i-ARM Ver2.0.0.3

昨日公開されています。機能の充実に重きを置いています。SKPのエクスポート機能が実装されたほか、複数追加されています。

昨日、構造計算ソフトを購入検討している方に、構造の記号などもう少し丁寧に表記して欲しい、と要望がありました。これ以上どうやって??と思うのですが、確かに毎日でも構造をやっていない限り、この記号なんだっけ??ということはよくあります。そういった所はCADでもBIMでもありますね。ヘルプ起動もいいですけど、そのレベルのことはユーザーインターフェイスで何とかしたいところですね。というわけで、新開発の鉄骨階段のプログラムは各記号の説明を入れてみました。まあ自分のためでもあるのですが・・・。

WOOD-ST Ver1.5ファーストインプレッション

本日、WOOD-STのVer1.5が公開となりました。

既存のユーザーは無償バージョンアップとなります。メジャーバージョンアップではないとはいえ、以下の項目がパワーアップされており、かなり強力なソフトになりました。もっともVer1が未完成だったといえばそれまでなのですが。

主な新機能としては、

・基礎の入力・計算が出来るようになったこと(独立基礎、布基礎、べた基礎)
・従来のスキップフロアを応用して最大で6階まで入力・計算ができるようになったこと。
・面材の入力が階をまたいでできるようになったり、壁倍率での指定が可能に
・柱の主軸が回転できるようになったこと
・FAP-3にデータ転送できるようになった。
・BUS-6やWALL-1、HOUSE-WLにデータ転送できるようになり混構造の計算しやすくなった。

などです。

Ver1.5に最適化したサンプル(狭小木造3階建て・基礎入力済)がついていますので、まずはそちらを見るといいでしょう。

 

基礎梁関連のダイアログはこんな感じ・・・

ちょっとわかりにくいです。HOUSE-ST1の手軽さはない感じです。まあどちらも正直わかりにくいです(・・・)。

柱を回転出来るようになりました!!

FAP-3に転送できるようになった。鉛直と水平の二種類ファイルを作ってくれる。さてどうやって使おうか・・・

WOOD-STの計算書の図はクリップボードに簡単に転送できるので、Excelで追加計算書を作るときとか便利。CSVも転送できるので、使えるシーンを考え中!

注意したいのは、屋根の入力が変わったのか?以前のファイルで計算を流すとそのまま計算できるない場合があります。Ver1初期から使っている人は要注意ですね。私のデータも屋根を指定し直して計算できました。

そんなわけで大幅にパワーアップしています。部材数が多い面材の入力が非常に楽になっています。特にスキップフロアがある場合はその恩恵を受けることができます。ただ、グラフィカルなインターフェイスの中に、場違いとも思えるとっつきにくいダイアログが残っているのも事実。今回追加された基礎もその中の1つです。それでも基礎まで一貫でできるようになったこと、序盤の積み残しを丁寧に回答し、登場から1年程度でかなりの完成度になっています。このソフトを使ってグレー本ベースでは実現できないものが出来るので、グレー本ベースのソフトに限界を感じたら、是非とも挑戦して欲しいソフトです。

 

 

 

FAP-3 Ver5.0.1.9 とWOOD-ST Ver1.5製品情報

FAP-3が珍しくアップデート。もうすぐ出ると思われるWOOD-STとの連携がらみかと思ったら、軽微なバグフィックスのようです。WOOD-STはVer1.5より、FAP-3へデータを書き出せます。これでちょっと変形した・・・のような解析が簡単になります。今まではSNAPだけでしたからね・・・さすがにSNAP買えないし・・・。

WOOD-STのホームページを見るとVer1.5の内容に書き換えられていますね!なまあずショップ楽天市場店も普通にVer1.5として製品情報載っているので、本当にもうすぐかと。

WOOD-STの情報として衝撃的だったのは、壁倍率で面材壁を入力できるようになったこと。まあ仕方がないですよね・・・ただ変換するだけだったら元の数値を入れた方が(以下略)。

