佐渡汽船 船舶の歴史

佐渡汽船は本州と佐渡を結ぶ交通・物流の要というだけでなく、船好きの方にも愛されています。特に昭和後半の大型新造船ラッシュやジェットフォイルの投入など短い航路ながら先駆的だったこともあります。私も大好きです。

さて、いつ頃どの船が運航していたか?記憶があやふやになるのですが、さすがは佐渡汽船。ホームページに船舶の歴史を掲載しています。

佐渡汽船 船舶の歴史

なんと大正時代の船までのっています。第一佐渡丸は大正3年~昭和9年まで運航していたようです。全長33m、総トン数173tと小型でした。これで日本海を渡れるのか?不安になるほどです。速度も10.8ノット・・・。この時代に生まれなくて良かった!と思います。最近の船で揺れるとか文句言っている人は、この時代だと確実に死にますね・・・。昔の人はすごい!!

昭和になると現在の方にもお馴染みの船の名前がでてきます。といっても現在運航している船の名前はある意味奇抜で古さは感じさせないかわりに、ちょっと寂しい気もします。

私が記憶に残っている最古の乗船した船は、初代おおさど丸です。1865トンもあったんですね。佐渡汽船大型化時代の幕開けで長年活躍しましたね。もっとも私が乗り始めた頃は既に旧型化して小木~直江津航路で運用されており、両津~新潟航路には最新(といってもそんなに時代は変わらない)の、こがね丸とおとめ丸が就航していました。両船とも3000トンクラスで、おおさど丸をスペックでも凌駕していました。なので小木~直江津航路にこがね丸がやってきたときは嬉しかったですね。ちなみに両船が来る前は、おおさど丸より若干大きいえっさ丸も小木~直江津航路に就航しており、子供の頃は、えっさ丸かおおさど丸のどちらに乗れるか?を楽しみにしていましたね。ちょっとの差でえっさ丸が多かったような気がします。

そんななか、こさど丸が就航したときはびっくりしましたね。豪華な写真と総トン数や全長も大きかったおとめ丸を大きく凌駕していました。おとめ丸は全長101m、こさど丸は全長119mでしたからね。速力も軽く20ノットを超えました。その後、おおさど丸、おけさ丸まで大型船が続きました。佐渡の人口減、佐渡汽船の経営悪化などでその後は若干寂しい感じがしましたが、最近は、「あかね」や「ときわ丸」が就航し、再び活気が出てきました。

このホームページ、写真が小さくシンプルなのが残念です。もう少しスペックや逸話などが書いてあれば更によいと思うのですがね。愛される船があればこその佐渡汽船ですから。来年また佐渡に渡るとき、どの船なのか??今から楽しみです。

 

ときわ丸の楽しみ方(甲板編)

東京人を佐渡島に連れて行くとき(自分が行くときもそうですが)、必ず佐渡汽船に乗ります。ジェットフォイルや新造船「あかね」の場合、高速に快適に佐渡に到着する「足」と考えられるので、楽しみの要素は少ないです(それでもワクワクしますね!)。その点、カーフェリーは、到着が遅い分、楽しめる要素が多く、特に晴天だと本当に楽しいです。フェリーとみたら2時間半という飽きずに楽しめる比較的短時間の航路だというのも見逃せません!!一緒に乗った人に聞いても本当に楽しめたそうです。特に行きはあかねでしたから(あかねも楽しめたけど、更に良かったという意味だそうです)。そこで、佐渡汽船のカーフェリーに乗り始めて40年!子供の頃から乗り慣れている、しろなまずが、佐渡汽船のカーフェリーの楽しみ方それも屋外の甲板での楽しみ方を紹介します!これであなたも佐渡汽船に乗りたくなるはず!!

