SEINの木造オプションのキャンペーン

ついに全貌が明らかになってきた SEIN La CREA Premium木造。ノーマルSEINでは使えず、Premium版のみ、ということでそのアップのキャンペーンとPremium木造のキャンペーン・・・というところです。新規と既存ユーザー別別にキャンペーンを打っています。既存ユーザー全てに・・・でないところが喧嘩売っているのかどうなのか・・・。ただ大幅にお得なキャンペーンですが非常に短期間です。個人的にこれで良いと思います。半年くらいかけてのキャンペーンって(以下略)。

さて、画面キャプチャや説明を見る限り、SEINそのもの。部材が木材になっただけ、の感じです。もちろん木造ならではの部分を採り入れているわけですが、それがASTIMやWOOD-STより薄い感じがします。そもそも通常版SEINで木造解析をしていたパワーユーザーもいたわけで、木造を設計する素性が良かったのも事実です。RC造よりも鉄骨造に向いていましたし。

びっくりしたのが価格。SEINのオプションなので高いんだろうな、と思ったら、 Premium 限定とはいえ、30万円。キャンペーンなら20万円なので、SEINユーザーで将来木造もやるかも?という方は先に買って置いても良いレベル。混構造のモデル化もできますし、サポート代金の追加も無さそうですし、意外と邪魔にならないと思います。もっともSEINを今から買って・・・という意味では、LEのプレミアムパックがキャンペーンで67.5万円で20万円の木造オプションを買って87.5万円!!なので、ASTIMのフルキットに比べれば安いが、FAP-3+MED-3よりも大幅に高いです。もっともそれでもS造とRC造と木造の計算環境が手に入るという点では破格ですし、唯一無二の環境です。もっともまだ仕様面では不明なところも多いですが・・・。

まあ心穏やか出ないのはノーマルSEINのLEのユーザーでしょう。何気にキャンペーン対象外に見えます。そういえば連絡も来ないし(涙)。見捨てられたんでしょうか??来月のセミナーも無事申し込めましたので、行って確認してこようと思います。

そういえば、WOOD-STもキャンペーンが発表されましたね。通常10%OFFなのですが、15%OFFと気合いが入っています。HOUSE-ST1とのセットは20%OFF!!もっともこれは自信がないことの現れかもしれませんし、今のところHOUSE-ST1がないと単体では運用が難しい、ということなのかもしれません。もう少ししたら更に詳しい情報が入ってきますし、某ショップでも予約が始まるので、もう少々お待ちください。

HOUSE-ST1にWOOD-STファイルの書き出しコマンド発見!!

HOUSE-ST1 Ver7.5を使っていたらファイルメニューに・・・(汗)

「WOOD-STファイルの書き出し」というコマンドが!!

一応きちんと?動きます。*.wste形式でファイルを出力し、WOOD-STで読み込むタイプの変換のようです。テキストファイルなので、Editorで内容を確認できます。

形式を見る限り、高さ関係、グリッドの柱位置(柱材種も)、各荷重名と荷重(積載も)など転送しているようで、計算結果を転送するわけではないようです。注目の46条2項への変換は、どうやら倍率転送のようです。手軽な反面、WOOD-STで壁の指定をやりなおさなければならなさそうです。施行令告示レベルの材料はある程度自動変換できるのかな?と思っていたのですが・・・。もっともWOOD-STの読み込み側で何か変換テーブルでももつのかもしれません。

このような形式はトラブルが少ないし、自作ソフトなどで再利用できるのでいいですね。

これができるなら、HOUSE-DOCHOUSE-ST1やHOUSE-省エネとかも変換できると思うのですが???よろしくお願いします!!

そーいえば、まだメーカーHPに掲載されていないWOOD-ST。本当に発売されるのだろうか??

