新型コロナ対策の3月末時点のまとめ

外出規制に揺れた3月最後の土日。テレビなどで状況は見たと思います。私は土曜日は仕事だったので事務所に引きこもって仕事していました。日曜日は誰にも会わず引きこもり。ただ、テレビやSNSを見ていると、ああやはりな~って感じがして、政治家や官僚が非常に気を使って様子を見ながら施策をしていることがわかります。

さて、今朝、タレントの志村けんさんがお亡くなりになりました。持病もあり大変だったと思います。70歳だったそうです。お悔やみ申し上げます。

ということで日本でもコロナの危険性が日に日に高まっています。現段階での対策をまとめておきます。備忘録として。

まず「3密」。非常に優れた表現ですね。いままでの状況から「避けるべき状態」をうまく表現しています。まずはここからです。国や行政に文句を言う前にきちんと確認しておきましょう。

・換気の悪い密閉空間
・多くの人の密集する場所
・近距離での密接した会話

はい。ここにマスクも空気清浄機もトイレットペーパーもでてきません。除菌や手洗いもありません(※これらが不要といっているのではありません)。まずはここから、ということです。誰でも守れそうで意外と守れていません。

・夜な夜な用事もないのに、スナックや居酒屋、飲食店に行く行為、町内会などの会議、不要不急の通院行為、満員電車・バス
・薬屋さんに毎朝マスクを買うために数時間並ぶ行為、混雑しているスーパーで買い物する行為、サークル活動
・新型コロナ対策の補助金相談、その他の個別相談会、世間話

まあ意地悪な感じもしますが、上のようなものも該当していてすべてを避けるのは不可能です。なのでできるだけ避けるように行動しなければなりません。工夫次第で半減できるはずです。特に自分勝手な気分転換や、自分だけは、とか自分は注意深いから大丈夫、なんてことは論外です。

あと、ネット上のSNSやブログには、この週末も出かけたりパーティーしたりした写真や記事を載せている人が意外と多いです。自粛という文字の意味がわかっていないようです。自分だけ、迷惑をかけないから、と勝手な判断で動き回らないようにいっているわけで・・・。経済活動や息抜きも大切ですが、それを正当化するものを掲載するのはどうかと思います。うまいな~と思うのは、過去の良い写真や屋外に出ない企画。将棋ファンが次々に詰め将棋を上げたり、動物好きが過去の傑作写真を改めて掲載したり。外出系のyoutuberが趣旨を変えて室内でできることを提案していたり。こういうところにセンスを感じます。youtubeといえばyoutuberデビューした人も多かったようですが、普段できないことを屋内で見つける人は素敵です♪

あとは、手洗い、マスクなどできることをしましょう。スマホやキーボードも清潔に。食べる前に手を確認!!顔を触らない!!これで万全ではないことを知ることが大切です。また暖かくなってきたのでオフィス作業は換気を気をつけて行う事が大切です。窓を開けて仕事をすると気持ちが良い日があります(今日は寒いな・・・でも定期的に窓を開けて部屋をきれいにすると気持ちが良いですよ)。

あと体調が悪いときは、早めにフェードアウトする勇気!!これも大切です。医者に行く前にフェードアウト。重症化する危険もあるのですが、いきなり医者にいってもだめです。周りに感染させない気遣いを十分にし、他の病気かどうかを自分でチェックし・・・相談しましょう。不安なのはわかりますが、医療機関も今大変なようです。どんなときもまずは「周り」を気遣いましょう。自分が病院に行った後は感染している可能性が通常よりも高いので、やはり人に会わない努力とか出かけない!とかはエチケットですね。

とりあえず3月末の備忘録です。昨日は十分引きこもって今日から慎重にお仕事です。明日から都内に出なければならない用事があるので、出来うる限りの対策をして出かけようと思います。自分が感染者と思い、人に感染させないために、と思って行動することが何より大切な時期のようです。

 

5Gが体に悪いということで思い出すこと

大量のムクドリが5G通信の電波で死亡した、という情報がネットで拡散されました。これが嘘かどうかはわかりませんが(どうも嘘っぽいけど)、新しいものは常に希望と危険が隣り合わせ。そして新しいものに対する恐れは何時の時代にもあります。

