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HOUSE-省エネアップデート

省エネ基準が変更になる!!と騒がれていますが、今まで対応していた人は計算よりも、その基準がネックでしょうね。知らない人は更に大変だと思いますが・・・

さて、個人住宅向け省エネ計算ソフトHOUSE-省エネが3月28日にアップデートされています。久々に追加機能がありますね。Ver3.1.1の住戸外皮入力シートに対応しました。他にも便利になりましたね。これからは戸建て住宅も省エネ設計は必須ですが、どれくらいやればいいのか?ってわかりにくいので、このように素早く省エネに対応しているかチェックできるソフトは、必須だと思いますね。欲をいえばもっと簡単に判断できるようになると普及すると思うのですが・・・。

4号特例廃止??木造2階建ても??

Twitterなどを見ていると、4号特例廃止論者を中心に木造2階建ても構造計算をという意見が多いように感じますが、実際は逆でしょう。実際何が悪いのか?もう一回論点を整理しないと、今回の4号特例廃止のパブコメ付うわさも、先が読めなくなってしまうでしょう。2020年省エネ義務化も骨抜きにされたわけで、今度の4号特例廃止・・・も骨抜きになるでしょう、と考えているとえらい目にあうかもしれません。

一応、パブコメを再確認すると、

木造3階建てのうち、簡易な構造計算(許容応力度計算)によって安全を確認できる範囲は、高さ16m以下まで拡大。これは軒高9mがネックになっている現状の制度を取り払い、もう少し余裕のある設計ができるようにするための施策でしょう。強引に軒高9mにするために、いろいろ制約ができて欠陥住宅も出来てしまっている現状と、9mを多少超えたって、現状のパソコンソフトを使っての構造計算に差がないことも事実なので、概ね歓迎されることでしょう。それに伴い二級建築士の業務範囲を上記に合わせるでしょうということ。まあ3階建てまでは二級建築士で、ということでしょう。

次に小規模木造建築物の省エネ化による建築物の重量化や大空間を有する建築物の増加などの状況から、壁量等の構造安全性の基準を整備するそうです。そこで、建築確認・検査の対象外となっている建築物の範囲及び審査省略制度の対象となっている建築物の範囲を縮小する。これにより現行非木造と同様に審査が行われることになりそうです。その基準は階数2以上又は延べ面積200㎡超の建築物が対象となり、それは都市計画区域の内外関係なくなるそうです。

現在、この部分が非常にクローズアップされています。木造2階建て、もしくは延べ面積200㎡超の建築物が4号特例から外れ、構造計算されるようになる、と。ただパブコメを見る限り、「必要な壁量等の構造安全性の基準の整備」と書かれており、これは新しい壁量計算等であって、それは審査対象になる、とも読み取れます。ただ従来の通りに壁量計算等の審査の省略はなくなるので、建築確認と検査は共に強化する方向というのは間違いないようです。これにより設計者はともかく、審査側の負担は大きくなります。審査時間が多くなってなかなか施工ができない、ということも将来出てくるかもしれません。それがもし木造2階建ても構造計算必須ということであれば、影響は非常に大きいこととなります。

まあ、まだ先の話です。設計者的には、とりあえず壁量計算やN値計算、バランスの検討など現行の検討が、少なくともできるようにしたほうが良いと思います。その上で、構造計算までできるのか?は各自判断したほうが良いです。外注で今まで通りなるのか?です。逆に外注先としてえらべれる為に構造事務所は、同パブコメで多く書かれている「省エネ設計・計算」も出来るようにしておかないと、外注先として選ばれないのでは?とも感じる内容です。むしろこっちのほうが問題かもしれません。構造計算ソフト会社は、構造計算ソフトに今のうちに省エネオプションを組み込む準備をしておいたほうが良いかもしれません。住宅レベルだけでなく、大型物件に関しても。それをBIMを介すのかそうでないのか、なども深く検討する必要があります。決して木造だけの話ではない、ということです。

そのための準備をしている設計者は多く居ますが、まだ割合としては少ないです。特に若手の建築士は乗り遅れないように今から対策を講じておくことをお勧めします。

 

 

お勧めのサーキュレーターがSALEで安い!!

