MEGASTAR CLASS

あのホームスターを開発した大平技研のプロ向けのプラネタリウムシリーズのMEGASTAR。そのパーソナルユース向けの超小型プラネタリウム「MEGASTAR CLASS」が発表され予約も開始されました。

直径190mm高さ240mmという驚異的なコンパクトボディーで高性能!というのだから恐れ入ります。

ハンディコントローラーだけでなく、Bluetoothでスマートフォンやタブレットによる操作も可能なようです。商業用プラネタリウムでは必須の環境照明機能も夕暮れ、朝焼け、青空まで様々なシーンをフルカラーで調光再現してくれるそうです。直径7mドームまで投影可能な性能も驚きです。もちろん投影構成数も凄まじく約100万個以上だそうです。

果たして商業用プラネタリウムのように番組提供があるのか?とかは不明です。ただスマートフォン等で星空案内機能、とあるのである程度のカスタマイズは可能なのかもしれません。教育用では常識の太陽や月、惑星の投影機能に関しても特に明記されていません。価格は130万円!とこちらもプラネタリウムとしては安価だが個人としては高価な部類に入ります。また新宿伊勢丹本店スペシャルエディションなるものも用意されているとか。

最近あまりプラネタリウムのネタが多くなかったので、非常に注目されると思います。

 

五藤の10センチ屈折は抽選となったようです。

限定生産品の五藤テレスコープの10センチ屈折。今さら眼視向けの長焦点が・・・と思っていましたが、なんと予約多数につき、抽選になったようです。外れた人は運がないな~と思いますが、当たった人は大切に使って欲しいものです。五藤も少数生産で利益が出続けるのか??不安ですが、これからも良い望遠鏡を作っていってくれれば評価されると思います。同じ市内の望遠鏡メーカーなので応援していきたいし、いつかは・・・と思っています。

10センチの屈折望遠鏡GTM100/1000APO限定生産品

はい。昨日注文受け付けを終了したそうです。五藤テレスコープは限定受付でやりましたが、今回売上げが上がれば今後も・・・ということでしょうか??

今時珍しい、長い屈折望遠鏡です。EDガラスを利用し眼視観測を重視した設計です。鏡筒外形は高橋、ビクセンなどと同じなので汎用性があります。

価格は285000円!!さすがに手は出せませんが、珍しい10センチのEDアポと考えればそれほど高くはありません。

どれくらい注文があったか??興味があります。写真のほうがキレイに撮れる時代ですが、やはり眼視で生で見るのは違います。このように眼視性能を重視した望遠鏡もどんどんでてきて欲しいものです。

五藤テレスコープ株式会社

ビクセンのAP赤道儀

先月発表されたビクセンのAP赤道儀。Aはアドバンスだそうです。子供の頃あこがれだったSPシリーズはスーパーポラリスだったからPはポラリスなのかな??

ビクセンは伝統的にポラリス(北極星)という名前をスタンダードな赤道儀に使っていましたが。ちなみにSPの次はSP-DX(強化版)、そしてGP、GP2と進んでいきましたから。私が使っていたのはSPです。

さて、新型のAPなのですが、近々見に行く(買わないです)予定です。伝統的な軽量なシステム赤道儀という部分は変わらないのですが、なんとフリーストップだそうです。つまり鏡筒を見たい方向に振ればそのまま固定できるそうです。経緯台ではよくある方式ですが赤道儀では余り見かけませんね。そういう意味ではポルタの上位機種!って考えるといいかもしれません。でもかなり有効だと思います。また外部配線もなくすっきりしたイメージです。あのポーラメーターも付けられるので都内などでは意外と活躍しそうです。北極星が見えなくてもセッティングできますからね。

このクラスでも珍しくない自動導入には対応していないみたいです。ただSXのような超巨大なコントローラーじゃないのがうらやましいです。その分機能は少なめですが、日本語対応ですし、追尾モードも意外に多く、バックラッシュ補正機能も搭載しています。オートガイダー端子も装備しています。このクラスの赤道儀としてはかなり高機能ですが必要なんでしょうかね・・・。ノーマルのAPは、モータードライブはついていないみたいです。

上位機種との差別化で目盛環もないです。使いやすそうですが価格が異常に高いです。初心者向け=安価という構図は成り立たず、SPの時代のようにはいかない見たいです。サポートと品質が良いメーカーではありますので、そこをユーザーがどう考えるか?です。

昔のビクセンはそこそこ性能が良く小型軽量だけど安い!というイメージがありましたが、今は違いますね。もしかしたら初心者には赤道儀は無理でポルタシリーズに任せるということでしょうか?特にドイツ型赤道儀は写真撮影以外にメリットを感じません。自動導入だったら経緯台式のほうが主流ですしね。たぶんそういうことなんだろうな、と思います。

Vixen SG2.1×42双眼鏡

五藤光学が個人向け双眼鏡を出して人気が出ています。これから事業として軌道にのるのか?若干不安は残りますが、これから円安傾向になれば国内産業だって勝ち目が出てきます。それまでに国内の空洞化が更に進まなければいいのですが。

