フリーソフトで学ぶ建築構造計算

ストラクチャーのビルディング・エディタは、フリーソフトとして公開してくださっています。この英断は当時はかなり話題になりました。あれから年月を経て今はどれくらい使われているのでしょうか?有料版も出ていますが、手軽に構造計算がどんなものなのか?を試すには未だに第一候補でしょう。そしてこの本があるから導入も非常に楽になりましたね。ただ品薄で入手できないという話しも聞きました。このたび増刷(第7刷)されたそうです。欲しい方はお早めにご購入くださいませ。他の構造計算ソフトを初めて使う際にも有用な内容にもなっていたりします。楽天市場では未だ取り寄せになっているようです(2月8日現在)が、どうなるんでしょうか??

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フリーソフトで学ぶ建築構造計算 [ 野家牧雄 ]
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ATOK2017

はい。導入しました。ATOK2017です。といってもPassport(月額制)なので、感動はありませんが。

それよりもユーザー辞書を見ると本当に汚い。導入を機にある程度きれいにしました。ATOKも素直に学ばないで欲しい・・・。

さて、ネタ不足に見えるATOKですが、本当に毎年バージョンアップするのは大変だと思います。その割に変換効率は良くなっていないわけで、使い続ける理由はそのカスタマイズとか、他の部分になります。

今回のバージョンアップの目玉は誤変換を30%減らすというディープラーニングの採用だそうです。変換効率が良くなることは非常に良いことなので、どのような手法であれ歓迎です。

個人的には、日本語OFFの状態で入力しても直後ならShift+変換キーで変換出来る状態に戻せるインプットアシストが便利ですね。画面上で指摘してくれるので助かります。もっともすべてで指摘するわけではなく、ATOKがそう感じたとき・・・ということのようです。

クラウドで同期できるので、違うパソコンでも同様に辞書を使えるのがいいです。私の場合建築関連の膨大な辞書がありますからね。これがなくなったら・・・と思うとゾッとします。パソコンが不慮の事故で壊れても安心です。これを考えると手放せませんね。

正直、ウィンドウズ標準のIMEもそれほど馬鹿ではないので、通常はそれで十分だと思います。ただ長文を打つには必要ですね。日本語変換だけでなく、いろいろな機能がついています。定型文書やお気に入り文書を登録しておいて・・・というのも便利ですし、ナントカを頭につけて入力する、たとえば、ナントカヒルズ、などと打ち込むと六本木とか、表参道など出てくるので、ど忘れした場合など助かりますね。カスタマイズも自由度が高いので癖がある人でも安心です。

知りあいの設計事務所の省エネ計算をHOUSE-省エネで

知りあいの設計事務所のお手伝いで、小型の木造住宅の省エネ計算をやることになりました。
HOUSE-省エネ Ver3 マスターセット キャンペーン!!UA値ηA値の計算にも対応

80㎡程度の小型住宅。手計算でも簡単に計算できるけど、HOUSE-省エネでやってみた。

13時に計算を開始し、現在13時22分。いくら小さいとはいえ、あっけないです。

戸建て住宅用の省エネ計算ソフトのHOUSE-省エネを利用しました。手計算だと私の場合50分くらいかかるので、約半分というところでしょうか?

用意するのは、平面図と立面図のCADデータ。ここに窓のサイズを落とし込んでおきます。今回は断熱仕様が決まっているので、それも用意しておきました。

入力自体は瞬間です。各部屋を入力します。その際に各部屋の断熱材などを指定しておきます。床や上階の状況を予めチェックしておくことをお忘れなく。

それにしても見た目がそっくりなのに、グリッド操作がHOUSE-ST1HOUSE-DOCと違うのは止めてほしい。見た目が一緒なだけに迷います。あと3Dも。構造と省エネですからプログラマが違うことくらいは理解出来ますが、HOUSEシリーズは両方とも買う人がいるんだから、メーカー的に統一してほしいところです。

さて、入力が終わったら各パラメータをチェック。戸建て住宅レベルだと、チェックは簡単です。入力時のパラメータが多いので最初は絶対に間違えます。床、天井、壁・・・順を追ってチェックしましょう。

そして計算。リアルタイム計算という便利なボタンがあり、コレを押せば結果をはじき出してくれる。

便利な機能なのだが、「リアルタイム」じゃないような気がする。意味や理由は理解出来るのですが・・・

そんなわけで、UA値は比較的ギリギリです。シンプルな形状だからもっと余裕があるかな?と思ったのですが、窓が意外と多いのでこんなものです。形状が複雑だと旧フラット35の仕様でもNGが出ますね。仕様規定になれている人は注意が必要です。一次エネルギーは、LED化のみで切り抜けましたが、これでは低炭素駄目です・・・。

