今だからこそSketchUP

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Googleが無料で公開していた頃、非常に盛り上がっていたSketchUp。しかし無料で使えるし、非常に操作性が高かった割に普及しなかったのは、3Dが難しいからこと。特に建築では図面を書かなければならないので、依然として3Dはプレゼン用途でしかありませんでした。しかしBIM化が叫ばれる近年、設計はやはり3D系の頭でないとついていけません。いきなりBIMに行く、というのは敷居が高いです。今だからこそSketchUpです。BIMとの親和性も高く、SketchUPのファイルを読み込めるBIMも多いです。BIMでモデリングしにくいものも、SketchUpがあれば、大丈夫です。またSketchUp自体が、有料化後、簡易BIM化へ舵を切り始めた感じがします。無料のころと違い、コストもかかりますが、出来ることが多くなっていますので、十分ペイできるものだと感じる人も増えてきています。残念ながら書店では解説書などは大幅に減ってきて、情報も減ってきています。今のうちに挑戦してみるといいと思います。

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簡易的にリフォーム検討を行っているところ(RSJWWで下図を入れているので一部文字化け)

SketchUP Proの良いところ

・無料版のMakeが手軽にダウンロードして使う事ができるので、Makeを使って見てから購入することができること。

・汎用3D系では、建築系に向く機能が多数あり、実際に利用している人が多いこと。

・IFCに対応しており、将来のBIM化を見据えて使うのに適していること。

・DRA-CADなど多くのCADでSketchUPのファイルを利用できること。

欠点は

・海外製のソフトで購入しにくいこと(日本ではオンラインショップで購入するのが一般的)

・価格が若干高めなこと(2016年現在で10万円超)

・最新版の情報が少ない(google時代の古いバージョンの情報が多い)

・プラグインがバージョン毎に互換性が少なく、古い有益なプラグインが最新版で使えないことがある

・このソフトだけで完結しにくいこと

です。つまり欠点は気に入って購入してしまったら、他のソフトと連携していけば、特に問題ないことです。気に入って購入の部分が敷居が高いのですが、それもMakeという無料版を使ってみてから考えれば良いのでリスクが低いです。いきなりBIMに行くのは不安・・・と言う人は、まずはSketchUPから入ってみるといいと思います。


 スケッチアップリンク

スケッチアップを使えるようになるサイト
ちょっと古いですが、わかりやすいサイトです。記述は最新バージョンじゃないので、置き換えて理解する必要があります。

スケッチアップのダウンロード
いろいろあるのですが、旧バージョンを含む一覧からのダウンロードは次の2つのページが適しているようです。

http://www.sketchup.com/download/all

http://help.sketchup.com/ja/article/13688-0

SketchUpマスター<初級編>

画面キャプチャーが多く、見て学べるサイトです。

意外と知らない!スケッチアップだけで建築設計をする手順

確かに意外に知らない内容です。


それでも無料で実務で使いたい方は

昔はスケッチアップは無料だから普及しました。今のバージョンは1ヶ月間試用したあとは、商用不可のmakeになってしまいます。それでも使う!という人もいるかもしれませんが、駄目です。

さて合法的には、SketchUp8あたりは、無償版で仕事に使っても問題ないですし、今現在もユーザーがいるバージョンです。英語版は今でも一般公開されていますし、日本語版も探せば出てきます。何よりもこの時代に作成されたプラグインは、現在のバージョンで動かないものも多くあります(なんだかな~)。非常に便利なプラグインが使えないのは痛手ですね。そのため、SketchUP8とSketchUP2017と併用している人もいます。併用する場合、別のフォルダーにインストールしますので、比較的簡単に新旧使い分けることが可能です。

ちなみに古いバージョンに思えますが、SketchUP8は、Windows8でインストールできるそうです。Windows10で利用している人(=私も利用できました)もいるそうです。

モデリングに関しては遜色ありませんし解説書も多くあります。バージョンアップは期待できませんし、新OSへ対応できるか未知数ですので、出来る限り有料のSketchUP Proを使いたいものです。


お勧め!プラグイン

SketchUPのプラグインは、JWWの外部変形同様、多くの人が公開しています。そして減ってきているのも同じです(理由はJWWとは異なる)。古いものは、最新バージョンで動かなかったり、バグがあったりします。JWWは原則日本人が作っている日本語対応のものですが、SketchUPはかなりWorldWideで、有名なプラグインでも日本語化していないものが多いです。ここでは現在も存在するであろうプラグインで個人的にお勧めのものを紹介します。

RSjww

JWWの外部変形と、SketchUPのプラグインを合わせたツールです。JWW上で図面範囲を指定し切り取り、SketchUPでプラグインを使って読み込みます。私の環境では文字化けが起こりますが、一番重宝しているプラグインです。私の場合JWW8+SketchUP2015、SketchUP8でも動作を確認しています(全機能がうまく動くかは確認していません)。JWW対応ということで、日本の方の作品で、WEB上でも紹介されていて、2016年も更新している安心のツールです。

Unfold Tool

標準のSketchUPでは展開図を作るのが面倒です。またペパクラを作るのにも適していません。Unfold Toolを使えば展開図風のペパクラ展開が比較的簡単に作れます。FormZのように。私の場合Windows10+SketchUP8で動作確認しています(2015ではうまく動きませんでした)。

push_pull_vector.rb

SketchUpで便利なのはプッシュプル。さじ加減が絶妙です。しかし標準では複数面のプッシュプルは不可能です(Ver8)。このプラグインは選択した全部の面のプッシュプルが可能になります。他にもいろいろ公開されていますが、これがお気に入りです。

Dxf_In rbとかFreeDXFとか

DXF図面をインポートするプラグイン。ファイルベースならこちらが便利。DRA-CADユーザーなどもこちらか??無料公開されていた最後のバージョンであるVer8では標準でDXF読み込みができないので貴重です。

 

Inventory3D for Excel

2017年に発売された有料プラグイン。SketchUPモデルの情報を管理することが出来ます。ExcelデータをSketchUPモデルに紐付けることで、計画・設計・空間・資産管理など幅広い分野で使う事ができます。まずは評価版をお試しください。ちょっとBIM的な使い方、FM的な使い方ができそうです。


SketchUp2017の新機能
・グラフィックの表示パフォーマンスの向上
・Retinaディスプレイなどの高解像度モニターの表示に対応(スナップ等)
・X線不透明度の設定 透明度が大幅に改善されレンダリングにより早く高品質に
・長方形、円、多角形ツールの改善(カーソルでスナップしている面の角度を認識できるようになりました
・スマートオフセット
・「面に垂直」の推定機能
・エクセルデータのインポート(LayOut)
・寸法の改善(なんとモデルを更新すると寸法も連動できるようになります もちろんLayOut)
・LayOutのDWG・DXFのエクスポートを改善

 

2015年5月8日公開

2016年3月2日加筆

2016年5月7日加筆

2016年6月18日加筆

2017年1月14日加筆

 

 

 

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