スキップフロアを三層できることを応用して6階建ての木造まで計算できるようです。4階はともかく6階やることは私はないと思うけど。

HOUSE-ST1にあった機能も続々と搭載されてきていますね。WALL-1やHOUSE-WLやBUS-6に荷重を転送し混構造の計算が可能となったり、NG部分などを伏図上に表示できるようになったり、より使い勝手がST1に近づいたような気がします。

こうなってくるとBIM連携や、図面を書きやすくする機能など実務面での効率化も見えてきます。Ver2はまだまだ先だと思いますが、先を見越してより魅力的なソフトを目指してほしいと思います。

 

建築とITのフォーラム2018

行ってきました。テーマは「建築業界の新しい潮流 ~サステナブル、免制震、AI、BIM、FM~」と非常に欲張った?内容です。まあ何やってるんだろう??と興味をそそるにはいいかもしれません。講演は3つ聞いてきました。

一つ目は「人工知能はどのようにして名人を超えたのか?そして我々の未来はどうなるのか?」を将棋AIソフトで有名なPonanzaの開発者でもある山本一成氏が講演しました。プレゼンシートは明らかにパワーポイントではない。恐らくPreziでしょう。動きがあるプレゼンは新鮮ですが、正直使い慣れているとは思えませんが、プレゼン慣れしているようで楽しく聞けました。人間は人間が好き!という部分はなるほど!と思いましたね。将棋AIソフトの話題が減ってきた理由もよくわかりました。建築でもAIを利用した自動設計の開発などが囁かれていますが、果たしてどのようになるのか?今日の講演を聴く限り、建築業界にもその波がくるのはそう遠くないな、と感じました。

二つ目は「BIM導入による構造業務の変革について」を大和ハウス工業の宮内尊彰氏。最近、BIMがどうなっているのか?あまり知らなかったので興味深く聞きました。正直現在の状況はそれほど進んでいるわけでもなく、驚くべき事はありませんでした。ようやく実用になりかけたかな?程度で、まだまだこの先に大きなブレークスルーがあるような気がします。それでも大手ならではのしっかりした取組を聞けて有益でした。

三つ目は「BUS-6」と「Revit」の新しいデータ連携。構造システムの秋の新製品の目玉ですね。BUS-6 +Revit Opの紹介です。まあ小さい設計事務所には無縁の・・・とは思いますが、これが普及していくと構造設計者の立ち位置や業務内容も変わってくるので無視できない動きですね。中間ファイルを使った今までの「変換」に比べ、ファイルが1つで誤変換も発生しないはずの手法のため、より精度が高く効率良い運用が目指せます。中間ファイル方式のIFCやST-Bridgeがイマイチという評価の今、それらを完成に導くより良い、と判断したのでしょうか??

全体的に講演は盛況だったと思います。構造設計の人間だけでなく部材メーカーの方々も多数見かけました。BIM主体だったので、普通の構造屋さんみたいな人は少なく感じました。

講演会場の外には、パソコンが並べられ、各社のソフトのデモなどが行われていました。知った顔もチラホラ。デモの仕方はもう少し工夫しないと・・・と感じます。まあ派手さがない業務用のソフトですから仕方ないのですが・・・。

 

JWWの「予期しないファイル形式です」への対応

ある日突然、JWWのファイルが開けなくなるのは私だけではないようです。

JWWの文字コードはSHIFT JISのみ対応・・・とう割合古いファイル形式だということが原因なことが多いです。そのためカタカナファイル名、カタカナフォルダで頻発しますね。またNASで双方向バックアップをしている場合、NASから・・・という原因も多いかと。

気をつけていれば大丈夫!なはずなのですが、やっぱりありますね・・・。そんなときの応急対応。

DRA-CADを新規で開いてJWWをドロップアンドドロップで読み込む。無事に読み込めれば、名前を付けて別名でJWW保存。それをJWWで開ければOKです。もちろん一回変換しているので、若干図面が変わると思います(特に文字の大きさ)。開けないよりマシ!!という場合お勧めです。

