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JWW Ver8.22d公開

12月1日に公開されていますね。10月頃から続々とアップデートを重ねております。作者様、ありがとうございます。ただ意外と不具合が多かったり、挙動が変わった部分もあって公式掲示板ではその議論が活発に行われていました。こういうやりとりがフリーソフトの良いところでもあったのですが、作者様の負担は大きいです。ここまでして無料で公開(JWWの場合は書籍があるからちょっと事情が違うかもしれませんが)する熱意に頭が下がります。

いつの間にか企業系でないフリーソフトで常用するものが減ってしまいました。現在、JWW、Cliborくらいでしょうか??シェアウェアも秀丸など数少なくなってきました。もちろん企業系のフリーソフトでもビルディングエディタやなど少なくなっています。まあ作成には絶対お金と時間がかかっているわけで、フリーソフトという文化が本来おかしいのかもしれません。何でもタダで利用しようというユーザーが多くなった時点で衰退は見えていました。それでもこの文化は引き継いでいけたらいいのにな、と、個人的には思っています。

DRA-CAD19 LEが、DRA-CAD18 Plus LEに????

まあ私だけかもしれませんが。

DRA-CADを会員制で運用していると先行バージョンのPlusが使えます。Plusは次期バージョンと同じフォルダに作られるので、実質次期バージョンのβ版のような存在です。

今回のバージョンアップから、アソシエイト会員は、CDからのインストールなしに、Plusから正規の新バージョンにバージョンアップできることになりました。また、発売日前後に、CD-ROMが届いていなくても新バージョンにアップできるようになりました。まあシリアルが届かないので正規品としては使えませんが、試用版として実質利用できる状態なので問題はありません。このような対応は非常にありがたいです。

しかし・・・アップしたらショートカットやアイコンなどはPlusのまま・・・もちろん18Plus LEをクリックすると18 LEが起動するので実質上問題はないのですが。なんとかならないのでしょうか????

まあパソコンに詳しい人間なら簡単に直せるんでしょうけど、さすがにね。皆様どう思われますか??そもそも会員制の人にCD-ROMやパッケージは不要だと思うのですが。何せ最新バージョンはネット上にあるわけですし。オプションにしてそのぶんメーカーが儲けるか?安価にしてユーザーに還元してほしいものです。

 

HOUSE-ST1のJWW変換が気に入らない方へ

まあ気に入らないのですが(爆)。DRA-CADのメーカーだから他のCADはどうでもいいのは確かで、DWGやJWWに変換できるだけでも有り難いです(本音)。

さて、HOUSE-ST1JWWへの図面変換が、Ver8からSXFになり使いにくいです。まあ嘆いていても仕方ないので、簡単な対策。一番楽なのは、DRA-CADファイルやDWGファイルに変換し、そのファイルをJWWに変換できるCADでJWWに変換する方法。基本的にどのソフトもJWWへの変換はSXFじゃないので確実です。DRA-CADの場合は、JWW変換時にVer3.51以前にして変換すれば基本的にOKです。

最近のJWWのアップデート時のドタバタは無料で使わせて頂いている身なので、仕方ないと割り切っているのですが、やはり毎年バージョンアップし、サポートもあるDRA-CADなど有料ソフトのありがたみは感じます。DRA-CAD19はもうすぐ発売です。DRA-CADの購入、バージョンアップは、なまあずショップ楽天市場店にて!!

JWW Ver8.22a

11月1日にVer8.22aが公開されています。10月31日に公開された8.22のバグフィックス版です。

今夏に8.12を出してから矢継ぎ早に更新していますね。ありがたいです。まあトラブルもあるので仕方がない部分もありますが。とりあえず私もアップしてみます。

 

構造モデラー+NBUS7の新機能(2020年8月版)

機能追加は順調なのでしょうか??

名前からして短くわかりやすくして欲しい(販売店要望)のですが、SS7(わかりやすいな~)と違って、なんだか分からないと評判の構造モデラー+NBUS7。未だ使っている人に出会わないのですが(大汗)。

さて、8月に公開されたVer1.0.1.0を見ると、現状が読めてきそうです(リンクはその当時)。

平面図や立面図のCADデータを利用して、通り芯、階高情報などを取得できるそうです。また平面図から柱、壁、雑壁の自動作成が出来るそうです。レイヤ分けなど厳格なんでしょうけど(涙)。計算については、付着の検討・付着割裂破壊の計算機能や、S造はりの水平面内剛性を考慮した応力解析と断面検討機能がつきました。その他続々と計算機能が増強されています。

またSNAPとの連携もできるようになりました。これは要望が多かったのでしょう。入力ミスなどを見つけ修正しやすいようにアシスト機能も充実してきました。この辺は他社に比べて先行していましたが、そろそろ古めかしくなってきているのでもう少し何とかして欲しいところですが便利です。

