達人診断 Ver2.1.3

着々と進化してきた木造耐震診断ソフトの新星の「達人診断」がアップデートされています。軽微なバグフィックスがメインです。ご利用の方はすぐにアップデートしましょう。

達人診断

このソフトは、補強設計において、安価な減災協の工法に対応しています。これらの工法を使う方にとっては非常に手軽ですね。なかなか一部の工法に対応というのは既存ソフトウェアでも難しいことは分かっているのですが、他社も見習って欲しいところです(別に減災協を指示しているというわけではないです。いろんな団体があるので、いろいろ聞いてみて取り入れて欲しいと言うことです)。

もっともそろそろクラウドで対応できるソフトが欲しいな・・・

もくツール for HOUSE-DOC公開

先日、HOUSE-ST1向けのもくツール Ver7を正式公開しましたが、今回はHOUSE-DOC向けです。なまあずソリューションのアプリのページで無料公開しています。

予告通り5つのツールから開始しています。役に立つ、立たないは人、物件次第。意外と5(Ai分布)の要望が多いのがビックリしましたね。やはり学校や幼稚園などの診断が増えて、HOUSE-DOCの機能では限界がありましたからね。このような簡易な方法でも構造技術者なら簡単に利用できますから工夫はしてみるものです。小屋裏の簡単な計算方法も要望が多かったですね。今回は告示互換でやってみました。荷重反映型も作ったのですが、どうもしっくりこなかったのでこちらだけ公開します。外付けブレースは、とある方向けに作った物を機能限定して公開しました。本来はソフトウェアで対応して欲しいところではあるのですがね・・・。

次バージョンは、基礎の補強計算、報告書の拡張、調査書など要望次第で実装しようと思います。

HOUSE-DOC Ver5

構造システムのホームページにひっそり新発売キャンペーンが公開されています。

木造住宅耐震診断プログラム評価を更新した新バージョンとなります。出荷は更新手続き完了後となるそうです。

いつも通り10%引きキャンペーンとなります。バージョンアップも同様です。バージョンアップ金額は2万円ほどですが、これなら年会費と変わらないもしくは高くなってしまう可能性もあるので、そろそろ年会費制に移行した方がいいのかな?と感じます。

製品概要を見ても新機能などが書いていないことから、評価更新のみのバージョンになるのでしょうか?そもそも機能がシンプルなうえ、N値計算は別売だし、本体価格は高めなので、機能面で充実しないと他が頑張っているので、今後は厳しいかな?と感じます。

HOUSE-DOC Ver5

構造システムホームページのお知らせより。

木造耐震診断ソフトHOUSE-DOCが、建防協プログラム評価の更新に伴いVer5となります。既存ユーザーは有料バージョンアップということで、Ver4のときと同じ対応になると思われます。プログラム評価期限は6月26日ということで近いですが、評価取得時期が未定のため、既存のVer4の評価は評価取得までの期間は引き続き有効なものとして取り扱われます。

最近は、どの会社のソフトも成熟化してきたのか?あまり代わり映えしないバージョンアップで、わくわく感がないですね。メーカーもこれで良いと思っているわけではないのでしょうが、ソフトウェアは実用性が重視されるのでどうしても実用性が重視されますが、それ以外の部分で買おうとしている人、使い続けている人が楽しみにするような機能が欲しいです。それも企画倒れじゃなくて!!

というわけでHOUSE-DOCも楽しみにしています。Ver4の調査シート読み取りは酷すぎましたから。しかもまったく使えない状態でアップデートすらしませんでしたから・・・まあ付録なんでしょうけど。今回パワーアップしているのかな?

ついにVH-80を購入!!想像以上に凄い!!