上記方法は、JWWの欠点とDRA-CADのファイルオープン時のデフォルト(つまり何の設定もしない)の特徴を組み合わせたもので(他のCADでもJWWファイル形式に対応していればできると思いますが設定が必要です)、両者が仕様変更した場合、できなくなる可能性が高いです。また純粋にファイルが壊れている場合も対応できません。うまくいったらラッキー♪くらいに思っておきましょう。

最近、本当にJWWの不具合が気になってきました。描画の問題、ファイル形式の問題、外部変形などの激減と不具合など。そろそろ本気で主力CADを変更しようかと感じます。

 

GLOOBE 2019は2018年10月17日発売

ご存じの方も多いと思いますが、国産BIMのGLOOBE2019が2018年10月17日に発売予定です。一時期ほどではないにせよ、順調に毎年進化して使いやすくなっています。まあ進化が鈍化してきたのは他社にだいぶ追いついた証拠。他社にはない機能も満載のBIMなので、このペースで頑張ってほしいものです。REVITが全ての設計者が必要なわけではありません。BIMも同様です。国産ならではの細やかな対応も含め、今後も期待です。

さて今回も日本の建築基準法対応の強化が行われています。またモデル比較(意匠、構造、施工)のデータを合成し不整合のチェックが可能になったり、BCFファイルの読み込みに対応したり、景観地形データの読み込みに対応したり・・・と進化しています。中でもBIM確認申請の実運用を目指した取組は要注目です。GLOOBEで作成されたデータによる「BIM確認申請」を可能にする為の機能強化を図っているそうです。書き方から見てまだ完璧というわけではないと思いますが、気軽に使える時代まであと少し、と感じることは出来るのではないでしょうか?

BIMの足音は小さな設計事務所だとまったく聞こえてこない、ということも多いと思いますが、着実に進んでいます。果たしてどこで爆発的に普及するのか??まだわかりませんが、そのときに選ばれるかもしれない潜在力をGLOOBEは持っていると思います。

DRA-CAD16plusの9/25変更分と図面のHTML化!!

はい。もうすぐメジャーバージョンアップなのに地味にアップしています。必要かどうかはわかりませんが・・・しかも新コマンド増えている・・・。まあ不具合修正なども多かったので「ついで」なのかもしれません。

面白いのはHTML形式での保存コマンドを追加していること。

これこそ、plusで追加すべきことなんでしょうけど、誰か望んでいるのでしょうか??

どうせ適当に作ってるんでしょ???図面をJPEG化して、HTMLで見せるんだと・・・。

はい。そういう考えでソースを見てみると裏切られます(笑)。なんとHTML内に埋め込まれています(爆笑)。まあHTMLやWebGL、three.jsなど知っている人間ならなんとなくわかると思うのですが・・・。WEBにつながっていること前提(・・・)なので、ダウンロードしてWEBにつながっていないところでは閲覧できないとか、円や円弧がスムーズに表示できないとか、データ量が大きくなると・・・とかいろいろな制約がある反面、ブラウザで拡大縮小が手軽にできたり、DRA-CADフォントで表示できたり(というよりDRA-CADフォントでしか表示されない??)。まあ非常に面白いです。使い道があるかないかで考えると厳しいですが(誰か考えてあげて!!)。

個人的に使っていると、縦横比が変わってしまうとか、ブラウザベースの難しさを感じてしまいますね(chromeとEdgeとFirefoxで確認)。たぶんデュアルディスプレイで左右のディスプレイの比率が違う場合で(以下略)。まあそうなるでしょうね・・・。

なかなか面白い機能なので、plusを持っている全てのDRA-CADアソシエイトユーザーは試してみてくださいね!!

 

 

DRA-CAD17発表!!!

建築ピボットより案内が来ました。

国産建築CADのベストセラーのDRA-CADの最新バージョンDRA-CAD17が11月に発売予定となりました。それに伴いDRA-CAD16シリーズのユーザー様のDRA-CADアソシエイトへの入会は10月19日で締め切りになります。DRA-CAD17の内容を見て加入を考えよう・・・と思っていた方は注意が必要です!!

