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木造建築物の振動障害に関する設計資料

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木造建築物の振動障害に関する設計資料 [ 日本建築学会 ]
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今年の新館です。住宅レベルだとあまり振動に特化した資料はないのですが、これは木造建築物の振動障害に関する設計資料です(そのままやんけ・・・)。

なかなか興味深い内容なので、講習会も受けたかったですね。書籍だけでも十分ですが・・・・

 

建築系のeラーニング 日本建築学会

昨日も紹介しましたが、各団体がいろいろeラーニングのコンテンツを始めました。有料ですが意外と手軽なものも多いので、ぜひ、これからも実地での講習会の収録でも良いので公開してほしいものです。従来は大都市でしか開かれませんでしたが、これで地域差も幾分減少していくものと思います。

今日紹介するのは、一般社団法人 日本建築学会のeラーニングです。

主に、材料施工、構造、環境工学などのコンテンツが揃っていて、書籍はともかくeラーニングの価格は抑えめです。木造系だと、木質構造部材・接合部の変形と破壊が面白そうです。

収録されたもののほかに、ネットで受講できる講座も魅力で、昨日は、木造建築物の振動障害に関する設計資料の講習会も建築会館ホールだけでなく、リアルタイム動画配信も行われました。

今後もこのようなハイブリッドが主流になっていくと思います。定員に悩まされなくてすみますので、主催者・受講者ともメリットがあると思います。どんどん、このような講習を増やしていって欲しいです。

 

木造の許容応力度計算のWEB講習会

公益財団法人 日本住宅・木材技術センターといえば、グレー本。木造構造計算のマニュアルを作っているところですが、新型コロナもあってWEB講習会(動画配信)が始まりました。

といってもグレー本の、ではなく、「演習で学ぶ 入門 木造の許容応力度計算ワークブック」の講習です。まあやることは同じ。木造住宅の構造計算をWEBで学べるのだ。

と思って、クリックするとなぜかない(2022年5月11日現在)。まあ何かのトラブルやメンテナンス中なのだろうな?とおもったら、他にもWEB講習が。木造構造系では、ひとりで学べる中層木造建築の構造計算演習もあります。前編だけなら1万3千円。高いか安いかはその人次第ですが、まあまあ良心的。そしてそのページの上を見ると・・・運営しているのは公益財団法人建築技術教育普及センター!!まさかあそこが!建築教育動画プログラムの提供を始めるとは・・・。さすがに建築士の件はできませんからね。

今後、構造に限らず、計画系や設備系も増えていきそうです。面白そうな講座が増えていくことを望みます。

動画プログラム一覧(建築技術教育普及センター)

建築設計若手育成に最適?マドリーノ 

最近、建築系のボードゲーム・カードゲームを探すのがライフワークになっていて、気に入った物は買いそろえています。その中でも、楽しめて建築設計の若手育成にもいいな!と思ったのが、マドリーノです。

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このボードゲームは、サイコロで施主の要望が伝えられ、それに基づいて各自がホワイトボードに良いだろうと思う間取りを直接書いていくものです。直接書くボードゲームは珍しいのではないでしょうか?サイコロで施主の意思を決定するのでメチャクチャな条件のこともよく発生します。しかし現実の設計でもそんなことはよくあることです。そんな理不尽に対応しながら、最良なプランを提案する訓練が、楽しく遊びながら出来る!のは素敵だとは思いませんか?

さて、実際に事務所所員とやってみました。ゲーム大好きな店長、設計担当O、そして私の三人です。ボードは四枚あるので四人まで遊べます。ボードをコピーして紙でやるなら大人数でもできるのが魅力的です。その場合、企業研修でも活用出来るのではないでしょうか?

