佐渡の観光名所といえば・・・佐渡金山

矢島経島(佐渡島)

何十回も佐渡に行っている私への質問といえば、

「佐渡の名所教えて」

見たいの多いです。ただ親族の住む島で、そもそも佐渡に何でそんなに居たかといえば

「親が仕事で忙しくて、子どもを佐渡に預けた方が喜ぶし楽!!」

という事情がありました。長いときは数週間滞在しましたからね。両親の田舎とはいえ母方の実家にいることが大変でかなり迷惑をかけたと思います。夏ですから観光するより海で遊んでいたほうがいい!ということもあり、飽きずに姉と私はそのほとんどを海で過ごしました。幸い海の家は叔母がやっていたので、その点でも安心でした。

佐渡の砂浜

何しろ両親とも忙しく、私は5才にして、新幹線もない時代に夜行列車とカーフェリーを乗り継いで佐渡に行ったほどです。姉がいたとはいえ方向音痴で乗り物も知らない姉はまったく当てにできず・・・今では良い思い出です。両親佐渡で揃うのは希で、我々だけ!というのはさすがに少なかったとはいえ、運転できない母がいても観光地を回るのは不可能でした。

カーフェリー「ときわ丸」きれいな船内と適度な時間の船旅も大きな魅力

というわけで、オトナになって自動車の免許を持ってから佐渡中を回るようになりました。幸い道路が良くなっていたし、カーナビがなくても地名はある程度頭に入っているので運転は簡単でした。あれから20年余り・・・。佐渡もいろいろ変わりましたが基本美味しい料理ときれいな景色が見所なのは変わりません。ということで、あまり大したことは書けないのですが、備忘録代わりに書いてみます(前書き長い・・・)

佐渡金山「道遊の割戸」

個人的に一番の名所は、佐渡金山周辺の相川でしょう。佐渡金山は昔に行った方は「面白くない」「暗い」という方も多いし、佐渡在住者も意外と現状を知らなかったりします。が、しかし!!どんどんリニューアルしてキレイで見やすく、規模も巨大化しています。観光コースも複数あります。また車椅子でも見学可能なコースもあったりと充実しているのです。

「北沢浮遊選鉱場跡」ラピュタとかマチュピチュとか言われる最近話題のスポット

相川には佐渡金山の周りに観光地が揃っているのもポイントです。最近人気の北沢浮遊選鉱場跡は、想像以上にスケール感が大きな金山施設の跡で、映画なんかにも出てきそうな遺跡感満点です。他にも佐渡奉行所や旧税務署など文化財も揃っています。ちょっと離れていますが、平成狸合戦ぽんぽこで話題になった団三郎狸で有名な「二ツ岩大明神」なども行けます。細かい見所も多く1日かけてじっくり見たい大人の観光名所です。

「二ツ岩大明神」険しい山の上にあり、自動車でも登るのが結構大変です。最近壊れかけているので十分注意を

 

次期の佐渡汽船のカーフェリーに望むもの

佐渡島の人口減も進むと帰省客も減ってきて・・・と心配なことも多いです。その輸送の大動脈である佐渡汽船も迷走を続け、毎年乗客が減ってきているとのこと。島民も佐渡汽船も頑張っているのはわかるのですが、全国的に見て仕方がない部分もあるわけで・・・。

夜のときわ丸

といっても仕方がありません。しかも佐渡汽船はときわ丸とあかねは良いとして、ジェットフォイルやおおさど丸は老朽化が進んでいます。このリプレイスは頭の痛い問題だと思います。せっかくあかねで、直江津小木航路を建て直そうとしたのだが、揺れるだの何だので、乗客は減少の一途。やはり佐渡汽船は佐渡の魅力だけでなく、フェリー自体の魅力を高めないと。私のように子供の頃、佐渡汽船でいい思い出がある人は大人になっても好意的に見ます。やはり子どもが何時までも乗りたいと思う船を作ってほしいものです。

まず最近の潮流から、シャワールームと大浴場は欲しいですね。2時間半なので入ってゆっくり・・・には若干不足しますが、ちょっと入りたい人も多いはず。観光時期以外はシャワーだけでも良いと思います。

あと揺れ対策。おおさど丸に比べ新造の二隻は揺れやすいと聞きます。それだけで乗りたくないそうです。確かに直江津航路に慣れた私からすると、荒天でのおおさど丸は驚異的ですが、それでも最近の乗客の船に対する意識を払拭出来るほど日本海は甘くありません。今できうることを全て講じてほしいものです。

