DRA-CAD18 新機能・改良機能概要

構造システムグループのオンラインサービスから、DRA-CAD18 新機能・改良機能概要(PDF)をダウンロードできるようになりました。シンプルな12ページの冊子ですが、18の目玉であるクラウド&モバイルの活用など説明があります。あまり実例がない(特にマクロ)のが残念です。説明はホームページに載せて、こういった冊子には実例を載っけていった方が良かったとは思うのですが、十分魅力を堪能できます。ただユーザーならログインすれば見られるのですが、構造システムのユーザーではない方は個人情報を登録しないと見られないのが残念です。隠すことなどないとは思うし、その情報でDRA-CADを後から営業するとは思えないのですが・・・。

DRA-CAD18で、クラウドから開く、クラウドへ保存コマンド実装!!

DRA-CAD18がアップデートされ、クラウドへの保存・開くが実装されました。DRA-CAD18の目玉の1つとしてクラウド連携があり、DRA-ViewerというiOS向けのアプリもでて、そちらはDropbox、Google Drive、OneDriveに対応しています。ただDRA-CADからの直接保存には対応しておらず、どうしたのかな~と思っていたら加わりました。

しかしなぜか「読み込み」「書き出し」に入っているんですねえ。DRA-CADのこの2つのメニューは意外とネックです。素直に保存、開くコマンドに実装したほうがいいんですけどねえ。

今のところGoogleDriveのみで、Dropboxは表示のみです。そのうち対応する・・・というのはいいのですが、OneDriveはどうなってるんでしょうね???まあOneDriveは現状でもそんなに面倒でないのは事実なんですけど。

まずはGoogleDriveにチャレンジ!!意外と簡単でした。ただファイル数が増えてくると・・・というのはスマホと同様の悩ましい問題が残ります。まあ手軽なので、うまく使えれば、良いと思います。

 

一太郎Pad

毎年2月は、ATOKと一太郎のバージョンアップを楽しみにしている人達が騒ぎ出す時期です。近年になっても精力的に機能アップに余念の無いジャストシステムだからこそ期待が高いのですが。

さて、今年の目玉の一つは一太郎Pad。スマホやタブレットで一太郎が!!と思ったのですが、ただのメモアプリでした。当然無料です。まあ普通の人は使い道がないでしょう。

しかし!!そんなもの出したって無駄なのはジャストシステムもわかっています。そこで、このアプリは、「スマホで文字入力したデータを簡単にパソコンの一太郎に転送できること」と「撮影した写真に写る文章をテキスト化できること」という二大機能を搭載しているのだ!!

まあスマホ版のWordなどもそれで文章を作成、整形すると言うよりも、ある文章を校正したり、編集する、程度の使い方が多いはず。それならテキストデータのほうがいいし、もっと手軽でも構わない、そんなことから一太郎Padは恐ろしく編集機能はありません。しかし前述の2大機能で、他との差別化に成功しています。

まず一太郎への転送は、一太郎画面からQRコードを表示して、それを一太郎Padから読み込む・・・という手軽な操作でテキストをパソコン版の一太郎に転送します。クラウドドライブなどに保存しなくていいので手軽ですね。

次にテキスト化ですが、スマホで撮影すると手軽に文章に変換してくれます。そこそこ時間はかかりますし、画像は鮮明でなければなりませんが、実用になります。

はい。最新のDRA-CAD18のパンフレットを一太郎Padで撮影してみます(注:この画像はあとで撮影したものです。ほぼ同じ場所ですが、構図は違います)。

はい。こんな感じで、だいたい変換出来ています!!手軽です。これをパソコンに転送します。1回接続したスマホからなら手軽です。

簡単に転送できました。挿入をクリックすると、一太郎に挿入されます。

う~ん。手軽。ところどころのミスはチェックして直す必要はありそうです。

設定などがほとんどないので、手軽ですね。意外と屋外でノートパソコンと組み合わせると楽しめるかもしれません。この機能を使うためには一太郎2020が必須です。この機能を使わないで一太郎Padだけを使う・・・というのは意味がありません。無料で使える理由がわかりました・・・。会議資料などを事前に読み込んでおくとか、いろいろ使い道がありそうですね。