ビクセンといえば、国内望遠鏡メーカーの雄。ここもがんばって欲しいのですが、そのビクセンから出ているこの双眼鏡は、あのオプトミヤウチで作られているそうです。以前の記事はこちら。

ミヤウチもビクセンも大好きなメーカーなので、さっさと購入しましたが、なかなか使う機会がありませんでした。もちろん購入はスカイバードさんです。

似た機種として、WideBino28があります。こちらも持っていますが、あのときの感動が強烈だったため、今回SG2.1×42を覗いてもそこまでのインパクトはありませんね。

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スペックを比べても(左がSG,右がWideBion)

口径 42ミリ :40ミリ

倍率 2.1倍:2.3倍

実視界 25.2度:28度

重さ 280g:410g

重さ以外は誤差の範囲といえる差です。実視界はWideBinoのほうが広そうですが目の位置でかなり変わるので印象だけです。どちらも地上を見ると周辺減光や歪みが多すぎて気持ちが悪いですが、地上を見るならWideBinoです。すくなくとも平坦性や周辺のゆがみは明らかに少ないです。SGは酷すぎます。しかしSGのほうが後発だけあってクリアな発色ですし、中心部を注視すれば、なんかすっきりしないWideBinoに比べて「双眼鏡的」に見えるので快適です。

普段使いもある程度期待できるWideBinoに比べ、SGはあくまで天文用、それも星座用です。空が暗いと異常に見えます。東京でも星座が浮かび上がることがあり、便利です。普通に感動します。

ちょっと高い双眼鏡なので、できれば普段使いできる周辺像を期待したのですが。ミヤウチに期待しすぎましたか?ただ仕上げなどは往年のミヤウチを彷彿とさせますし、結局空しか見ないのだからいいのかな??と感じます。

 

五藤テレスコープ株式会社が天体望遠鏡??

ホームページを見ても双眼鏡を販売する以外は、懐古主義・・・って感じだった五藤光学の子会社の五藤テレスコープより、いよいよ天体望遠鏡が発売されそうです。数量限定(22台)ですが、本格的な望遠鏡です。スペックは2枚玉のEDアポクロマートの屈折望遠鏡。スペックが独特でなんとF10!!!焦点距離は1000ミリだそうです。重量は3.6kgと比較的軽いのでちょっと強めの赤道儀なら行けるのでは??と思います。販売価格は未定だそうですが、試作は既に済んでいてブログでもみることができます。

国産の小口径の望遠鏡は、相次いだ撤退で、ビクセンと高橋製作所くらいしか元気がありません。ニコンが撤退したのは相当昔。ペンタックスも近年、カートンやミザールもね。ケンコーは輸入型に移行しているし。スリービーチ、ダウエル、パノップも・・・。というわけで国産望遠鏡も絶滅危惧種になりかねません。五藤も数量限定とはいわず定番の望遠鏡を作り続けて欲しいものです。

Vixen SG2.1X42双眼鏡

私の持っているWideBino28に似た双眼鏡がビクセンから登場!驚くべきは国産というだけでなく、オプトミヤウチらしいです。宮内ファンの私からすればチェックせざるを得ない双眼鏡です。

WideBino28に比べて倍率が下がり口径が上がっているようです。値段は約2倍(まではいかない)。ビクセンっぽいソフトケースがついています(WideBinoはハードケース。これもかわいい)。

アイレリーフは8.4mmあります。見かけ視界がどれくらいか??メーカー発表にはありませんが、スカイバードさん(販売ページあり)で販売を開始しているので聞いてこようと思います。

五藤光学の新双眼鏡はまだでないし、842も第2ロット完売しているので、これを買って空を見上げるのも悪く無いかな~と思います。

 

 

同口径の望遠鏡の性能差

 

本日、今秋の最初の天体観察。時間は違えど口径8センチの望遠鏡2台で観察しました。そこで気がついたのは「やはりEDアポクロマートは高性能!!」という当たり前のことでした。

天体望遠鏡は正面にレンズがついている屈折望遠鏡と、ミラーを使った反射望遠鏡と分けられますが、更に細分化しています。安価な機種はアクロマートレンズという比較的色収差が補正されているものが多く、主に眼視で利用します。高価な機種はアポクロマートレンズを使用し、主に写真撮影で利用されています。長めの望遠鏡のほうが色収差など低減に有利ですが、重くなりますし揺れやすくなります。また暗くなるので撮影時に不利の場合もあります。

さて私の手元には比較的優秀なアクロマートレンズの鏡筒とEDアポクロマートレンズの鏡筒がありました。私は眼視ではほとんと同じ性能だと思っていました。8センチクラスの鏡筒は比較的欠点も少なく性能も十分なものが多いということもありますが、長い鏡筒のアクロマートレンズは優秀という知識が邪魔していましたね。事実8センチのアクロマートは確かによく見えます。6センチクラスとは大違いです。

