東日本大震災」タグアーカイブ

岩手県で震度5弱

12月21日午前2時23分頃、岩手県で震度5弱を観測する地震が発生。震源地は青森県東方沖で震源深さは約10キロ、M6.3と推定されました。もう少し大きいと津波の危険がある、ちょっと危険な地震でした。震源から離れている盛岡が最大震度というのも珍しいですが、東日本大震災の余震っぽいことでも注目でした。最大震度5弱は盛岡市。函館市、八戸市など比較的後半に震度4を観測しました。

そういえば18日18時9分頃には、新島で震度5弱を観測する地震が発生しました。全体で見ればそれほど増えている感じはないですが、立て続けに震度5弱を観測すると不安を感じます。また伊豆周辺では地震活動が活発になっているようです。特に新型コロナ流行期ですから、何かあって避難所・・・というのは絶対避けたいですからね。

東日本大震災から5年

今年も3月11日を迎えました。さきほど一緒に黙祷しました。

あれから5年です。私の場合、3月頭に車を購入し、11日をまたいでガソリン不足で車が納車されない!というある意味どうでもいいことも体験した震災。そのときの車も残価設定5年だったので、新たな乗り主を求めて旅たっていきました。皆それぞれ、いろんなことがあった5年だと思います。

ここ数日、震災関連のテレビや当時の資料を見返していますが、やはり忘れかけていることもありますね。そして新たに感じること、気づいたことも。

職業柄、耐震性の高い住宅を設計し、耐震診断を行い補強を行って・・・というのがライフワークになっていますが、それを最低限のこととして、さらにできることはないのか?と考えることがあります。そのたびに、自分のやっていることがまだまだ至らない部分もあるのに、ほかのことを・・・と思い直します。

東日本大震災の頃にくらべて、私の設計スタンスも変わってきました。ただ頑丈なだけでなく、周囲への影響や、周囲からの影響をより強く設計に反映するようになりました。また耐震補強では防火の面も気にするようになりました。もちろん省エネ設計を多様するようにもなりましたが、防災対策がメインなのは変わりません。

洪水対策も依頼されることが多くなり、1階WRC造(壁式鉄筋コンクリート造)、上部木造のような建物も増えてきました。WRC造の欠点も見えてきたので、今後はCLTなど火に強く断熱性が高い木造にも挑戦していこうと思います。

ぜひ、今晩だけでも震災のことを思い出し、防災のことを考えていただければ、と思います。

 

構造設計者が有罪?の波紋・・・東日本大震災での大型店スロープ崩落事故

日経アーキテクチュア3月2日の記事より

東日本大震災から5年。未だ復興とはほど遠いものの、被害地域を除けば原発が再稼働したり、オリンピックの話題が大きくなったりと、徐々にではありますが風化し始めたことに時の流れを感じる今日この頃。震災被害での裁判の判決が出ました。詳しくは上記記事をご覧ください。

東京都町田市の倉庫型量販店の立体駐車場のスロープが崩落した事故をめぐる判決で、業務上過失致死傷罪で構造設計(構造計算)を行った建築士に禁固8ヶ月、執行猶予2年の判決が言い渡され、被告は判決を不服として控訴したそうです。

刑事事件ですし確定もしていないので、なんともいえませんが地震による建物崩落で構造設計者に有罪判決が下るのは極めて異例です。朱鷺メッセの件を見てもこの手の裁判が非常に難しいものであることは伝わってきます。不起訴になった設計事務所がなぜ不起訴になったかもこちらには伝わってこず、設計ミスでもないと認定されているのに、構造計算のみを仕上げた構造設計者にだけ有罪・・・。見えない部分があるからかもしれませんが、非常に不可思議です。

罪に問われるかどうかの前に、情報の共有や打合せの大切さ、イレギュラーなやり方の危険さを改めて感じました。また耐震偽装事件のときと同じく1人にだけ・・・と感じてしまうのは疑り深すぎでしょうか?ただ耐震偽装事件と異なり、実際に人が亡くなっています。後生のためにも、きちんと情報公開して欲しいものです。