ざっと見てもこの程度です。発売して半年経っているのですが、開発ロードマップも随時更新(つまり・・・)しています。基礎フーチング・スラブの計算や杭の計算は2021年以降とかなり先です。またBIM連携の象徴的存在のST-Bridgeの対応もまだのようです。なかなか大きく宣伝できないのもわかるような気がします。

10月になって他のソフトのアップデートも活発にやっており、信頼の高い構造計算ソフト会社であるのは間違いないのですが、フラッグシップがこれだと気になります。SNAPの新バージョンの発売もツッコミどころ満載なのですが、既に完成されたソフト群があるので地道に待ちましょう。

HOUSE-ST1 Ver8を既存ユーザーが使うときに注意する点

HOUSE-ST1 Ver8は、機能的に前バージョンからそれほどアップしていないのですが、使い勝手が向上している良いバージョン・・・と思っていたのですが、実はいろいろ変わっています。某プログラマさん達も指摘していますが(汗)、意外と基本的な部分を作り直しているのでは?と思われます。

既存ユーザーでバージョンアップする方は以下の点を要注意です。

まず、64ビット専用になったこと。32ビットWindows10では動かないので注意が必要です。これは他のソフトもそうなっているので問題ないでしょう。動作の安定感も上がるでしょうし。

次に、CAD変換。構造システム系のCAD変換は優秀で、DXFだけでなくDWGやJWWも変換できます。もちろんDRA-CADも。さすがにCADメーカーを持っているだけのことはあります。しかし・・・今回他に先がけ、JWWの変換部分が変わったようです。具体的には従来方式からSXF方式へ変わったのです。JWWの古くから使っているユーザーはこれを使ったことがない人が多いので、戸惑ったようです。線の色で太さがわからないですから(他のCADの方には理解できないかもしれませんがJwwユーザーは色で太さを判断している人が多いのです)。なんで今さら変えたかな~?私は無理矢理通常の線種に変換しています。設定でどちらか選べるようになると良いのですが。

そして、@#¥/,”‘*(全て半角)の文字が入力できないという点。よくX1’のように合間の通り芯にダッシュを入れる構造屋さんは多いと思うのですが、急に禁止になりました。通り芯で過去に使っているファイルを開くと普通に計算できるのですが、編集で変えようとするとNGになります。なんだかな~という仕様です。なのでこれからは上記文字を使わないようにしなければなりません。また構造上の特徴など文章部分にも上記文字列を使えないので要注意です。サンプルでは使っているのにな~。

ということで、こちらも大被害。たくさんのサンプルの書き換えが必要です(涙)。せっかく使い勝手が良くなってもこのような制限でストレス溜まるようではねぇ。

ということで、64ビット専用版になったと同時に、ファイル構造も変わっていると思われます。今回初めてHOUSE-ST1を使う方には問題になることではありませんが、既存ユーザーは気をつけてくださいね。

KIZUKURI Ver8発表

2020年11月20日にかねてより噂のあった木造構造計算ソフトKIZUKURI Ver8が発売となります。噂以上のことはないとは思いますが、久々の新バージョンとなります。

目玉の新機能は

・斜め壁に対応
・JWW下絵機能追加
・住宅営業支援システム「ALTA」との連動

です。すでに商品画像が斜め壁になって「予告」されていたため、知っていた方も多いと思います(たぶんミスなんでしょうけど)。金物選定はN値計算で対応・・・と書かれているので全面的に対応というわけではなさそうです(わかりません)。kizukuri最大のネックと言われていただけに、歓迎されるでしょう。

下絵機能はkizukuriが黒背景なので、白線をメインに表現されているようです。非常に効率が良くなる機能なのでこちらも利用者には歓迎されるでしょう。

梁の算定結果を梁の部材情報に取り込めるようになりました。kizukuriはオートで算定して、そこから数字を打ち直している人も多かったと思いますが、その結果を取り込めるようになりました。まあ修正するんでしょうけど(爆)。HOUSE-ST1のように必ず数値を入れなければならない構造計算ソフトに比べて操作しやすかった反面、仮定断面を出す訓練にはなりにくかったな~と思っていました。まあどちらにせよ作業しやすくなりました。

転倒モーメントによる短期接地圧の検討に対応しました。他のソフトでは既に対応済みが多いのですが、ようやく追いつきました。まあ手計算でできるんですけどねえ・・・。

他にも細かな改良があるようです。

当初は時代の先端を走っていたKIZUKURIもグレー本が出た頃から戦力不足が露呈していました。それでも計算しやすさとベテランの構造設計者に支えられてシェアを維持していました。しかしさすがに若手設計者には厳しくなってきました。そこで今回のバージョンアップです。斜め壁と下図はHOUSE-ST1の躍進の一つだった機能です。ついに老舗構造計算ソフトも、HOUSE-ST1を追うようになったと思うと感慨深いです。

