群発地震多発

新型コロナ一色だった世間の興味も、慣れるに従って他のことに目が行くようになります。新型コロナ後、耐震診断の依頼が急増しています(あくまで某社のお話し)。それと無縁じゃないと思われるのが、最近の多発する地震です。

定番となった、茨城県付近や宮城・福島以外にも、5月19日未明の岐阜県高山市付近の群発地震(30回以上)、4月23日頃に発生した長野県中部の地震多発(20回以上)、

気象庁では、定番の茨城等は、「普段おきている場所でそれほど珍しくない(5月20日関田気象庁長官)」らしいのですが、これだけいろいろな場所でおきていると気になりますね。地震数自体は、いまのところ例年に比べて極端に多いわけではないので、新型コロナでニュースなどに注目する人が多いのと、地震が多い地域が複数あり、目立ちやすいなど他の理由でそう感じるのかもしれません。ただ首都圏に近いので怖く感じる人が多いのも無理はありませんが・・・。

過去、群発地震から大地震になる確率はそれほど高くはありません。しかし前震に相当する地震の後に大きな本震がくることはあります。が、そんなこと関係なく、日本は地震国なので、

・地震の備えはいつもしておく。
・SNSなどで地震予知の噂がでても気にしない

ことが大切だと思います。

ブロック塀の誤解 高さの測定方法と鉄筋の有無

本日は、擁壁の調査で千葉に行ってきました。

擁壁というよりコンクリートブロックを使った土止め・・・のようで、このまま建物を建てることは不可能と結論づけました。

一緒にいた建築士が、ブロックの高さを1.2mにすれば良い、と思っていたらしく、6段(ブロック一個の高さは20㎝)にすれば良いと思っていたようだ。

言うまでも無く、1.2m以内なら控え壁がいらない、その条文を覚えていたからでしょう。安全じゃないものはどっちにしろダメなんですが・・・ということより、その1.2mはどこから測るか?です。建築士なら当然地盤面から・・・とわかるはずなのですが、塀の高さは、低いほうのGLからですし、また塀のしたにコンクリート基礎があり、それがGLより高ければ、その部分の高さも加えなければなりません。なので道路に面する6段のブロック塀は1.2m以内になっていないこともあります。

まあ、そこまで意地悪じゃなくても、今回のように擁壁上のブロック塀は、当然擁壁の下からです。大阪の小学生が亡くなったブロック塀も高いところに立っていましたね。段数ではなく、高さなのです。

あと、鉄筋の有無でブロック塀の強度が決まると思い込んでいる一般の方も多く、鉄筋の有無を調査してほしい、という依頼がチラホラ来ます。鉄筋が入っているかどうかだけでブロック塀の強度は決まりません。基礎が適正であるか?控え壁が適切に入っているか?など他にも重要なことが多いです。何より高さが重要です。低いに越したことはありません。3段くらいだとほとんど脅威はありませんから。

ブロック塀は、そもそも危険で低いもの以外では使うべきではありません。既存も新設もそうです。耐久性もないですしお使用をお勧めしません。

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一応、ブロック塀用の鉄筋調査器はこれを持っています。使用方法が簡便で測定ミスが少ないので。鉄筋の有無はそれほどブロック塀の安全性に関係ないと思っていますが、やはり測定して欲しい方がいるので念のため。ブロックにモルタルを詰めますが、完全に防水にはならないことが多く、鉄筋コンクリート内の鉄筋に比べ錆びて朽ちるまでは早いようです。ほとんどが錆びて強度がなくなっていますね。

なまあず日記styleのネットラジオ版「Catfishなおうち」は、現在第五回まで配信しています。網入りではない防火窓の紹介、Windows10パソコンのクリップボードの便利な使い方など語っています。第六話も現在収録中です。お楽しみに。

「Catfishなおうち」第五回配信(2020年5月14日配信)

