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i-ARMの年間使用料の改定

株式会社建築ピボットの国産BIM(だよね?)のi-ARMの年間使用料が改定となりました。

基本的には変更がないのですが、複数年で割り引きする制度ができました。

具体的には1年毎だと118800円だが、3年間だと10%引き、5年間だと20%引きだそうです。単純に5年契約だと1年当たり9万5040円となり、年間10万円を切るので、非常にお買い得と言えそうです。ただ、ここまでの長期契約。前払いになるのか?それとも分割になるのか?など細かいことは書いてありません。果たして5年後までこのソフトがあるのか?など、動きの早い時代ですから、心配も残ります。もう少し心理的に楽な?感じのほうが良かったかもしれません。

この件について、メーカーから詳細は販売店に知らされていません。何か資料がきたら、詳細を報告したいと思います。

そもそもi-ARMとは?アップデートとLAB-SS終売

9月15日に建築ピボットの建築設計プラットフォームソフトi-ARMがアップデートされました。このソフトは、当初「国産BIM」として開発がスタートしたようですが、最近は建築計画系のソフトとして大きく路線変更し、同社の日影・天空率・斜線と日射量計算統合ソフトのLAB-SSの機能を取り込み、後継ソフトとして進化しています。LAB-SSは建築ピボットの統合型の建築計画ソフトで、一定のシェアがあります。このソフトは2021年9月30日で販売終了して、正式にi-ARMを後継ソフトであると明記し、乗換を案内しています。

同社では、未だこのソフトの販売方法に迷いが見られるようで、i-ARMの活用方法というホームページで対象は書いているのですが、まだ漠然としています。また同社オンライン販売では「3次元建築設計システム」と書いています。逆日影や天空率ができることから、生活産業研究所のADSシリーズと同系列のソフトだと断言できるのですが、知名度は今ひとつ。価格もADSシリーズに比べて安価であり、逆に何か欠陥があるのでは?と疑われるほどお買い得です(初期導入時の価格がなく年会費だけのため)。逆に年会費が高く感じられるのが売れていない理由なのでしょうか?

建築計画系のソフトとしては、建ぺい率・容積率といった初歩から建築可能空間、斜線制限、天空率、日影規制、採光・換気・排煙、防火防煙区画、避難経路計算と機能満載です。このあたりの機能はADSシリーズに引けを取りません。さらに、環境解析機能が優れています。太陽光に関するシミュレーション機能が充実していて、日照時間、昼光、壁面日影など設計時に検討したい内容が含まれています。

そもそもBIMとして開発されたのですが、その機能が充実しなかったおかげなのか、スピードは早く建物のモデリングも簡素です。3Dの設計もできるわけですからおまけとしたら凄いことです(注:おまけではありません)。BIMなのでIFCの読み込みもできるわけで、他のBIMから読みこんで検討するには最適なソフトではないでしょうか?このあたりはライバルADSは、各BIMからのコンバーター・アドオンを開発しており、更に先に行っていますが、そこまで必要ではないケースでは追加費用もかからないので良いのではないでしょうか?

とりあえず、年会費相当の約10万円で導入できる(翌年からもかかる)ので、試しで購入してみるのも良いかもしれません。

i-ARM Ver2(なまあずショップ楽天市場店)

 

3Dアーキデザイナーと3DマイホームデザイナーPRO、どちらを選ぶ?

3Dマイホームデザイナーといえば、一般人が簡単にきれいな住宅パースを書けることで大ヒットした住宅デザインソフトです。建築設計をやっている人でも使ったことがある人は多いだろうし、仕事で使っている人もいます。そのPROバージョンとして出た3Dマイホームデザイナーは、更に高度なデザインも出来、機能の割に安価だったこともあり、こちらも持っている人が多かった気がします。

しかし、メガソフトは、更に上位版として数年前に3Dアーキデザイナーを出してきました。果たして必要なの?との声もありました。そしてそのことよりも、マイホームデザイナーシリーズの、度重なる価格改定により値頃感が無くなってきたことが話題となりました。現在家庭用の3Dマイホームデザイナー13は、WEBショップで16500円もします。1万円以内で買っていた私からすると思わず「高い!」と思ってしまいます。また3DマイホームデザイナーPRO9も66000円とそれほどでもないのですが、上位版がでていてEXは132000円もします。まあソフトウェアの開発にかかる費用を考えたり、他社の金額を見るとそれでも良心的に思えているので、なんとも言えませんが。開発を考えると似たソフトを大量に作るとサポートも大変、ということで時代に逆行している気がします。操作もUIも似ている3Dアーキデザイナーは、更にプロ向きで高層建築物まで、という気持ちはわからなくもないですが、この価格帯になると他社のBIMが完全に視野に入ってきます。買い切りだと319000円です。そして3Dマイホームデザイナーの操作の良さは良いイメージになりますが、所詮素人のデザインソフトと思われるとイメージダウンにもなります。当初BIMと思われましたが、BIMではない感じで進んでいるようです。

