省エネ」カテゴリーアーカイブ

天井高が高い場合はサーキュレーターか?

わが家は平屋で天井高が最大4.5mあるので、断熱性能が高いのに上の方に熱が集まりやすいです。勾配天井ということもあるので、エアコンかけても上部は暑めです。もっとも天井付近で作業しないので問題はなく、エアコン1台で32畳はよく冷えます。

しかしながら、勾配天井と同一レベルに小屋裏があり、そこで寝起きする私にとってはエアコンがまったく効きません。まあそれでも寝られるレベルではあるのですが(さすが硬質ウレタンフォーム140㎜)、これでも完全ではありません。何しろ熱が抜けないので。

小屋裏にエアコンを付ければ万事OKなのですが、通常の部屋が十分涼しいので寝るためだけにはもったいない気がします。そこで、サーキュレーターを使って見ました。以前の事務所で空調が悪かったので補助で使っていた物なのですが、今の事務所では使っていないので空いているものがありました。これをエアコンの風があたるあたりから上に向けて小屋裏まで空気を循環させてみました。効果は抜群でした。エアコンをかけると冷えすぎる問題も多分改善されます。しかし音が爆音。さいきんはDCモータータイプで静音でパワフルなものもあるので、それを購入しようと思います。

たぶん硬質ウレタンフォーム140mmだとウレタン下部まで熱が伝わってくるので、その表面に風を当てるだけで、放熱され輻射熱が減ると想定できます。小屋裏まで風が届くサーキュレーターであれば、さらに効果が出そうです。

 

32m届くみたいなので、これがいいかな・・・

小屋裏のクーラーに!アイリスオーヤマのIPA-2221G

エアコンの冷却機能の欠点は、エアコン機械より低いところしか冷やせないところ。天井高が高くて上の方に付けられない場合、致命的です。もちろんサーキュレーターなどを使って空気を循環させればいいのですが、なかなか・・・また小屋裏のように天井高が小さい場合も取りつけにくいです。まあ専用のものを設置すればいいとの声もありますが、高いですからね・・・。

そこでスポットタイプのエアコンや窓取りつけのエアコンに注目が集まります。私も大阪時代、エアコン取りつけできない部屋だったので、窓付けのエアコンを使いました。工事不要で賃貸でも使えるので重宝しました。スポットタイプはイベントなどでお馴染みですね。

私も小屋裏で寝ていますが、近年歳取ったせいか?エアコンがないと寝られません。高断熱屋根なので、小屋裏も30度程度でおさまるのですが、それでも厳しいです。あと2度下げると快適なのですが。昨年のここひえが活躍しました。全体的に冷夏でしたからね。本当にちょっと下がるだけでいいのですが。また、今年から嫁も小屋裏に作業部屋を作って移ってきたので、多分「暑い!」と騒ぐでしょう。14畳ありますが、天井高がMAX140㎝なので、計算すると5畳程度の出力で大丈夫なので、それほど強いエアコンは不要ではあります。

 

そんな条件だとアイリスオーヤマのIPA-2221Gなどが該当します。冬の暖房は不要なので、クーラーだけで大丈夫。背もそれほど高く無いし、窓取りつけ金具も付属しています。風量も試してみましたが、普通のエアコンに比べて風量も少ないので過度な期待は禁物ですが、思ったより性能はあります。音もそこそこうるさいので、耳元では厳しいです。何よりもポータブルなので多少移動ができるのがポイントです。付属の窓取りつけ金具が取りつけられるなら、価格も含めて買いでしょう。

そもそも小屋裏が暑く感じるのは、熱を屋根が貯めているせいでもあります。設計段階で通気をサボったためともいえます(やっておけばよかった)。室内側を多少冷やせば・・・というより弱冷である程度の時間を冷やす必要がありそうです。

まあ、サーキュレーターでもなんとかなりそうな設計ではあるので、もう少し悩んでみます。

 

BIM連携省エネ計算ソフト「M-draw for Revit」

株式会社イズミシステム設計から、Autodesk社のBIMソフトRevitに連携可能な省エネ計算ソフト「M-draw for Revit」を3月にリリースしています。同社によるとRevit連携の省エネ計算ソフトは国内初という。まだなかったと思うと意外だな〜って感じましたが、法改正も多かったし、普及はこれからだな、という感じ。Revitから必要情報を取り込み根拠図面の自動生成で作図業務を大幅に短縮できるそうです。