地理院地図Vector

国土地理院では、自分で地図をデザインできるウェブ地図地理院地図Vectorを3月に全国版も公開しました。学校教育現場や防災分野での活用が期待されています。

今までは画像ファイルは公開されていたのですが、編集が難しかったです。今回の物は、ベクトルデータで利用者が目的に応じて地図をデザインすることが出来ます。

古い航空写真がそれほど充実していないのが唯一の不満。比較的自由に使えるのもうれしいですね。印刷機能なども搭載されていて便利です。

新型コロナ対策の3月末時点のまとめ

外出規制に揺れた3月最後の土日。テレビなどで状況は見たと思います。私は土曜日は仕事だったので事務所に引きこもって仕事していました。日曜日は誰にも会わず引きこもり。ただ、テレビやSNSを見ていると、ああやはりな~って感じがして、政治家や官僚が非常に気を使って様子を見ながら施策をしていることがわかります。

さて、今朝、タレントの志村けんさんがお亡くなりになりました。持病もあり大変だったと思います。70歳だったそうです。お悔やみ申し上げます。

ということで日本でもコロナの危険性が日に日に高まっています。現段階での対策をまとめておきます。備忘録として。

まず「3密」。非常に優れた表現ですね。いままでの状況から「避けるべき状態」をうまく表現しています。まずはここからです。国や行政に文句を言う前にきちんと確認しておきましょう。

・換気の悪い密閉空間
・多くの人の密集する場所
・近距離での密接した会話

はい。ここにマスクも空気清浄機もトイレットペーパーもでてきません。除菌や手洗いもありません(※これらが不要といっているのではありません)。まずはここから、ということです。誰でも守れそうで意外と守れていません。

・夜な夜な用事もないのに、スナックや居酒屋、飲食店に行く行為、町内会などの会議、不要不急の通院行為、満員電車・バス
・薬屋さんに毎朝マスクを買うために数時間並ぶ行為、混雑しているスーパーで買い物する行為、サークル活動
・新型コロナ対策の補助金相談、その他の個別相談会、世間話

まあ意地悪な感じもしますが、上のようなものも該当していてすべてを避けるのは不可能です。なのでできるだけ避けるように行動しなければなりません。工夫次第で半減できるはずです。特に自分勝手な気分転換や、自分だけは、とか自分は注意深いから大丈夫、なんてことは論外です。

あと、ネット上のSNSやブログには、この週末も出かけたりパーティーしたりした写真や記事を載せている人が意外と多いです。自粛という文字の意味がわかっていないようです。自分だけ、迷惑をかけないから、と勝手な判断で動き回らないようにいっているわけで・・・。経済活動や息抜きも大切ですが、それを正当化するものを掲載するのはどうかと思います。うまいな~と思うのは、過去の良い写真や屋外に出ない企画。将棋ファンが次々に詰め将棋を上げたり、動物好きが過去の傑作写真を改めて掲載したり。外出系のyoutuberが趣旨を変えて室内でできることを提案していたり。こういうところにセンスを感じます。youtubeといえばyoutuberデビューした人も多かったようですが、普段できないことを屋内で見つける人は素敵です♪

あとは、手洗い、マスクなどできることをしましょう。スマホやキーボードも清潔に。食べる前に手を確認!!顔を触らない!!これで万全ではないことを知ることが大切です。また暖かくなってきたのでオフィス作業は換気を気をつけて行う事が大切です。窓を開けて仕事をすると気持ちが良い日があります(今日は寒いな・・・でも定期的に窓を開けて部屋をきれいにすると気持ちが良いですよ)。

あと体調が悪いときは、早めにフェードアウトする勇気!!これも大切です。医者に行く前にフェードアウト。重症化する危険もあるのですが、いきなり医者にいってもだめです。周りに感染させない気遣いを十分にし、他の病気かどうかを自分でチェックし・・・相談しましょう。不安なのはわかりますが、医療機関も今大変なようです。どんなときもまずは「周り」を気遣いましょう。自分が病院に行った後は感染している可能性が通常よりも高いので、やはり人に会わない努力とか出かけない!とかはエチケットですね。

