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100円ショップで学ぶ建築構造 第2回 柱頭柱脚の金物 配信開始!

久々に、100円ショップで学ぶ建築構造をアップしました。相変わらず短い動画です。今回は今年発売された大橋好光先生の木造建築の構造という名著をゲストにむかえて実験しました。

木造設計で、なぜ柱頭柱脚の金物が必要なのかな?と疑問に思ってわからない方向けです。ダイソーで購入した2台のはかりを使って、壁の左右の柱の引き抜き力がどのように動くかを再現してみました。まあ動画一発取りだったので、はかりがズレたりと厳密には実験とは言えないのですが、わかりやすく針が動いてくれたので良かったかな?と思います。それにしても背景がきたない・・・。

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木造建築の構造 阪神・淡路大震災から現在まで [ 大橋好光 ]
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木構造をやっている方、興味のある方は是非読んでみてください!!名著の予感・・・

 

「RC規準による 鉄筋コンクリートの構造設計」の付録CD-ROMは良いぞ!!

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RC規準による鉄筋コンクリートの構造設計改訂版 [ 佐藤立美 ]
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構造計算初心者向けの書籍の紹介です。この本は鉄筋コンクリート造の構造設計初心者向けの本ですが、動画ではないCD-ROMの付録がついている最近では珍しい構造書籍です。文字や数式が多いながら非常に読みやすい上、設計例もシンプルでわかりやすいです。

特筆すべきは設計例をExcelで一貫計算のようにシートでまとめているところ。非常に追いやすく手計算と照合しやすいです。シートも非常にわかりやすく、追加計算書などを作る際の参考になる作り方です。

RC造の構造計算は上野嘉久先生の「実務から見たRC構造設計」が最適だと思っていましたが、この本もなかなかどうして・・・良い感じです。

書籍は人によって向き不向きがあります。Excelがある程度分かっていて、シートを追うほうが理解しやすい方には、こちらの本をおすすめします♪

地震発生装置「じしん君 mini」

今年は飲みもほとんど行かなかったし、頑張ったので最後のご褒美でこれを買いました。

じゃん!!地震発生装置「じしん君 mini」です。

フルバージョンでも良かったのですが、こちらのほうが改造や調整がしやすいのでこちらにしました。フルバージョンのほうが台が大きく見栄えもするのですが。そもそもこのシリーズ、発売元からスペックがはっきりしていないのが心配の種。いろいろ類推しながらの購入でした。

さて、購入しても期待を裏切らず、説明書はモノクロ紙1枚しかも説明不足です。また購入時車輪が外れていました。大丈夫なのか??

制御装置(サーボアクチュエーター)」は、一軸のみの振動を作るのですが、振幅は1.5mmから50mmとこの手の装置にしては大きく、周波数も0.1Hz~12Hzくらいまでと使い出があります。ただマイコンでのデジタル合成で振動波形を作っているので正弦波に近いものの、ひずみが大きいと説明があります。装置の特性上、それどころじゃないでしょう、とツッコミをいれたくなりますが、そんな精密な実験はしないので大丈夫でしょう。そもそもボリュームもアバウトですし。

付属の高層建造物模型は、非常に壊れやすいので注意が必要です。というより崩壊しやすい・・・。もうすこししっかりした物のほうが良いかな?と思います。もっとも周波数によって建物の揺れが大きく変わるのは、わかっていても衝撃です。それを体感するにはいいのかもしれません。

知らなかったのですが、ACアダプタだけでなく、単三電池でも動くので屋外や会議室などでの利用でも便利そうです。またアクチュエーターの操作は直感的でわかりやすいので、慣れれば、プレゼンは楽だと思います。

音は意外とうるさいです。youtube撮影などでは注意が必要なレベルです。

 

私が実験で使用するレベルには到達していないので、多少の調整が必要そうですが、一から作るよりは簡単ですし良さそうです。上部重量は500g程度までであまり重い物は載せられません。たぶんですが、速度次第でもう少し載せられそうです。もう少し広く、もう少し重量を載せられるといろいろできるかも?とも思うのですが、逆にこの制限を活かした楽しい実験をやって行ければと思います。1軸振動装置ならではの実験を考えております。お楽しみに

 

