構造計算ソフトKIZUKURIエンジンを搭載した建築CAD「ALTA Revolution」

コンピュータシステム研究所は7月29日に、建築CAD「ALTA」シリーズの最新版「ALTA Revolution」の販売を開始しました。

あまり有名ではありませんが、木造系の建築CADで、アーキトレンドなどと競合する製品です。今回のバージョンの目玉は、木造構造計算ソフト「KIZUKURI」の機能を搭載し梁サイズなどを正確に算出できるという点です。KIZUKURI自体を搭載しているわけではなく、構造計算書の出力には、データ連係でKIZUKURIに転送して出力する仕様のようだ。その他伏図作成機能を大幅に強化し、生産性をアップしたようです。また宮川工機と共同開発した自動伏図エンジンを搭載しているので、プレカット工場独自の設定を基にした構造伏図の作成が簡単に行えるのもポイントが高いです。

またプランニングでは手書き図面を「AI」で3Dデータに自動変換できるなど、先取的な機能搭載も目立ちます。

構造パックを含まない「ALTA Revolutionプレゼン・見積パック」は5年間の保守を含んで180万円から、構造を含んだ「ALTA Revolutionプレゼン・構造パック」が330万円からと、通常の設計事務所が購入するのは難しそうな価格帯ですが、効率的な設計を行いたい設計者にとって魅力的な製品です。

kizukuri Ver7.5とkizukuri2x4 Ver5.0新発売へ(事業移行後の新バージョン)

あの木造構造計算ソフトのkizukuriが、有限会社木造舎から株式会社コンピュータシステム研究所に事業が移行したあとの、新バージョンが発表になりました。在来と2x4仲良く12月5日にリリースです。

既存ユーザーはその内容やバージョンアップ価格に興味が集まると思います。個人的にはどのような方向性で開発されるのか?ちょっと特殊な環境下に置かれていた旧ユーザーがついていくのか?非常に興味があります。

まず在来版の新機能は、控えめです。とりあえず出します、ということでしょうね。メジャーバージョンアップ番号でもないわけですし。まず主要金物メーカー5社の柱梁接合金物テンプレートを提供します。まあ既存のユーザーはだいたい自分で作っていたから不要でしょうけど・・・。これは初心者にはうれしい配慮ですね。カナイ・カネシン、ストローグ、タツミ、タナカと・・・あれ??って感じですが。そういえば、最適な金物を自動選定する機能も搭載され金物工法は便利になりますね。あとグリッドが180通りまで増えた(あれ??これは既存ユーザーも…以下略)。のも大規模を行う方にはメリットかと思います。

メジャーバージョンアップに当たるツーバイフォーはどうか?。計算書出力項目が増えて今までワープロで追記していた部分が減りました。また登録部材の検定計算一覧が出力できるようになりました。在来ではとっくに搭載されていた機能なのでようやく感があります。これがないと計算漏れが・・・(以下略)。金物一覧への表示もなぜ今頃・・・って感じです(指摘されることもなかったけど)。あと、略伏図の壁のプロパティに「両端部金物設定」機能を搭載し、引き抜き力略伏図に使用する引き寄せ金物が出力できるようになりました。これもな~って感じですけど。いまいち放置されていた感があったツーバイフォーもだいぶ在来に追い付いてきた、ということでしょうか??水平構面とか、頭つなぎとか・・・・は追加されていないようです。残念・・・。

ちなみに新会社でも製品ページができました!!長らく木造舎に慣れてしまったので(・・・)味気ない(というよりこれが普通)ページになりました。情報量が少ないのは同社のほかのソフトも同様なのですが。とりあえず新バージョンが登場し継続性も不安がなくなりましたね(まあ、継続性を重視するから事業移行したんでしょうけど)。まずは一安心というところです。といっても既存ユーザーに案内が行っているのかな?最近ネット上に情報が少ないな~。