています。

同社では、未だこのソフトの販売方法に迷いが見られるようで、i-ARMの活用方法というホームページで対象は書いているのですが、まだ漠然としています。また同社オンライン販売では「3次元建築設計システム」と書いています。逆日影や天空率ができることから、生活産業研究所のADSシリーズと同系列のソフトだと断言できるのですが、知名度は今ひとつ。価格もADSシリーズに比べて安価であり、逆に何か欠陥があるのでは?と疑われるほどお買い得です(初期導入時の価格がなく年会費だけのため)。逆に年会費が高く感じられるのが売れていない理由なのでしょうか?

建築計画系のソフトとしては、建ぺい率・容積率といった初歩から建築可能空間、斜線制限、天空率、日影規制、採光・換気・排煙、防火防煙区画、避難経路計算と機能満載です。このあたりの機能はADSシリーズに引けを取りません。さらに、環境解析機能が優れています。太陽光に関するシミュレーション機能が充実していて、日照時間、昼光、壁面日影など設計時に検討したい内容が含まれています。

そもそもBIMとして開発されたのですが、その機能が充実しなかったおかげなのか、スピードは早く建物のモデリングも簡素です。3Dの設計もできるわけですからおまけとしたら凄いことです(注:おまけではありません)。BIMなのでIFCの読み込みもできるわけで、他のBIMから読みこんで検討するには最適なソフトではないでしょうか?このあたりはライバルADSは、各BIMからのコンバーター・アドオンを開発しており、更に先に行っていますが、そこまで必要ではないケースでは追加費用もかからないので良いのではないでしょうか?

とりあえず、年会費相当の約10万円で導入できる(翌年からもかかる)ので、試しで購入してみるのも良いかもしれません。

i-ARM Ver2(なまあずショップ楽天市場店)

 

動画の音を大きくするフリーソフト Free Video Volume Booster

動画を作っているとどうしても音量の調整が気になってきます。すべての音量をある程度整えたら、今度は、全体的にボリューム不足なんてことがよくある。

完成させた動画を最終的に音量調整したい!というときに使えるのが、Free Video Volume Booster。海外のフリーソフトのようで、音量調整が手軽にできるので重宝する。

意外とこのような単機能ソフトは動画の時に役に立ちます。最後に思いっきりデータを小さくしたいというときは、有料ソフトだが、動画圧縮のプロ(ソースネクスト)が単機能で非常に手軽に圧縮してくれます。

来年を見据えて一貫構造計算ソフトの導入を考える

次々に構造担当が独立・移籍をしていったため、一貫構造計算ソフトが不要になり数年。しかし混構造などでも一貫があったほうが楽ですし、そろそろ欲しくなってきました。そこでこの夏に数年先を見据えて検討に入ることにしました。

第1候補はSS7。みんな大好きユニオンシステムです。現時点で比較的手軽で確認機関にもそこそこ受けが良くて、ユーザー数も多く、将来性も見込めるガチガチの本命です。古参のSS3ユーザーに受けが悪いのが気になりますが、それでもだいぶユーザーが増えた感があります。なにより比較的新しいプログラムの中では使われている率が高いのもポイントです。また木造オプションも発表され、木造対応も気になります。このタイミングで買うのは比較的新しいタイプを購入したいのは当たり前のことであり、設計が比較的新しいSS7は候補です。この夏に試用する予定です。

第2候補はSEIN La CREA。こちらは使っていたので、復帰となります。遅すぎる計算時間と、意味不明のウインド制御に悩まされましたが、鉄骨造では一番良さそう。Premium版になって劇速になったそうです。RC造がな~というのが現在の悩み。こちらも木造オプションがあるのがポイント。小型案件では比較的フットワークが良いので候補になります。

第3候補はASCAL。こちらは何回か試用しましたが、難解な操作で挫折しました。しかし価格も比較的やすく、木造のASTIMも出ていますので、候補です。近年操作性が改善されたのも追い風。設計や考え方が比較的新しいのもポイントです。

もっとも私が腕を上げて、もう少し無料版BEを使いこなせていれば、購入は不要かな?と考えていましたが、さすがにアラフィフで、これ以上の伸びしろは期待できないので、そろそろサポートも充実している市販ソフトに行きたいところです。

それにしても近年の木造対応の波は、過去では考えられませんね。ウッドショックで木造が止まっていますが、これが回復したら・・・木造ラッシュかもしれませんね。グレー本の欠点がはっきりしてきた今、2項ルートで木造構造計算できないと逆に厳しいかもしれません。

Wallstat Ver5は、計算時間を大幅に短縮か?

