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佐渡汽船「あかね」売却??

本当に何というか・・・大好きな島の船だからこそがんばって欲しいのですが。

佐渡汽船の直江津ー小木航路の活性化の切り札として平成27年に就航した、あかね。カーフェリーながら高速運航でき、一隻でこの航路をまかなえる。当時北陸新幹線開通に合わせて・・・ということもあり急遽海外から新造船を購入したのですが・・・。5年で売却方針を発表しました。ちなみに佐渡市は売却容認のような報道もありましたが、市長名で容認したわけではない、と否認しています・・・情報が混乱しているのでしょうか??

あかねの欠点は当初からわかってたそうです。納期ありきで選んだこともあり、造船費用も高く、維持費も高いです。また今までのフェリーとは操作性なども異なる上、メンテナンスも手間とコストが高いのです。国内メーカーじゃないですからね(海外メーカーなら安いとか、性能がすごい良いとかメンテナンスが楽とか、とてつもなく安くてコスパが良い、とかならわかるのですが。海外製を否定しているわけではありません)。ただでさえ荒海の日本海を渡るのはメンテナンスが大事ですからね。その上で致命的なのは、荒海に対応できないこと。少しの波風で揺れ、その揺れが酔いやすい気持ち悪いものでした。晴天で凪なら本当に快適なんですけどね・・・。

高速船を導入し波に弱くて乗船する人が減って引退・・・どこかで聞いたことあるな?と思ったら、寺泊赤泊航路です。カーフェリーにかえて、あいびすという高速船を導入。案の定、荒海に耐えられず改造。それでも無理・・・客は乗らない・・・航路廃止に追い込まれたのは2018年。ちなみにあかね導入は2015年なわけで、そんなこと学習してなかったわけではないと思うのですが(汗)。

私も、あかねが来るとき、あいびすの失敗例があるから外洋でも大丈夫な船なんだろうなぁと勝手に思っていました。しかし結果は裏切られました。私のようにそれほど荒天のときに佐渡に渡らない人から見れば、なんかなるだろうと思うんでしょうけど、実際多用している人には我慢出来ないのでしょうね。どんどん乗客は減ってきています。ちなみに私の故郷は小木なのに、小木の親族は、あかねに乗ったことすらありません。あまりの悪評で、両津まわりで新潟に渡ってしまいます。これは非常に悲しいことです。

今のままでは毎年10億円の赤字がでるそうです。小木直江津航路は慢性的に赤字です。私が子どもの頃は、本当に賑わいました。カーフェリーの切符買うの大変でしたからね。カーフェリー2隻体制で、一時期はジェットフォイルも運航していました。カーフェリーは新潟両津航路のお古でしたが、比較的年式の新しいうちにやってくるので年々豪華になって楽しかったです。

それがね。今ではね・・・さて、あかねがなくなったらどうするの?と思うかもしれませんが、ジェットフォイルで・・・だそうです。あかね導入のときもジェットフォイルの話はありましたが、車が運べない、荷物が運べないなどで、見送られたと聞いております。そもそもジェットフォイルも運賃が高額で佐渡の人は急ぐときしか利用しないとか言っていましたからね。困ったものです。普通にカーフェリーで良かったような・・・。

ちなみに、あかねの建造費は60億円。あの、ときわ丸も60億円だったわけで、どっちがお買い得だったかは明白です。ちなみにジェットフォイルは35億円ほどと言われています。そもそもジェットフォイルも老朽化してリプレイス問題が発生しているのに、あかねやあいびすの失敗をどう見ているのでしょうか?