とりあえず3月末の備忘録です。昨日は十分引きこもって今日から慎重にお仕事です。明日から都内に出なければならない用事があるので、出来うる限りの対策をして出かけようと思います。自分が感染者と思い、人に感染させないために、と思って行動することが何より大切な時期のようです。

 

5Gが体に悪いということで思い出すこと

大量のムクドリが5G通信の電波で死亡した、という情報がネットで拡散されました。これが嘘かどうかはわかりませんが(どうも嘘っぽいけど)、新しいものは常に希望と危険が隣り合わせ。そして新しいものに対する恐れは何時の時代にもあります。

私が大学生の頃、携帯電話の電磁波が脳に影響を与える・・・という情報がまことしやかに出ました。5Gでも4Gでもない3Gすら始まっていない時代ですよ!!もちろんあんなもので何で通話ができるんだ!!という時代はとっくに終わっている頃ですが・・・。私も携帯電話を販売していた頃だったので、この手の情報をアメリカの論文も含め調べたものです(まだネット情報が少なかった時代ですから)。結局、携帯電話はその後爆発的に普及し、この手のことを気にする人も少なくなりました。しかしながら、送電線や携帯の電磁波は少ないながらも影響がある・・・という説は根強いですし否定しきれません。

その後3G,4G、そして5G??この時代にもこのような説が流れているとは。SNS全盛なので、その手の知識を持っていない人でも普通に拡散が可能な時代なので、昔よりも知っている人は多いかもしれません。特にムクドリの画像は大量に拡散しましたからね。twitterの場合、140文字なのですべてを伝えきれないにしろ、その内容をわかって広げているのか?悪意を持って広めているのか?わかりませんし。

こういう議論は我々素人がするものではなく、専門家同士がやってくれればよく、もし何か悪いことが出てきたらそのとき報告すれば良い気がするのですが。私もどちらが正しいとか言うつもりはありません。少なくともtwitterなどで不毛な議論はしたくないだけです。

大地震の予兆??地震が頻発

最近、地震が多いので騒いでいる方も多いかと思います。NHKで震災関連の特集が組まれているので更に不安が増えているかと思います。耐震診断に行くとそのあたりを聞かれます。私なんかじゃ地震が起きるかどうか?なんてわかりません(きっぱり)。

諸外国の地震前の予兆と日本では状況が違います。プレート配置などは世界どこでもまったく異なっていますし、日本は3プレートが複雑に入り組んでいるから、様々なケースがあり、分析しきれていないはずですから。動物や雲、電波や地殻変動、様々な地震前の兆候を否定するつもりはないですが、地震のメカニズムが様々で複雑な日本では確実な方法は確立されていないようです。

そんなわけで、地震が来る!とビクビクするのは意味がありませんし、来ないと安心しきることもよくありません。地震の備えをきちんと行い、何か起こってしまったら仕方ない、と思っておくことが必要です。日本は地震国でこれだけ情報が溢れているのですから、災害時数日の水と食料、それに生活用水の備蓄、避難用袋などの準備程度の最低限のことはやっていないと問題かもしれません。特に東京は人口が多いうえ、道路も複雑、そして結構広いので、支援が来るまでに東日本大震災や阪神大震災よりかかることは想像できるでしょうし、高齢化により地元の若者の数が少ないので、以前より地元で動ける人が少ないかもしれません。

いろいろ整備されて良くなっている面もありますが、正直未知数です。自己責任の時代です。くどいようですが、まずは備えを。それをお忘れなく!!

