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軍艦島に行くときの注意点

軍艦島遠景

軍艦島遠景

死ぬまでに行きたい!と思っていたものの、案外早く上陸できました。はい。長崎に行ってきました。新婚旅行ではありません(爆)。

軍艦島上陸証明書

軍艦島上陸証明書

上陸日:2015年10月17日

軍艦島上陸クルーズ(やまさ海運株式会社)

DSC_0408

事前に色々調べてから行きました。おかげで楽しめました。絶対に行く前に勉強をしていきましょう。何で作られたのか?どのような歴史なのか?どのような建物があったのか?どのように住んでいたのか?知っていると景色が変わります。ただ行ったよ~というのはもったいなさ過ぎです。上陸前も遠くから、あそこは何だったか?とかわかります。何も知らないで上陸すると、上陸時にはスケール感に慣れるのに時間がかかると思います。大きさなどは大まかに掴んでおきましょうね。

屋根が大破した端島小中学校

屋根が大破した端島小中学校

屋根部拡大

屋根部拡大

死ぬまでに・・・・と思っていたのですが、行きたい方は早めにいったほうがいいです。急速に傷んできていますから。風景もネットや写真で見ていたものと異なっている部分が多いです。つまり壊れてきているのです。上の端島小中学校は、過去に訪問した方の写真は屋根はかろうじて残っていましたが、今回は大破していました(写真前方の建物で上が凹んでいるのがわかると思います)。観覧用の道路はキレイに整備されていますが、他は危ないです。しかも観光客多すぎ。船も満員!恐らく今後もたくさんの観光客が来て、その間に建物は壊れていくと思います。今でも十分壊れているので今のうちに見ておいた方がいいでしょう。

鉄筋コンクリート造の寿命や地震以外の破壊状況を見たくて行きましたが、想像以上です。晴天だったので、カメラでも暗部を写すのは難しいですが、双眼鏡を使った目視での観察では意外と見落としがちだったものを見ることができました。カメラパシャパシャは、思ったより観察できないのでお勧めできません。ビデオカメラも思ったより細部が写らないらしいので、広く取るよりも望遠で写したいところ付近を手ぶれしないように流して撮影するようにしたいですが、あまりお勧めしません。やはり目で見た方がいいです。そして拡大して見たいときに双眼鏡を使いましょう。

31号棟

31号棟

この島へツアーで行く場合、いろいろな注意事項があり、誓約書にサインが必要です。傘はダメ、ヒールはダメとかいろいろあります。日影や物陰がないので、気温差が激しいです。10月中旬ですが、死ぬほど熱かったです。夏は(以下略)。もちろん島にはトイレも自販機もありません。よって、帽子、防風防雨用上着、タオル、ペットボトル飲料など必須です。晴れているなら日焼け止めもあるといいです。暑い季節に半袖もNGです袖があったほうがいいでしょう。船は結構揺れるので酔いやすい人は酔い止めも飲んでおきましょう。もちろんアルコールは厳禁(上陸や乗船を止められることがあるそうです)。船はほぼ満員でしょうから荷物は最低限にしましょう(一応定員が決まっていますので座れます)。天候が悪いと中止もありますし、上陸中止もあります。小さな船で外洋にでるので仕方がありません。

船によって違うと思いますが、私が乗った船は、下階は室内でプロジェクターやビデオを使った生解説(カメラを室内から操作して島などの説明をしてくれるので素敵です)、上階は甲板で見晴らしがいいです。個人的には説明をじっくり聞きながらカメラ映像をみたほうが為になると思いますが、上階のほうが人気です。乗船は早めにすれば選べるので早めの乗船を心がけましょう。ガイドのお話は楽しいです。写真撮影ばかりするのはもったいないです。撮影する時間は十分あるので、まずはお話しを聞いてみてください。

観察用にズーム双眼鏡があるといいです。天文ファンは倍率が低い高級なのを好みますが、この島ではズームで倍率が稼げるものがいいです。昼なのであまり明るくなくてもなんとかなります。個人的にはビクセンのコールマンM8-24×25のような高倍率ズームをお勧めします。もし船から見る場合は船酔い覚悟ですが、防水をお勧めします。私は勇気がないので室内からみていましたが(爆)。

錆びた鉄筋拡大(839mm相当の超望遠で撮影)

カメラですが、露出調整を素早くできるようにしておきましょう。特に晴天時は明暗の差が激しく、通常のスマートフォンやデジカメでは暗部がつぶれます。デジイチやミラーレス一眼で、露出を自由に調整できるよう予め訓練しておきましょう。船からの撮影も考えると小型のカメラが理想です。小型デジカメは高倍率ズームで手ぶれ補正が効くものを持っていきましょう。500mm相当以上も案外使えます。

意外と狭い範囲しか歩けませんし、近くにも寄れません。それでも見る価値十分です。ただ、もしもう少しきれいで近くまで行きたい!というのなら、同様の環境ながら2001年閉山の池島炭鉱があった池島をおすすめします。こちらも8千人くらいいた人口が現在では200人台まで急速に激減したものの、有人島で、普通に訪問できます。船便も多いです。珍しい8階建てのRCアパートも健在です。次回は池島にも行きたいと思っています。