あと価格。今も頑張っているのですが、基本価格の値下げは必須だと思います。佐渡と新潟の行き来が増えれば島の経済にもメリットも多くなると思います。基本的な値下げはなかなか難しいと思いますが一層の合理化で何とかして欲しいものです。

おおさど丸

どうしても観光と日常で分けて対策を講じなければならないのです。日常の乗客を大事にしないとやっぱり足が遠のいてしまいます。速度や効率性だけ考えると駄目になるのは、あかねでよく分かったはずです。佐渡汽船というとどうしても顧客満足が後回しで目に見えやすいものに対策がいきがちな気がします。ジェットフォイルの時刻表だって、両津の朝が長年遅かったりとかね。ジェットフォイルの時刻表だって、新潟着は8:25着と及第点だが、両津着は9:00着。これでは仕事面で支障がでるので、もう一本早い便が欲しいです。もっと深刻なのは、最終便。新潟発、両津発とも17時台ですからね。19時には新潟に着くわけです。新潟発の新幹線や在来線の時間を考えれば、もう少し遅い着の船があったら便利だと思いませんか?そこはカーフェリーで補えば・・・と思っているのでしょうけど、カーフェリーの最終便は22時着ですからね・・・。寺泊赤泊航路がなくなり、直江津小木航路も厳しいなか、新潟両津航路の一層の便利な運用が望まれます。

佐渡汽船 船舶の歴史

佐渡汽船は本州と佐渡を結ぶ交通・物流の要というだけでなく、船好きの方にも愛されています。特に昭和後半の大型新造船ラッシュやジェットフォイルの投入など短い航路ながら先駆的だったこともあります。私も大好きです。

さて、いつ頃どの船が運航していたか?記憶があやふやになるのですが、さすがは佐渡汽船。ホームページに船舶の歴史を掲載しています。

佐渡汽船 船舶の歴史

なんと大正時代の船までのっています。第一佐渡丸は大正3年~昭和9年まで運航していたようです。全長33m、総トン数173tと小型でした。これで日本海を渡れるのか?不安になるほどです。速度も10.8ノット・・・。この時代に生まれなくて良かった!と思います。最近の船で揺れるとか文句言っている人は、この時代だと確実に死にますね・・・。昔の人はすごい!!

昭和になると現在の方にもお馴染みの船の名前がでてきます。といっても現在運航している船の名前はある意味奇抜で古さは感じさせないかわりに、ちょっと寂しい気もします。

私が記憶に残っている最古の乗船した船は、初代おおさど丸です。1865トンもあったんですね。佐渡汽船大型化時代の幕開けで長年活躍しましたね。もっとも私が乗り始めた頃は既に旧型化して小木~直江津航路で運用されており、両津~新潟航路には最新(といってもそんなに時代は変わらない)の、こがね丸とおとめ丸が就航していました。両船とも3000トンクラスで、おおさど丸をスペックでも凌駕していました。なので小木~直江津航路にこがね丸がやってきたときは嬉しかったですね。ちなみに両船が来る前は、おおさど丸より若干大きいえっさ丸も小木~直江津航路に就航しており、子供の頃は、えっさ丸かおおさど丸のどちらに乗れるか?を楽しみにしていましたね。ちょっとの差でえっさ丸が多かったような気がします。

そんななか、こさど丸が就航したときはびっくりしましたね。豪華な写真と総トン数や全長も大きかったおとめ丸を大きく凌駕していました。おとめ丸は全長101m、こさど丸は全長119mでしたからね。速力も軽く20ノットを超えました。その後、おおさど丸、おけさ丸まで大型船が続きました。佐渡の人口減、佐渡汽船の経営悪化などでその後は若干寂しい感じがしましたが、最近は、「あかね」や「ときわ丸」が就航し、再び活気が出てきました。

このホームページ、写真が小さくシンプルなのが残念です。もう少しスペックや逸話などが書いてあれば更によいと思うのですがね。愛される船があればこその佐渡汽船ですから。来年また佐渡に渡るとき、どの船なのか??今から楽しみです。

 

ときわ丸の楽しみ方(甲板編)

東京人を佐渡島に連れて行くとき(自分が行くときもそうですが)、必ず佐渡汽船に乗ります。ジェットフォイルや新造船「あかね」の場合、高速に快適に佐渡に到着する「足」と考えられるので、楽しみの要素は少ないです(それでもワクワクしますね!)。その点、カーフェリーは、到着が遅い分、楽しめる要素が多く、特に晴天だと本当に楽しいです。フェリーとみたら2時間半という飽きずに楽しめる比較的短時間の航路だというのも見逃せません!!一緒に乗った人に聞いても本当に楽しめたそうです。特に行きはあかねでしたから(あかねも楽しめたけど、更に良かったという意味だそうです)。そこで、佐渡汽船のカーフェリーに乗り始めて40年!子供の頃から乗り慣れている、しろなまずが、佐渡汽船のカーフェリーの楽しみ方それも屋外の甲板での楽しみ方を紹介します!これであなたも佐渡汽船に乗りたくなるはず!!

