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KIZUKURI Ver8発表

2020年11月20日にかねてより噂のあった木造構造計算ソフトKIZUKURI Ver8が発売となります。噂以上のことはないとは思いますが、久々の新バージョンとなります。

目玉の新機能は

・斜め壁に対応
・JWW下絵機能追加
・住宅営業支援システム「ALTA」との連動

です。すでに商品画像が斜め壁になって「予告」されていたため、知っていた方も多いと思います(たぶんミスなんでしょうけど)。金物選定はN値計算で対応・・・と書かれているので全面的に対応というわけではなさそうです(わかりません)。kizukuri最大のネックと言われていただけに、歓迎されるでしょう。

下絵機能はkizukuriが黒背景なので、白線をメインに表現されているようです。非常に効率が良くなる機能なのでこちらも利用者には歓迎されるでしょう。

梁の算定結果を梁の部材情報に取り込めるようになりました。kizukuriはオートで算定して、そこから数字を打ち直している人も多かったと思いますが、その結果を取り込めるようになりました。まあ修正するんでしょうけど(爆)。HOUSE-ST1のように必ず数値を入れなければならない構造計算ソフトに比べて操作しやすかった反面、仮定断面を出す訓練にはなりにくかったな~と思っていました。まあどちらにせよ作業しやすくなりました。

転倒モーメントによる短期接地圧の検討に対応しました。他のソフトでは既に対応済みが多いのですが、ようやく追いつきました。まあ手計算でできるんですけどねえ・・・。

他にも細かな改良があるようです。

当初は時代の先端を走っていたKIZUKURIもグレー本が出た頃から戦力不足が露呈していました。それでも計算しやすさとベテランの構造設計者に支えられてシェアを維持していました。しかしさすがに若手設計者には厳しくなってきました。そこで今回のバージョンアップです。斜め壁と下図はHOUSE-ST1の躍進の一つだった機能です。ついに老舗構造計算ソフトも、HOUSE-ST1を追うようになったと思うと感慨深いです。

CSTは建築CADのALTAに力を入れており、KIZUKURI買収もその一つだと思われていました。ようやくALTAとの連携機能が搭載されました。別ソフト同士の連携なのでどこまでうまくいくかは?わかりませんが、アーキトレンドのように同一会社内でも、それほど連携がうまく行っていないところを見ると、チャンスはあります。聞いたところによると、非常にスマートな方法のようです。ALTA、KIZUKURIとも生き残りをかけて、搭載してきていると思います。他社も油断はできません。

バージョンアップの間隔が短い割に新機能の搭載が微妙なのが残念です。真新しい部分が、ALTAを持っていないと実感できないのが何よりも残念です。斜め壁も下図も他社では既に普通ですからね。それと既存ユーザーのバージョンアップ間隔が短いのと金額が上がってしまったのが本当に残念ですが、今までが非常に良心的だったから仕方がありません。今回も最新バージョンの6.7~7.1の方のバージョンアップ金額は75000円ですが、6.6以前は180000円となっています。金額が11月19日前後で変わるようですが、今のところホームページでは金額に差異がありません。今後の機能搭載が有料なのかはわかりませんが、お財布に優しいソフトでなくなったことは間違いありません。競合他社は、今度こそチャンスだと思います。なので、KIZUKURIも次回のVer9は本当に頑張らないと地位が危ないと思います。

 

構造計算ソフトKIZUKURIエンジンを搭載した建築CAD「ALTA Revolution」

コンピュータシステム研究所は7月29日に、建築CAD「ALTA」シリーズの最新版「ALTA Revolution」の販売を開始しました。

あまり有名ではありませんが、木造系の建築CADで、アーキトレンドなどと競合する製品です。今回のバージョンの目玉は、木造構造計算ソフト「KIZUKURI」の機能を搭載し梁サイズなどを正確に算出できるという点です。KIZUKURI自体を搭載しているわけではなく、構造計算書の出力には、データ連係でKIZUKURIに転送して出力する仕様のようだ。その他伏図作成機能を大幅に強化し、生産性をアップしたようです。また宮川工機と共同開発した自動伏図エンジンを搭載しているので、プレカット工場独自の設定を基にした構造伏図の作成が簡単に行えるのもポイントが高いです。

またプランニングでは手書き図面を「AI」で3Dデータに自動変換できるなど、先取的な機能搭載も目立ちます。

構造パックを含まない「ALTA Revolutionプレゼン・見積パック」は5年間の保守を含んで180万円から、構造を含んだ「ALTA Revolutionプレゼン・構造パック」が330万円からと、通常の設計事務所が購入するのは難しそうな価格帯ですが、効率的な設計を行いたい設計者にとって魅力的な製品です。

KIZUKURIのバージョンアップ価格改定

昔からの木造舎のユーザーからすると、バージョンアップ代金高いな、と思ってしまいますが、いつまでも過去のバージョンを使い続けるのは危険です。ということで、CSTがバージョンアップ価格を改定しました(6月以降に変更のようです)。以前は、バージョン毎に細かくわかれていたのですが、新価格は古いバージョンのバージョンアップ価格が安価に統一されました。それに伴い値上げになった可哀想なバージョンもあります(その方は至急バージョンアップしたほうが良いです!!)。特にkizukuriの古いバージョンの方はかなり安価に変更されましたので、使い続ける方はアップしましょう。

ちなみに私は、在来は最新、2×4は4.7なので、2×4のみバージョンアップを予定しています。実はさっさと移行したかったのですが、中途半端な実装だったので、すぐに新バージョン出るだろうな・・・と思ったらまったくでなかった・・・ので、そろそろかな?と思って待っています。ただ金額が直近バージョナのバージョンアップは7.5万と変わらないのに、それ以前になると15万から18万にアップ・・・。よって毎回きちんとバージョンアップしているとお買い得になる・・・ような価格設定になりました。