ソニーの電子ペーパーが値下げ中!!

私も愛用しているDPT-RP1がソニーの法人WEBショップでなんと68000+税に!!楽天で買うと税込8万後半なのでかなりお得感があります。昨秋に買いましたが高くても、十分元をとった感じがしている満足度の高い製品です。10.3型の一回り小さいほうも49819円+税と値頃感がありますね。

建築設計の仕事をしている人には最適です。PDFの書類をたくさん入れておけますし書き込みも転送も簡単でバッテリーも持ちます。おまけにうす型軽量!!自信をもってお勧めできます。

DPT-RP1/DPT-CP1

日本建築防災協会評価(P評価15-W)を達人診断が取得!

木造耐震診断プログラムの達人診断が9月30日付で建防協プログラム評価を取得し、「達人診断R1 ver1.0.0」として建防協評価版を公開することに決まりました。

ただこのあたりは慣れていない企業だなか~と思ってしまうのは、「操作方法が大きく変わることによる混乱を避けるため」というもっともらしい文言をつけ、移行期間を設けまず、通常版のVer2.2.0として本アップデートを行うそうです。非常にわかりにくいことです。その2.2.0は本日公開されています。このバージョンと建防協評価バージョンは評点などは変わらないらしいのですが・・・。2.2.0を見ると、操作方法などはそれほど変わらないが、意外と変更点が多く、従前の耐震診断ソフトに表現などが近づいたな、と感じます。

ともあれ、これで3強といわれる木造耐震診断ソフトに追いついたわけですが、他にはないメリットも多く搭載しており、購入候補として大きなライバルが増えたわけです。診断ソフト購入予定者から見たら、選択肢が増えることは歓迎です。機能的なメリットや、価格訴求力も高いのですが、帳票や入力インターフェイスにはまだまだ合格点を付けられる域ではなかったので、建防協評価版で改良されていることを願います。

 

木造耐震診断ソフトの建防協評価期限

木造耐震診断ソフトは、日本建築防災協会の評価を受けているものがあります。第三者の評価なので、受けているものは信頼性が高いと言えます。ただし評価書の期限があります。今年は期限を迎えるソフトが多いです。評価期限は3年間なので、そのたびに出さねばならないのでメーカーの負担は大きいと思います。せめてルールが変わるなどが、無い限り有効にして欲しいところです。

さて、ここでよく紹介しているHOUSE-DOCもめでたく更新されました。評価期限は2022.6.26で、P評価10-改2-Wという番号を与えられています。Ver4は評価対象を外れ、Ver5のみが評価対象となります。

では他社の状況は?というと、今年最初に更新されたのが、木住協耐震診断プログラム201で、3月に更新されていました。アーキトレンドリフォームエディションの耐震診断も7月に講師されています。

東京デンコーは3月だったのに、未だ更新されていませんが、審議中なので評価は有効です。昔は東京デンコーが最初!というパターンが多かった気がしますが、今年は遅いですねえ。8月末に耐震チェッカー、11月に木耐博士など残りのソフトも更新時期を迎えます。今年は新規で申請しているソフトもありますが、評価ソフト数の増減も気になるところです。

HOUSE-DOC Ver5ファーストインプレッション

本日、HOUSE-DOC Ver5が届きましたので、ファーストインプレッションです。

・・・

はい。建防協評価更新のためのバージョンなので基本的に計算結果は変わりません。既存のデータ7つをVer4とVer5で計算してみましたが同じでした。先日のアップデートでVer4もVer5同等になっているのだと思います。

では違いは??まずはアイコン

上がVer5、下がVer4です。起動アイコン(左上)のデザインが複雑化して一目で何か?わかりにくくなっています。あとチェックリストの印の色が変わったり、細かい部分が変わっています。

ファイルメニューも、印刷設定のアイコンなど微妙に変わっています。別に変えない方が違和感なくて良かったのに。何か都合の悪いデザインだったのでしょうか??

ヘルプメニューも概要とか入力例とか特に重要でないアイコンが変わっています。メニューを見る限り、何か新しいコマンドが加わった感じはしません。いままで表示されていたVer4の評価書の表示が起動できなくなっています。

HOUSE-ST1と同様にサンプルファイルを開くがファイルを開くに追加されました。これは必要ですね。

帳票では、地味に建物概要の評点にグラフがつきました。

そんな感じです。建防協の評価基準が変わったわけではないので、事実上、評価書を更新しただけのバージョンのようです。

ちなみにHOUSE-DOCの今までの歴史は・・・

<Ver1(1995年基準のDOC-Wから新シリーズとして新発売。2004年改訂の「木造住宅の耐震診断と補強方法」に準拠)>

2004年改訂版「木造住宅の耐震診断と補強方法」に対応。基準の大幅な変更により、プログラム自体新規で作り直し、ユーザーインターフェイスなど大幅な拡充が行われた。

<Ver2(2006年7月発売 建防協評価を受けたバージョン) >

写真管理機能が搭載されました。屋根形状をある程度自由に入力できる機能を搭載しました。N値オプションが別途発売され補強設計がしやすくなりました。日本建築防災協会の評価を受けて信頼性がアップしました。