また4月には、SeACD for Revitをリリース。こちらはBIMソフトAutodesk Revit上で個別空調・換気機器選定を行うソフトウェア。矢継ぎ早にリリースしていますね。時流に乗ることが大切なソフトウェアは、いかに法改正などに合わせてリリースするかが大事です。もちろん汎用品も大事ですがRevitのような影響力の高いソフトにいち早く対応することは、企業の信用につながります。

さらに6月まで、決算キャンペーンで10%OFF&初期費用無料などお得なキャンペーンを実施しています。詳しくは同社のホームページを御覧ください。

HOUSE-省エネVer4アップデート

約1年ぶりのアップデートです。世の中は建築物省エネ法改正の話題で持ちきりですが、いろいろ対応してくれたのでしょうか??

さて、個人住宅用省エネ計算ソフト「HOUSE-省エネ」既存の最新アップデート適用のプログラムから、なぜかアップデートプログラムを認識できません(2021年4月26日10時現在)。メーカーには伝えましたが、今のところアップデートプログラムを構造システムグループのダウンロードサイトに取りに行くしか方法がなさそうです。ログイン等しなければならず面倒ですが、アップデートしてみてください。

さて、内容ですが、新Webプログラムへの対応はまだです。新地域区分の対応やη値基準値の変更や、コジェネ機種の取得など、正直既に行われていなければならないような対応や、軽微なバグフィックスです。

HOUSE-省エネ Ver.4アップデート

戸建て住宅の省エネ計算ソフトHOUSE-省エネは9月以来のアップデートです。建築研究所のエネルギー消費性能計算プログラム住宅版Ver.2.7に準拠したそうです。なかなか住宅の省エネ計算は盛り上がりませんね。建築士が作業的な計算に向いていないこともありますが、安価に引き受けてくれる業者があることも一因なのでは?ただし計算を誰がやるかはともかく、理論は理解していなければなりませんし、出来ない設計を計算を行う方に押しつけてもねえ・・・。そういう方は、新型コロナ騒ぎの今だからこそ購入して勉強してみてはいかがでしょうか??

 

SAVEシリーズ10周年キャンペーン

株式会社建築ピボットの省エネ計算ソフトSAVEシリーズが10周年を迎えるそうです。

名称やシリーズで迷走して大分損してきましたが(・・・)、住宅・非住宅の省エネ計算を出し続けてくれてることに感謝です。

現在は

・SAVE-住宅・・・個人住宅を含む共同住宅の省エネ計算ソフト
・SAVE-建築・・・非住宅の省エネ計算ソフト
・HOUSE-省エネ・・・RC造や混構造を含む個人住宅省エネ計算ソフト

というシリーズ構成になっています。これでもわかりにくいのですが過去には・・・

・SAVE-PAL・・・SAVE-建築がVer2になったとき、性能基準のPAL計算に絞った廉価版。一体何の製品だかわからないのですが、旧ソフトがPAL計算だったからかろうじて目的はわかるものの、SAVE-建築Liteとかにすれば良かったのに、と感じる名称に哀愁を感じる。
・SAVE-Q値μ値・・・SAVE-住宅がVer2になったとき、Q値μ値の計算に特化した廉価版。なんでこんな名称にしたんだろうと思うソフトの代表格。これもLiteとか、LEとかにすれば良かったのに・・・。

などもありました。それだけ省エネに気合いをいれて取り組もうという同社の姿勢を思い出します。

さて、10周記念キャンペーンは3月からです。恐らく新バージョンの発表か、既存バージョンのキャンペーン価格での提供になると思います。なまあずショップ楽天市場店は、商品構成の見直しからSAVEシリーズの取り扱いがどうなるか?わかりませんが、なまあず日記では応援したいと思います。

空調服が欲しい!

