サイトロンジャパンから販売されている、「ニュートニー(NEWTONY)」「マクシー(MAKSY60)」という望遠鏡。名前からしてパッチもの感満点なのですが・・・
低価格な卓上望遠鏡ながら、学習用と銘打ってあるだけあって、鏡筒カバーが開けニュートン式望遠鏡の仕組みが学習できる優れものです。スペックは主鏡が50mm、焦点距離が200mmという市販じゃあり得ないスペックです。アイピースは10mmが付属するので20倍??せいぜい月のクレーター、木星のガリレオ衛星などと思うかもしれませんが、この倍率でもこの三脚では辛そうです。ただきちんとした三脚があれば、意外と使えるおもちゃかもしれません。 |
意外と優れた望遠鏡です。アイピースも交換出来ます。手元にあれば5mmアイピースを使えば40倍と土星の輪や木星の縞模様くらいは見えるかもしれません(注:50mmでF4なので、球面鏡なら球面収差が、万が一放物面鏡でも激しいコマ収差が発生すると思われますが)。
面白いのが、スマートフォンアダプターがついていること。これでスマホでの撮影が楽ですね。またスクリーンアイピースがありますので、スクリーン状の昼間の景色を映し出す・・・といった手法も使えます。もちろん地上を見ることも出来ます(逆さまでしょうけど)。
価格が価格ですので、夏にあまりお金が使えないけど、何か楽しいことないかな?という天文ファン、天文に興味のある方にお勧めです。三脚必須だと思いますが
価格が高いけど、実用性も含めたらこちらもお勧め。マクストフカセグレン方式というちょっと高度な光学系で、コンパクトです。主鏡は60mm、焦点距離は750mm。F12.5なので、比較的シャープに見えそうです。付属アイピースは20mmなので37.5倍か・・・。ファインダーがなければ導入がかなり難しいです。もう少し焦点距離が長いアイピースの付属を望みます。ただ、導入さえできれば、いいかもしれません。小型軽量なので、主望遠鏡の上に載せてもいいかもしれせん。マクストフカセグレンというと空気に馴染むのに時間がかかりそうですが、こちらもカバーを外せるので意外と速く馴染むかもしれません。
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