感情的になりますが、離島は現在厳しい状況にあり、フェリーで2時間半もかかる島には、うまくやったって赤字になってしまうのは仕方がないことなのです。それなのに無駄な投資を繰り返しているのは佐渡島民だけでなく佐渡ファンも納得できないでしょう。そもそもそれだけ時間がかかるからこそ、頑丈で安心して渡れる船が必要なのです。正直ジェットフォイルすら不要論があります。直江津小木に導入するジェットフォイルは新造ではなく中古です。果たして佐渡の荒波に何年保ってくれるでしょうか?もっと先を見て欲しいです。

個人的には、おけさ丸も老朽化してきて、ジェットフォイルも、と思うと絶望的なので、あかね、ジェットフォイルを全面廃止し、まずは小木に1隻、3代目こがね丸クラスの国産フェリーを導入。その後、おけさを引退させ、同クラス(ときわクラスではない)の揺れに強いカーフェリーを投入、くらい思い切らないと、どんどんお金を失うだけで、改善はしていかないと思います。ジェットを残したままだと、おけさ丸の代わりの船は、ときわ丸よりも安価なものになって、主力航路にも危機が及ぶ可能性が高いです。ジェットフォイルも好きですが、現状のジェットフォイルは佐渡には不要です。その代わりに佐渡空港を延伸・復活させて空路を充実させるべきです。もちろんそれも難しいことはわかっているのですが。

 

佐渡島ご当地パズル「北沢浮遊選鉱場跡」

佐渡島の旅館の伊藤屋さんが、佐渡島ご当地パズル「北沢浮遊選鉱場跡」を作りました。伊藤屋さんの番頭ブログの紹介記事はこちら。なんか漢字ばかりで何??と思うかもしれませんが、佐渡金山の鉱石処理場で、1937年頃に建造されました。一ヶ月の5万トン以上の処理能力がある巨大な設備でした。佐渡金山の縮小とともに、わずか20年足らずの稼働で閉鎖されてしまった悲運な建築物です。その後廃墟化したのですが、周辺環境を整備して見学できるようになったのが、北沢浮遊選鉱場跡です。

北沢浮遊選鉱場跡(撮影:しろなまず)

当然私も古くから知っていて・・・と思われるかもしれませんが知ったのはネットでした。ラピュタに似ている・・・とか話題になったので。佐渡金山は当然行ったことがあったのですが、そこからそれほど離れていないこの場所は行ったことがありませんでした。2016年に初めて行きました。思った以上に壮大で佐渡観光では外すことができないスポットですね。ちなみにそのとき泊まったのは伊藤屋さんです。

北沢浮遊選鉱場 私の好きな撮影位置。鉄筋が露出しはじめているところも必見!! (撮影:しろなまず)

さて、伊藤屋さんのジグソーパズルは500ピース。満天の星空の元、夜景が綺麗なバージョンです。佐渡好きな方だけでなく、きれいな風景が好きな方!廃墟マニア、皆さん納得のものとなっております。通販で販売する予定なようなので、購入できるようになったらお知らせ致します。なまあずショップ楽天市場店でも要望がありましたら、販売できるか?交渉してみます。ちなみに、以前、ウサギ観音Tシャツの販売でもお世話になりました。まだウサギ観音Tシャツ、在庫があるかは、楽天市場店の下記ページにて(白地のみ)。

 

なまあず日記styleのネットラジオ「Catfishなおうち」昨日第五回をアップしました。どんどん本性を現して??マニアックなクリップボードの使い方を解説しています。Windows10のクリップボードって複数の履歴を保存できるんですよ~是非聞いて活用してみてください。

「Catfishなおうち」第五回配信(2020年5月14日配信)

佐渡汽船、おけさ丸の不具合のため、今冬の欠航増の見込み

佐渡汽船は2月6日に、新潟ー両津間のカーフェリーおけさ丸が機器の不具合のため、しけによる欠航が増える見通しと発表した。冬の日本海で穏やかな海が予測できないのだが、これは、離着岸に使うプロペラの軸の亀裂とのこと。4つあるらしく残りの3つは使えるので通常運行には問題なく、部品が届きドック入り出来るタイミングまでこのまま運行するそうです。5,6日には計8便欠航しており、修理は4月以降となるため、この冬のカーフェリーでの移動は厳しそうです。ときわ丸に頑張って貰わねば・・・。えっ??今は、あかね???被害大きそう・・・

佐渡のウサギ寺(長谷寺)を助けて!台風で飛ばされた屋根を修理したい(クラウドファンディング)