今夏に、このサーキュレーターを買いました。

 

我が家は天井高が高く4mくらいありますので、冷暖房の効果がイマイチです。断熱はかなり良いはずなのですが、勾配天井で天井付近に熱が溜まりやすいのがネックです。まあ年中ある程度快適ではあるのですが、更に・・・と感じてしまいます。

そこで導入したのが、上記サーキュレーター。普段、小屋裏で寝ているのですが、夏は断熱材が多く入っていても、熱いです。だいたい31度になります。まあ私個人的には寝られない温度ではないのですが、屋根に溜まった放射熱が厳しいです。

そこで、エアコンがある程度効いている時間帯に、このサーキュレーターで小屋裏に向けて風を送ると・・・あら不思議、温度がすぐに1度くらい下がります。何しろ風の到達距離が長いので、ピンポイントに小屋裏に涼しい風を送れます。

逆に冬は快適な小屋裏なのですが、今度は床が若干寒いです。まあこの時期20度あるので、さすがに断熱性が悪いわけではないのですが、やはり天井高が高く、エアコンの暖気は上に上がりがちです。そこで、このサーキュレーターを使うとすぐに21度くらいに上がります。温度よりも深いな温度差がなくなるため、快適度が一気に上がります。びっくりするくらいです。

冷暖房の効果がイマイチの場合は、断熱工事をお勧めしますが、それなりの工事金額もかかりますし、準備も大変です。そこで断熱窓を付けるのが効果的なのですが、それも高い・・・ということであれば、このサーキュレーターを購入し活用することをお勧めします。個人的に結構びっくりしています。効果的に冷暖房を効かせるには、サーキュレーターは必須だと思いますね。特にこの機種は、遠くまで風が直線的に届く、柔軟な首振り機能、温度計付、リモコン付です。おまけ?でイオン発生機能までついています。扇風機より小型で、扇風機としても使えるので、活用できる期間、機能を考えれば、この価格は納得です。SALE中で安くなっているので、気になる方は購入してみてください。

HOUSE-省エネVer4アップデート(2021/11/29)

久々にHOUSE-省エネがアップデート。9月にバージョンアップで新バージョンが発売された3Dアーキデザイナー11からのインポートに対応した。従来のバージョンはできたが、バージョンアップに伴いできなくなったことへの対応です。これで耐震診断ソフトHOUSE-DOCに加え、マイホームデザイナーPRO(古いバージョンはできなくなり7.0.1.1以上となった)、3Dアーキデザイナー11に対応するようになった。

とはいえ、その3ソフトはアバウトな入力になってしまうので、そのまま計算・・・というわけにはいかない。しかし重複して入力する項目が減るので、省力化はできます。

ただ、4月に新地域区分に対応して新仕様になったほかは、APIアクセスするWEBプログラムの新バージョンに対応したのと今回の件だけで、完成度が高まったわけではないのが残念なところ。個人住宅向けの省エネ計算ソフトが少ないことから、今後の省エネ計算の普及に寄与していないのが悲しいです。

というわけで、某設計事務所で多数の省エネ計算した内容を片っ端からHOUSE-省エネのデータにして、その間に得たノウハウを集約して1月に「HOUSE-省エネVer4省エネ計算攻略キット」を発売します。実用サンプル3つと解説、入力手引きと簡単用語集、提出書類例を集めて実務で省エネ計算したい方が戸惑わないように作りました。特にHOUSE-省エネで実務をやろうとすると戸惑う部分を中心に解説しています。変形建物への対応も書いています。作りが特殊で習熟しにくいソフトですが、そのあたりを中心に書いているので、マスターしやすいと思います。

10月に発売した「HOUSE-ST1耐震等級3攻略キット」のノウハウを投入しています。同キットで好評の添削も、希望者が多ければ導入する予定です。

※上記キットは、ソフトメーカーの構造システム、建築ピボットとは関係ありません。ソフト自体のサポートはソフトメーカーに、キットの問い合わせは、キット製作会社にお願いします。

天井高が高い場合はサーキュレーターか?