<Ver2.1(2010年1月発売 建防協評価更新 無償バージョンアップ)>

無償バージョンアップで、評価書がPDFで同封されるようになり、メニューから表示が可能になりました。

<Ver3(2012年8月発売)建防協評価を受けたバージョン)

2012年改訂版に対応を主眼としたバージョン。リボンメニュー化した新しいユーザーインターフェイスに。また下図に読み込んだCAD図面からワンクリックで通し芯・スパン長を読み込む画期的な機能が搭載されました。2012年改訂版「木造住宅の耐震診断と補強方法」に対応

2016年2月にUSBプロテクトからネット認証へ

<Ver4(2016年7月発売)建防協評価を受けたバージョン>

建防協評価更新に伴う有償バージョンアップ。評点などは新旧バージョンで基本的に変わらず。新機能は、手書きの調査シートの自動読み込み機能、補強設計支援機能などが搭載されました。また3DもでるのCADデータ出力に対応、斜め軸の座標計算を自動で行う機能など投入されました。

<Ver5(2019年8月発売)建防協評価を受けたバージョン>

建防協評価更新に伴う有償バージョンアップ。評点などは新旧バージョンで基本的に変わらず。新機能追加なし。

こんな感じです。Ver3で完成された感じですね。実質Ver3以降は変化がないですし。Ver3も他社に機能的に負けてきた時期なので、Ver2は全盛期だったのかもしれません。

過去の建築構造の名作ソフトたち(第1回 ユニオンシステム)

どこの会社でも発売したらベストセラー!にしたいでしょうけど、そんなのは無理。なまあず日記styleでは記憶に残っている過去に発売されたソフトで現ラインナップにない忘れ去られようとしているソフトに焦点を当てて紹介していきたいと思います。

第1回はユニオンシステム。構造計算ソフト会社として堅実なラインナップで知られている同社ですが、やはり残念なことに既に消え去ったラインナップがあります。同社はできるだけサポートしようと、メンテナンス期間が過ぎたソフト達も当時のままアップデートを公開していたりします。詳しくはこちら。

ここには懐かしい名前が並んでいます。SS2やSS2.5といった現在のSS7に続く系譜の他にも懐かしい名前が出てきます。

まずVARIE。なんでなくなっちゃったんでしょうか?正常進化すれば売れると思ったのですが。最終と思われる更新は2006年。JWWへの変換に対応した、とのこと。ユーザーだったけど、まだ私が構造転向していない時期で覚えていませんがなくなると聞いて残念に思ったものです。

サポート中ですがラインナップから消えている、イシローという回転寿司屋さんのようなソフトも心に刺さりましたね。木造2階建ての壁量計算ソフト、N値、偏心率計算ソフトでした。木造をユニオンで!!と衝撃が走りました。意外と本気だったらしく年間使用料12600円、利用者証明書の出力、木造電算認定ライセンスなど当時としては非常に意欲的なソフトウェアでした。ちなみに電算認定のプレスリリースは2007年。そのあと目立った動きは無かったですね。

そして存在自体もホームページから消えた「診ノ助・振動アニメーター」という名作もありました。私もユーザーで、東京デンコーの名作「安心精密診断」が発売されるまで、使っていました。旧耐震診断のソフトでしたが、地震動が選べ表現は貧弱でしたが今で言うwallstatのようなソフトになるかもしれない、と感じていました。使い勝手も良好で、帳票印刷も使いやすく、できれば継続して欲しかったソフトです。もし残っていたら構造システムのHOUSE-DOCのよきライバルになっていたかもしれませんね。

 

HOUSE-DOC Ver4.002

まさかのVer5が出るか出ないかのタイミングでアップデートされたHOUSE-DOC。結局Ver4は2回のアップデートのみ。そして今回は建防協評価更新されたので旧バージョンになるVer4で評価番号・評価書を出力できなくするのと軽微なバグフィックスのみ。かなり寂しい話です。

別にサポート代金がないわけだから新たな機能を搭載して、とは思いません。ただVer4を発売したときに新機能として発表された手書き調査シートの自動読み込みや補強壁位置分析など、実用性が?のまま、そのバージョンを終えるのはどうなのかな~とは思います。もうすぐVer5が届くでしょうから、何か改良されているんでしょうね。たぶん。