はい。佐渡で数年前に話題となった巨大な「うさぎ観音」で有名になった長谷寺がクラウドファンディングを開始した。長谷寺の屋根が台風で飛ばされたのは2018年。その修理費が1500万円らしい。その話は知っていたが、まさかクラウドファンディングを始めるとは・・・

ちなみに私は長谷寺とは無関係ですが、私の一族は佐渡島出身。私も佐渡になじみがあり、うさぎ観音をモチーフとした「うさぎ観音Tシャツ」をなまあずショップ・なまあずショップ楽天市場店・駄菓子屋なまあずで取り扱わせて頂いたこともあるので紹介しておきます。

佐渡のウサギ寺(長谷寺)を助けて!台風で飛ばされた屋根を修理したい(CAMPFIRE)

うさぎ観音が建立あれたのは2018年。皮肉になってしまうが、うさぎ観音を建てなければ(うさぎ観音の制作費は800万円という説あり)、その金額で補修できたのでは???と思ってしまいます。古い寺なのでその他補修費もかかりますし・・・。果たして、うさぎ観音を作る余裕なんてあったのかは(寄付がかなりあったにせよ)わかりません。しかし住職は観光客が増えたりしてその収益が上げ、結果的に文化財を補修し守ることを選択したようです。

住職の狙い通り、その異様な(?)外見は、ネットニュースなどで話題になりました。ウサギ観音Tシャツもウケました。しかし観光の目玉・・・となり、収益改善(そもそもお寺で収益という言葉を使って良いのかは私はわかりませんが、それがなければ運営も修理もできないのでここではこの言葉をつかわせていただきます)には、結果的にならなかったようです。今回のクラウドファンディングの目標額が、修理費見積の1500万円全額(注:当然返礼額もあるのでこの金額すべてが使えるわけではありません)ということでも、それはわかります。

佐渡の人口が減り、佐渡の観光客が減り、佐渡に渡る航路が減り・・・という時期に観光名所を、という気持ちは良くわかります。佐渡には他にも修理を要する文化財や名所(二ツ岩大明神とか)はたくさんあります。佐渡への興味が減ってきては、短期的には何とかなっても、長期的に不安なのは同じだと思います。

というわけで、興味がある方は、支援してみては。でも一番は、佐渡に興味を持って頂いて、佐渡に行ってきてほしいな、ということ。佐渡に30回くらい行っている私でも、非常に魅力のある島だと思っています。佐渡汽船での船旅、きれいな風景、美味しい料理、運転しやすい道路、個性豊かな観光地・・・コロナウイルスで海外旅行に行けなかった皆様!!是非佐渡へ!!!!

次期の佐渡汽船のカーフェリーに望むもの

佐渡島の人口減も進むと帰省客も減ってきて・・・と心配なことも多いです。その輸送の大動脈である佐渡汽船も迷走を続け、毎年乗客が減ってきているとのこと。島民も佐渡汽船も頑張っているのはわかるのですが、全国的に見て仕方がない部分もあるわけで・・・。

夜のときわ丸

といっても仕方がありません。しかも佐渡汽船はときわ丸とあかねは良いとして、ジェットフォイルやおおさど丸は老朽化が進んでいます。このリプレイスは頭の痛い問題だと思います。せっかくあかねで、直江津小木航路を建て直そうとしたのだが、揺れるだの何だので、乗客は減少の一途。やはり佐渡汽船は佐渡の魅力だけでなく、フェリー自体の魅力を高めないと。私のように子供の頃、佐渡汽船でいい思い出がある人は大人になっても好意的に見ます。やはり子どもが何時までも乗りたいと思う船を作ってほしいものです。

まず最近の潮流から、シャワールームと大浴場は欲しいですね。2時間半なので入ってゆっくり・・・には若干不足しますが、ちょっと入りたい人も多いはず。観光時期以外はシャワーだけでも良いと思います。

あと揺れ対策。おおさど丸に比べ新造の二隻は揺れやすいと聞きます。それだけで乗りたくないそうです。確かに直江津航路に慣れた私からすると、荒天でのおおさど丸は驚異的ですが、それでも最近の乗客の船に対する意識を払拭出来るほど日本海は甘くありません。今できうることを全て講じてほしいものです。