さて、肝心の新機能ですが、毎年バージョンアップしていますし、アソシエイト用のバージョンも夏に発表されているので驚くべきものは少ないです。

3D関連では、SKP形式の保存が可能になり、3DモデルをSketchUPへ転送することが可能になりました。またレイアウト上に3Dモデルを任意の方向から見たビューポートを配置できるようになりました。

2D関連では、図面の変遷や相違箇所の把握、バックアップや別名保存ファイルの履歴などを可視化できるようなることにより、よりミス無く過去を参考にしながら設計を進めることができるようなります。またレイヤをサムネイル表示し、マウス操作で簡単に移動や複製が可能になるなど、基本部分にも手を入れています。他には電気設備設計機能の大幅な強化など追加されているようです。

BIM化は進んでいるようですが、それは大手と一部のみ。実際はCADでの仕事がメインとなっている建築業界。まだまだCADの重要性は変わらず、その中でも毎年確実にバージョンアップし、しっかり継続しているDRA-CADは設計者に魅力的に映るのではないでしょうか?

JWWの外部変形の解説サイトがどんどんなくなっている

昔はよく、サイトを見て自分用の外部変形を書いていましたが、ちょっと改造したくてブラウザのリンクを見たら、ほとんどがリンク切れ。私が参考にしていたサイトもなくなっていました。昔はプロバイダのホームページを使ってた人多かったですから、やめたか移動したかどちらかでしょう。最近ネットで情報を探すことがめっきり減りました。企業のホームページは充実した物がありますが、個人発信のページで有用なのは減りましたね。変なまとめサイトばかりですし。

仕方が無いので本を出してきてAWKを書き直しました。普段使わない言語なので四苦八苦です。私の場合、外部変形は計算書が吐き出すCADデータを整形するのに使うのですが、そういう定型の作業の参考になるスクリプト例が少ないので苦労します。

作りかけの省エネ計算補助の外部変形もパソコン内に発見。あと少しで完成するんだけどな。時間がないから後回し。自分のためにも外部変形を整理したサイトを作ろうかな・・・。

BUS-6+Revit Op.

本日発表の新製品のご紹介です。

構造システムの一貫計算ソフトのBUS-6の、オートデスクのBIMソフトAutodesk Revitとの連携ソフトです。

今まで構造計算ソフトというと、ST-Bridgeなど汎用性のあるデータで互換性を持たせる・・・という動きが主でしたが、今回は完全に専用形式とし、1つの建物データ(Revitプロジェクト)を共有し、整合性を保持しながら構造設計を進めることができます。しかも建物データだけでなく荷重や計算条件もBUS-6とRevitで共有できるのです!!

例えばRevitからはアドインでBUS-6の計算を実行し、BUS-6で修正・計算を行った内容をRevitに反映したり・・・とBIMならではの効率性を高める事が出来ます。今までもST-Bridgeなどを利用すれば・・・という声もありましたが、残念ながらまだそこまでシームレスにはなりませんし、互換性の低さが問題になることもあります。

Revitの意匠データをもらい、BUSで計算してその内容をRevitに返せれば、整合性など問題になることは少なくなります。

その運用で欠点としては、構造側もRevitを持っていることが必要、ということでしょうか?もしかしたらBUSとOpだけで運用できるのかもしれませんが、実際の内容を確認したい場合はやっぱりRevitがないと意匠内容を含め確認できませんし。

主に大手事務所・ゼネコンでの使用が想定されますが、個人構造設計事務所にも導入されるかもしれません。価格はオプションだけで50万円です。利便性、省力性を考えれば、個人事務所でも導入できる価格でもあります(BUSを一から買うのなら躊躇しますが)。BUSの年会費以外にこのオプションの年会費(確認申請用プログラム利用者の会(+Revit Op)への加入が必要で、この年会費6万円をどう見るかです。どのような運用形態で運用するか?稼働するプロジェクトの多さによっては、むしろ格安に感じられるかもしれません。

新技術や新機能がどんどんでてくるので、共通形式などでは対応が難しいと思います。実際夢見ていたことはあまり実現されていないように感じます。そういう現時点を考えるとかなり実務的で良い手法だなと感じます。

構造設計の世界もどんどん変わってきます。それについていくのが辛い世代に入ってきた私にとっても、わくわくするソフトです。