私が大学生の頃、携帯電話の電磁波が脳に影響を与える・・・という情報がまことしやかに出ました。5Gでも4Gでもない3Gすら始まっていない時代ですよ!!もちろんあんなもので何で通話ができるんだ!!という時代はとっくに終わっている頃ですが・・・。私も携帯電話を販売していた頃だったので、この手の情報をアメリカの論文も含め調べたものです(まだネット情報が少なかった時代ですから)。結局、携帯電話はその後爆発的に普及し、この手のことを気にする人も少なくなりました。しかしながら、送電線や携帯の電磁波は少ないながらも影響がある・・・という説は根強いですし否定しきれません。

その後3G,4G、そして5G??この時代にもこのような説が流れているとは。SNS全盛なので、その手の知識を持っていない人でも普通に拡散が可能な時代なので、昔よりも知っている人は多いかもしれません。特にムクドリの画像は大量に拡散しましたからね。twitterの場合、140文字なのですべてを伝えきれないにしろ、その内容をわかって広げているのか?悪意を持って広めているのか?わかりませんし。

こういう議論は我々素人がするものではなく、専門家同士がやってくれればよく、もし何か悪いことが出てきたらそのとき報告すれば良い気がするのですが。私もどちらが正しいとか言うつもりはありません。少なくともtwitterなどで不毛な議論はしたくないだけです。

大地震の予兆??地震が頻発

最近、地震が多いので騒いでいる方も多いかと思います。NHKで震災関連の特集が組まれているので更に不安が増えているかと思います。耐震診断に行くとそのあたりを聞かれます。私なんかじゃ地震が起きるかどうか?なんてわかりません(きっぱり)。

諸外国の地震前の予兆と日本では状況が違います。プレート配置などは世界どこでもまったく異なっていますし、日本は3プレートが複雑に入り組んでいるから、様々なケースがあり、分析しきれていないはずですから。動物や雲、電波や地殻変動、様々な地震前の兆候を否定するつもりはないですが、地震のメカニズムが様々で複雑な日本では確実な方法は確立されていないようです。

そんなわけで、地震が来る!とビクビクするのは意味がありませんし、来ないと安心しきることもよくありません。地震の備えをきちんと行い、何か起こってしまったら仕方ない、と思っておくことが必要です。日本は地震国でこれだけ情報が溢れているのですから、災害時数日の水と食料、それに生活用水の備蓄、避難用袋などの準備程度の最低限のことはやっていないと問題かもしれません。特に東京は人口が多いうえ、道路も複雑、そして結構広いので、支援が来るまでに東日本大震災や阪神大震災よりかかることは想像できるでしょうし、高齢化により地元の若者の数が少ないので、以前より地元で動ける人が少ないかもしれません。

いろいろ整備されて良くなっている面もありますが、正直未知数です。自己責任の時代です。くどいようですが、まずは備えを。それをお忘れなく!!

巨大な隕石という危険

地震が大騒ぎされ、津波・・・そして台風。自然の脅威は様々。それぞれに対応しようと思っても、想像つかないものがくるのが常です。そこで可能性は低いものの、危険性という意味ではそれこそ想像がつかない「隕石」という危険性を考えて見ましょう。

隕石は、実はたくさん地球に落ちてきています。しかし大気という有り難い物があって、小さい物は地上に着く前に燃え尽きてしまいます。そして極たまに地上に落ちてくるのが隕石の実物です。当たれば怖いですが、地表は広いのでなかなか当たりません。小さな物の危険は低いのです。

ちなみに私は大学生の頃(1996年1月7日)、千葉で昼間に音付きの火球を見ました。ニュースによるとこれは隕石で、つくば市付近に落下し、20数個の隕石が回収されたそうです。幸い被害がでるほどの大きさではなかったです。

被害があったもので比較的新しいのが2013年チェリャビンスク州に落ちた隕石。直径17mと比較的小さな小惑星が大気圏に突入。その衝撃は、広島型原爆の30倍以上だそうで、直撃による被害ではなく衝撃波の被害は、南北180km、東西80kmに及び、1400人ほどの怪我人がでました。比較的人口が少ない地域でしたが、これが日本だったらと思うと被害がどれくらいになるのか?想像できません。その前といえば、やはり同じロシアのツングースカ大爆発(1908年)でしょうか?近くに村落がないため死者がいない、といわれている。もちろん海に落ちたものや、人里離れている場合は発見されないこともあります。恐竜が絶滅した原因といわれた小惑星レベルでなければ、そこそこ地球に落ちてくることが過去からわかります。なので、巨大地震に比べれば確率は低いものの、可能性はありますし、防ぐ方法もほとんどありません。