巨大な隕石という危険

地震が大騒ぎされ、津波・・・そして台風。自然の脅威は様々。それぞれに対応しようと思っても、想像つかないものがくるのが常です。そこで可能性は低いものの、危険性という意味ではそれこそ想像がつかない「隕石」という危険性を考えて見ましょう。

隕石は、実はたくさん地球に落ちてきています。しかし大気という有り難い物があって、小さい物は地上に着く前に燃え尽きてしまいます。そして極たまに地上に落ちてくるのが隕石の実物です。当たれば怖いですが、地表は広いのでなかなか当たりません。小さな物の危険は低いのです。

ちなみに私は大学生の頃(1996年1月7日)、千葉で昼間に音付きの火球を見ました。ニュースによるとこれは隕石で、つくば市付近に落下し、20数個の隕石が回収されたそうです。幸い被害がでるほどの大きさではなかったです。

被害があったもので比較的新しいのが2013年チェリャビンスク州に落ちた隕石。直径17mと比較的小さな小惑星が大気圏に突入。その衝撃は、広島型原爆の30倍以上だそうで、直撃による被害ではなく衝撃波の被害は、南北180km、東西80kmに及び、1400人ほどの怪我人がでました。比較的人口が少ない地域でしたが、これが日本だったらと思うと被害がどれくらいになるのか?想像できません。その前といえば、やはり同じロシアのツングースカ大爆発(1908年)でしょうか?近くに村落がないため死者がいない、といわれている。もちろん海に落ちたものや、人里離れている場合は発見されないこともあります。恐竜が絶滅した原因といわれた小惑星レベルでなければ、そこそこ地球に落ちてくることが過去からわかります。なので、巨大地震に比べれば確率は低いものの、可能性はありますし、防ぐ方法もほとんどありません。

まあ他にも危険はあるでしょう。絶対ということは、何事にもないのです。

 

 

 

台風19号の教訓の私的備忘録2

<ネットとスマホの活用と弊害>

台風19号が来たとき、比較的時間があり最近の災害では数少ない「パソコンやスマホの前にいて過ごした」災害でした。もちろん仕事をしていた時間も多いのだが、twitterをリアルタイムに見られたり、ニュースの情報を分析できたり・・・貴重でした。

まず前提として、台風19号は風がすごいことが上陸前には言われていました。しかし侵入ルートと台風の規模の予測を見る限り、確率的な話でそれほど風がすごくなるとは思えませんでした。逆に雨は関東西側の山に雲が次々に当たるルートの可能性が高く、大雨は免れないと思われました。これは予報にも反映されており、関東の降雨予報とは思えない数字が並んでいました。まあ台風の上陸後の風や雨の予報は当てにくいのも事実なので、そうなると刻一刻と進んでいる間の情報が大事になります。

しかし公式情報は間隔が広く、また限定的なものが多いので、どうしてもその間が欲しくなります。そうなると民間や行政からの情報となります。その場合の第1候補はtwitterであるのは間違いないでしょう。東日本大震災などでも実績がありますし、日本人に一番あったものともいえなくはないでしょう。リアルタイムに手軽に発言でき、参照できる速報性、写真や動画も簡単に上げられだれでも見られる汎用性は他の追従を許しません。その反面、デマも多いですし、目立ちたい!!発言も多いのです。

実際、今回「堤防決壊」などのワードはかなりデマが多く、正確な情報がつかめません。トレンドに上がるようなワードは、特にデマなどになりやすく、その情報が正しいか間違っているか?わかりにくいです。今回も堤防から水が溢れている動画が、至る所で使われていましたが、間違えている情報だったものもかなりありました。そもそも今回の台風とは無関係な写真もありました。また善意のつぶやきも、その方の見えている方向、知識力などによって、間違ったことをつぶやいてしまうことがあります。「多摩川」のワードを中心に見ましたが、これもなかなか難しかったです。