流れは、最初に玄関の位置をサイコロで決めます。この位置だけはプレーヤー共通です。その後は、6週間(6ターン)サイコロで壁サッシ建具と住宅設備を決定、配置していきます。1ターンで壁サッシ建具は6つ、住宅設備は1つ指定されますのでルールに従って配置していきます。

6週後、完成した間取りをお互い見せ合って、最終的に施主に提案する物(より優秀なプラン)を選びます。面白いのは、その間取りのテーマを書くこと。その面白さもポイントです。

初回は、こんな感じになりました。一部ルール徹底がなされなかったので違反が残ります(汗)。

一部選択があるとはいえ、ほぼ同じ条件でこれだけ間取りが変わってきます。一番左は、窓や壁で区画できず、ほとんどが屋外にサラされてます。真ん中は睡眠環境に特化された家で家についてすぐに風呂に入れて寝る前に手も洗える家ですね。右は、個室が多くコスプレイヤーさんたちが着替え化粧をしやすい家で、屋外に露天風呂がある家というより施設といった感じです。今回は住宅設備に洗面所が3つも登場した上、個室を作りやすい部材が多かったため、このようになりました。

ある程度訓練すれば破綻の少ないプランを作れるようになります。短時間で理不尽な要求をある程度形にする能力を身につけるのに最適なゲームといえるでしょう。建築関係ない店長も楽しめたと言ってますし、設計を知っている我々も楽しめましたし頭を使いました。設計事務所や不動産屋にお勧めできるゲームだと思います。

キャプテンリノ

昨年から建築系のボードゲーム、カードゲームを集めています。ここで紹介していますね。今のところ4つほど揃えたので、徐々に遊んでレビューしたいと思います。

建築系のゲームって昔からつまらないものが多いのですが、このキャプテンリノは有名で入手しやすく、面白いのでお勧めしております。

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すごろくや キャプテン・リノ キヤプテンリノ [キヤプテンリノ]
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カードゲームに属しますが、ちょっと変わっていて、壁のカードはL字型に折って使用します。土台と壁と屋根を組み合わせてタワーを作っていくゲームで崩れると負けです。カードにはそれぞれ意味があり、壁を立てる位置が書いてあります。そのほか二枚重ねにしたり、スキップしたりとUNOの要素も入っています。不安定なので崩れやすいですから意外と早く勝負がつくのもポイントです。

土台のカードに壁を立てているところ。二つ折りですが意外と不安定です。

積み上がってくるとこんな感じです。

ゲーム名のキャプテンリノ(サイ)は、サイの絵があるカードを使うと下から上に移動させなければならないので難易度が上がります。

サイを持ち上げるのは意外と大変。カードが邪魔してうまく取れず、序盤で建物が倒壊!なんてことも。

2~4人で遊ぶと良いでしょう。盛り上がりますよ!

 

 

住宅金融公庫の過去の住宅工事仕様書が公開されています

一般財団法人住宅金融普及協会のホームページに、過去の住宅工事仕様書が掲載されています。

なんと在来木造は、昭和26年から掲載されています!!平成22年までずらりと。もちろん、枠組壁工法も昭和49年から、鉄筋コンクリート造も平成22年分が。すごいです。これで日本の住宅の進化を学ぶことができそうです。書き込みがあったりしますが、そんなことは関係ありません。木造住宅の設計及び耐震診断・補強設計を行っている方は是非見て欲しいです。私も複数年を眺めて見ましたが、いろいろ分かったことがありますね。木造の建築基準法改正に先立ち公庫仕様が定められることも多かったので、そのあたりの法改正との関係も冬休みに学んでみようと思います。

一般財団法人 住宅金融普及協会 過去の住宅工事仕様書

 

 

 

建築とITのフォーラム2021(2021年10月19~21日 オンライン開催)

構造計算ソフトやDRA-CADで有名な、構造システム・グループで、2年ぶりに建築とITのフォーラム「建築デジタルトーンアンスフォーメーションの現在」を10月19~21日に開催するそうです。オンライン開催で3日間とこの時期のイベントとしては大規模なものです。ウェブセミナー主体で聞きたいものだけ自宅や会社で見ることができるので、見たいものがある場合は必見ですね!今まで東京に来なければ・・・というイベントが気軽にオンラインで全国から見ることができることが、新型コロナウイルスの蔓延で良くなったことの一つではないでしょうか?新型コロナ渦が終わっても、このようなオンラインイベントは残して欲しいところです。