わが家は平屋で天井高が最大4.5mあるので、断熱性能が高いのに上の方に熱が集まりやすいです。勾配天井ということもあるので、エアコンかけても上部は暑めです。もっとも天井付近で作業しないので問題はなく、エアコン1台で32畳はよく冷えます。

しかしながら、勾配天井と同一レベルに小屋裏があり、そこで寝起きする私にとってはエアコンがまったく効きません。まあそれでも寝られるレベルではあるのですが(さすが硬質ウレタンフォーム140㎜)、これでも完全ではありません。何しろ熱が抜けないので。

小屋裏にエアコンを付ければ万事OKなのですが、通常の部屋が十分涼しいので寝るためだけにはもったいない気がします。そこで、サーキュレーターを使って見ました。以前の事務所で空調が悪かったので補助で使っていた物なのですが、今の事務所では使っていないので空いているものがありました。これをエアコンの風があたるあたりから上に向けて小屋裏まで空気を循環させてみました。効果は抜群でした。エアコンをかけると冷えすぎる問題も多分改善されます。しかし音が爆音。さいきんはDCモータータイプで静音でパワフルなものもあるので、それを購入しようと思います。

たぶん硬質ウレタンフォーム140mmだとウレタン下部まで熱が伝わってくるので、その表面に風を当てるだけで、放熱され輻射熱が減ると想定できます。小屋裏まで風が届くサーキュレーターであれば、さらに効果が出そうです。

 

32m届くみたいなので、これがいいかな・・・

小屋裏のクーラーに!アイリスオーヤマのIPA-2221G

エアコンの冷却機能の欠点は、エアコン機械より低いところしか冷やせないところ。天井高が高くて上の方に付けられない場合、致命的です。もちろんサーキュレーターなどを使って空気を循環させればいいのですが、なかなか・・・また小屋裏のように天井高が小さい場合も取りつけにくいです。まあ専用のものを設置すればいいとの声もありますが、高いですからね・・・。

そこでスポットタイプのエアコンや窓取りつけのエアコンに注目が集まります。私も大阪時代、エアコン取りつけできない部屋だったので、窓付けのエアコンを使いました。工事不要で賃貸でも使えるので重宝しました。スポットタイプはイベントなどでお馴染みですね。

私も小屋裏で寝ていますが、近年歳取ったせいか?エアコンがないと寝られません。高断熱屋根なので、小屋裏も30度程度でおさまるのですが、それでも厳しいです。あと2度下げると快適なのですが。昨年のここひえが活躍しました。全体的に冷夏でしたからね。本当にちょっと下がるだけでいいのですが。また、今年から嫁も小屋裏に作業部屋を作って移ってきたので、多分「暑い!」と騒ぐでしょう。14畳ありますが、天井高がMAX140㎝なので、計算すると5畳程度の出力で大丈夫なので、それほど強いエアコンは不要ではあります。

 

そんな条件だとアイリスオーヤマのIPA-2221Gなどが該当します。冬の暖房は不要なので、クーラーだけで大丈夫。背もそれほど高く無いし、窓取りつけ金具も付属しています。風量も試してみましたが、普通のエアコンに比べて風量も少ないので過度な期待は禁物ですが、思ったより性能はあります。音もそこそこうるさいので、耳元では厳しいです。何よりもポータブルなので多少移動ができるのがポイントです。付属の窓取りつけ金具が取りつけられるなら、価格も含めて買いでしょう。

そもそも小屋裏が暑く感じるのは、熱を屋根が貯めているせいでもあります。設計段階で通気をサボったためともいえます(やっておけばよかった)。室内側を多少冷やせば・・・というより弱冷である程度の時間を冷やす必要がありそうです。

まあ、サーキュレーターでもなんとかなりそうな設計ではあるので、もう少し悩んでみます。

 