あと価格。今も頑張っているのですが、基本価格の値下げは必須だと思います。佐渡と新潟の行き来が増えれば島の経済にもメリットも多くなると思います。基本的な値下げはなかなか難しいと思いますが一層の合理化で何とかして欲しいものです。

おおさど丸

どうしても観光と日常で分けて対策を講じなければならないのです。日常の乗客を大事にしないとやっぱり足が遠のいてしまいます。速度や効率性だけ考えると駄目になるのは、あかねでよく分かったはずです。佐渡汽船というとどうしても顧客満足が後回しで目に見えやすいものに対策がいきがちな気がします。ジェットフォイルの時刻表だって、両津の朝が長年遅かったりとかね。ジェットフォイルの時刻表だって、新潟着は8:25着と及第点だが、両津着は9:00着。これでは仕事面で支障がでるので、もう一本早い便が欲しいです。もっと深刻なのは、最終便。新潟発、両津発とも17時台ですからね。19時には新潟に着くわけです。新潟発の新幹線や在来線の時間を考えれば、もう少し遅い着の船があったら便利だと思いませんか?そこはカーフェリーで補えば・・・と思っているのでしょうけど、カーフェリーの最終便は22時着ですからね・・・。寺泊赤泊航路がなくなり、直江津小木航路も厳しいなか、新潟両津航路の一層の便利な運用が望まれます。

佐渡汽船のジェットフォイル事故のその後

ジェットフォイル「つばさ」

一ヶ月程前に、佐渡汽船の新潟~両津航路のジェットフォイルが事故があり、怪我人が多数でました。海洋生物(たぶんクジラか?)との衝突で、高速船では避けるのが難しい事故ではあります。沈没しなかったのが不幸中の幸いでした。その後調査やジェットフォイル「ぎんが」の修理などがあり、一台は使えない状態が続いていました。3月28日のプレスリリースでは、「つばさ」の年次点検終了後(4月)に修繕作業に移るとのこと。つばさの年次点検中ということもあり、現在運行しているジェットフォイルは「すいせい」のみ。本数は4割減便ということで、ちょっと経済にも響くのではないかと心配しております。また速度を落として運行していて5分程度の延着・・・らしいです。仕方がないですが、これでは高速船の魅力が薄れてしまいます。更に修理は12週間・・・夏の繁忙期に間に合ってくれれば良いのですが、ゴールデンウィークは無理そうです。とりあえず「つばさ」が戻ってくることを待ちましょう。つばさが加わりとりあえず通常の運行に戻るのは、4月18日から、ということになりそうです。

佐渡汽船のジェットフォイルは、平成・・・ではなく昭和52年から運行しています。初代は「おけさ」。ボーイング製でした。その後、「みかど」「ぎんが」が運行しました。今回事故の「ぎんが」は昭和61年就航のかなり古いタイプで、他の2隻は川崎重工業製となっています。

その後、現在も活躍している「つばさ」(平成元年)、「すいせい」(平成3年)と矢継ぎ早に新造船を投入していた佐渡汽船。その高速性と佐渡という比較的大きな島ということで、大活躍しました。その後「ファルコン」(平成8年ー平成11年)が投入されましたが、すぐに売却され、ずっと新ジェットフォイルは投入されていません。悲しいことです。私が子供の頃はジェットフォイルにしろ、カーフェリーにしろ、すぐに新造船ができた時代だったのでね。

船旅の楽しさは、なかなか味わえない物です。身近すぎてもつまらないし、遠すぎると気軽に乗れません。その点佐渡汽船は1~2時間半程度と手頃で、船の性能も良いので、非常に良いですね。下記ホームページでは、過去の佐渡汽船の船を写真付きで紹介していますので、参考までに。

佐渡汽船の船舶の歴史

 