特にスマホで見ていると、twitterはパケット消費も多い上、次次に情報が流れているので、ついつい見続けてバッテリーも失ってしまいます。また特定キーワードだけを見続け、他の事象を見落としてしまうケースもあります。例えば多摩川が心配で見続けていたら、裏の他の河川が先に氾濫したとか。今回も多摩川が騒がれていましたが、他の河川のほうが先に氾濫していた、なんてこともありました。twitterはキーワードで絞れる反面、そこしか見えていないことも多いのです。

そう考えると、出先ではスマホでも良いが、長い時間見続けるのは良くないようです。特に災害時は。意図的に時間を区切って見た方が良いと思います。できればアプリに5分とかタイマーを付けて、時間になったら終了するみたいな機能が欲しいところです。バッテリーやパケットは無限ではありませんからね。またしばらく時間が経たないとキーワードなど変えたときの重複情報が無駄に流れます。心配なのはわかりますが、時間を区切って、が重要かと思います。

タワーマンションの防災力

なんか、災害のたびにタワーマンションを叩いている方々がいますが、少なくとも何も防災していない建物より、研究を重ね最新の技術を投入してきたタワーマンションのほうが安全確率は高いです。ただ、どんな対策にも絶対はないです。そして数が多いほど被災するものが増えるのは当たり前の事。木造住宅が地震に弱いというイメージも、数が他に比べて非常に多いから被害数が多いわけで、すべての木造が弱いわけではないのと一緒です。火事に対しても同様で、想定外な事象ががあれば、鉄筋コンクリート造であれ被害が大きくなるのは、京都アニメーションの事例を見ればわかると思います。タワーマンションも今となっては非常に住んでいる人が多い珍しくない存在になってきたので、被災するものが出てきてもおかしくはないです。(参考:急増タワマン、都市防災の死角に

今回の台風19号に関して、多摩川沿いの武蔵小杉駅周へのタワーマンションが話題になっています。タワマンラッシュでたくさん建っていますが、台風19号で冠水が多かった地域です。一部情報が出てきているマンションでは、大雨で地下3Fにある電気システムが冠水により影響がでて停電→断水→エレベーター使用不能と生活に必要なインフラが使えなくなっています。停電に関しては非常用の発電設備を設けているところも多いのですが、さすがに水が入っては・・・恐らく地震を想定した設備なのでしょうけど、大雨に関しての防備が若干薄かったのかもしれません。

しかし建物自体は今回も無事であり(冠水を除く)ました。完全に安全なものはないのですし、タワーマンション特有の弱点もあるわけで、対策は木造住宅とは異なることが必要になると思われます。また風には壊れる心配は少ないでしょうけど、揺れるのもタワーマンションなど高層建物の弱点でもあります。

住むところの選択は、1人1人が持ち合わせており選択肢は、数多くあります。そのなかで選ぶときに、どのようなリスクがあるか?を考えておきましょう。タワマンは安全なほうな選択肢の1つではありますが絶対ではありません。風の揺れが嫌なら高層階は避けた方がいいし、いざというときの階段の上り下りが嫌なら選択肢から外すことも考えなければなりません。ただどうしても悪い方だけをネットに書かれがちなので、そこは割り引いて考えなければなりません。それは一戸建ての住宅だろうが、アパートだろうが同じです。

 

台風19号の教訓の私的備忘録1

台風19号は、大型で猛烈な台風で、先日被害がでた15号とは比べものにならないほど大きい。そして通常西日本や東海に上陸してから関東に影響を与える台風が多い中、ほぼ伊豆、関東を直撃上陸してくる珍しい大型台風でした。先日15号で被害がでたこともあり、かなり厳重な警戒と準備をして望みました。その結果、一部河川で決壊による水害が発生したり、死者もでましたが、当初の予想ほどの被害になりませんでした。予想は最悪の事態を想定・・・なので予想通りになっては困るのですが・・・。今回個人的に「予想のような被害がでない」という予測の元、台風情報をつぶさに観察、また周囲を見る機会に恵まれました。あくまで個人的な視点で備忘録として府中を中心に記載したいと思います。