そこで、給湯器をエコジョーズにし、浴槽を高断熱浴槽とし切り抜けることにしました。この程度なら影響がないかと。水栓いじったほうがいいかな?と思ったのですがトラウマが(汗)。

低炭素基準クリア(計算のみ)

とりあえずクリアしました。選択項目は当たり前のようにクリアできるわけで、問題ありません。ここまで計30分程度です。設計中にとりあえず先に検討・・・というには微妙な時間ですが、慣れるまでは検討しておいたほうがいいに決まっています。検討時間が圧倒的に短いのが利点ですね。入力項目少ないし。Ver3になってようやく安心してどの物件にも使えます。

 

 

クリップボード拡張

パソコンで編集などを行うとクリップボードを非常に多用します。私のように文筆ありの、図面編集ありの短時間にたくさん切り替えて編集している人にとってなくてはならない機能なのですが、直前のものしかクリップできなくて不便です。また頻繁にパスや位置のコピーも行うのでそれも不便です(たぶん大多数の人は不満に思わない・・・)。

さて、そんな方に便利なのが、Cliborというフリーソフト。クリップボードの履歴は最大1万件!!定型文の挿入も可能です。一度使うと手放せなくなります。カスタマイズも豊富で助かります。

このソフトと併用しているのが、FileToText。これはファイルやフォルダをコピーする際に、そのパスも同時にクリップボードへコピーしてくれます。フォルダにも対応します。

両者を併用すると、Cliborにフォルダやファイルの位置をコピーしてくれます。複数フォルダを切り替えて作業しているとき、再起動などあるとわからなくなりますよね?そんなときに履歴を残しておくと非常に便利です。

最近は便利で斬新なフリーソフトって見なくなりました。更新を続けてくれる物も減りましたね。OSもどんどん便利になり、あまりフリーソフトを併用しなくても大丈夫、というのはあります。でもこのような便利なツールは本当にありがたいです。これからも活用していこうと思います。

HOUSE-省エネの「直接入力を極める!!」

先ほど、なまあずステーションに、HOUSE-省エネの直接入力について解説した「直接入力を極める!!」のコーナーをupしました。この機能のおかげでHOUSE-省エネのモデリング機能の不足を補えます。とりあえず実務で使えますね。もっとも意匠寄りの人からは不満が出そうな機能ですが。構造系、特に構造システムのDOC-S(鉄骨造の耐震診断ソフト)などを使っている人なら「ああ~そんな感じ」ってわかって貰えると思うのですが(汗)。日頃DOC-Sの不満をタラタラと聞かされていた私からみれば、あれよりは100倍以上マシのような気がするのですが(注:DOC-Sの件はソフトの問題というより、耐震診断システムの問題のような気がしますが・・・)。

今回の事例はこんな感じ。

円弧を含んだ建物

JWWの2.5Dで書いている時点で、「なんでSketchUP使わないんだよ」とか言われそうで、手抜きなんですが(汗)。この建物の面積を拾って入力するという物です。意外と解説を作るのは大変でした。根拠をわかりやすく書くには・・・とかキャプチャーが難しいとか・・・。最近HOUSE-DOCの手引きの改訂を行っていたので慣れているはずなんですが。歳ですかね??

とりあえず面積を正確に拾い整合性を持たせる・・・これが大事!!

HOUSE-ST1のマウス設定

現在書いているHOUSE-ST1 Ver7向けの手引きでは、このブログで再三書いてきた非効率な部分を改善するカスタマイズについても言及しています。使い勝手が気に入らなければ自分で改造すればいいのです。

とりあえず多ボタンのマウスにESC、ENTER、元に戻すを割り当てればダイアログがらみのモヤモヤはだいぶ解消されます。私のマウスの1つであるロジクールのM720はBluetoothで3つの機器を切り替えられることばかり注目されますが、右手親指で押せるボタンが3つあります。これに、それぞれ割り当てます。

もちろん、スクロールの左右にチルトする部分にも割り当てられるのでこれを使うのもありです。柱や壁のダイアログを確定するときにENTER、解除するときにESC、間違えて入力した際に元に戻す・・・かなり快適になりますね。あとはプログラマさんにダイアログが表示される場所がおかしな位置になりがちのところを直して頂ければ(私の環境ではやたら画面下側に移動してしまう)万全かな?