WOOD-ST購入決定

はい。WOOD-ST買うことに決定しました。いわゆる「人柱」??。きちんと「実績」のあるソフトも実戦投入しますから心配ないです。出荷は10月下旬以降だと思います。

購入理由は、46条2項ルートの中では導入の敷居が低いこと。いきなり任意形状って、木造の設計者だけでなく、RC造の設計者でも辛いでしょう?うちもS造・RC造は、ACE許容(東京デンコー)からSEIN La CREA(NTTファシリティーズ総研)へ、移行で3年近くかかりましたから。

形状に不安は?と思うかもしれませんが、うちはFAP-3やMED-3での木造設計の実績はありますから問題はありません。むしろそれらの任意形状では日々のスピーディーな設計業務には向かないので、HOUSE-ST1とそれらの間を埋められれば当面は良いのかと。もし物足りなくなったら、その頃には詳細が明らかになっているであろうSEINや保有まで完成したASTIMを購入すればいい、と踏んでいます。SEINの詳細がわからない以上、ASTIMの比較ができないので、早急に導入するわけにもいきません。まあどちらかは買うと思いますが。同等であればSEINの操作に慣れているので、Premiumに上げてでもSEINにしたいですがこればっかりはわかりません。

そういえば、なまあずショップ楽天市場店では、HOUSE-ST1 Ver7.5発売記念で、勝手にキャンペーンをやっています(すでに反響大です)。久々にバージョンアップでも特典があるので、Ver7キャンペーンのときにアップできなかった方!!ぜひぜひバージョンアップしてみてください。Ver4,5,6と計算根拠の新グレー本の版が違いますので。

というわけで、WOOD-ST購入後にレビューします。

HOUSE-ST1 Ver7.5とWOOD-STの、なまあずショップ限定セール<広告っぽい>

完全にリーク情報です(一応店長の許可は貰っています)。

某ショップの広告っぽいので、広告嫌いな人は読まないでください。

10月発売予定のHOUSE-ST1 Ver7.5とWOOD-STの、なまあずショップ楽天市場店限定セールを企画しているようです。つまりメーカーは知りません(まあこのブログで知るでしょうけど)。

HOUSE-ST1 Ver7.5は新グレー本2017に正式対応したバージョンですが、Ver7からは無料でアップできる嬉しい反面、旧バージョンユーザーや新規のユーザーはキャンペーン適用がないので、通常料金で買わなければなりません。というわけで、100本以上HOUSE-ST1を販売してきている、なまあずショップ楽天市場店がささやかな、セールを実施するそうです。先ほどの会議で決定したようなので間違いありません。

ちなみにWOOD-STはメーカーの新発売キャンペーンが発動するはずですが、他にお得なショップ限定キャンペーンを実施するそうです。こちらは某ショップでは取り扱いしない方針だったようですが、一転して販売することになったようです。なまあず日記の記事のアクセス数から決定したようです。

どんな内容なのかは、来週以降発表予定だそうです。お楽しみに!!

WOOD-STの、耐力壁(木造・方杖、K形ブレース、X形等)の取り扱い

なかなか構造システムのホームページに詳細が上がらないので、現時点でわかっている点をいくつか。

WOOD-ST1は木構造の46条2項ルートで壁倍率によらないことがウリの1つなのですが、KIZUKURIの対応のように壁倍率を耐力に変換しているのではなく、初めから耐力で計算することにより、より柔軟に対応できるのです。まあ壁倍率での計算でいい!という人は買わないので大丈夫だと思うのですが。

壁倍率を使わないということは、自分で各部材の耐力を算出しなければならないのは任意形状のソフトと同じですが、木造に特化することで、代表的な形状などは網羅されています。たとえば方杖。両側又は片側のみを取り扱います。応力解析したからといって、方杖と面材を併用していいのか?というのは工学的な見地から考えなければなりませんが。取り付く部材に中間接点を自動的に設けて形状通りに解析するので手軽です。非常に強いことは誰でもわかるK形ブレースも、解析できるので、通常の壁倍率で計算する上限より、強い強度で計算することができそうです。もちろん引張りブレースなども解析できますので、いろいろな戦法を考えられ、設計の幅が広がります。

材料端部は、木なので色々気になるところはあると思いますが、性能の安定化のために金物工法の金物を利用する、というのもアリだと思います。構造システムは、早期よりk-DBなる同社共通のデータベースを構築しており、既にFAP-3やMED-3では、テックワンP3プラスなどのデータが予め入っていることが知られています。実際私も使ったことがあるのですが、非常に手軽です。施工指示など細かいことを避ける為に安定した性能を確保しやすく、プレカット工場で加工可能な、金物のデータベースがついて入れば、かなり省力化できると思います。この部分に関してはアナウンスされていませんが、WOOD-STは、k-DBを標準搭載(つまりBUSなどと同じ)なので、あとは部材がどれくらい登録されているか?が、気になります。一応、告示1024号の構造用集成材・製材、鉄骨ブレース(SS400とか・・・鉄筋じゃないの??)、木造金物工法の金物(プレセッターSU、TEC-ONE P3)などが登録される予定のようです。