一太郎の店頭パッケージはキャンペーンで安価ですが、この機能だけ、ということであれば一太郎2020のダウンロードバージョンなら更に安価に購入できます。私も今年は単体のダウンロードだけにしました。一太郎2020は他にもパワーアップしていますが、この機能だけのために購入!というのも十分アリだと思います。

DRA-CAD18のアップデート

12月前半に立て続けにアップデートされています。まあ新バージョンでは毎年恒例というところでしょうか?他メーカーと異なり、先行版が夏にでているわけで、バグフィックスしやすいCADなはずなのですが・・・。まあ見た限り致命的なバグはないのですが。

このブログで、LE(2次元版)に絞れば?的な発言がありますが、今年も通常版の売上げが上がっているところみると、世間的にはまだ必要と思われているのだと思います。3DCAD、BIMの普及率も頭打ちであることを考えると(まあ前進はしているんですけど小さな設計事務所ではね)、ちょっとした3DをやるCADって貴重なのかもしれません。個人的にはベクターワークスを推していましたが、私が使っていた頃と違って、非常に高価な3DCADになってしまいましたし。3Dモデリングソフトでは代用がきかないですしね。まだまだ延命しそうです。

DRA-CAD18の新機能「マクロ」どうやって使おうか??

DRA-CAD18(及びLE)がユーザーのもとに届き始めたようです。速度アップしたり、JWW操作の致命的な部分が解消されたりとなかなか有意義なバージョンではあるのですが、カタログを見たら「マクロ機能」が搭載されているではないでしょうか!!夏に発表されたplusにはなかった機能だったので楽しみに?していました。

使うには「補助」内の「マクロ」を起動します。

これですね!!

起動するとこんなダイアログが(マクロ1~3は私が実験で作ったので実際は作らないと表示されません)。

DRA-CADのマクロは、スクリプトなどを使って自動化するのではなく、コマンドを連続で起動していく、というシンプルな物です。上のマクロ1だったら、最初に線分コマンドが起動しますので、線分を描きまくって気が済んだらコマンドを解除すると、直接文字入力・編集が起動するので、文字編集を終えるまで編集しまくってください!!というものです。各コマンドは終了させない限り続くので、作業ルーチンが決まっている人はかなり便利かもしれません。

ちなみにファイルを開くなどのコマンドも登録出来るので、

・ファイルを開く

・何らかの編集をして

・上書き保存

のようなこともできるはずです。

ただし、オプションコマンドはダメなようです。壁量計算系、採光計算系なども(ヘルプ参照)。もくもくぺんは使えた方が良いような気がしますが、意外と制約が少ないので作業効率化を考えて見ても良いと思います。

DRA-CAD18はGDIで速度アップしたというが・・・

DRA-CAD11あたりからDirectXによる描画で高速化とか、64ビット化による高速化とかいろいろあったけど、2Dで高速化の恩恵を感じることはほとんどなかったのではないでしょうか?しかし今回DRA-CAD18ではGDIで高速化・・・という魅力的な内容だったので試してみました。恐らくですが、「GDIをマルチコアで描画」のチェックをONにすると効果があると思うので入れてみました。そしてビューの退避BMP作成をONOFFを比較してみました。ちなみにCore i5-7500 3.4GHz メモリ8GBでHDD運用です。

まず100MBの図面データ(実際に使ったデータをコピーアンドペーストして巨大化したもの)の読み書きです。データ数が162万ですな。DirectXモードでは読み込みが難しいレベルのデータで、読み込みでハングしたり、読み込み時間がかかるうえ、拡大縮小も遅くて実用にはなりません。本来こういうときに威力を発揮するはずなのですが、3D専用なのでしょうか??ちなみに画像を貼ってあると強制的に制限がかかるらしく標準図などで描画が読めなくなります。重い2DではDirectXモードは使うな!ということなんでしょうか?