台風19号翌朝の多摩川

<多摩川決壊の恐怖と市民行動>

結果的に台風上陸後は数時間で通過し、その後風は残ったものの、多摩川上流を含め雨はおさまったため、多摩川で大きな決壊・氾濫はありませんでした。それでも12日の雨量は凄く、台風上陸前までに多摩川が氾濫する危険性がありました。

twitter民を中心に情報発信が個人から出る中、デマ情報や基礎的知識が薄い方からの多摩川氾濫の情報や写真がかなり早期から出回りました。堤防から水が溢れるように見える動画などが拡散されました。その一部の動画は意図的に情報をコントロールしたいがための動画だったりアクセスを増やしたいから、のようなものもありました。twitterの情報はリアルタイムな反面、そのような個人の意志や知識不足からの情報もあるので、すべてを信じてはいけません。多摩川は奇跡的な粘りを見せ、大規模な氾濫を防ぐことが出来ました。これは関係各所の努力もありますが、あくまで自然の気まぐれ。もし上陸後の台風の位置関係が・・・とか条件がちょっとでも変わっていたら大規模災害になっていたかもしれません。が、かなり煽ったtwitterの発言も多かったです。twitterは参考までに・・・にしておかないと痛い目にあうかもしれません。また発信者もだれでも見ることができるメディアなわけで、ある程度責任をもって発言する必要を感じます。デマ拡散はもってのほかです。

府中ではそのような個人発信の情報がある程度出てから避難勧告が出ました。出てから府中市の動きは非常に迅速でした。惜しむらくは、避難開始をもう少し早くだせていたら、暗くなってからの避難をもう少し防げたのでは?ですが、結果的に氾濫する可能性は少なかったことから、妥当な判断だと思います。エリアメールは五月蠅いとの意見も多かったですが、年配者が使うガラケーなどでも情報が言ったため広く行政からの情報が周知できたと思います。避難所などでは一斉になって本当に五月蠅かったと思いますが・・・。

避難所への避難は大雨ですから車で移動した方も多かったです。そのため近隣道路が車で埋め尽くされる・・・こともありました。緊急時だから仕方がないのかもしれませんが、車両の通行の邪魔になることもありました。府中でこのように大規模に避難所を設営したのは初めてのことだと思います。今後の課題だと思います。また避難所へのペットの連れ込みでもめたり、いざ行ったら避難所が満員だったということもありました。正直個人的に、そんなに避難が進んでいたとは思っていなかったのでびっくりです。とにかく明星のような私立、刑務所の体育館など使えるところはすべて使う姿勢、協力体制ができていたことは今後の災害でも心強いです。今回は府中市的には被害が軽微だったので、良い訓練と情報収集になったものと思います。

避難所が満員になるところが多かったと言うことは、それだけ今回の大雨に恐怖を感じた方が多く、また多摩川の決壊の可能性を住民が感じたからだと思います。それでも無関心の方が多くいたのも事実。災害が少ない府中で、なかなか災害対策は難しそうです。

また、個人宅での停電でパニックになって外に飛び出して車にひかれそうになった人もいました。また雨戸を閉めていないで在宅している人もいました。前回の台風15号で自転車が倒れていたアパート、今回も何も手を打たず自転車が倒れて散乱していました。停電の可能性から、家電量販店からモバイルバッテリーが消え、スーパーやホームセンター、コンビニから、調理しなくても食べられるパンが、消えました。カップラーメンや水も一気になくなりました。ホームセンターではレジ待ち30分なんてところもありました。情報が多いからこその、統一したかの行動も多いですね。そういえば、米印に養生テープやガムテープをガラスに貼っている家、かなり多かったですが、効果が薄いだろうな、という貼り方も多かったです。ネットやテレビで拡散されたのだと思います。車の冠水が怖くて、コイン駐車が可能な商業施設(閉鎖中)に車を入れようと行列も出来ていました。今後の課題は残ります。