BX-1(キャノン)

1977~1981の建築知識を深夜に読んだのですが、色々と考えさせられることがありました。特集は秀逸です。新耐震に切り替わるころなので、構造計算のネタが豊富です。大々的な改訂だったことは知っていましたが、ここまで雑誌で特集されているとは思いませんでした。現在、構造計算は複雑になりすぎました。基本的なことは同じなので、この頃の資料から入ると学びやすいと思います。

新耐震になり、二次設計が始まる頃は、一般の設計事務所でもコンピュータによる解析ができるようになった時期と重なります。私の父が始めて導入した構造計算用のコンピュータはキャノンの名機BX-1です。

BX-1

BX-1

はい。広告に載っています(たぶんモデルチェンジ後)。CX-1はCRTが付いていますが、プリンタは別売だった気がします。その点BX-1は一行コンピュータでしたが、プリンタ内蔵で省スペースでした。内蔵ベーシックは使いやすく、小学生(高学年)の私がプログラミングの勉強するのに十分でした。印刷系のプログラムで遊べるのが良かったですね。もっとも、その頃はとっくに現役からBX-1は退役して私の玩具になっていたのですが(汗)。

当時の記憶として、父がBX-1を酷使しており、一行のディスプレイの「ラーメン」と小学生でも読める単語が出てくることに興味を持ちましたね。それが構造計算、というものを始めてみた記憶でした。食べるラーメンと勘違いしていました(汗)。

新耐震が普及する時期とコンピュータでの解析が一般の事務所で行われるようになった時期が重なっていたんですね。マウスもなく数値入力しかできない時代でしたが、それでも画期的で効率的でした。残念ながら当時の計算書は残っていないので、見ることができませんが、興味があります。