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<その1>すれ違う船(左:すれちがうおけさ丸 右:追い抜いていくジェットフォイル)

直江津ー小木航路では、あかね一艘で運航しているので楽しみが半減しますが、両津ー新潟航路は、必ずフェリーとすれ違います。前回は、ときわ丸に乗ったので、おけさ丸とすれ違いました。遠くからフェリーは見えますが、すれ違うときは意外とスピードがあり、ワクワクします。そのほかにもジェットフォイルに抜かれたり、すれ違ったりします。疲れていなければ甲板でイスに座って眺めて見るといいと思います。ただ今回お話しした船員曰く「どちらを通るかわかならい」(汗)。ええっ!それくらい前もって調べておいてよ・・・。ちなみにその船員のアドバイスは、一番上の甲板で見ていれば、どちらも対応できるよ・・・確かにそうですけどね!

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<その2>海鳥と遊ぶ

佐渡汽船の港の海鳥たちは、観光客を狙って船に近づいてきます(ヒントはかっぱえび〇ん(笑))。比較的近くで見ることができますし、停まっている鳥からある程度距離を取れば記念撮影も可能です。また船の速度で飛んでくれる親切な(?)鳥もいるので、鳥が羽ばたきながら空中で制止しているように見えるのは貴重ですよ!動きが速いのですが、海は晴れていれば異常に明るいので高速シャッターを切れます。顔まではっきり写すことも可能でしょう。かっぱ〇びせんを投げれば、空中で食べてくれる芸当も見応えがありますが(・・・)、個人的にはお勧めしません!ちなみに指でかっぱえ〇せんを持ったまま食べさせる猛者もいます・・・。

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<その3>陸を観察(宇賀神社編)

佐渡は景色が良く、初めて行った方は本当に感動して帰られます。その景色、海からでも見えるんです!天気に左右されるのですが、双眼鏡があれば、かなり観察することができます。船酔いが心配な方はお勧めしませんが、できることなら挑戦して欲しいと思います。まずは、両津港を出ると両津湾をゆっくりカーフェリーは運航しますが、陸はしばらく見ることができます。それをただ眺めるのも楽しいのですが、上級者は、宇賀神社を探してみましょう。両津から車で20分ほどの両尾にある、海抜100mの山頂に立つ神社です。独立峰のようで、周囲から独立しているので、500段を超える階段で上るのは非常に大変です。私も登ってみましたがかなり体力を消耗しました。そこからの景色も絶景なのですが、カーフェリー上からも探すことができます。写真は、屋上甲板から望遠レンズで撮影した物です。左側の写真は山の全景が見えるはずです。右側の写真は、神社の屋根がかろうじて写っています。目が良ければ、肉眼でも屋根は見つけることができます。あらかじめ地図で確認しておけば見つけることができます。ぜひ挑戦してみてください。

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<その4>広い甲板を満喫

ときわ丸では、屋上の甲板は何もありません!!ベンチくらいあれば・・・と思うのですが、逆にないのが魅力的です。何しろ人が少ない・・・ですから。甲板に寝っ転がって空を眺めるなんて少年時代からほとんど味わったことがない都会人には本当に魅力的です。ただ5月であっても暑いです。敷く大きめのバスタオルや帽子、サングラスくらいは用意しましょう。雲が流れていても風情がありますし、青空に何もなくどこまでも澄み渡る感じも壮観です。あとある程度人数がいるときの記念撮影にも向きます。10分も寝転んで空を見れば、心が洗われること間違いなし!

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<その5>船筋

カーフェリーの最後尾は、船が通った跡が白く美しく伸びます。これを眺めるのも心が洗われます。楽しかった旅の思い出に浸るもよし、観光気分を消し去り翌日からの仕事に備えるもよし。夕方だと更にもの悲しくなりますが、それが船旅の良いところです。

季節によって暑い寒いが非常にあります。風は凪いでいるときでも、結構あるので上着は絶対持っていきましょう。5月でしたが場所によっては上着を着ても寒かったですし、屋上甲板は裸になりたいくらい暑かったです。甲板を制する者が、カーフェリーを制すともいいます。特に服装に気をつけ、あとは天気が良いことを願って、船旅をお楽しみください!