もっともそのあたりはメーカーも分かっているらしく、高層建築もできるイメージで、家庭用3Dマイホームデザイナーのイメージを払拭しようとしています。また操作性は家庭用3Dマイホームデザイナーを踏襲しているようで、過去に触っていた人なら比較的簡単に操作できるようです。PRO版との大きな違いは、確認申請図の作成ができることも大きいようです。でもそれくらいなら、PRO版を進化させても良かったのでは??と思ってしまいます。

こうなってくると高機能過ぎる3Dマイホームデザイナー家庭版とPRO版が大きなライバルになってきていると思うのは私だけでしょうか?これから進化して差や棲み分けが進むと思うのですが、正直、家庭版とPRO版もその棲み分けがあまりうまくいっていなかったのでちょっと心配です。

私はPRO版と家庭版のユーザーです。両方とも旧版でバージョンアップするかどうかを悩み始めた時期です。その候補として3D Archi Designerもあるのですが、今のところ家庭版でも十分か?と考えてしまいます。

JWWで、文字を一括で通常の横表記に変えたいとき

kiz-subで変換した図面をJWWで90度回転させて書いていたら寸法文字が180度回転していて見にくくなりました(当たり前です)。それを一括で直す方法がないかな?と思ったらありました。さすがJWWです。

文字を選択したままで 編集ーデータ整理をクリックし文字角度整理をクリックするだけで直ります。便利!

アイケアの威力はいかに? BenQ GW2780

目が悪くなって、仕事の効率がすごく下がってしまいました。ご迷惑をおかけしているところもでてきて申し訳なく思っています。そこでディスプレイをデカくして目にストレスを与えなければ、少しは改善出来るかも・・・と思い、机に載る最大サイズの27インチディスプレイを購入しました。BenQのGW2780です。

BenQ GW2780 隣の17インチが小さく見える。

27インチなら4Kでも良いのですが、細かい字を見ることはないですし、パソコン速度が遅くなることを考えてフルHDに落ち着きました。またこのGW2780は目に優しい「アイケア技術」を搭載しています。まあ今になってみると「普通」の規格なのですが、

・ブルーライト軽減モード搭載
・フリッカーフリー
・輝度自動調整できるブライトネスインテリジェンス機能搭載

です。フリッカーがわずかながらに感じられる、前のモニターに比べ、新しいこともあり、落ち着いています。ブルーライトはあまり影響うけない感じですが、更に目が弱ったら感じるかもしれないのでありがたいです。

ブルーライトカット機能も段階別になっており、オフィス利用時に設定すると明らかに黄色く見えます。通常ならこれで良いかもしれませんが、写真編集の時など戻す必要性があります。設定は、昔に比べて画面にサポート機能が付いているので設定しやすいです。今のディスプレイは皆そうなのでしょうか?助かります。

そんな、アイケアの機能を尻目に、ただただ巨大な27インチモニターに圧倒されます。ただ、このブログを書いていても、計算ソフトを回していても確かに目は楽です。ある程度加齢したら大きなディスプレイは必須かもしれません。24インチも考えましたが、今後を考えるとこちらで正解でした。

ちなみに仕様は古く、D-Sub端子が付いていますが、USB3はついていません。まあ3系統(HDMI、DP1.2)ついているのでオフィス用途では問題になることはなさそうです。

本日数時間使っただけですが、明らかに目が楽です。小さな文字を見るために前後動いたり、目をこらしたりが無くなっただけでも、かなり快適です。あとは広さに慣れるだけかな?

というわけで心を入れ替えて頑張ってまいります。

(公社)日本建築士会連合会BIMポータルサイト

建築士会が、BIMポータルサイトを作りました。

初心者向けの講習会も参加者受付中だそうです。

今さら感はありますが、大手でや、大手との仕事が多い設計事務所や先進的な事務所には一巡したので、更に裾野を広げようとのことでしょうか?構造系も作って欲しいところです。

ARCHITREND ZERO Version8は9月15日発売!!

建築CADの雄、福井コンピュータアーキテクト株式会社より、アーキトレンドの最新版が2021年9月15日(水)にリリースされます。たぶん10あたりで新シリーズになるはずで、ZEROも最終形態に近づいたということでしょうか??

目玉はATDrive(正式名称はARCHITREND Drive)なのでしょうか?福井はあくまでも3Dカタログを全員に入って欲しいと思っているのでしょうね。しかもBプランが必要なサービスときています。ただ、自社資産データをクラウド管理できる方向性は歓迎されるものと思います。何しろデータが重いアーキトレンドで、果たしてうまく信頼できるデータを保存できるのでしょうか??期待と不安がよぎります。ちなみに容量は50GB。普通に考えると安心な容量ですがアーキトレンドのデータは大きいので気になります。圧縮するのでしょうか?