ロジクールの最近のユーティリティーソフトは、各ソフトごとに設定を持てることが美点です。よって上記の設定をHOUSE-ST1用に作ってしまっても、他には影響されません。便利な世の中になったものです。

このような小技も紹介していきます。そんなことやっているから執筆がなかなか進まない。新機能以外の部分は早めに書き上げたかったのだが・・・やれやれ。

 

HOUSE-ST1 Ver6と i-ARMのアップデート

年の瀬も迫ってきましたね。今年の仕事は今年中に終わらせましょう(おまえがいうな!)。

さて、HOUSE-ST1とi-ARMがアップデートしています。

よくわからないけどネット認証・・・まだまだ始まったばかりなので何か問題がでてくるかもしれないけど、いまのところ順調なのですが・・・バージョンが進むにつれて対象商品が増えていくパワーユーザーはどうすればいいのでしょうか??ということを不安に感じる年となりました。私のネット認証画面・・・ナニカオカシイ。たぶん普通のユーザーは感じない悲しい画面になってきました。ST1も年開けすぐに加わるわけだし、HOUSE-DOCがらみだけで4つも・・・。そのうち解決してくれることを願っています!!!

i-ARMのほうは、結局今年も完成!!!には遠い状態で終わるようです。今回のアップデートでも今まで無かったの??という機能が実装されています。とはいえ、DRAと合わせ技で・・・とかST-Bridgeを・・・とか方向は見えてきたような気がします。モデリング機能が上がってくれば使うユーザーも一気に増えていくと思われます。海外製BIMや国産BIMとはまったく違う方向に向かいつつあるわけで、しかもその方向は意外と良い方向なのかもしれません。特にBIMを3DCADと同様に利用し、検討系コマンドが充実していれば特に1人で運用している人にとっては非常に良い選択肢になりそうです。特に省エネ計算が義務化されていく過程で・・・。

私も来年は久しぶりに非常に忙しい年となりそうです。今まで以上にツールの効率的運用が求められてきそうです。面白いことをどんどん紹介できるように頑張っていこうと思います。

 

HOUSE-省エネ Ver3

最近、バージョンアップの間隔が短いな~と思ってしまう建築ピボットの製品群。HOUSE-省エネもあっという間にVer3になって12月に発売となります。お得なキャンペーンは来年3月31日までですので、この機会を見逃しなく!!

さて、販売店向け資料には新機能の詳細が書かれていません。ただ最新の平成28年省エネ基準へ対応しただけなのかもしれません。まあそれは大切な事なのですが。操作性や機能数など他社に大幅に引き離されてしまった現状、どのくらい改善しているのかユーザーとしては非常に興味があります。SAVEシリーズで導入された複雑な形状は概形で入力し数字入力で補う手法も今回から導入されました。モデリングに難があるこのシリーズでは必須機能だと思いますが、早期にモデリングを改善してほしいところです。とはいえ、かなり実用的になったのは事実で歓迎したいです。

建築物省エネ法の施行を見据え、共同住宅などの省エネ設計のほうが注目されています。HOUSE-省エネの上位バージョンであるSAVE-住宅も発売されています。こちらのキャンペーンは来年3月まで延長されたようです。早めに使い慣れておいた方がいいと思いますが、普段個人住宅しかしない人はどちらを導入するか迷いますね。他社と異なり、SAVE-住宅は共同住宅から個人住宅まで。混構造も含め対応しています。その点はメリットですが、年会費がかかること、雑居ビル系はできないこと(SAVE-建築で対応)がネックです。まあ全部できるソフトはないのでしょうけど。個人的には、SAVE-住宅とSAVE-建築のお得なセットがほしいところです(年会費も含めて)。

BIM対応も少しずつ整備されてきています。IFCファイルの読み込みに早期に対応しているとはいえ、もう少し実用性がほしいところ。このあたりもユーザーが増えれば改善されるはずです。構造計算ソフトとの連動もほしいところです(開口部が当たるかどうか?などチェックしたい)。壁式RC造の場合、梁などシビアに設計することがあるので連携したいところです。

杭・基礎梁一連計算プログラムBUILD.GP IV新発売

構造ソフトより、BUILD.GP IIIの後継である「BUILD.GP IV(ビルド ジーピー フォー)」が発売となります。杭の鉛直支持力の計算や基礎フーチングの計算を行うことができるようになりました。1月31日までは特別価格が適用され、非常にお得に購入することができます。年末年始のいそがしい時期でのキャンペーンなのでお忘れなく!!