楽天で買える地震実験グッズ・器具

楽天もアマゾンほどではありませんが、不思議な商品が揃っています。品質など?ですが、地震実験グッズ・器具を紹介します。

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地震計 アラームモデル 教授実験モデル DIY 子供 玩具物理学 科学教育 組み立て
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安価な地震計・・・と思いきや、子供向けの実験器具のようです。揺れである程度おもりを付けたヒモが揺れるとアラームが鳴る・・・というおもちゃ?です。地震計の実験になるのでしょうか??ただ揺れたら反応するので、何かの役に立ちそうです。

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Perfeclan DIY地震警報物理実験トレーニングElerical地質調査
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こっちは、ブレーカーにつけるアレに近い原理です。日本語訳もおかしいです。少なくとも地質調査には使えないかと。こっちも揺れを感知して・・・というので上の商品と似たものと推測できます。

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長周期振動実験器 TSS3 共振実験器 300mmx300mm
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こちらは、教材っぽいですよね。さすがにこの価格だと。長周期振動の実験器です。原理が簡単なので自作する人も多いですね。

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P波S波観察器 ぴーえすくん
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大阪管区気象台が考案した、ぴーえすくん。ドミノを使ったことが新しい!!LEDランプが付くことも含め、手元に置きたい逸品。さすがに価格が高いです。

ちなみに上記のうち、1品を購入しました。年明けに実験状況を報告しますね。

一級建築士試験の合格発表

異例だらけの今年度の試験の台風組の合格発表がありました。合格者の皆様おめでとうございます。

言うまでもなく台風で延期になった地域があり、先に試験が終わっていた地域との合否の差など注目されていました。

とはいえ、10月13日は29会場、12月8日は27会場とはいえ、東京等を含んでいたので再試験組のほうが人数が多かったです。とはいえ10月13日が4214人受験、12月8日が5937人受験と、とてつもなく差があったわけでもなく、比較的人数の公平さは保たれていたと思います。

では結果はどうか?10月組は、36.6%、12月組は、34.2%と予想通り、10月組のほうが合格率が2.4%も高いです。まあ例年の傾向から仕方がないのですがそこそこ差がありました。試験問題も違うわけですがギリギリ誤差の範囲かなと思います。もし誤差の範囲で落ちる・・・ということを防ぎたいなら、毎年の都道府県別の合格率の高いところでどうぞ。実際は地の利や天気も影響するのでそれでなんとかなるとは思いませんが・・・。

平成29年を除けば合格者は3500~4000の間で推移しておりました。今年は学科試験がアレだったので、製図受験者数は久しぶりに1万人を超えました。その反動もあり製図は35.2%と例年40%付近だったのに大幅に下落して合格人数のバランスをとっています。結果、合格者数は例年より少なめといった感じになります。総合合格率は12%(例年並み)だったので、相変わらずバランス重視の試験だなと思います。

男女別合格者比率は、男:女=72:28です。理系資格の中では元々女性比率が比較的高いイメージがありましたが、やっぱり少ないですね・・・。もっとも男女言っている前に、建築を目指す人を増やさなければダメなんですが。

10月組も12月組も試験内容が比較的オーソドックスだったこともあり、それほど当落に意外性はなかったようです。ただし合格発表が2月にずれ込んだことと、オリンピックで来年度の学科試験が早まることで、今年落ちて学科にリターンした人達は圧倒的に不利となります。何しろ試験制度改正で新たな若い受験者が増えますからね・・・。

 

来年度の一級建築士試験の制度改正決定

11月1日に出ていましたね。

建築士法の改正(施工日:令和2年3月1日)に伴う建築士試験の受験要件の見直し等について

これで、建築系4大卒の方は、卒業即受験が可能となります。資格を得るには2年間の実務経験は必要ですが、受かった後で良いので受かりやすくなります。特に卒業後2年間、一番実務経験が重要な時期に受験勉強をしなくても良い可能性が出てきたのは良い傾向かと。もっとも落ちれば同じですし、入社半年は仕事に慣れるだけでなく受験で大変!!ということもあります。人生楽はできません。

詳しいことは、上記ホームページで随時発表されるそうです。

建築士不足深刻化

長期データから見る「建設技術者の雇用環境の変化」、人材不足はかつてない次元に

まあ、この記事は「建築・設計・測量技術者」の人材不足の話ですが、職安の有効求人倍率の推移の表から、すごい勢いで倍率が上がっている、という内容です。その割にデータ年度が非常に古いので、更に進んでいると思われます。