2021年6月29日 日刊木材新聞によれば、Wallstatは現在Ver5を開発中とのことで、現在の大きな欠点でもある計算時間を大幅に短縮する方向だという。それに伴い、営業や意匠設計者が気軽に使えるものにしていくとの考え方を示しているという。

たしかにWallstatはリアルな振動アニメが無料ソフトで作れるとあって、いろいろ活用を検討している建設業者は多いですが、今だと難しすぎますし、何より計算が遅いです。もう少し操作が楽で計算が速ければ、というのは使っている人誰でも思うことだと思います。

しかしこのような方針が示されることで、非常に期待大となります。いつか?とはこの新聞には書いていませんが、期待して良さそうです。

元記事はこちら。

HOUSE-ST1 Ver8.0.0.6アップデート

木造構造計算ソフトHOUSE-ST1がアップデートされています。

軽いバグフィックスの他、画面の拡大縮小をキーボードでできるようになりました。さらにカーソルで画面を動かせるので、これは快適ですね。HOUSE-ST1はグラフィカルなインターフェイスでマウス操作しやすいのですが、キーボード操作があまり考えられていないのが難でした。せっかくなので

F5で計算、F6で計算結果表示とか、表示階の変更や、軸組図ウインドウの表示軸変更をキーボードでできるようにしてくれると助かります。また「入力」と「ツール」は比較的行き来するので、将来的に入力にまとめてほしいところです。

ちなみに、HOUSE-ST1は標準のリボンメニューを採用しているので、リボンメニューのショートかとは使えます。

AltキーやF10キーを押すとメニューのショートカットが表示されます。そのキーを押せば実行されます。タブも切り替えられます。

例えばF10(またはAlt)を押せば、キーボードでタブを切り替えたり、コマンドを実行できます。覚えていると切り替えが楽ですよ。ちなみにExcel等とファイルのショートカットが違ったりと、あまりこの機能を重視して設計していないのが気になりますが・・・・

Wordが元凶だった?・・・

新調したパソコンがたまにハングアップするのが困りものでした。そもそもウインドウを開きすぎなのが問題だと思っていました。しかしどうもおかしいと思い、信頼性モニターを起動して調べて見たら・・・そのほとんどがWordが原因でした。他には付箋やカメラサーバーがおかしいです。さすがにWordやカメラサーバーをアンインストールするわけにもいかず、付箋をまずアンインストール。その後、Wordに対策を講じました。

Wordの有名なフリーズ原因と言えばグラフィックアクセラレータ。Wordの詳細オプションからハードウェアのグラフィックアクセラレータを無効にするにチェックを入れます。

確かにWordかExcel使っている時が問題だなとは感じていました。他を疑っていましたが信頼性モニターはわかりやすくて良いですね。これで直ってくれると助かるのですが・・・

構造モデラー+NBUS7キャンペーン情報

新商品のキャンペーンを一年くらい続いていましたが(汗)、キャンペーンが切り替わりました。

株式会社構造システムの一貫構造計算ソフト「構造モデラー+NBUS7」のステップアップキャンペーンが4月1日から始まりました。5月31日までの2ヶ月間です。

以前のキャンペーン価格よりは高いのですが(発売されて1年経っているので当たり前ですが)、それでも通常より安価となっています。また無償貸出キャンペーンも追加で(ここ重要!)実施されます。さすがにどんなソフトか知られていないのに100万超のソフトを買うわけがないので、無償で2ヶ月お試しできるようになりました。

構造モデラー+NBUS7の特徴を3つ挙げるとするなら・・・・

・意匠CADデータから構造モデルを入力出来る(今さらCADかと思うかもしれませんが、やっぱりまだまだCAD主体の会社が多いですし、BIMでもCADデータ吐き出せるわけだから現在ならこのほうが汎用性が高いのも事実。ただ先進性という意味ではこの機能をウリにするのは??です)

・実用的な計算速度(動作も軽く計算速度も良好のようです。使い勝手に関わる部分なので重要です。BUS6で一気に高速化したのでBUSユーザーが体感で感じられるかは不明)

