IJCAD Mobile はiPhoneでDWGやJWWの図面を見られるぞ!

AutoCAD互換CADのIJCADは日本でのユーザー数も多いです。高い互換性はもちろん汎用だけでなく、建設・土木用、機械設計用、電気設計用、建築用など、様々な用途別に製品ラインナップを充実させています。

そのiPad iPhone向けのIJCAD Mobileは当然のようにDWGの表示ができますが、編集もできます。そしてJWW形式の図面も表示し、編集後DWG形式に保存出来ます。またPDFや画像形式で書き出してメールを送ることが出来たり、DropboxやOndriveなどに対応しているなど非常に汎用性が高いのもポイントです。DraftSightから何に移ろうか考えている方も多いと思いますが、モバイル対応も時代的に重要なので、モバイルアプリの充実度も考えてみてはいかがでしょうか?

 

DraftSightの無料版がなくなるが・・・

私も愛用している無料のAutoCAD互換CADのDraftSight。無料というだけでも魅力ですが、AutoCADを使っていた人なら乗り換えるのの簡単だったこともあり、多くの方に愛用されていました。

が、これほど高度なものがいつまでも無料というわけにはいかず、無償版の提供を終了すると3月に発表されていました。今年の12月31日まで無償版は使えますが、それ以降で使いたい方は有料版で・・・とのことです。

これは仕方がないことだと思います。最新OSへの対応などだけでも労力は非常にかかります。SketchUPのときもそうだったように、いつかは・・・ということは考えて無料の高度なソフトは使うべきです。いつかは・・・は無くなることも同様のリスクとなります。

さて、有料になってもDraftSightの価値は変わらないと思うのですが、やはりどれくらいの金額かは気になりますし、場合によっては使い続けることができないかもしれません。

個人的に悲しいのは、完全年会費制だということ。これは私の考えとは逆行しています。今ソフトウェアを売るためには年会費制への移行が必須だと思っています。ただ、無料から・・・という時期なので一定期間期限無制限のライセンスを作っても良かったのではないか?ということです。まあ初回バージョンだけだと思うのですがね。サポートは常に最新版で、ということが不可能になるとサポート労力が非常に大変になりますからね。

で、一番低価格なStandardは年10900円。意外と安いのにびっくりです。ただ毎年1万円づつ、というのは日本人の建築士ではケチりたい!!という方が多いかもしれません。でも20年間つかっても20万円くらい、というのは安価という他ありません。今まで無料で使っていた人は恩返しで使ってみるのも良いかもしれません。

ちなみに上位版のProfessional版は年21900円。高機能な2DCADです。こちらは機能が大幅にアップしていますが、ちょっと割高ですね。といってもDRA-CAD LEのアソシエエイトが24000円であることから見ても、初期投資がない分、だいぶお得だと言えます。

もっとも無料だから・・・といってインストールしておきたまに使っている人も多かったはず。無料じゃなくなったのは残念ですが、もし無料のCADだけで仕事をやっている人がいたら、そろそろ考え方を変えた方が良いかもしれません。まあ人間も寿命がありますが、ソフトウェアもあります。急に使えなくなるリスクは無料ソフトだけでなく有料のソフトでもありますが、どちらが可能性が高いかは明らかですね。

ちなみに私が推奨しているAutoCAD互換CADのARESは、買ってから1年のサブスクリプションがついていて、それがキレると年1万円です。初期投資がないぶん、DraftSightのほうが安いですが、日本環境へのローカライズなどはARESが上。恐らく年2万円程度のCAD投資ができないと今後は厳しくなってくるのではないでしょうか?と思います。

 

JWWからの乗換に適したCADのARESは強力!!!

ARES??と思うかもしれませんがJDRAFと聞けばわかる人が多いのではないでしょうか?JDRAFは評判の高いDWG互換CADでしたが今年の12月31日でサポート終了になります。その後継がARESです。

AutoCAD互換CADの中では、日本対応に力を入れています。特にJWW関連は強力で、JWWとの操作の互換性向上には消極的なDRA-CADを大きく凌ぎます。

(クリックで画面拡大)

AutoCADとはファイル互換だけでなく操作も似ています。そうなるとJWWなどのCADからは非常に乗り換えにくいと言えます。しかしARESは、JWWのファイルの読み書きができるうえ、JWWの操作性を極力採り入れたモードが存在します(上の画面キャプチャーがそれです)。JWWの左右に別れたアイコンはかなり似ている(もちろん移動できる)し、何よりもレイヤ、レイヤグループの使い勝手がほぼ同じとなるので、DRA-CADよりも直感的に操作が可能です。JWWの操作を極力変えずに、DWGなどの編集もできるCADとして考えると一番優れているのではないでしょうか?またクラウド版とモバイル版(iOS、Android)まで備えていて、1ライセンスで使える!というのもポイントが高いです。そして本家AutoCAD LTと違って、カスタマイズ機能が豊富にあるのも強みです。