ちなみにHOUSE-DOC Ver5のトライアル版が公開されています。まだVer5自体の出荷が?な状態で公開してきているので、売る気はあるのだと思います。正直真新しさはないシンプルな診断ソフトですが、使い勝手は良いですので、これから耐震診断を始めるぞ、という方にはお勧めしておきます。

1000㎡の木造児童福祉施設の耐震診断に挑む

久々に1000㎡クラスの児童福祉施設の耐震診断を行っている。木造だが都内でまだ、そんな規模の古い施設が残っているのは驚きです。

さて、図面と下見を行ったときに、どのような診断を行うか?議論になったのだが、木造2階建てで、90㎡の広間もあるということで、さすがに住宅の診断ソフトに入力しただけ・・・ではまずいということで、以下の診断方針とした

・基本的な方針は精密診断法1に準拠
これはずばり使える部材、計算できるデータが揃っているから。精密2は魅力だが、使える部材に制約が多いので。軒高などは住宅レベルなので、精密診断法1が適用できると判断した。使用ソフトは、巨大な面積を効率的に入力・チェックできることからHOUSE-DOCとした。もうすぐ建防協の評価の更新だが提出までに間に合うとのこと。それにしてもHOUSE-DOCも機能不足は否めないし進化する可能性も低いので、このような診断で利用するのは今回でラストかな?ちなみに、耐震チェックは巨大な建物に向かない、達人診断は魅力的だが、画面の拡大縮小などよく使うコマンドの操作性が低いことから巨大な建物ではストレスが溜まるということで今回は除外した。

・荷重は構造計算ソフトで計算
安心精密診断のように荷重をコントロールできるソフトはあるので、それを使えばいいのだが、今回は梁のスパンが7mクラスも出てきて、柱の負担も大きいので軸力を計算できるだけでなく、簡単な断面算定も行いたいので、別途構造計算ソフトで計算することとした。使用ソフトは、kizukuriとした。HOUSE-ST1を利用したかったのだが、HOUSE-DOCとデータの互換性がないこと、耐震診断でよく使う部分計算などがしにくいこと、HOUSE-DOCにもっていくデータを作りにくい(計算書をそのまま流用できない)ことから、今までの実績も考慮しての判断です。WD3warpなどでも荷重作成は容易だから、もっている人はチャレンジしてみるといいかもしれません。


予想通りの梁の検定結果。120×450でこんな数字がでる計画をしていれば、何かしらの問題が発生しても仕方が無い。そのしわ寄せがどうでるか?診断者は慎重に調査しなければなりません。

・部分計算は、負担が大きいところを中心に計算
通常は部材計算を行わないのだが、今回は沈下しているポイントがあり、そこは明らかに荷重が集中している箇所だったので、kizukuriで長期軸力を出したあと、負担が大きそうな部分を検定計算することとする。

すごい軸力!!こんなに木造の一部の柱に軸力がかかる計画はどうかと・・・(軸力。単位はkN)

・基礎などはコア抜き、超音波
一応住宅でないし、構造図がないので、これらは実施するものとする。

こんな感じでした。いつもと同じ方法を常に踏襲しないで、特殊な物件は使う道具・ソフトも含めて計画する必要があります。今回も空調服を始め、LED投光器など新装備を多く投入しました。暑かったですからね。現地調査は暑さ対策を十分にして、休憩なども多めに取りました。それでも調査日の翌日はだるかったですが・・・。調査は二日間。一日目にとんでもない発見をしてしまったので、二日目の調査を延期し準備中です。それにしても小動物怖い・・・。

結局買ってしまった空調服KAB-10は、控えめに言って最高!

今日は一日中幼稚園の耐震診断の現地調査。別に体調が悪いわけではないのだが、そろそろ夏バテしそうなので、奮発して買ってしまいました。 あのYAMAZENのKAZEfitシリーズのベストタイプKAB-10。

 

さすがに今シーズンの商品で工夫されています。主にホームセンターで扱われている商品で、普通に通販より店頭のほうが安かったりすることもある商品なので、安価な店頭商品を見つけたら迷わず買いです。私もかなりお得に買えました。

ベストタイプなので手元でメモなどすることが多い耐震診断でも問題ありままたせん。生地はポリエステル100%で薄めです。接触が多い仕事だと気をつけないといけませんが、縫製、作りとも必要十分です。軽量で助かります。