一級建築士学科試験合格発表

オリンピック開催もあり、例年より若干早く学科試験が行われましたが、昨日合格発表がありました。31696名の受験者で4832名の合格者。合格率は15.2%でした。

今回は難易度が高かったようです。特に学科Ⅰは難しかったです。学科Ⅰの合格基準点は10点。総得点ではクリア出来てもここで足切りを食らった方もいたようです。合格基準点は87点。例年基準としている90点より3点も低かったです。88点くらいになると製図試験のやる気が起きなくなるのですが(汗)、頑張った人は報われたかもしれません。

ちなみに合格率15.2%というのは、ここ5年で最低です。受験者数はここ5年で最高ですからバランスをとったということでしょうか?昨年が合格率、合格者とも多すぎましたからね。昨年より少なくなったとは言え、平成29,30年と同等くらいの合格者数なので、令和元年、2年はサービスしすぎたということなのかもしれません。

設計製図の試験は10月10日。期間は短いですが集中して学習して合格をつかみ取って欲しいです。

noteの記事の方向性を決めました

先日作ったnote(Catfishなおうち for note)。使い方いろいろ考えました。

最初に、ソフトウェアの選び方的なことを書きました。今さら感がありますが、ブログよりスッキリします。ここよりも丁寧に書こうと思う気持ちが出てきます。なまあず日記は雑多すぎますからね。

そして、初心に戻って、構造計算ソフトを絡めた構造実務を書いていこうと決めました。需要があるかわかりませんが、主に木造から構造計算を始めようとする方向けに書いていこうと思います。ソフトの差異がわかるように複数のソフトを使って書いていこうと思います。これから構造計算ソフトを導入しようと思っている方や、導入したけど使い方がわからず挫折した方などを対象にしていきたいと思います。

文系出身で構造設計を目指したこともない、私がやっているんだから、誰でも出来るよ、とは思いません。私だって紆余曲折ありました。だからこそ、わかったこともあります。できるだけわかりやすく書いていきたいと思います。

また昔に書いた、二級建築士試験向けの構造力学の教材に手をちょっとだけ加えて、マガジン公開していきます。お役に立つかわかりませんが、役に立ってくれたらうれしいです。

令和3年二級建築士試験「学科の試験」合格発表

はい。1年に1回の資格試験。合格発表はやはり特別な日となります。現在はネット発表になりましたが、受験者の気持ちは変わりません。

さて、今年は19596人受験で、8220人合格でした。合格率42%です。なんだか高いような気がしますが、このあと製図の試験もありますからね。まずは製図試験への切符を手にしただけです。とはいえ、合格者の皆様おめでとうございます。

今年は学科Ⅰ(建築計画)の平均点が著しく高かったため、基準点を学科Ⅰのみ1点高くしています。この足切りで涙を呑んだ方もいらっしゃると思います。総得点60点はかわらないので、他の学科はそこそこ難しかったのかもしれません。

2級建築士もここ5年で受験者減に直面していましたが、令和3年は一転して増加しました。平成30年頃の水準です。合格率も高く、ここ5年で最高人数の合格者数となりました。若い建築士が減ってきています。だからといってレベルを下げるわけにもいかず、試験元も苦慮していると思います。

試験制度の変更で1級建築士は受験しやすくなりましたが、そのようなことではなく、建築業界全体の魅力を更に高め、若い人が入ってきやすいような環境を作る必要があると思います。別に増えなくて良いのでは?と思うかもしれませんが、現場レベルでは若手不足は深刻になりつつあります。高齢で頑張ってくださる建築士の方々には頭がさがりますが、必ずいつか引退されます。完全に足りなくなってからでは遅いですから・・・

私の事務所も人員不足です。そんな事務所多くなったような気がします・・・