残業は200時間超のブラック過ぎる「建築士」 現状の問題点を紹介

この記事は昨年夏なのですが、私の周りでは残業時間が多い事務所は激減している感じがします。設計事務所だからといってブラック・・・という印象は現場ではなくなりつつあります。もちろんまだあるところにはありますが。

建築士、特に一級建築士の受験者数は年々減ってきており、20年間で半分以下!という激減ぶり、そのため一級建築士の6割が50代以上という高齢化も一気に進んでいます。特に深刻なのは設計業務を行う建築士の合格率。大手ハウスメーカーや建設会社など比較的労働環境の向上が早く資金に余裕があるところは、就業中に建築士試験勉強をさせたり、資格専門学校の講師を呼んで社内で講座を開くところもあります。一方建築設計事務所は労働時間も長く、資金的にも余裕がないので、なかなか対策ができません。そのため実務ができる設計者がなかなか建築士に受からない、というジレンマもあります。

試験対策の高度化により、試験問題が難問になり、特殊な対策をせずに受かることが困難になってきました。そして受験者数の減少は、少子化に加えこの業界に魅力が薄れているのが大きな原因です。特に大手はともかく、設計事務所は賃金が安い傾向にあります。設計料などをきちんと取れる環境にないことが一因といえますが、なかなか難しい問題です。

それなのに、試験制度改革は大学卒の年に試験を受けられるように「緩和」するといった対策を講じますが、これで受験者数が劇的に回復するとは思えません。やはり業界挙げて、環境の改善、建築士の魅力の向上、アピールをやっていかなければならないと思います。

建築知識12月号が???「建築基準法キャラクター図鑑」

建築知識2017年12月号

ネットで話題になっている建築知識2017年12月号です。定期購読なので毎月みていますし、マンガ企画は近年多いのでまたまた~と思いながらページを開いてみると・・・・。

はい。見る人によって評価が変わると思いますが、高いお金を払って定期購読している方々は、眉をひそめる企画だと思います(あくまで私見です)。まあ昨年もマンガ・・・でしたからね。建築知識=マンガというのは別に今に始まったことではありませんし。

要約すると、建築の基本的な知識を学ぶために、擬人化したマンガのキャラクターを使って説明するという、比較的「ありきたり」な企画。書店を徘徊すると結構散見します。ただそれらに比べると非常に「完成度が低い」(絵のクオリティではない)のが問題です。マンガキャラクターとその説明内容が頭の中でつながらない。その周囲に書いてある説明を見てようやく「ああ!」とわかる程度。中には理解に苦しむ部分もあります。また絵を描いている人がバラバラで表現もバラバラ。キャラクター数が多いので仕方がないかもしれませんが、ちょっと読みにくいです。正直。

たぶん、年末の慌ただしい時期に、ちょっとでも頭を休めて楽しめる企画を!!ということだと思います。その意味では十分物議は醸し出しましたし、話題性もありますし、頭の体操にもなりました。そしてそこそこ売れているようですので、目的は達せられたのではないでしょうか?

建築界での専門書に該当する月刊誌としては、ちょっと寂しい内容です。若い人やこれから建築を目指す人がどう感じるか?が不安です。また肝心の学習効果があるか?は疑問です。まあいろいろ試す時期になっているのは確かで、本を本当に読まない人たちが増えているのも事実ですので、このような試みはあっていいと思います。あまり過剰に反応せずにこれからも建築知識を見守りましょう。

SPACE Ver3.90

本日、技術者・研究者・学生用に作成された教育用の構造解析ソフトSPACEがバージョンアップされ、Ver3.90になりました。予定より遅れたとはいえ、精力的に機能拡張する姿勢には頭がさがります。

今回のバージョンアップで、免震構造及び制震構造の振動解析が実施できるそうです。特に長周期地震動による免震構造や超高層建築の動的挙動が解析できます。

32ビット版と64ビット版が別別に用意されているのはいいですね。パソコン交換時期なので、新パソコンにインストールしてみようと思います。

「木造建築物の防・耐火設計マニュアル」講習会 東京追加!!

3月に「木造建築物の防・耐火設計マニュアル」が発行され、講習会も開かれましたが、東京の追加開催が発表になっています。

日本建築センターHPより

大規模以外にも利用できる部分も多いのでお勧めです。