一太郎2020 35周年!!

ジャストシステムの日本語ワープロソフトの一太郎の最新バージョンが発表になりました。一太郎2020と上位版の一太郎2020プラチナ[35周年記念版]を2020年2月7日に発売するそうです。

近年の一太郎やATOKは根本部分の問題を残したまま進化している感じがあります。今年もそんな感じです。とはいえ、かなり今回もてんこ盛りの新機能なので、自分に必要な機能はどれか?考えてからバージョンアップしても遅くはありません。

スマートフォン・タブレット用のメモアプリ「一太郎Pad」が無償提供されます。スマートフォンなどで撮影した写真内にある文字を自動抽出してテキストデータにするOCR機能がありますが、どれくらいの精度か気になります。

発売までまだ先なので、じっくり機能などを検討してバージョンアップするか?考えてみます。

達人診断R1 Ver1.0.0と達人診断Ver3.0.0同時リリース

建防協評価番がR1とつくのですが、なんかしっくりきませんねえ。3.0.0のほうが正規版に見える・・・どうもこのメーカーは見せ方が下手なようです・・・。

こんな感じの複雑な形状も入力できますし、斜め方向の壁もこんな感じで入力できます。

とはいえ、ようやくリリースです。登場してからそれほど年月が流れていないのに先行他社に追いつき、部分的には追い越しているのは立派です。価格も安価・・・でしたが、さすがにもたないようで、値上げしてきました。2月末までは現状の価格なので是非このタイミングを逃さず購入して欲しいところです。年会費が上がったのが痛いです・・・。

さて、操作性などもだいぶ上がってきています。チェックリスト的なナビゲーションウインドウが便利です。ただ「ウインドウ」にする必要があったかは疑問です。ツールバーで良かったような気がします。あと、必要耐力の割増はわかりにくいと評判?で、小屋裏の右がその高さはわかるのですが、建物の短辺の長さ・・・確かに割増関連なのですが部位がまったく違うのでこの並びはちょっと・・・と思います。また注記事項はHOUSE-DOCより屋根葺き材部分のコメントが書きやすくて良いのですが、全体的にこなれていない感じです。建物概要の画面を独立するなら一覧で設定が見えないとわかりにくいとおもうのですが・・・。

などと不満を覚えるところが大分少なくなってきました。Aiの重量と高さ設定も使いやすいし(構造計算ソフトのような設定ができることが理想ですが)いろいろ良いところも多いです。あとは、CAD入力がね。あと一歩です。グリッド操作は使いにくいですし。拡大縮小がホイールなどで直感的にできると良いかな?

メニューの作りは見やすくて良いです。HOUSE-DOC以外の高機能な耐震診断ソフトはやたら見にくいですから・・・。ちょっとレトロな感じもしますが、操作者が迷わないのが良いです。F1でヘルプは出てきませんが、左下に操作方法などが出てくれるので親切ですね。

というわけで、2020年のお勧めの木造耐震診断ソフトはコレです!!決定です。建防協評価がついて価格が比較的安価で性能も十分ですから。特に斜め方向の通り心を作れるのが便利です。具体的な欠点が3階建てができないこと、と言っていた人いますが、現在の木造耐震診断ソフト単体で3階建てをまともに診断できるものはないですからねえ。これはこれで良いのかもしれません。年会費制(しかも値上げ)にすることによって収入も安定するでしょうから、今後の機能アップも期待できますね。

HOUSE-ST1での深基礎設計

KIZUKURIを使った後に、HOUSE-ST1を使うと基礎が楽ですね。整形な建物だと無敵です!!しかしHOUSE-ST1にも弱点があって、複雑な形状の計算は難しいのです。

特に土圧を受ける深基礎などはお手上げです。もちろん荷重などは計算できるので楽には変わりがないのですが。少々の段差なら経験で・・・ですが、1m近くになってくくると通常の配筋で大丈夫か?不安になります。またそれが取り付くスラブも・・・です。

やはりここは構造計算で!!と思い周囲を見てみると・・・RCチャートとExcelの組み合わせが多いですね。なまあずは、RCチャート+カルキングでした。もちろん単純なので、Excelだけという方も多いです。最近はチャート1枚という手抜きは通らないご時世なので、ExcelやWordで説明を加えています。もちろんDocuWorksなどで追記ということも多いです。

なまあずステーションでダウンロードできる「もくツール」の時期バージョンには深基礎の設計を追加する予定です。基本部分はHOUSE-ST1で計算し、部分深基礎を追加計算書として添付するためのツールです。ちなみに構造システムのKT-SUBでは地下外壁の計算というズバリなツールがあるため、面倒な方はこれを使ってみるのがいいかもしれません。

 

壁式鉄筋コンクリート造建物の耐震診断ソフト「DOC-WL」で混構造耐震診断

耐震診断を受けているとたまに出てくるのが壁式の案件。個人的には間取りに無理がなければ、多少古くても大丈夫だろうな~と思っていました。だいたい団地っぽい建物ばかりでしたから。しかし最近の相談は多岐にわたり、個人住宅や混構造も増えてきました。