試供版を使って見た限り、DRA-CADよりもはるかに、JWWっぽく使えます。逆にAutoCAD特有の部分も残しているので、そこは戸惑うかもしれません。ファイルメニューでJWWを直接読み込めないとか(あくまで追加ツールで対応しているためと思われます)、完全なシームレスにはなっていないのも残念です。

価格的にもDRA-CAD LEより安いので、JWWからの乗換の有力な選択肢といえます。日本の建築設計に長年対応し続けたDRA-CADは壁量計算や部品類など、まだまだアドバンテージがあるのですが、そのようなものが必要ないなら、ARESが良いと思います。逆にDRA-CADは機能詰め込みすぎなので、もっとシンプルなものが欲しいと考える人も多いかと思います。

 

 

Revit LT Suiteのサブスクリプション約46%OFF

はい。広告を見て引っかかりました。投げ売りなのでしょうか??

2次元のAutoCAD LTとBIMツールのRevit LTがセットになったお得なパッケージです。

今までも何度か噴火していたのですが、一年間で8万1千円程度。3年で21.9万円とやっぱり通常でも安いのです。まあ人気は高いが、価格も高いAutoCAD LTを入口に、BIMになだれ込んでくれないか?という戦略的なセットだと思います。もしRevit挫折してもAutoCAD LT使えればOK!というユーザーもいるはず。それほど魅力的なパッケージに見えます(まあLTですから・・・)。

それが今回セットで46%。一年間で48114円!!です。下手な年間保守より安いです。まあ1年たったら買わなくてはならないのでしょう??そんなわけがなく、サブスクリプションなので使う期間契約する形です。特筆すべきは三年間のせっとも46%OFFなのです。価格は130086円です。これがどれだけ安いか?同じような制度を導入しているGLOOBE(福井コンピュータ)は、年額で144000円(税別)です。GLOOBEがフル機能版とはいえ、GLOOBEの一年分で三年間使えるのです!!ちなみに完成度が?なi-ARM(建築ピボット)は、初年度の年間使用料がオンライン販売価格で116640円(税込)です。

どうしても価格が安い方に・・・ということでCADでもDWG互換CADを選びたくなるし、実際、シェアは流れているようにも感じます。そんななかDWGが使える本家CADと、BIMでこの価格というのは魅力的に映ります。とりあえずBIMを触ってみようか?というユーザーもいるはずです。そんな誘惑感満点な今回のキャンペーンです。

期間限定キャンペーン(AUTODESKストア)

そういえばJWWの次のバージョンは?

昨年1月、本当に久々にJWWがバージョンアップしました。その後バグフィックスを続き2月2日にVer8.00dが出ました。この時点でもまだ既知のバグもあったりして、Ver7.11のダウンロードが可能になりました。なのですぐに直すのかな~と思っていたら、あっという間に一年以上経ちました。JWWの問題というより、最近時間が経つのが早い。

個人的にJWWがなくなったときを考え、業務で使うCADをいろいろ試してきた時期だっただけに、JWW8が出たときは、今さら・・・とも思ったのですがやはりちょっとした作図には欠かせないCADと感じています。現在は、DRA-CADを使うケースが多くなりましたが。

現在は若手にどのCADを勧めればいいのか?悩みますね。どれか1つといえばAutoCADといいたいところですが、AutoCADの価格と小規模事務所での導入率を考えると、転職につぶしが本当に効くのか?疑問です。JWWも先行き不透明ですし。昔のように選択肢が多ければもっと考えますが、FreeのCADもメーカー製のCADも激減してしまった現在では、BIM化も踏まえて考えると躊躇してしまいます。

せめてVectorWorksが私が使っていた頃のように安価だったら良かったのですが、現在は意外に高いです。VectorWorksはMacでもWinでも使える貴重な3DCADです。BIM化も進んでいますし、ユーザー数も多いので勧めたいところです。

3Dを使わないなら価格的にも安価で変換機能や日本の建築系の機能が充実しているDRA-CAD LEもお勧めです。DRA-CAD(通常版)は、VectorWorksより安価ですが、近年あまり機能アップもなく、3DではBIMのi-ARMが発売されたこともあり、先行きが若干不安です。DRA-CAD LEなら、3D用としてSketchUPを追加で買っても、VectorWorks(Architect)より安価です。まあ全く別なソフトですから、買えるならVectorWorksをお勧めしますが・・・。

というわけで、JWWの次のバージョン早くでればいいな~と勝手に思っている一ユーザーの戯言でした。