以前も紹介したかもしれない、レーザー距離計VH-80。Makuakeのクラウドファンディングで488名の支援を受け、目標金額の1255%!!を達成して話題になりました。

レーザー距離計といえば、BOSCHとか有名ですが、これもそれらと原理的に同じです。ではなぜここまで達成できたか?それは

「両端にレーザーを取り付けた」

ことです。両端にレーザーがあるので、壁や床に距離計をくっつけずに済むのです。これは想像以上に快適です。ただし軸が斜めになったりして正確に測れない危険も潜んでいます。その点でもVH-80は1つの解決策を講じており、水平器を2つつけて、平行を保ちやすくしています。

40㎝間隔を測っているところ。両端の箱に赤いレーザーが照射されているのがわかると思います。

測定時間は他社のものと同じく短時間です。短距離は苦手のはずですが、誤差はわずかです。

実は、スペックは平凡で距離も40mなのですが、両端を活かせば最大80mも可能です。

単純な40mものだと、昼間の木造二階建ての軒高測定は意外と苦労するのですが、これは地面に付けなくていいので、ラクラク測定できます。室内は意外と壁と平行を保つのが難しいのですが、一脚を使ってちょっとずつ回転させて・・・と活用すればかなり精度が上がります。移動距離が少なく壁につけなくていいので、非常に短時間で測定できるので、耐震診断で図面を作成したり、既存建物調査などでは非常に威力を発揮します。

あと、最近の上位機では当たり前になってきたBluetooth通信でのスマホ連携もできます。内蔵メモリだと9つしかデータを保存できないのですが、これならほぼ無限に保存出来ます。また写真に測定位置/距離を記録することもできるので後で間違えることが少なくなります。アプリの機能は単純で一回操作を覚えれば迷うことはないでしょう。本体を含めそれほど多機能ではありませんからね。

大きめの建物の調査を受注したので効率化のために購入しました。実際は耐震診断や検査関連で活躍してくれると思っています。

HOUSE-DOC用のもくツール開発中

もうすぐ、HOUSE-DOCの評価書の期限がきますので(6月26日)、その記念に、HOUSE-ST1で好評の、もくツールのHOUSE-DOC版を作成してみました。

ちなみにHOUSE-ST1用はVer7に6月になります。基本的に本体のバージョンと並ぶ「はず」なので、大幅に遅れてしまいました。鉄骨階段の計算ツールが強化されました。kizukuriからの乗換向けの基礎の計算や、母屋下がりの合成増加の計算ツールやSWS試験から沈下の検討が必要か判断するツールなど大幅にアップされています(一部はプレビュー版で事前に公開済)。

さて、HOUSE-DOC用は

①文例集(総合所見等)
HOUSE-DOCは良い意味でシンプルです。文章なども自分で考えなければなりません。そこで代表的な文例などをまとめて置いておいて手軽にカット&ペーストするためのツールです。いくつか文例は置いていますので、自分で使いやすい文などを登録して使います。

②診断時判断事例集
診断時に初心者が迷いやすい点を集めた事例集です。

③開口部にブレースを入れる
通常、ブレースと垂壁は併用できないのですが、これは補正できるようにしています。主にウッドピタのような外付けブレースと垂壁を併用したい場合に利用します。

④小屋裏収納補正
小屋裏収納の面積から必要耐力割増係数を計算するシートです。一階にある場合も二階にある場合も対応できます。

⑤88条地震力補正用シート(構造計算ソフト併用)
KIZUKURIやHOUSE-ST1で荷重計算を行って、HOUSE-DOCの計算結果を補正するシートです。より精密に評点を評価できます。特に外壁が二種類以上使われていたり、屋根が1階と2階で違う場合などの評点をきちんと算出できます。

です。88条地震力補正用は、マニュアルに書かれている簡易版も後日公開予定です。そちらは構造計算ソフトなしである程度補正ができるので便利です。

すべてExcelのシートで提供していきます。また今後拡張していく予定です。特に基礎の補強時の検証は要望が多いので作ってみたいです。

HOUSE-DOC向けは無料で公開予定です!!