・普通にサクサク入力できる新UI(画面キャプチャを見る限り、それほど新しいUIは導入して居なさそうです。

でしょうか??私はBUSシリーズユーザーじゃないのでBUSとの比較はわかりませんが(大汗)。

正直出すタイミングが悪かった商品ですね。SS7が一般的になる前に勝負かけたかったんでしょうけど、リリース時はまだ完成度が高くなかったわけで、基礎構造が完成しそうな今年勝負をかけていれば評価も変わってきたと思います(あくまで販売店的視点です)。BUS6が完成度が高く競争力が残っているタイミングにあえて勝負をかけた意地はわかりますが・・・。

なお、BUS6で対応していた同社耐震診断ソフトとの連携ができず、同社のHOUSE-ST1等の連携機能も未搭載なのも厳しいですし、IFCやST-Bridgeとの連携もまだ・・・と寂しい現状を考えると新ソフトなのにあまり話題がでないのも仕方が無いのかな?とも思います。

ASUSのChromebook Detachable CM3はなかなか良さそう

Chromebookが非常に人気です。私も使って見て分かったのですが、Chromeが使えるだけのノートパソコンは本当に便利です。Androidのアプリが使える・・・というけど、ほとんどアプリなんか使わなくてもなんとかなるのが魅力です。

しかしタブレットとして見ると、操作性などが劣るのも事実。ASUSのCT100などは評価されつつも、一般的にならなかったのもわかります。そのためキーボードが付けられるLenovoのIdeaPad Duetのような形が一般的になるかと思います。

その流れでCM3も作っています。というより、まんまIdeaPad Duetの対抗であることは明らかです。後発の利を活かして作り込まれています。価格的には64GBモデルが40891円、128GBが46182円とさすがにIdeaPad Duetの実売にはかないませんが、最近発売されたAndroidタブレット(NECとか)には対抗できる価格にはなっているのではないでしょうか??と思ったところ、ペンが内蔵で付属なので、意外とDuetにも対抗出来そうな感じがしてきました。そしてクーポン使うとなんと税込32800円になる期間限定のセールも行われているので、かなりお買い得な気がしてきました。

10.5インチで単体506gはやや重い感じですが、なんとペンを内蔵できますし、急速充電にも対応。イヤホンジャック搭載とかなり良い感じです。キーボード付きだとだいたいDuetと同じ重さになるのでキーボードカバーが軽いのでしょう(Duetは重かった)。

そうそう。そのカバーは縦でも横でも立て掛けられるスタンドを兼ねているとか。縦で使う事が多い私には有り難い仕様です。

欲をいえばキーボードなしで使いたいのですが、現状のChromebookの機能ではやはり心細いのも確かなので、これはこれで良いでしょう。

8型のXperia Z3 tablet compactが瀕死状態で、タブレットを買わなければと思っていたので、iPad miniやNECのAndroidやBOOX Nova3(カラーじゃないヤツ)と並んで購入候補です。価格面では一番安く心がぐらつきますね。

 

HOUSE-ST1からWallstatへのデータ変換

やっぱり最近の木構造のソフトウェアの話題はWallstatかな~と考えると、各ソフトがWallstat変換に力を入れるのは仕方が無いことかもしれません。最近もアドバイスが欲しいとソフトメーカーから依頼があったばかりです。ただ進化中のソフトで、完全にコンバーターなるものを作ると、ファイル形式が変わったときなど対応できなくなるので、CEDXM経由というのは、良い落とし所だと思います。しかしながら各ソフトで対応状況がかなり違うので使い方がわかりにくいというデメリットもあります。

HOUSE-ST1の場合、変換する形状が適したものであれば、比較的簡単に柱、梁は変換できます。壁仕様は後で定めた方が良いですし、手摺り・垂れ壁などの加味するなら、Wallstat上で入力が必要です。HOUSE-ST1はなぜか各階の荷重を自動転送できるようにCEDXMデータにインポートしているので、とりあえずの重量が設定されていて便利な反面、構造計算の重量で良いのか?ということは若干悩みます。

そのかわりシンプルな転送になっているので、何を加えるかは自分で予めフローチャートを作っておけば迷うことは少ないかと。

上記の動画は、簡単な木造2階建てを転送して揺らしてみるまでを動画化しています。Wallstatの変換スピードって本当に遅いな~なんて感じるかもしれません(これでも結構速いパソコンです)。あまり編集しないで(特に変換は)いるので、HOUSE-ST1をこれから購入しようとする方や、連携をやってみようと思う人は参考になると思います。