もちろん在来的手法であっても、データが揃えば計算できます。燃えしろ計算にも対応しているので、梁表しなど期待が膨らみますね。

SEIN La CREA Premium 木造

先日お伝えした、SEIN La CREA Premiumの木造オプションの詳細がホームページで発表されましたね。

SEIN La CREAの形状入力の自由さはそのままに、自由に部材を配置できるのが魅力です。

ただ、名前の通り・・・ノーマルSEIN La CREAでは使えないようです(大泣)。でもそもそもPremiumが出たときにノーマルを残しておいたのはある意味温情なくらい、Premium安定して良い子ですから、今後はPremiumを主体に考えているんでしょうね>NTT。

適用範囲でいきなり「ルート判定は行わない」「増分解析は行わない」と書いてあるので、ルート2、46条2項ルートという最近の流行??のプログラムのようです。

準拠する規準等は、2015年版建築物の構造関係技術基準解説書、木質構造設計規準(2006)です。そして面白いことに、新グレー本2017の46条関連、地震力・風圧力に対する鉛直構面の検定の2章のみ準拠するとのこと。そのまま受け取れば、46条壁量計算ができる、ということでしょうか??せっかくの自由な形状入力可能なソフトですから、あえて必要ないと思うのですが、たまには整形の建物もやるでしょうし・・・ということでしょうか??これは木造の計算ソフトをもっていない人には魅力的ではないでしょうか??

SEINのオプションなので、当たり前のように木造混構造建物のモデル化ができます。SEINをもっている人にとってはかなり魅力的です。逆にもっていない人は、SEIN、しかもPremiumを買わねばなりません。一応安価な限定版のCE Premiumにも対応しているのですが、LEのような安価な限定版をもっているユーザー(=私)には、正直買いとは言い切れません。

一応SEINユーザーなので、そのうち案内が来ると思います。価格なども含めて。ASTIM、WOOD-ST、SEIN La CREA Premium 木造、と壁量計算によらず木造構造計算できるソフトが揃いましたね。後発の2社は、先行するASTIMとは違った魅力を提供してきます。WOOD-STは任意形状を捨て、手軽に46条2項ルートの計算をできるのが魅力ですし、SEINのほうは、定評ある一貫構造計算ソフトのオプションであり、SEINの魅力を更に際立たせ、混構造も手軽に実現できる魅力的なパッケージとなっています(ただしSEIN Premiumユーザーに限る)。3社とも競合するところはあるものの、ある程度の棲み分けはできています。問題はこの分野ができる構造技術者の不足。買う人がいなければ、せっかくリリースしても意味がありません。その部分が心配が残ります・・・。

 

SEIN La CREA Premium 木造(オプションプログラム)

はい。早速問い合わせがありました。WEBにも書いてあるのでいいかなと。

かねてより噂のありましたSEIN La CREAの木造版がこの秋に登場することになったようで、セミナーの予告がSEINWEBに掲載されています。

私のようなSEINユーザーは歓迎♪といいたかったのですが、Premiumって書いてありますよね。無印ユーザーは無視なんでしょうか??詳細が出たらまず確認したいところです。もちろんオプションプログラムなので本体もっている人向けなんだと思います。SEINって地味に形状入れるの楽ですし、自由度も高いのである意味木造向けですし、実際、無印SEINで木造構造計算に応用している人もいますから。もっともSEINユーザーで木造に興味のある構造設計者がどれだけいるのか正直不安も残りますが・・・。

登場すれば、MIDASやASTIMやWOOD-STの良いライバルになりそうですね。ルート3ができるかどうか?メーカー金物などのデータベースがついているか?混構造は?とか興味が尽きません。詳細はセミナーに参加して聞きましょう♪

 

WOOD-STの主な仕様

 一部で話題になっていました木造構造計算ソフトWOOD-ST(構造システム)の概要がわかりましたのでお知らせします。準拠基準は、グレー本系ではなく、木質構造設計規準、混構造手引、2015構造関係技術基準解説書です。その点では普通の住宅を主眼に置いているのでは無く、ちょっと複雑な形状の建物を想定しているようです。HOUSE-ST1が住宅系、WOOD-STは非住宅なのかな~と思ったらそうでもない。なかなか説明が難しいソフトのようです。