そこで、HOUSE-ST1に対してのHOUSE-WLのように、HOUSE-DOCに対してのソフトを探している人がいるようです。構造システムではDOC-WLが該当します。

操作性などは、元になっているWALL-1やHOUSE-WLとほぼ同じ。両者を持っている人は操作に迷うことは無さそうですし、持っていない人は見た目でどっちか判断できないと思います。価格的にも導入しても良いかな~とは思うのですが注意が必要です。

まず、連携機能は特に明記されていないこと。WALL-1のデータを読み込めると言うことは、HOUSE-ST1の荷重をWALL-1経由で持ってこられることで、木造荷重分を持ってこられるのですが、HOUSE-DOCとは互換性がないこと。また似ているのに、HOUSE-STから直接DOC-WLには荷重をもってこられないこと(メニューで確認しました)。

そして小規模の建物はリファレンス的な構造が少なく、難易度が高いこと。特に形状が複雑な物が多い個人住宅は、個人的に無理と思ってしまう建物が多く存在しています。ソフトがあれば、補助にはなりますが補助にならないほど・・・ということも多そうです。

ただ混構造や壁式の問い合わせは近年激増しているので、お手すきな方はチャレンジしてみてくださいな。私はしばらく時間が足りなそうで無理です・・・。

ご購入は、なまあずショップ楽天市場店にて♪

Adobe製品がセール。11月29日まで。

Amazon.co.jpのKindleストアで11/29までの期間限定でセールをしています。Adobe Creative Cloudコンプリートは、通常より27%OFFとお得。3年版も同じ割引です。長期使う方、チャンスです!!illustratorやPhotoshopもセール対象に(23%OFF)でお買い得です。意外と通常と差があるので、期間が切れている方、これから導入する方は是非!!

M-XT4DRをM-XT2URのように減速スイッチをつけるには?(エレコム)

トラックボールM-XT4DRは左手専用の貴重なトラックボールです。この原型ともなったM-XT2UR等右手専用モデルと本当に左右対称ですが、細かい部分で変わっています。その最たる物は、右手モデルでは標準でついている減速スイッチがないことだ。

まったく同じなのにドライバーが違うのでこの機能を使えません!!トラックボールは減速しないと細かい作業がしにくいので、右手用の減速スイッチはかなり使いやすいのです。具体的には薬指で減速スイッチを押したままのとき、トラックボールの速度が減速するので、細かい作業がしやすい!!というものだ。親指操作なので細かい操作がどうしても難しいトラックボールなのですが、この機能があるだけで、かなりの作業を楽にできます。構造計算ソフトなどはマウスより効率的だったりもします。

しかし・・・同形の左手専用モデルは、このスイッチはカスタマイズ可能なボタンとして用意されて、しかも減速スイッチのオプションがありません。逆に右手専用モデルはスイッチ専用で、カスタマイズが出来ません・・・どっちが良いかはともかく、ほぼ同じモデルでこのような細かな違いはなくしてほしいものです。どちらかカスタマイズできればいいだけなんですから・・・。

私は両手ともモデルを持っているので特に気になります。両手でトラックボール操作って疲れているとき、楽なんですよね・・・。

で、見つけたのは、Xmouseマウス操作快適ツールです。2008年の作ですが、Windoww10でもなんとか動きます。まずダウンロードして、任意のドライブで解凍します。exeファイルを右クリックしてショートカットを作ります。それをスタートアップに登録し、Windowsの起動時に自動起動します。すると左手モデルでもアプリケーションキーを押したままにすると減速されるようになります。これをエレコムのマウスアシスタント5で、薬指のキーに登録してあげます。うまくいくと右手専用のM-XT2URのように減速します。初期設定だと1/10くらいの速度で遅すぎますので、iniファイルを開いて設定してあげると良い感じになります。

ちなみに右・左で両方つなぐとどちらか片方の設定が有効になるので、私のように左手はワイヤレス、右手は有線の場合、右手を繋いだときにM-XT2URじゃないほうを選択して使えばOKのようです。そうしないと左手だけ減速カスタマイズが無効になります。まあ両手でこのモデルを使う人は居ないと思うので、普通は大丈夫です。

ちなみに似たようなソフトは多いのでリンクを貼っておきます。

Xmouse

(仮称)SEIN ToSNAP

はい。NTTファシリティーズ総研の号外メルマガ(2019/10/24)より、SEINと株式会社構造システムの任意形状立体フレームの弾塑性解析プログラム「SNAP」とのデータ連係ツール「(仮称)SEIN ToSNAP」を今年度リリースするそうです。なんというマニアックというか・・・メルマガだけだとDANSなのかCREAなのかは不明なのですが、楽しみですね。まあこの組み合わせの需要がどれくらいあるのか?不明ですが・・・。

さて、他にも2製品アナウンスされており、「(仮称)SEIN PLUS-2次部材」と、SEIN La DANSの解析結果確認プログラム「(仮称)SEIN DANS Viewer」もあります。なかなか開発が進まない感じがする同社ですが、一気に3製品とは驚きですね!