まあ他にも危険はあるでしょう。絶対ということは、何事にもないのです。

 

 

 

台風19号の教訓の私的備忘録2

<ネットとスマホの活用と弊害>

台風19号が来たとき、比較的時間があり最近の災害では数少ない「パソコンやスマホの前にいて過ごした」災害でした。もちろん仕事をしていた時間も多いのだが、twitterをリアルタイムに見られたり、ニュースの情報を分析できたり・・・貴重でした。

まず前提として、台風19号は風がすごいことが上陸前には言われていました。しかし侵入ルートと台風の規模の予測を見る限り、確率的な話でそれほど風がすごくなるとは思えませんでした。逆に雨は関東西側の山に雲が次々に当たるルートの可能性が高く、大雨は免れないと思われました。これは予報にも反映されており、関東の降雨予報とは思えない数字が並んでいました。まあ台風の上陸後の風や雨の予報は当てにくいのも事実なので、そうなると刻一刻と進んでいる間の情報が大事になります。

しかし公式情報は間隔が広く、また限定的なものが多いので、どうしてもその間が欲しくなります。そうなると民間や行政からの情報となります。その場合の第1候補はtwitterであるのは間違いないでしょう。東日本大震災などでも実績がありますし、日本人に一番あったものともいえなくはないでしょう。リアルタイムに手軽に発言でき、参照できる速報性、写真や動画も簡単に上げられだれでも見られる汎用性は他の追従を許しません。その反面、デマも多いですし、目立ちたい!!発言も多いのです。

実際、今回「堤防決壊」などのワードはかなりデマが多く、正確な情報がつかめません。トレンドに上がるようなワードは、特にデマなどになりやすく、その情報が正しいか間違っているか?わかりにくいです。今回も堤防から水が溢れている動画が、至る所で使われていましたが、間違えている情報だったものもかなりありました。そもそも今回の台風とは無関係な写真もありました。また善意のつぶやきも、その方の見えている方向、知識力などによって、間違ったことをつぶやいてしまうことがあります。「多摩川」のワードを中心に見ましたが、これもなかなか難しかったです。

特にスマホで見ていると、twitterはパケット消費も多い上、次次に情報が流れているので、ついつい見続けてバッテリーも失ってしまいます。また特定キーワードだけを見続け、他の事象を見落としてしまうケースもあります。例えば多摩川が心配で見続けていたら、裏の他の河川が先に氾濫したとか。今回も多摩川が騒がれていましたが、他の河川のほうが先に氾濫していた、なんてこともありました。twitterはキーワードで絞れる反面、そこしか見えていないことも多いのです。

そう考えると、出先ではスマホでも良いが、長い時間見続けるのは良くないようです。特に災害時は。意図的に時間を区切って見た方が良いと思います。できればアプリに5分とかタイマーを付けて、時間になったら終了するみたいな機能が欲しいところです。バッテリーやパケットは無限ではありませんからね。またしばらく時間が経たないとキーワードなど変えたときの重複情報が無駄に流れます。心配なのはわかりますが、時間を区切って、が重要かと思います。

タワーマンションの防災力

なんか、災害のたびにタワーマンションを叩いている方々がいますが、少なくとも何も防災していない建物より、研究を重ね最新の技術を投入してきたタワーマンションのほうが安全確率は高いです。ただ、どんな対策にも絶対はないです。そして数が多いほど被災するものが増えるのは当たり前の事。木造住宅が地震に弱いというイメージも、数が他に比べて非常に多いから被害数が多いわけで、すべての木造が弱いわけではないのと一緒です。火事に対しても同様で、想定外な事象ががあれば、鉄筋コンクリート造であれ被害が大きくなるのは、京都アニメーションの事例を見ればわかると思います。タワーマンションも今となっては非常に住んでいる人が多い珍しくない存在になってきたので、被災するものが出てきてもおかしくはないです。(参考:急増タワマン、都市防災の死角に

