はい。佐渡で数年前に話題となった巨大な「うさぎ観音」で有名になった長谷寺がクラウドファンディングを開始した。長谷寺の屋根が台風で飛ばされたのは2018年。その修理費が1500万円らしい。その話は知っていたが、まさかクラウドファンディングを始めるとは・・・
ちなみに私は長谷寺とは無関係ですが、私の一族は佐渡島出身。私も佐渡になじみがあり、うさぎ観音をモチーフとした「うさぎ観音Tシャツ」をなまあずショップ・なまあずショップ楽天市場店・駄菓子屋なまあずで取り扱わせて頂いたこともあるので紹介しておきます。
佐渡のウサギ寺(長谷寺)を助けて!台風で飛ばされた屋根を修理したい(CAMPFIRE)
うさぎ観音が建立あれたのは2018年。皮肉になってしまうが、うさぎ観音を建てなければ(うさぎ観音の制作費は800万円という説あり)、その金額で補修できたのでは???と思ってしまいます。古い寺なのでその他補修費もかかりますし・・・。果たして、うさぎ観音を作る余裕なんてあったのかは(寄付がかなりあったにせよ)わかりません。しかし住職は観光客が増えたりしてその収益が上げ、結果的に文化財を補修し守ることを選択したようです。
住職の狙い通り、その異様な(?)外見は、ネットニュースなどで話題になりました。ウサギ観音Tシャツもウケました。しかし観光の目玉・・・となり、収益改善(そもそもお寺で収益という言葉を使って良いのかは私はわかりませんが、それがなければ運営も修理もできないのでここではこの言葉をつかわせていただきます)には、結果的にならなかったようです。今回のクラウドファンディングの目標額が、修理費見積の1500万円全額(注:当然返礼額もあるのでこの金額すべてが使えるわけではありません)ということでも、それはわかります。
佐渡の人口が減り、佐渡の観光客が減り、佐渡に渡る航路が減り・・・という時期に観光名所を、という気持ちは良くわかります。佐渡には他にも修理を要する文化財や名所(二ツ岩大明神とか)はたくさんあります。佐渡への興味が減ってきては、短期的には何とかなっても、長期的に不安なのは同じだと思います。
というわけで、興味がある方は、支援してみては。でも一番は、佐渡に興味を持って頂いて、佐渡に行ってきてほしいな、ということ。佐渡に30回くらい行っている私でも、非常に魅力のある島だと思っています。佐渡汽船での船旅、きれいな風景、美味しい料理、運転しやすい道路、個性豊かな観光地・・・コロナウイルスで海外旅行に行けなかった皆様!!是非佐渡へ!!!!