暑いのは基本的に大丈夫なのだが、そもそもインドア派です。今年は外の仕事が多すぎるので心配。特に明日から・・・(大汗)。

そこで注目しているのが空調服。炎天下や密室での作業が多くなるので、少しでも涼しくし、体力の消耗を抑えたいところです。

現場の方にお勧め頂きました。

これがデザイン的にも性能的にもこなれてて良さそう。初期コストが高いのがネック。

空調服というのは、ファンにより外部から服内に風(空気)を導入し、汗を気化させて、気化熱により涼しさを体感できる作業着です。つまり汗がなければ・・・ということで暑いところで有効です。ただの扇風機よりも効率が良く、消費電力も少ないので長時間運用できます。つまりバッテリー運用できます。

今年流行のベストタイプ。腕まで涼しいわけではないが、手先に空気が出てこないので作業を行うのに邪魔じゃない。

昔に比べて低電力で電池等の重さも軽くなってきたそうです。しかしながらここ数年で出てきたものなので、性能差も含めいろいろ心配です。値段も意外と高いですし。

とりあえず明日は一日作業ですし、来週は各戸訪問という苦行がありますから、早めに決着を付けたいです。

HOUSE-省エネ Ver4.0.0.1

個人住宅向けの省エネ計算ソフトHOUSE-省エネがアップデートされています。新発売からみると最初のアップデートです。大幅に改良されていますね。2020年省エネ義務化が事実上無くなって、この手のソフトの需要が続くかは疑問符がついてきましたが、確実に省エネ志向は進んでいます。設計者も義務化云々の前に、省エネに寄与する設計を心がけたいものです。

i-ARM Ver2で耐震リフォーム図面

3Dで気軽に間取り、パースを描くのは3Dマイホームデザイナーのようなソフト、モデリングで簡単に作るのはSketchUpのような3Dソフトがあります。しかし実務で小さい建物の指示図面などを作れる気軽な3D建築ソフトって皆無でした。意外にもDRA-CADの通常版は3Dはできますが、どちらかというと建築パース作成を重視しており、建築的手法で作成するのはいいのですが、意外と使いにくかったです。

では同社のi-ARMはどうか?本来はBIMとして開発を始めたが紆余曲折して法検討ソフトになってきました。そのためユーザーからは何のソフトなんだ、とわかりにくくなっています。事実あまり売れていないです。

では、当初のような本格BIMでなく、次に目指したシンプルBIMとしてのモデリング機能は??と思い、最新のVer2を試用しました。

建築系のBIMから起因しているので、階の区別、高さの設定なども出来るので、建築的には使いやすいです。部屋を入れて・・・の手法もわかりやすいです。耐震リフォームに使えるのは、柱や梁や土台を入れる必要がありますが、非常に短時間で入力出来ます。特筆すべきは3Dで文字を簡単に入力できること。方向が変わってもメモや寸法は見やすく回転するので、便利です。もっとも固定できる機能も欲しいです。

簡単に構造用合板の施工を書いてみました。面上に文字を入れられるので、仕様や金物を簡単に入れられます。また寸法も3Dで入れられるので便利です。これは平面図とはリンクしていないので、指示書として分けられるのがいいですね。

ちなみに回転して裏から見ても、こんな感じで読めるのです!!角度を変えてもある程度追従してくれるのは便利ですね!!

こういった機能を使うと、簡単に施工スケッチが描けますし、納まり検討も簡単にできます。HOUSE-DOCHOUSE-ST1から簡単に部材を転送できるといいのですが。

立面などでも、このように記載ができますので、2Dよりよっぽど楽ですね。作図品質よりもスピーディーに指示書を作れるのがいいですね。

軽快な操作感はVer1に比べ若干落ちました。入力はいいのですが、プロパティがらみが落ちていますね。それでも他社に比べれば明らかに軽快。なんとなくですが、SketchUPの建築版と考えて、気軽にこのような3Dメモが描けるソフトとして、この部分だけを独立して安価にリリースするのも手かもしれません。

基本部分を分離して、検討機能をそれぞれオプションとして追加できると面白いかもしれません。これなら省エネ、構造を加えたりも楽ですからね。恐らく構造設計でも構造スケッチに使えますが、その方々は現在付いている法規や検討ツールはまったく不要となります。またそれらも古くからのツールの転用に近い形で実装されているので、あまり使い勝手が良くないのも事実です(他社に比べるものがないので、あまり気になりませんが)。

構造システム・建築ピボットはたくさんのソフトウェアのラインナップを持っている割に、あまり連携ができていないのも事実。そのためのハブツールになるんじゃないかな?と思ってi-ARMを期待していましたが、その方向は見えているものの、うまくいっているとは言いがたいです。

モデリングを中心に試用を続けていこうと思います。