次にDRA-CAD17 LEのGDIと、DRA-CAD18 LEのGDIの比較。軽量のファイルではほとんど差がない状態でしたが、これだけ大容量だと誤差ではない感覚で差があります。それでも、パソコンの状態で動作が上下するので完全に18が優位という感じはしません(状況によって感じ方が変わると言うこと)。JWWで同レベルのものを編集するより楽なのは事実です。住宅設計をやっている限り、2Dでは問題はなさそうです。マウスの引っかかりのようなものが減りましたね・・・。

それよりも両ボタンドラッグでの拡大縮小で、コマンドが中断しなくなったほうが、はるかに快適に感じました。なぜ今まで実現しなかったんでしょうね??JWWユーザーはクセでどうしてもやってしまいますからね。私はDRAのときは自動的にホイールで拡大するようになってしまいましたが(汗)。

ただこの新設定部分もマルチコア部分のヘルプの説明がなかったりしますし、なんだかな~という部分は残ります。まあ大部分の方は興味がないのかな、なんて思います。

DRA-CADのクイックメジャー機能は便利!!

たぶん5年くらい前に実装されたDRA-CADではあまり有名な機能ではないクイックメジャー機能。起動すると問答無用で、クリックした場所のX軸とY軸の寸法が片っ端から入るという恐ろしい機能。階段などの間隔が合っているか?とか確認するときは一発でわかりますね・・・。

別に図面に書き込むわけではなく、表示するだけ・・・という思い切った機能です。非常に便利ですね。このような小技がたくさんあって、使いたい物を選んで使う・・・というのがDRA-CADの良いところですね。

DRA-CAD付属の忘れられた画像編集ソフト

DRA-CADといえば、国産建築CADの老舗だ。長い歴史の中で様々な創意工夫をしてきている。その中で世の潮流から離れてしまったものもあるし、今となっては必要???というものもあります。それらも含めて歴史があるというのだが・・・。

さて、今回紹介するのはDRA-CADに付属の画像編集ソフトDraster2。最近アップデートされているのか?も謎ですがグラフィックソフトを持っていない、インストールしていないときに、最低限の処理ができるので重宝します。

起動すると古そうな感じです。ファイル形式もjpeg、bitmap、tiff、pngのみ(それで十分ですが)。TWAINにも対応しています。背景写真とCADで作ったパースを合成することをウリとしていたらしく、マスク、アルファチャンネル、モンタージュとその手の編集面は充実。明るさや色相の補正なども一通りでき、Windows標準のものよりも使い道が多いです。なげなわ選択なども一通り揃っていて、CAD付属ソフトとしては非常に充実したものとなっています。少なくとも私はこのソフトだけで出先での急な写真の編集なども問題なくこなしています。もう少し改良すれば非常に良いソフトになりそうなのに注目もされていなくて残念です。

パースなどをアルファチャンネル編集も簡単で助かります。

ヘルプが雑すぎてわかりにくい、トリミングがドット単位で指定できない、アイコンが直感的でないなどありますので改良を望みます。CADと画像編集ソフトは併用することが多いので、もう少し改良していって欲しいところです。

Croscope Ver1.3.5 アップデート

久々にアップデートされました。

バグフィックスがメインです。

発売から時間が経ちました。価格的にも機能的にもかなり魅力的・・・と思われたのですが、i-ARM、DRA-CAD LEなどでもそうなのですが、構造システムグループは、低価格ソフト、低価格をウリにしたソフトにこれでもか、と機能を詰め込むクセがあります。それが価格維持のため、といえばそれまでなのですが、必要ない機能まで詰め込み、そのソフトに本当に必要かを煮詰めていないケースが散見されます。また発売時から有用と思われる機能をアップデートしないこともあります。

さて、Croscopeが発売されたときにくらべ、クラウドやスマホ、タブレットの重要性が高まっています。DRA-Viewerなんてタブレット用のビューワもでています。Croscopeはクラウドとの親和性と、スマホ対応が急務です。DRA-Viewerの有料高機能版となれば、誰も文句は言わないでしょう。Croscopeという名前も浸透しなかったわけなので、DRA-Viewer professionalなどという名前に変えてしまってもいいと思います。画像ビューワーとしても有能ですし、画像編集も簡易ながら搭載しているわけで、今のままCroscopeとして売っていくのはもったいないです。もっと売れるはずです。

もっともメーカーが本気にならないのは、CADの変換という意味では、価格が高くてもDRA-CAD LEが好調、という側面もあるのかもしれません。確かにCroscopeが売れるよりDRAが売れた方が良いでしょうから。しかし分野はまったく違いますから、うまく棲み分けたほうが良い気がします。