 恐らく、壁倍率を使って計算する46条から青本、グレー本と壁量計算系の考え方で設計するのがHOUSE-ST1であり、応力解析(壁床は主に等価ブレース置換)による自由度の高い考え方で設計するのがWOOD-STなのでしょう。事実パンフレットには施行令46条第2項第一号によりルート2までの3階建て以下の木造建築物を対象にしていると明記しています。というわけで壁量計算除外ルートであり、壁量計算はできないものとみたほうがいいでしょう。もっともHOUSE-ST1のデータはインポートできるみたい(どうやってやるのかは謎!たぶん柱・梁の形状のみ??)なので、両方もっていれば併用も可能かと。某ショップでは既にセット商品を企画しているとか、いないとか・・・。

 同じようなコンセプトのソフトとして、アークデータ研究所のASTIMがあります。非常に柔軟な自由な形状の解析を目指したソフトです。あそこまでの自由度はありません。HOUSE-ST1の操作性能良さをうまく採り入れ、ルート2までの木造3階建て木造建築物の構造計算を行おうというもののようです。確かにASTIM・ASCAL挫折組の話は聞きますからね・・・。それに構造システムには任意形状の解析を行えるFAP-3とその断面計算のMED-3を組み合わせれば同様のことは実現できますので、あえて任意形状にはこだわらなかったのかもしれません。

 注目の金物構法ですが、登録済みの金物は、カネシンのプレセッターSUとタツミのTEC-ONE P3のようです。当然、木ブレースや鉄筋ブレースなども解析できるようですので、高倍率の木ブレースなども使えると思います。金物の性能を管理するシステムは、構造システムのBUSやFAPなどでもお馴染みのk-DBなので、同社のユーザーはとっつきやすいかもしれません。方杖やK形ブレースなど建物に応じて柔軟に設計できそうです。

面白いのは、スキップフロアに対応したこと。壁倍率に寄らず解析します。中間階を配置することでスキップフロアのある建物を入力出来るのでモデル化も手軽です。ASTIMほど柔軟ではありませんが、よくある木造構造計算ソフトのスキップフロア対応のような中途半端な仕様(詳しくはユーザーやメーカーに聞いてみてください♪)ではなく、一般ユーザーが想定しているようなスキップフロアを実現できそうです。

大規模系なのかな~と思ったら平面グリッドはHOUSE-ST1などと同様で、グリッド配置です。最大150グリッドなので、特別大きな建物を想定しているわけではなさそうですが、必要十分そうです。

FAP-3との違いは任意形状ではない点、断面計算機能も内蔵している点でしょう。FAP3に断面計算ソフトMED3を一緒に買うより安いです(私のようにFAPMEDもっている人はどうすれば良いんでしょう汗)。手軽な反面、きちんとした構造の知識なしで使うと、エラー要素の意味がわからないだけでなく危険な建物を設計しそうです。応力図は見やすそうなので、良かったです。構造計算書はどうなのか?期待ですね。

現時点では基礎に対応していないこと、屋根は解析モデルに考慮されない(荷重伝達はできる)ことなど、確認検査機関の対応で突っ込みがありそうな気がしないでもないですが、任意形状を使いこなす自信がなく、一貫機能を持った任意形状も・・・という人にはわかりやすいシステムで支持を得られると思います。価格的にはHOUSE-ST1より高い価格設定ですが、高価な木造一貫計算ソフト程度の金額になりそうな見込み。定評のあるHOUSE-ST1のユーザーインターフェイスを使っていることもプラス材料であり、非常に楽しみですね。

もちろん新製品ですので足りないところはあると思います(断言)。果たしてルート2、46条2項ルートというニッチな部分にどれだけ設計者が注視するのかも注目です。先行するASTIMはルート3対応が噂されていますし、STRDESIGNなどの既存の木造住宅構造計算ソフトもグレー本対応ながら設計できる形状は進化してきています。これから木造構造計算ソフトを購入しようとする人は益々悩まされることになりそうです。

某本舗の次世代の木造計算ソフト導入は、ASTIMに決まりそうでしたが、WOOD-STも有力な対抗馬になりそうです。ASTIMにしろWOOD-STにしろ、応力解析ができなければ利用できませんし、自信が無い方は今から勉強しておくことをお勧めしておきます。