佐渡の本州への過去の航路

私は佐渡汽船でしか佐渡に渡ったことはないが、実は佐渡と本州を結んだ航路は今の形だけではないのです。

私の生まれた昭和50年、小木と珠洲市(石川県)と姉妹都市締結し、能登飯田港と定期航路が開設されました。なんとカーフェリーです。しかし3年後すぐにホバークラフト「しぐなす」に変わり、五年後には廃止になってしまいました。ちなみにカーフェリーの名前は「かもめ」。当時から??の航路というわけではなく、昔は北前船などで交流があった地域同士だったようです。しかし需要があるわけでもなく、あえなく廃止になったようです。

ちなみに近年では、たらい船で有名な力屋観光汽船が、高速船「あかしや」(定員64名)を夏の間運航していましたね。こちらも需要が少なくあえなく廃止になりましたが。あんな小さな船で外洋は怖いのですが(汗)。夏なら大丈夫なのでしょうか?

その他では、昭和45~52年は、小木ー柏崎航路もありましたね(それ以前に昭和25~30年にもあり。みゆき丸)。あと私の子供の頃は新潟ー赤泊航路なんてのもありました(平成元年廃止)。新潟ー赤泊はなんか限定で復活しそう・・・と思ったら新潟ー小木でした。

昔も別に定期航路が普通だったわけでなく、荒海の日本海なので、ゆるく期間限定で夏だけとか普通にありました。もちろん主要航路は毎日運航してもらわなければ困るのですが、他はスポットで、夏や観光だけとやってもいいと思います。そのほうが弾力的に運航できますし。

佐渡汽船には、新潟ー両津、直江津ー小木の国道は死守して欲しいところです。他はスポットなど柔軟に運航できればいいと思います。力屋のような他の汽船会社でも構わないと思います。個人的には馴染みの力屋にがんばって欲しいところですが・・・。

佐渡汽船、寺泊ー赤泊航路撤退で住民説明会

佐渡に行ってきました。昨年の10月以来ですが、夏の佐渡はやっぱりいいものです。しかしこの島にも様々な問題があるようです。
先月、佐渡汽船が佐渡と新潟を結ぶ3航路のうち、真ん中の寺泊-赤泊航路の撤退方針を発表し、県と佐渡市、長岡市に説明しました。

現在のこの航路の問題は、そもそも一回も黒字化していないうえ、経費節減のため2005年にカーフェリーから高速船あいびすに切り替えたことです。
そのこと自体悪いことではないのですが、そもそも荒海の日本海を渡るには役不足で、多少の改造を施したものの、荒天での欠航率が高すぎて地元の足としても、観光としても使いにくいのが現状です。そのため更に乗客数減少しています。私が赤泊港にいったときも乗客は少なめでしたね・・・。

この航路は新潟側、佐渡側とも交通の便が不便であることが問題視されています。佐渡側はさしたる観光名所もない赤泊で、しかも観光地や他の街にも遠く、バスの便も不便・・・です。寺泊側もJRの駅からも遠いうえ、その駅も大きな駅で無いため電車で行くのも難しいです。幸い北陸道からのアクセスは悪くないのですが、その時間プラスアルファで新潟港につけてしまうので、時間的なメリットは少ないのです。

しかしメリットも多いです。寺泊自体が観光名所です。そもそも大都市で観光という感じではない新潟港や、春日山城などの名所もあるものの観光地というイメージが少ない直江津に比べれば、はるかに楽しめます。温泉・宿もありますし、何よりも魚の市場通りは新鮮な魚を購入できるだけでなく、味わえることから根強い人気もあります。もちろん弥彦山や弥彦神社という名所もそれほど遠くはありません。

何よりのメリットは高速船が稼働すれば、約1時間で佐渡に到着すること!!これは新潟のジェットフォイルとほぼ同じです。もちろんジェットフォイルのほうが速いのですが、寺泊-赤泊のほうが遙かに距離が近く、3ルート中最短ということもあります。距離が短いので乗船料も安いです。往復でもジェットフォイル片道と変わらないコストパフォーマンスです。日帰りも可能です。

船の欠航は天候なので仕方がないのですが、この航路の欠航数は尋常じゃないです。少し不便でも新潟周りで行こうと思ってしまう地元の人も多いと思います。現代の人は揺れにも本当に弱いので、この航路は揺れが少なく欠航が少ない船を導入していかないと、どうにもならないのでは?と感じます。

そもそも日本海は揺れるの当たりまえですし、観光客自体の大幅増や、地元の人たちが本当に船を使って行き来が増える見込みも少ないわけですから、対策は本当に難しいのだと思います。それでも佐渡を愛するものとして、この航路を存続して欲しいと切に願っています。

佐渡汽船のあかねは、本当に乗り心地が悪いのか?