確認申請チェック機能は良さそうです。NICE WEB申請システムへの連動もできるようです。

肝心の通常機能に関しては、地道にお客様の声を聞き、細かい部分を反映させています。パースモニタで計測して寸法線を配置できるのは非常に良いと思います。他社のトレンドもよく研究していると思います。

似たようなソフトは他にもありますが、一番進んでいるのではないでしょうか?その分高価であり、3Dカタログを実質契約しないと他社とのやりとりが難しくなってしまいました。まあ私は継続しますね。

来年を見据えて一貫構造計算ソフトの導入を考える

次々に構造担当が独立・移籍をしていったため、一貫構造計算ソフトが不要になり数年。しかし混構造などでも一貫があったほうが楽ですし、そろそろ欲しくなってきました。そこでこの夏に数年先を見据えて検討に入ることにしました。

第1候補はSS7。みんな大好きユニオンシステムです。現時点で比較的手軽で確認機関にもそこそこ受けが良くて、ユーザー数も多く、将来性も見込めるガチガチの本命です。古参のSS3ユーザーに受けが悪いのが気になりますが、それでもだいぶユーザーが増えた感があります。なにより比較的新しいプログラムの中では使われている率が高いのもポイントです。また木造オプションも発表され、木造対応も気になります。このタイミングで買うのは比較的新しいタイプを購入したいのは当たり前のことであり、設計が比較的新しいSS7は候補です。この夏に試用する予定です。

第2候補はSEIN La CREA。こちらは使っていたので、復帰となります。遅すぎる計算時間と、意味不明のウインド制御に悩まされましたが、鉄骨造では一番良さそう。Premium版になって劇速になったそうです。RC造がな~というのが現在の悩み。こちらも木造オプションがあるのがポイント。小型案件では比較的フットワークが良いので候補になります。

第3候補はASCAL。こちらは何回か試用しましたが、難解な操作で挫折しました。しかし価格も比較的やすく、木造のASTIMも出ていますので、候補です。近年操作性が改善されたのも追い風。設計や考え方が比較的新しいのもポイントです。

もっとも私が腕を上げて、もう少し無料版BEを使いこなせていれば、購入は不要かな?と考えていましたが、さすがにアラフィフで、これ以上の伸びしろは期待できないので、そろそろサポートも充実している市販ソフトに行きたいところです。

それにしても近年の木造対応の波は、過去では考えられませんね。ウッドショックで木造が止まっていますが、これが回復したら・・・木造ラッシュかもしれませんね。グレー本の欠点がはっきりしてきた今、2項ルートで木造構造計算できないと逆に厳しいかもしれません。

i-ARM Ver3.0.0.3

建築ピボットの建築設計プラットフォーム(そんな分類なのね、今。昔はBIMとして開発されていたはずだが)のi-ARMのアップデートが公開されています。アナウンスされているとおり同社の日影・天空率・斜線と日射量計算ソフトLAB-SSが終売となり、i-ARMに一本化されることを受けて、LAB-SSのファイルをインポートできるようになりました。またSketchUP2021ファイル形式に対応しました。また細かなアップデートがありました。前回からバージョン番号が3台になりましたが、大きな変化があったのでしょうか?最近、計画系ソフトとしてのi-ARMの問い合わせが2件ありましたが売れたのでしょうか??気になります。

LAB-SS販売終了 i-ARMが正式に後継ソフトに

建築ピボットの日影・天空率・斜線と日射量計算ソフト「LAB-SS」が終売になります。それほど売れていたとは聞きませんが、計画系のソフトでは一定のシェアがあったようです。何しろ逆日影もできましたし、日影関連の多彩な出力は魅力でした。実は昔、別別の機能でもう少し安価だったような気がするのですが、現在は統合されて高価になっていました。このあたりは当時「なんだかな~」と感じたものです。

さて、このソフトはなくなって困る人もいる、ということで同社BIMソフトのi-ARMが数年前からLAB-SSの機能を含有するようになっていました。どのような目的でそうしていたか?は知りませんが、今回の終売を受けると、なるほどな!と思ってしまいます。i-ARMの手軽な操作性とLAB-SSの高機能を組み合わせた新しいソフト・・・ということになりますね。

そのためLAB-SSユーザーには1年間のi-ARM特別ライセンスを供給されるそうです。その間になれて頂ければ、ということでしょうか?約10万円の年間使用料が無料なので、魅力的に映る方もいるかもしれませんが、その後毎年10万円かかるのはどうかと思います。そもそもi-ARMが売れていないのは周知の事実?ですし。

年会費が嫌な方は、今のうちにLAB-SSを買うのも手です。9月まで同社オンラインソフトで購入できますし。そのあたりはお好きなように・・・。