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<その1>すれ違う船(左:すれちがうおけさ丸 右:追い抜いていくジェットフォイル)

直江津ー小木航路では、あかね一艘で運航しているので楽しみが半減しますが、両津ー新潟航路は、必ずフェリーとすれ違います。前回は、ときわ丸に乗ったので、おけさ丸とすれ違いました。遠くからフェリーは見えますが、すれ違うときは意外とスピードがあり、ワクワクします。そのほかにもジェットフォイルに抜かれたり、すれ違ったりします。疲れていなければ甲板でイスに座って眺めて見るといいと思います。ただ今回お話しした船員曰く「どちらを通るかわかならい」(汗)。ええっ!それくらい前もって調べておいてよ・・・。ちなみにその船員のアドバイスは、一番上の甲板で見ていれば、どちらも対応できるよ・・・確かにそうですけどね!

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<その2>海鳥と遊ぶ

佐渡汽船の港の海鳥たちは、観光客を狙って船に近づいてきます(ヒントはかっぱえび〇ん(笑))。比較的近くで見ることができますし、停まっている鳥からある程度距離を取れば記念撮影も可能です。また船の速度で飛んでくれる親切な(?)鳥もいるので、鳥が羽ばたきながら空中で制止しているように見えるのは貴重ですよ!動きが速いのですが、海は晴れていれば異常に明るいので高速シャッターを切れます。顔まではっきり写すことも可能でしょう。かっぱ〇びせんを投げれば、空中で食べてくれる芸当も見応えがありますが(・・・)、個人的にはお勧めしません!ちなみに指でかっぱえ〇せんを持ったまま食べさせる猛者もいます・・・。

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<その3>陸を観察(宇賀神社編)

佐渡は景色が良く、初めて行った方は本当に感動して帰られます。その景色、海からでも見えるんです!天気に左右されるのですが、双眼鏡があれば、かなり観察することができます。船酔いが心配な方はお勧めしませんが、できることなら挑戦して欲しいと思います。まずは、両津港を出ると両津湾をゆっくりカーフェリーは運航しますが、陸はしばらく見ることができます。それをただ眺めるのも楽しいのですが、上級者は、宇賀神社を探してみましょう。両津から車で20分ほどの両尾にある、海抜100mの山頂に立つ神社です。独立峰のようで、周囲から独立しているので、500段を超える階段で上るのは非常に大変です。私も登ってみましたがかなり体力を消耗しました。そこからの景色も絶景なのですが、カーフェリー上からも探すことができます。写真は、屋上甲板から望遠レンズで撮影した物です。左側の写真は山の全景が見えるはずです。右側の写真は、神社の屋根がかろうじて写っています。目が良ければ、肉眼でも屋根は見つけることができます。あらかじめ地図で確認しておけば見つけることができます。ぜひ挑戦してみてください。

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<その4>広い甲板を満喫

ときわ丸では、屋上の甲板は何もありません!!ベンチくらいあれば・・・と思うのですが、逆にないのが魅力的です。何しろ人が少ない・・・ですから。甲板に寝っ転がって空を眺めるなんて少年時代からほとんど味わったことがない都会人には本当に魅力的です。ただ5月であっても暑いです。敷く大きめのバスタオルや帽子、サングラスくらいは用意しましょう。雲が流れていても風情がありますし、青空に何もなくどこまでも澄み渡る感じも壮観です。あとある程度人数がいるときの記念撮影にも向きます。10分も寝転んで空を見れば、心が洗われること間違いなし!

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<その5>船筋

カーフェリーの最後尾は、船が通った跡が白く美しく伸びます。これを眺めるのも心が洗われます。楽しかった旅の思い出に浸るもよし、観光気分を消し去り翌日からの仕事に備えるもよし。夕方だと更にもの悲しくなりますが、それが船旅の良いところです。

季節によって暑い寒いが非常にあります。風は凪いでいるときでも、結構あるので上着は絶対持っていきましょう。5月でしたが場所によっては上着を着ても寒かったですし、屋上甲板は裸になりたいくらい暑かったです。甲板を制する者が、カーフェリーを制すともいいます。特に服装に気をつけ、あとは天気が良いことを願って、船旅をお楽しみください!