今回の台風19号に関して、多摩川沿いの武蔵小杉駅周へのタワーマンションが話題になっています。タワマンラッシュでたくさん建っていますが、台風19号で冠水が多かった地域です。一部情報が出てきているマンションでは、大雨で地下3Fにある電気システムが冠水により影響がでて停電→断水→エレベーター使用不能と生活に必要なインフラが使えなくなっています。停電に関しては非常用の発電設備を設けているところも多いのですが、さすがに水が入っては・・・恐らく地震を想定した設備なのでしょうけど、大雨に関しての防備が若干薄かったのかもしれません。

しかし建物自体は今回も無事であり(冠水を除く)ました。完全に安全なものはないのですし、タワーマンション特有の弱点もあるわけで、対策は木造住宅とは異なることが必要になると思われます。また風には壊れる心配は少ないでしょうけど、揺れるのもタワーマンションなど高層建物の弱点でもあります。

住むところの選択は、1人1人が持ち合わせており選択肢は、数多くあります。そのなかで選ぶときに、どのようなリスクがあるか?を考えておきましょう。タワマンは安全なほうな選択肢の1つではありますが絶対ではありません。風の揺れが嫌なら高層階は避けた方がいいし、いざというときの階段の上り下りが嫌なら選択肢から外すことも考えなければなりません。ただどうしても悪い方だけをネットに書かれがちなので、そこは割り引いて考えなければなりません。それは一戸建ての住宅だろうが、アパートだろうが同じです。

 

台風19号の教訓の私的備忘録1

台風19号は、大型で猛烈な台風で、先日被害がでた15号とは比べものにならないほど大きい。そして通常西日本や東海に上陸してから関東に影響を与える台風が多い中、ほぼ伊豆、関東を直撃上陸してくる珍しい大型台風でした。先日15号で被害がでたこともあり、かなり厳重な警戒と準備をして望みました。その結果、一部河川で決壊による水害が発生したり、死者もでましたが、当初の予想ほどの被害になりませんでした。予想は最悪の事態を想定・・・なので予想通りになっては困るのですが・・・。今回個人的に「予想のような被害がでない」という予測の元、台風情報をつぶさに観察、また周囲を見る機会に恵まれました。あくまで個人的な視点で備忘録として府中を中心に記載したいと思います。

台風19号翌朝の多摩川

<多摩川決壊の恐怖と市民行動>

結果的に台風上陸後は数時間で通過し、その後風は残ったものの、多摩川上流を含め雨はおさまったため、多摩川で大きな決壊・氾濫はありませんでした。それでも12日の雨量は凄く、台風上陸前までに多摩川が氾濫する危険性がありました。

twitter民を中心に情報発信が個人から出る中、デマ情報や基礎的知識が薄い方からの多摩川氾濫の情報や写真がかなり早期から出回りました。堤防から水が溢れるように見える動画などが拡散されました。その一部の動画は意図的に情報をコントロールしたいがための動画だったりアクセスを増やしたいから、のようなものもありました。twitterの情報はリアルタイムな反面、そのような個人の意志や知識不足からの情報もあるので、すべてを信じてはいけません。多摩川は奇跡的な粘りを見せ、大規模な氾濫を防ぐことが出来ました。これは関係各所の努力もありますが、あくまで自然の気まぐれ。もし上陸後の台風の位置関係が・・・とか条件がちょっとでも変わっていたら大規模災害になっていたかもしれません。が、かなり煽ったtwitterの発言も多かったです。twitterは参考までに・・・にしておかないと痛い目にあうかもしれません。また発信者もだれでも見ることができるメディアなわけで、ある程度責任をもって発言する必要を感じます。デマ拡散はもってのほかです。

府中ではそのような個人発信の情報がある程度出てから避難勧告が出ました。出てから府中市の動きは非常に迅速でした。惜しむらくは、避難開始をもう少し早くだせていたら、暗くなってからの避難をもう少し防げたのでは?ですが、結果的に氾濫する可能性は少なかったことから、妥当な判断だと思います。エリアメールは五月蠅いとの意見も多かったですが、年配者が使うガラケーなどでも情報が言ったため広く行政からの情報が周知できたと思います。避難所などでは一斉になって本当に五月蠅かったと思いますが・・・。