先日、佐渡に1泊2日で行ってきました。行きは早朝6:00の新潟発のときわ丸、帰りは16:30小木発のあかね。

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特に佐渡島民の私の関係者には、あかねは不評です。小木町に住んでいるんだから、もう少し応援してよ!と思うのですが、従姉妹に聞いたら「・・・まだ乗ったことがない」・・・。まあ私の親族は船自体嫌いな人が多いですからねえ・・・。

あかねの着岸。非常にスムーズに着岸していました。心配ないみたいですね。

あかねの着岸。非常にスムーズに着岸していました。心配ないみたいですね。

さて、あかねに乗るのは昨年の初夏以来。私は運が良いのか?そのときも海が静かでした。ただし、着岸が難しいのか?運航自体問題なかったのですが、着岸作業に時間がかかり、だいぶ遅れての佐渡上陸となってしまいました。せっかくの高速船なのに・・・と残念に思いました。ただ椅子も比較的しっかりして座りやすく、船内も高級感はないけど、鉄道などの雰囲気に近く親近感があります。またワンフロアなのでリアルに迷うことはありません。座席指定なので落ち着いて座れます。

あかねで変身しちゃおう!3種類のコスプレを借りることができます。Lサイズもありますので大人もOKです!

あかねで変身しちゃおう!3種類のコスプレを借りることができます。Lサイズもありますので大人もOKです!

寝転がれないことを残念がる人も多いですが、高速船ですから1時間40分と2時間を切っているので、寝るには短いですし、そんなに退屈になることはないでしょう。船内は、売店がありますが、自販機やその他楽しめるところはありません。売店でコスプレ衣装を借りられますので撮影したい人は必見です!!食堂がないのが地味に残念です。売店も食べ物はあまり多くありません。まあ時間が時間ですからね。食べたい人は予め買っていきたいところです。もっとも直江津はともかく、小木はフロアに売店がない(1階にある)し、あまり物量も多くありません。そっちのほうが問題かと。唯一の楽しめるところと言えば、船後方の甲板。この時期は風が強い上、高速船だから・・・外に出っぱなしなんてできません。まあ季節によっては気持ちが良いかな。酔う人が多いのと寝転がりたい人の要望からか?カーペットエリアが増設されていました。実際初めから寝っ転がる人もいました。

やはり揺れは気になるらしく、前日の時化た状況であかねに乗船した客が受付で海の状態をしつこく聞いていました。まあ聞いても海の状態は改善しないのですが(爆)。私も前日ときわ丸で佐渡入りしたときに、そこそこ荒波で揺れたので興味がありました。3mくらいの波なら、私の場合ときわ丸では気にならないのですが、酔ってはいている人もいましたね。たまに波がぶつかったときの衝撃は船旅になれていない人には、きついようです。まあこれだけ頑丈で大きな新造船で冬は荒波ばかりですからね。普通心配はしませんが。

ときわ丸やおけさ丸に比べて揺れやすいと言われるあかねですので、今回嫁もかなり緊張していましたが、トップの写真のように波がほとんどなかったので、快適に過ごしていました。しかし風の影響を受けるらしく、波の状態からは想像できないような大きめの揺れがありました。普通に座っていれば気にならないレベルですが。波は1m程度でしょうか?ビル上の長周期地震動の揺れのようなものが気持ちが悪い、という人には影響があったかもしれません。もう少し波がきついときに乗ってみたいのですが、運が良すぎて体験できていません。10月末でも天気が良ければ快適に船旅できる性能は、あかねは持っています。私も旅の疲れか、ついうとうと寝てしまいましたが、変に体が痛くなったりもしませんでした。快適な旅をありがとう!!あかねと佐渡汽船の皆様!!