バッテリーは2600mHhと十分です。しかしこのバッテリーはかなり優秀です。バッテリー自体に操作ができるスイッチと液晶を備え、充電中でもどれくらい充電できているかが一目でわかりますし、使っているときもどれくらいバッテリーが残っているかわかります。また、四段階で風量がコントロールできるのですが、4のターボはかなり強力で3時間30分使える計算です。1の弱は12時間半使える計算です。本日33度程度の室内での作業でしたが、1で十分でした。朝9時から15時まで使いましたが、まだ半分残っていたのでほぼ計算通りかな?と思います。かなりもちますね!!難をいえば、バッテリーをベストの中に格納できて安心なのですが、使っているときは風量切り替えは、前面のジッパーを外さないとコントロールできませんし、バッテリーの残も見ることができません。これは来期の商品での課題ということで。実際にはバッテリーが持つのであまり気になりません。

着心地なのですが、やはりある程度大きめのものを選んでおくと良いです。私はLを買いましたが、体から空気層が出来る程度でちょうどでした。ただ嫁に着させたらもっと余裕があって効果がありそうに見えました。ただ膨らみすぎてしまうので、やはり適正な大きさはあると思います。今回のように耐震診断である程度動く・・・というときはそんなに余裕がないほうが動きやすいかもしれません。

肝心の効果ですが、控えめにいって抜群です。普通額に汗ダラダラのシーンで、ダラダラ汗が出ません。もちろん出ているのですが、クビから涼しげな風が抜けて冷やされるので汗が流れません。背中が冷やされると言うより、首の後ろが冷やされる感じです。腰が冷やされる・・・という他の商品レビューを見たことがありますが、これは大丈夫そうですね。逆にエアコンがちょっと効いた部屋に入ると首が寒すぎることがあります。

体力の減り方が抑えられるのが実感できるほどでした。特に頭脳労働も必要な耐震診断時は、頭がもうろうとしてくるのですが、冴えたままでした。これはビックリです。おかげで普通より早く診断が出来ました。重量はバッテリーを含めると125gほどですが、汗が肌着に残りにくいので重さはほとんど感じません。

あとポリエステルということで、ベストがびしょびしょになる予想でしたが、私の場合は、空気がベスト内で対流するので、肌と接触が最低限になっているので、ほとんど濡れませんでした。なので毎日洗わなくて良いこともありそうです。

日が当たらない室内の作業ではサラサラの汗がすぐ蒸発するようなシャツ一枚で、屋外では日を避けられる長袖タイプのシャツで、などいろいろ工夫して見るといいでしょう。私はTシャツにベストをそのまま着ましたが、効果抜群でした。腕に汗が・・・と思ったのですが、意外に出ませんでした。体温上昇が抑えられているからでしょう。

欠点としては、背中から空気が抜けるので、背もたれに寄りかかる用途、例えば運転などでは効果が少ないだろうな、ということ。また背中にファンがあるので、寄りかかるのが難しいこと。体が大きく見えてしまうこと、音がそこそこ気になること。音はマックスにするとうるさいです。やはりこの製品は弱で長時間使い続けることが良い使い方なのではないか、と思います。

達人診断 Ver2.1.3

着々と進化してきた木造耐震診断ソフトの新星の「達人診断」がアップデートされています。軽微なバグフィックスがメインです。ご利用の方はすぐにアップデートしましょう。

達人診断

このソフトは、補強設計において、安価な減災協の工法に対応しています。これらの工法を使う方にとっては非常に手軽ですね。なかなか一部の工法に対応というのは既存ソフトウェアでも難しいことは分かっているのですが、他社も見習って欲しいところです(別に減災協を指示しているというわけではないです。いろんな団体があるので、いろいろ聞いてみて取り入れて欲しいと言うことです)。

もっともそろそろクラウドで対応できるソフトが欲しいな・・・

もくツール for HOUSE-DOC公開

先日、HOUSE-ST1向けのもくツール Ver7を正式公開しましたが、今回はHOUSE-DOC向けです。なまあずソリューションのアプリのページで無料公開しています。

予告通り5つのツールから開始しています。役に立つ、立たないは人、物件次第。意外と5(Ai分布)の要望が多いのがビックリしましたね。やはり学校や幼稚園などの診断が増えて、HOUSE-DOCの機能では限界がありましたからね。このような簡易な方法でも構造技術者なら簡単に利用できますから工夫はしてみるものです。小屋裏の簡単な計算方法も要望が多かったですね。今回は告示互換でやってみました。荷重反映型も作ったのですが、どうもしっくりこなかったのでこちらだけ公開します。外付けブレースは、とある方向けに作った物を機能限定して公開しました。本来はソフトウェアで対応して欲しいところではあるのですがね・・・。

次バージョンは、基礎の補強計算、報告書の拡張、調査書など要望次第で実装しようと思います。