避難所への避難は大雨ですから車で移動した方も多かったです。そのため近隣道路が車で埋め尽くされる・・・こともありました。緊急時だから仕方がないのかもしれませんが、車両の通行の邪魔になることもありました。府中でこのように大規模に避難所を設営したのは初めてのことだと思います。今後の課題だと思います。また避難所へのペットの連れ込みでもめたり、いざ行ったら避難所が満員だったということもありました。正直個人的に、そんなに避難が進んでいたとは思っていなかったのでびっくりです。とにかく明星のような私立、刑務所の体育館など使えるところはすべて使う姿勢、協力体制ができていたことは今後の災害でも心強いです。今回は府中市的には被害が軽微だったので、良い訓練と情報収集になったものと思います。

避難所が満員になるところが多かったと言うことは、それだけ今回の大雨に恐怖を感じた方が多く、また多摩川の決壊の可能性を住民が感じたからだと思います。それでも無関心の方が多くいたのも事実。災害が少ない府中で、なかなか災害対策は難しそうです。

また、個人宅での停電でパニックになって外に飛び出して車にひかれそうになった人もいました。また雨戸を閉めていないで在宅している人もいました。前回の台風15号で自転車が倒れていたアパート、今回も何も手を打たず自転車が倒れて散乱していました。停電の可能性から、家電量販店からモバイルバッテリーが消え、スーパーやホームセンター、コンビニから、調理しなくても食べられるパンが、消えました。カップラーメンや水も一気になくなりました。ホームセンターではレジ待ち30分なんてところもありました。情報が多いからこその、統一したかの行動も多いですね。そういえば、米印に養生テープやガムテープをガラスに貼っている家、かなり多かったですが、効果が薄いだろうな、という貼り方も多かったです。ネットやテレビで拡散されたのだと思います。車の冠水が怖くて、コイン駐車が可能な商業施設(閉鎖中)に車を入れようと行列も出来ていました。今後の課題は残ります。

 

耐風等級2の計算が増えている

何であれスペック重視のビルダーさん。敏感すぎます。耐震等級3を必須にしていながら、弱い建物を作っちゃっている残念な会社もあるようですが耐風等級2もうまく運用されるように願います。

しょっぱなから、耐風等級3でお願いしますという卒倒しそうな依頼も。耐震等級は1、2,3あるんですけど、耐風等級は1と2しかありません。また台風等級という間違った依頼もあります。計算は我々がやるんでいいんですけど、最低限内容くらいは理解してからお客に説明し依頼して欲しいです。

まず基本事項として、建築基準法に規定される性能の1.2倍以上の性能を耐風等級2としております。耐震等級2は1.25倍なので、ここも違いますね。よってそれほど差がないので、極めてまれに発生する暴風に対しては損傷する可能性を残している等級でもあります。

まれに、耐震等級2をクリアできるのに、耐風等級1(基準法同等)をクリア出来ないケースがあります。これは狭小住宅等で見つけ面積が短辺に比較して長辺が異常に長い木造3階建てなどであります。そのような建物では、基準法を満たすことも難しいのですが風に対する揺れも大きいと考えられるので、耐風等級2の取得を目指すというのは有益なことだと思います。

耐風等級や耐震等級に興味を持つことは良いことですが、取得方法に準耐力壁や垂れ壁などをうまく使って計算し、あまり強くないのに耐震等級を取得、なんてこともできるケースがあります。これはこれで良いと考える人も多いのかもしれませんが、耐震に関してはもう少し強さが必要と思われるので、あまり計算重視でいかないほうがいいのかもしれません。

1000㎡の木造児童福祉施設の耐震診断に挑む

久々に1000㎡クラスの児童福祉施設の耐震診断を行っている。木造だが都内でまだ、そんな規模の古い施設が残っているのは驚きです。

さて、図面と下見を行ったときに、どのような診断を行うか?議論になったのだが、木造2階建てで、90㎡の広間もあるということで、さすがに住宅の診断ソフトに入力しただけ・・・ではまずいということで、以下の診断方針とした

・基本的な方針は精密診断法1に準拠
これはずばり使える部材、計算できるデータが揃っているから。精密2は魅力だが、使える部材に制約が多いので。軒高などは住宅レベルなので、精密診断法1が適用できると判断した。使用ソフトは、巨大な面積を効率的に入力・チェックできることからHOUSE-DOCとした。もうすぐ建防協の評価の更新だが提出までに間に合うとのこと。それにしてもHOUSE-DOCも機能不足は否めないし進化する可能性も低いので、このような診断で利用するのは今回でラストかな?ちなみに、耐震チェックは巨大な建物に向かない、達人診断は魅力的だが、画面の拡大縮小などよく使うコマンドの操作性が低いことから巨大な建物ではストレスが溜まるということで今回は除外した。