CSTは建築CADのALTAに力を入れており、KIZUKURI買収もその一つだと思われていました。ようやくALTAとの連携機能が搭載されました。別ソフト同士の連携なのでどこまでうまくいくかは?わかりませんが、アーキトレンドのように同一会社内でも、それほど連携がうまく行っていないところを見ると、チャンスはあります。聞いたところによると、非常にスマートな方法のようです。ALTA、KIZUKURIとも生き残りをかけて、搭載してきていると思います。他社も油断はできません。

バージョンアップの間隔が短い割に新機能の搭載が微妙なのが残念です。真新しい部分が、ALTAを持っていないと実感できないのが何よりも残念です。斜め壁も下図も他社では既に普通ですからね。それと既存ユーザーのバージョンアップ間隔が短いのと金額が上がってしまったのが本当に残念ですが、今までが非常に良心的だったから仕方がありません。今回も最新バージョンの6.7~7.1の方のバージョンアップ金額は75000円ですが、6.6以前は180000円となっています。金額が11月19日前後で変わるようですが、今のところホームページでは金額に差異がありません。今後の機能搭載が有料なのかはわかりませんが、お財布に優しいソフトでなくなったことは間違いありません。競合他社は、今度こそチャンスだと思います。なので、KIZUKURIも次回のVer9は本当に頑張らないと地位が危ないと思います。

 

SketchUp 永久ライセンス販売終了

SketchUPはgoogleから移行してからすべて有料化しました。進化の方向性は正しかったと思うのですが、ちょっと煮え切らない部分が多かったです。その一つ。永久ライセンスが販売終了します。

珍しく、年会費制と買い切りを併用していましたが、最早買い切りの時代はSketchUPは終わったと感じていました。今回10月30日で終了です。これからは年会費だけとなります。

継続的に開発を続けていくには、既に年会費制を導入しないと持たなくなってきています。あとは、最初に大きな金額+年会費か、サブスクリプションのみ(初期金額なし)かの選択です。業務用ソフトなら、初期サポートが大きいのでサブスクリプションのみというのは抵抗を覚えます。SketchUPは金額がそれほど高く無いので、サブスクリプションのみという選択は妥当だと思います。ただ、最近それほど魅力的な機能を搭載していないので、余り使わない人の使用がなくなり更に衰退・・・・ということだけは避けて欲しいところ。

買ったときは気がつかなかった(なかった?)のですが、3年契約もあるようです。長く使う場合は、こっちのほうが安心かもしれません。

CEDXMの憂鬱

プレカット情報との連携は、某ハウスビルダーさんと挑戦したことがあるのですが、なかなか効率的にならず、諦めた経緯があります。これは設計者側だけの問題ではなくプレカット業者毎に微妙に設備やソフトのカスタマイズ情報が異なることもあります。まあそう簡単にうまくいくなら、ST-BridgeやIFCだってもっと早く普及するはず・・・・でしょう?

CEDXM評議会のホームページにも「各社対応連携表」なるものがあります。これは各社の交換できる情報の一覧です。まあ交換できる=実用になるは別の問題なのですが・・・。

CDEXMはタダのXMLデータですから、読み込んだデータをテキストエディタで自動整形・変換すれば更に多くのことができそう・・・と思ったのですが、読み込んでみると意外と制約が大きいです。また、テキストの整形も各社微妙に異なり、kizukuriのCDEXMは編集しにくいです・・・。

もう少し勉強するといろいろできると思うのですが、能力と時間不足を言い訳に進んでいません(泣き)。

GLOOBE 2021

国産BIMの雄「GLOOBE」がバージョンアップしました。福井コンピュータアーキテクト株式会社のBIM建築設計システムのGLOOBEは今回2021として発売されます。発売日は11月18日だそうです。

定価制からから年会費制になり(このとき持っていた)、その後定価制になってまた年会費になるのかな??なんだかよく分からないです。そろそろ固定して欲しいところ。

ちなみに今回から今までのGLOOBEはGLOOBE Architectという名前となりました。年額15万円と私が使っていた頃に比べて高いです。オプションの範囲などどうなっているのかが気になります。そして今回新たにGLOOBE Constructionというラインナップが加わりました。仮設計画及び土工計画を支援し、3D点群による地形データ連係、ICT建機へのデータ連携が可能だそうです。他に新オプションのGLOOBE V-styleというレンダリングエンジンが加わりました。他にJ-BIM施工図CAD 2021とGLOOBE VR Ver4もリリースされています。

国産だけあって、日本の法規関連に強かったのですが、更に強くなりました。が、先行する海外勢を相手に健闘はしているものの、あと一歩感が否めません。今回も新バージョンながら新たな基軸は打ち出しておらず、Constructionが加わっただけ、という感じがします。

まあBIMが本当に進化し普及てしまったら、我々構造屋も追従しなければならないので、こんな感じで行ってくれればいいのかな、と呑気に考えています。