佐渡汽船でポケモンGO!

佐渡汽船でポケモンGO!(写真はときわ丸にて)

携帯電波は、港に近い場合は問題ありませんが、ある程度出るときつくなります。昔はもっと飛んだような気がしますが。特にネットは厳しくなります。人気のポケモンGOもしばらくプレイできます。海の上を歩いて行きますね。新鮮!乗船の際は歩かずに座ったままでお試しあれ!!

10月末なのであかねの運航中に夕日が沈みます。運が良いと日没が見えます。船内アナウンスもありますので、日没タイミングで乗船中の場合はぜひ夕日を眺めて見てください。運良く水平線に沈むところを見ることができました。

佐渡汽船あかねからの日没

佐渡汽船あかねからの日没

船の揺れの感じ方は個人差が大きいです。乗らず嫌いはやめて、まずは波が少ないときに乗ってみることをお勧めします。カーフェリーの感覚からすると、かなり短時間で渡れるなと実感できます。今回、これだけ好条件なのに、乗船客が少なく寂しかったです。是非是非佐渡に渡るときは、直江津ー小木ルートもお忘れなく!!

佐渡汽船 船舶の歴史

佐渡汽船は本州と佐渡を結ぶ交通・物流の要というだけでなく、船好きの方にも愛されています。特に昭和後半の大型新造船ラッシュやジェットフォイルの投入など短い航路ながら先駆的だったこともあります。私も大好きです。

さて、いつ頃どの船が運航していたか?記憶があやふやになるのですが、さすがは佐渡汽船。ホームページに船舶の歴史を掲載しています。

佐渡汽船 船舶の歴史

なんと大正時代の船までのっています。第一佐渡丸は大正3年~昭和9年まで運航していたようです。全長33m、総トン数173tと小型でした。これで日本海を渡れるのか?不安になるほどです。速度も10.8ノット・・・。この時代に生まれなくて良かった!と思います。最近の船で揺れるとか文句言っている人は、この時代だと確実に死にますね・・・。昔の人はすごい!!

昭和になると現在の方にもお馴染みの船の名前がでてきます。といっても現在運航している船の名前はある意味奇抜で古さは感じさせないかわりに、ちょっと寂しい気もします。

私が記憶に残っている最古の乗船した船は、初代おおさど丸です。1865トンもあったんですね。佐渡汽船大型化時代の幕開けで長年活躍しましたね。もっとも私が乗り始めた頃は既に旧型化して小木~直江津航路で運用されており、両津~新潟航路には最新(といってもそんなに時代は変わらない)の、こがね丸とおとめ丸が就航していました。両船とも3000トンクラスで、おおさど丸をスペックでも凌駕していました。なので小木~直江津航路にこがね丸がやってきたときは嬉しかったですね。ちなみに両船が来る前は、おおさど丸より若干大きいえっさ丸も小木~直江津航路に就航しており、子供の頃は、えっさ丸かおおさど丸のどちらに乗れるか?を楽しみにしていましたね。ちょっとの差でえっさ丸が多かったような気がします。

そんななか、こさど丸が就航したときはびっくりしましたね。豪華な写真と総トン数や全長も大きかったおとめ丸を大きく凌駕していました。おとめ丸は全長101m、こさど丸は全長119mでしたからね。速力も軽く20ノットを超えました。その後、おおさど丸、おけさ丸まで大型船が続きました。佐渡の人口減、佐渡汽船の経営悪化などでその後は若干寂しい感じがしましたが、最近は、「あかね」や「ときわ丸」が就航し、再び活気が出てきました。

このホームページ、写真が小さくシンプルなのが残念です。もう少しスペックや逸話などが書いてあれば更によいと思うのですがね。愛される船があればこその佐渡汽船ですから。来年また佐渡に渡るとき、どの船なのか??今から楽しみです。