・荷重は構造計算ソフトで計算
安心精密診断のように荷重をコントロールできるソフトはあるので、それを使えばいいのだが、今回は梁のスパンが7mクラスも出てきて、柱の負担も大きいので軸力を計算できるだけでなく、簡単な断面算定も行いたいので、別途構造計算ソフトで計算することとした。使用ソフトは、kizukuriとした。HOUSE-ST1を利用したかったのだが、HOUSE-DOCとデータの互換性がないこと、耐震診断でよく使う部分計算などがしにくいこと、HOUSE-DOCにもっていくデータを作りにくい(計算書をそのまま流用できない)ことから、今までの実績も考慮しての判断です。WD3warpなどでも荷重作成は容易だから、もっている人はチャレンジしてみるといいかもしれません。


予想通りの梁の検定結果。120×450でこんな数字がでる計画をしていれば、何かしらの問題が発生しても仕方が無い。そのしわ寄せがどうでるか?診断者は慎重に調査しなければなりません。

・部分計算は、負担が大きいところを中心に計算
通常は部材計算を行わないのだが、今回は沈下しているポイントがあり、そこは明らかに荷重が集中している箇所だったので、kizukuriで長期軸力を出したあと、負担が大きそうな部分を検定計算することとする。

すごい軸力!!こんなに木造の一部の柱に軸力がかかる計画はどうかと・・・(軸力。単位はkN)

・基礎などはコア抜き、超音波
一応住宅でないし、構造図がないので、これらは実施するものとする。

こんな感じでした。いつもと同じ方法を常に踏襲しないで、特殊な物件は使う道具・ソフトも含めて計画する必要があります。今回も空調服を始め、LED投光器など新装備を多く投入しました。暑かったですからね。現地調査は暑さ対策を十分にして、休憩なども多めに取りました。それでも調査日の翌日はだるかったですが・・・。調査は二日間。一日目にとんでもない発見をしてしまったので、二日目の調査を延期し準備中です。それにしても小動物怖い・・・。

いざというときにソーラー充電器と中型のバッテリー

震災などが発生すると品薄になる太陽光関連。家庭用は助成金が減った途端導入が減っていますが、ポータブルタイプは暑すぎるのか?関係ないけど下火です。それでも価格がこなれてきており、購入するチャンスの時期であるのは間違いないです。在庫ありますから。昔に比べて温度耐性も良くなっていますし、中型のものはアダプターなど含め汎用性が優れています。私がもっているのはこちら・・・

 

この商品、記事を書いている日時点で800超というレビューが書かれている通り、楽天でもベストセラーになっているポータブルタイプの太陽光パネルとバッテリーのセットです。カバンに入れるとか関係なければ、太陽光パネルはコンパクトにたためるし、バッテリーは小型です。そしてほどよい性能と価格バランスが購入検討者の心をそそるのです。

太陽光パネルは、60Wでノートパソコンも直接充電できるレベル。軽量で折りたたみができる商品ながら折りたたみ部分などは頑丈で安心感があります。また防水なので若干の雨が降り始めても安心です。ノートパソコンのプラグなども豊富についています。まあこのセットなので普通はセットのバッテリーに充電するので余計なものは不要かもしれませんが。

バッテリーは本当に小型軽量ながら超多機能です。11.1V 13500mAhとまあまあの容量があります。太陽光パネルで非常用と考えれば十分です。もちろんもっと大きなバッテリーが持てるのならそれに越したことはありませんが。家庭用コンセント、車のシガーソケット、太陽光パネルから充電ができます。うれしいのが、USBが4口もあり、家庭用コンセントもあること。この容量だとそんなにたくさんは供給できませんが、非常時には安心感がある仕様です。

これで扇風機もそこそこ(風量にもよるが5時間程度か?)回せます。携帯も数回はラクラク充電出来ます。なにより災害時に一時的にしのげそうなポテンシャルがあります。一家に一台いかがでしょうか??

こんな感じで庭先で充電しています。バッテリーの小ささに注目。パネルも折りたたむとコンパクトで良いですよ!!