なまあず日記の検索ワードで多い「方杖」「壁倍率」

意外にもトップ検索ワードは「方杖」です。対のワードは、「壁倍率」なので、木造の方杖で壁倍率を取りたい場合に検索している人が「まだ」多いようです。

方杖の強度を方杖自体で取っている・・・と思っている人が多いですが、実際は柱がある程度強くないともちません。なので105角で方杖に頼ってしまうと柱側が先に折れる結果になってしまいます。方杖取り付けにもボルトやビスなどで欠損も出てきますので計算値通りの設計って意外と難しそうです。もっとも一定の型はありますので、特異なことをしなければ問題ないと思いますが。

個人的に方杖を採用する場合は、金物構法などの性能がきちんと明記されているもので、方杖に利用できるものを採用します。例えばテックワンP3プラスのように、元々方杖での利用も考え、事例を書いているものです。ちなみにテックワンP3プラスのマニュアルには方杖フレームの計算例が書いてありました(最近のものに載っているかは知りません)。欠損も少なく取り付けて出荷してくれるので施工も手軽ですし安全性も高いです。金物が特殊なぶん、コストアップになりそうなのがネックです。

もっとも方杖を使うシーンは耐震補強が多いので柱自体をアラミド(お勧め!)で補強・補修したり、柱を二重に重ねたりして元の柱をできるだけ痛めないようにしています。新築の場合は面材で耐力を取っているので、方杖を倍率加算するためには使いません。隅柱などで弱そうな場合は耐震補強に準じて補強を行い倍率加算はしません。

倍率加算を考えるなら、似たような挙動の方杖の数を集めて同方向のみ使う、というのはアリだと思います。Y方向は面材で、X方向中央部は面材、外周部は方杖といった組み合わせです。もちろん全部方杖というのもいいと思いますが平屋のように必要耐力が低いものが対象になりそうです。

秋に発売になる、WOOD-STという木造構造計算ソフトは壁倍率によらずルート2で計算するソフトです。スキップフロア対応も目玉ですが、壁倍率によらないので、方杖も利用できます。詳細はまだ発表されていませんが、HOUSE-ST1のように簡単なユーザーインターフェイスで利用しやすいものになっているようです。使いこなすと面白い建物が設計できそうで非常に楽しみです。

WOOD-ST 木造集成材等建築物の構造計算ソフト2017年9月発売予定

建築技術の7月号の特集は、熊本地震以降の木造軸組構法住宅。今日初めて目を通したのですが、そこに、WOOD-STなる木造集成材等建築物の構造計算ソフトの新発売情報が。しかも構造システムから・・・。

その広告によると、仕様規定ルート(4号建物)からルート1,2まで幅広く利用できるそうです。しかも在来軸組工法のほかに、ラーメン架構を全体または一部に持つ、壁とブレースが混在する建物や、スキップフロアのある建物も形状通りにモデル化し、構造計算を行えるそうです。またメーカー製金物のデータベースを用意しているようですので、おそらくテックワンP3プラスのような金物も比較的簡単に使えるのではないかと思います。

一枚しか写真がありませんが、 HOUSE-ST1に画面が酷似しています。そしてHOUSE-ST1の適用範囲外の建物はWOOD-STに転送できるようです。ということで上位互換のようです。

価格などは出ていません。もちろん販売価格も載っていません。販売店にも何も情報が来ていません(少なくとも某ショップの店長は知らないそうです)。HOUSE-ST1 Ver7になって学校など中大規模に対応したので、果たしてすみわけはどうするのか?かなり疑問です。それならHOUSE-ST1を正式にルート2に対応するのか?と思ったのですが。某ショップでは

そして書き方からして任意形状ではなさそうです。また上位バージョンなのに対応できるのが3階まで。現在、木造耐火4階が少しずつメジャーになりつつあり、構造屋さんが対策に苦慮している時期というのに、なぜ????という感じです。少なくとも学校建築よりは需要はありそうなのに(汗)。

しかし、このクラスの建物でラーメン架構を利用できたり、スキップフロアの需要は大きいはず。狙いどころがニッチに見えますが東京などの狭小地での構造設計に適した機能を実装できれば面白い存在になるかもしれません。

発売はもうすぐのようです。詳しい情報が出てきましたら、このブログでも紹介していきたいと思います。