達人診断 Ver.2.1.0

木造住宅の耐震診断ソフトの達人診断が、Ver2.1.0になりました。

機能充実に邁進してきた同ソフトですが、いよいよ細かい部分まで煮詰めてきているようです。使い勝手などの改良がメインです。また一般財団法人日本建築防災協会(建防協)のプログラム認定の申請中だそうです。こちらのほうでも既存ソフトに追いつきそうですね。帳票もシンプルで見やすいのですが、一般の方向けと考えるとまだまだ改善の余地はありそうです。

Ai分布を使った荷重設定もシンプルながら使いやすく、1、2階で荷重が違う建物、ある程度荷重を精算したい場合など、威力を発揮しますね。この機能はどの耐震診断ソフトにも標準で搭載して欲しいところです。ただし今のままだと、同じ階で、違う仕様になっている外壁など反映させるのが難しいので、そのあがりを対応して頂けると更に良くなると思います。

重量と高さの設定

ソフトウェアの年号の問題

ソフトウェアを使っていると日付出力がよくあるのですが、古いソフトだと和暦固定だったりします。平成が終わるわけで、現在サポート中のソフトは先に対応しているはずですが(そうでなければわざわざ法人の有料ソフトウェアを使う意味がありません)、なかには対応がまだのものもあるようです。古いソフトの場合、最新版にバージョンアップするなどで対応できるものもありますが、既にサポートを打ち切られた最新バージョンですら古いものは手のうちようがありません。その場合、DocuWorksなどに打ち出して上から文字を・・・という手段で対応するしかないようです。

ちなみに竣工年は西暦も和暦も選べるHOUSE-DOCは、なぜか出力日は和暦固定です。何やってるんだか。一応印刷設定の日付で、平成「 」年の部分を2019と入れれば、平成が消えて西暦で出力できるのですが、面倒ですよね。こんなこと4月の段階でわかっていたはずですしね・・・。このようなソフト意外とあります。そんな小さな事言わんでも・・・というかもしれませんが、小さな事をきちんとやらないところは、大きな事もきちんとやらない傾向がありますので・・・。そう思われないようにお互い注意しなければなりません。

他のソフトも対応・非対応あるので注意が必要です。また市販の確認済表示板も平成のままで販売されています(なまあずショップでは防水シールを貼って対応しています)。あとExcel等の書類も平成のままが多いので要注意です。

HOUSE-ST1のデータをwallstatへ転送出来るのか?

そのような質問を最近はよく受けます。たぶん私がHOUSE-ST1使いかつwallstat使いだからでしょう。メーカーさんの動きが悪いので、正式対応はするとしてもまだまだ先だと思います。現時点では無理だと、お応えしています。

実は、HOUSE-ST1のデータはテキストデータではないのでメーカーの人間でなければ、コンバーターなどを作ることはできないのですが、WOOD-STへの転送データはテキストなのでテキスト整形が得意なプログラマなら「頑張れば」コンバーターは作れます。ただ私も解析してみたのですが、wallstatのデータ形式が意外と特殊で変換が面倒なのです。素直にメーカーが対応してくれるようにお願いして待つのが正解かと。

 

wallstatで使うcsvも編集出来るエディター

wallstatを利用し始めると、studioだけでうまくいかないことが多いので、Excel等でcsvファイルを編集することもでてきます。しかしExcelはCSV編集するには重いし、いろいろ不都合も多いです。なので私はエディターを使っています。

上は秀丸エディタ(シェアウェア)でwallstatの間取りデータを編集しているところ。明らかに見やすいけど、csvの編集機能は最低限度。まあExcelよりは楽かな?秀丸はシェアウェアですが、フリー版のcsv専用エディターもあります。Cassava Editorなどが有名ですね。CSV専用なので操作性が良いです。

お勧めはEmEditor Professional。csvの編集が本当に楽です。有料で結構高いのが玉に瑕です。私も試用しましたが一番良かったですね。秀丸派なので購入までには至りませんでしたが(でも欲しい)。