BIM連携省エネ計算ソフト「M-draw for Revit」

株式会社イズミシステム設計から、Autodesk社のBIMソフトRevitに連携可能な省エネ計算ソフト「M-draw for Revit」を3月にリリースしています。同社によるとRevit連携の省エネ計算ソフトは国内初という。まだなかったと思うと意外だな〜って感じましたが、法改正も多かったし、普及はこれからだな、という感じ。Revitから必要情報を取り込み根拠図面の自動生成で作図業務を大幅に短縮できるそうです。

また4月には、SeACD for Revitをリリース。こちらはBIMソフトAutodesk Revit上で個別空調・換気機器選定を行うソフトウェア。矢継ぎ早にリリースしていますね。時流に乗ることが大切なソフトウェアは、いかに法改正などに合わせてリリースするかが大事です。もちろん汎用品も大事ですがRevitのような影響力の高いソフトにいち早く対応することは、企業の信用につながります。

さらに6月まで、決算キャンペーンで10%OFF&初期費用無料などお得なキャンペーンを実施しています。詳しくは同社のホームページを御覧ください。

HOUSE-省エネVer4アップデート

約1年ぶりのアップデートです。世の中は建築物省エネ法改正の話題で持ちきりですが、いろいろ対応してくれたのでしょうか??

さて、個人住宅用省エネ計算ソフト「HOUSE-省エネ」既存の最新アップデート適用のプログラムから、なぜかアップデートプログラムを認識できません(2021年4月26日10時現在)。メーカーには伝えましたが、今のところアップデートプログラムを構造システムグループのダウンロードサイトに取りに行くしか方法がなさそうです。ログイン等しなければならず面倒ですが、アップデートしてみてください。

さて、内容ですが、新Webプログラムへの対応はまだです。新地域区分の対応やη値基準値の変更や、コジェネ機種の取得など、正直既に行われていなければならないような対応や、軽微なバグフィックスです。

HOUSE-省エネ Ver.4アップデート

戸建て住宅の省エネ計算ソフトHOUSE-省エネは9月以来のアップデートです。建築研究所のエネルギー消費性能計算プログラム住宅版Ver.2.7に準拠したそうです。なかなか住宅の省エネ計算は盛り上がりませんね。建築士が作業的な計算に向いていないこともありますが、安価に引き受けてくれる業者があることも一因なのでは?ただし計算を誰がやるかはともかく、理論は理解していなければなりませんし、出来ない設計を計算を行う方に押しつけてもねえ・・・。そういう方は、新型コロナ騒ぎの今だからこそ購入して勉強してみてはいかがでしょうか??

 

SAVEシリーズ10周年キャンペーン

株式会社建築ピボットの省エネ計算ソフトSAVEシリーズが10周年を迎えるそうです。

名称やシリーズで迷走して大分損してきましたが(・・・)、住宅・非住宅の省エネ計算を出し続けてくれてることに感謝です。

現在は

・SAVE-住宅・・・個人住宅を含む共同住宅の省エネ計算ソフト
・SAVE-建築・・・非住宅の省エネ計算ソフト
・HOUSE-省エネ・・・RC造や混構造を含む個人住宅省エネ計算ソフト

というシリーズ構成になっています。これでもわかりにくいのですが過去には・・・

・SAVE-PAL・・・SAVE-建築がVer2になったとき、性能基準のPAL計算に絞った廉価版。一体何の製品だかわからないのですが、旧ソフトがPAL計算だったからかろうじて目的はわかるものの、SAVE-建築Liteとかにすれば良かったのに、と感じる名称に哀愁を感じる。
・SAVE-Q値μ値・・・SAVE-住宅がVer2になったとき、Q値μ値の計算に特化した廉価版。なんでこんな名称にしたんだろうと思うソフトの代表格。これもLiteとか、LEとかにすれば良かったのに・・・。

などもありました。それだけ省エネに気合いをいれて取り組もうという同社の姿勢を思い出します。

さて、10周記念キャンペーンは3月からです。恐らく新バージョンの発表か、既存バージョンのキャンペーン価格での提供になると思います。なまあずショップ楽天市場店は、商品構成の見直しからSAVEシリーズの取り扱いがどうなるか?わかりませんが、なまあず日記では応援したいと思います。