ネットで構造計算の主流が木造から他へ

私が構造計算を始めた頃は、まだ耐震等級などの需要もなく、せいぜい都会の準耐火の木造3階建てくらいしか構造計算の需要はなかった。なので一般的な構造屋さんは木造には興味が無く(今になるとよくわかるが)、木造構造計算をする人を探すのが難しい時代でした。

そんなこともあり、インターネットで構造計算を受発注できるサイトは、構造トレインNZXを始め流行しました。特に木造は雨後の竹の子のようにネット上に登場しました。ちょっと力がある構造屋はRC造などもネットを使って受注に成功し、ネットを使って一気に拡大化した事務所もありました。

その時代に比べ今は、耐震偽装事件後に構造屋さんが増えたことなどもあり、ネット構造事務所は衰退しました。もちろんうまく行っているところもありますが、比較的固定化してきた感じがします。そしてプレカット屋や、ある程度人数を揃えた組織的な構造設計事務所が木造をやるようになったため、いつも構造計算のある木造をやっていない設計者も比較的気軽に注文先を探せるようになりました。

しかし木造でも混構造や特殊な構造のものは、探し求めている意匠設計者等も多いです。また木造の構造設計者の中でも地下室や混構造の場合、上部は自分でやって、地下室や混構造の下部であるRC造やS造は外注、という方も多いです。

よって、今から構造計算に参入する場合は、木造だけでなく、RC造やS造など別の構造ができたほうが良いです。木造との親和性でいえば、地下室、地下車庫の相性がいいので、壁式RC造と組み合わせると比較的仕事が取りやすいかと思います。

そうなると、複数のソフトを組み合わせることが必要です。ある程度一貫でやりたい場合はメーカーを揃えた方が効率的で、HOUSE-ST1とHOUSE-WLの組み合わせなどが好まれてきました。ただHOUSE-WLは二次部材ソフトがないので、KT-SUBなどを購入するかどうかは迷うところです。ただサポートも含め統一できますし、設計も効率的なので一番お勧めです。

安価に済ますには、壁式鉄筋コンクリート造のソフトで最安と思われるビルディング・エディタのプロフェッショナル版をお勧めします。このソフトは、他社の壁式に比べれば機能が少ないですが習得しやすいですし、地下室や木造が上に乗っている混構造なら十分対応できます。またS造やRCラーメンにも対応できるので、初期投資を大幅に抑えて様々な構造に対応できます。

CLT2016特別価格最終キャンペーン

CLTパネル工法の構造計算ソフトCLT2016(株式会社東京デンコー)が、キャンペーンでお安くなっています。2段階で8月末までが28万円+税、9月末までが32万円+税なので絶対8月中に購入した方がお得です!!

ルート1で3層、100×100スパンに対応しているので、共同住宅やグループホームなど上下階が揃っている建物に向くかと思います。消費増税前に何か買おうかな?という方にお勧めです。

過去の建築構造の名作ソフトたち(第1回 ユニオンシステム)

どこの会社でも発売したらベストセラー!にしたいでしょうけど、そんなのは無理。なまあず日記styleでは記憶に残っている過去に発売されたソフトで現ラインナップにない忘れ去られようとしているソフトに焦点を当てて紹介していきたいと思います。

第1回はユニオンシステム。構造計算ソフト会社として堅実なラインナップで知られている同社ですが、やはり残念なことに既に消え去ったラインナップがあります。同社はできるだけサポートしようと、メンテナンス期間が過ぎたソフト達も当時のままアップデートを公開していたりします。詳しくはこちら。

ここには懐かしい名前が並んでいます。SS2やSS2.5といった現在のSS7に続く系譜の他にも懐かしい名前が出てきます。

まずVARIE。なんでなくなっちゃったんでしょうか?正常進化すれば売れると思ったのですが。最終と思われる更新は2006年。JWWへの変換に対応した、とのこと。ユーザーだったけど、まだ私が構造転向していない時期で覚えていませんがなくなると聞いて残念に思ったものです。

サポート中ですがラインナップから消えている、イシローという回転寿司屋さんのようなソフトも心に刺さりましたね。木造2階建ての壁量計算ソフト、N値、偏心率計算ソフトでした。木造をユニオンで!!と衝撃が走りました。意外と本気だったらしく年間使用料12600円、利用者証明書の出力、木造電算認定ライセンスなど当時としては非常に意欲的なソフトウェアでした。ちなみに電算認定のプレスリリースは2007年。そのあと目立った動きは無かったですね。

そして存在自体もホームページから消えた「診ノ助・振動アニメーター」という名作もありました。私もユーザーで、東京デンコーの名作「安心精密診断」が発売されるまで、使っていました。旧耐震診断のソフトでしたが、地震動が選べ表現は貧弱でしたが今で言うwallstatのようなソフトになるかもしれない、と感じていました。使い勝手も良好で、帳票印刷も使いやすく、できれば継続して欲しかったソフトです。もし残っていたら構造システムのHOUSE-DOCのよきライバルになっていたかもしれませんね。