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E-ディフェンスのRC造の振動実験

震度7で「倒壊」・・・と朝日新聞デジタルに掲載されています。悪意的ですねえ。

よく見れば、「震度7相当」の揺れを「4回」繰り返すという過酷な実験だったそうです。

まあ繰り返し大きな揺れがくる可能性もありますからね。それで今後の対策を考える・・・というのが趣旨なんでしょうけど。

建物の強度を増やせば増やすほど、施工金額は高くなりますし生活などの快適性、利便性は失われていきます。そして「絶対」はありません。

そこでどのあたりまで最低限、強度を上げればいいのかを定めているのが建築基準法です。なので守ったから安全!というわけでも震度7でも大丈夫というわけではありません。

ちなみに今回の地震波は、阪神大震災で観測された揺れの1.2倍で1回、1.4倍で2回・・・強すぎますねえ。木造3階建てが倒壊したときも感じましたが、世間のイメージは「大丈夫になるだろう」と思い、実験者たちは「データを取りたい」という本音があるでしょうから、受ける印象が違うと思います。「震度7で倒壊」という言葉だけが1人歩きするのは危険かな~と思います。

もちろん設計者は、震度7でも倒れない!と言い切れるくらい自信を持ってしっかりとした根拠を持って設計したいものです。私もそう思います。