とはいえ、高価で下手すれば10倍近く価格が違う望遠鏡が同じわけはありません。撮影では明確に違うのは知っていますが眼視ではねえ・・・。しかしやっぱり色収差は倍率をかければ差が明確ですし、月などは知らない間に色収差が気になったり、コントラストが気になったりします。鏡筒の長さがアクロマートのほうが長いのもあり(焦点距離は910ミリと600ミリですからだいぶ違います)揺れやすいのも違いの1つです。高倍率は焦点距離が長い方が有利にもかかわらず、高倍率帯は、圧倒的にEDアポクロマートが見えますね・・・。色収差の問題だけではなさそうです。しかも像が安定している・・・。

今日、EDアポクロマートで木星を見たのですが、シーイングが悪いにもかかわらず破綻がなく見えました。若干暗いと感じるのですが高倍率が十分使えLVW3.5が使えました。170倍はさすがに過剰倍率ですが木星ならなんとかなります。とりあえずスマートフォンでぱちり。

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KDE-20Dデジアイピース(ケンコー)ファーストインプレッション

なんかリクエストがあったのでレポートします。


【Joshinはネット通販部門1位(アフターサービスランキング)日経ビジネス誌2013年版】デジアイピ-ス KDE-20D【税込】 ケンコー デジアイピース「KDE-20D」 [デジアイピスKDE20D]【返品種別A】【送料無料】【RCP】

KDE-20Dは、ありそうで少ない望遠鏡の接眼レンズの代わりに差して撮影できる手軽なデジカメです。

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そんなの当たり前では?と思うかもしれませんが、パソコン接続不要です!!microSDカードに保存出来ます。静止画も動画も。

価格からしたらおもちゃみたいですが、ある意味理想的な製品です。55gという超軽量なのも魅力的♪

時間がなかったので本舗のAT-MACS-80L(80ミリアクロマート屈折望遠鏡910mm)にとりつけて月を撮影してみました。

操作は癖がありますが簡単です。そのままシャッターを押したら手ぶれするので、10秒と5秒のセルフタイマーがついていて、手ぶれが納まった頃に撮影してくれて便利です。ビデオにはないけど、まあいいか。

なんとおおざっぱなデジタルズーム2~8倍がついていて、簡単に拡大できます。残念ながら等倍でも残念な画質ですが、案外使えます。人に見せるときなど十分でしょう。

まだ暗くなる前の月で実験。今日はセッティングできなかったのですが、自動追尾だったら十分に撮影できたと思います。これだけ揺れやすい架台でしたのでピント合わせはかなり難しいです。ピント位置はそれなりにシビアです。導入も。

動画モードは意外に良かったりします。感度も余裕があります。バローレンズなどで焦点距離を調整できれば、より使えますね。何よりも910mmで月が入らないわけですから、シュミットカセグリンなど長焦点の望遠鏡なら惑星撮影も手軽でしょう。何よりも軽いのが良いですね。手軽に月を撮影するには最適な機材に見えます。またちょっとした観望会でも月だけなら見やすくて非常に良いと思います。

木星や土星なら、ビデオモードで撮影し、Registaxで・・・という方法である程度の画質にはなるでしょうね。一応最小照度は1ルクスですし。小口径では重いカメラやパソコン接続は面倒なので、これでいいのかな??と思います。

意外に手軽ですが、バッテリーは持ちません(涙)。動画で長時間というのは確実に向きません。写真も次々に撮っているとあっという間にバッテリーメモリが減ります。まあ短時間勝負でびしばし撮影するというのが使い方でしょうね。

実売8000円を切る価格というのも魅力的。小さな屈折望遠鏡でもアメリカンサイズの接眼部を持っていればそれなりに使えます。赤道儀で追尾できるなら、さらにいろいろ使えそうですので、一個持っておいても損はないカメラです。

明け方に彗星4つ集合??

アイソン彗星は11月末から見頃です。何しろ短期決戦ですから、皆様装備を揃えて準備しましょう♪

ただ、予想より暗そうです。まあ予報は当たらないものだからわかりません。

そんなことよりも明け方の東天がすごいことになっています。まだ暗いアイソン彗星の近所に、比較的明るい彗星が合計4つも集結しているのです!!!!

まずラブジョイ彗星。今は離れていますが12月中旬にはアイソン彗星と並んで見えるかもしれません。予想光度も6等星前後と双眼鏡があれば十分見える明るさ。この彗星地味ですが太陽接近時でも太陽から離れているので見やすいです。

そして有名なエンケ彗星。3年周期というとてつもない周期が短い彗星です。地球からの距離、太陽との距離などで見やすい年です。肉眼で見えるほどの彗星ではないですが、双眼鏡では見えそうです。11月後半まで見えそうです。

さらにリニア彗星。これも12月中旬にはアイソン彗星の近くを通過します。この彗星10月に大増光したので要注意です。

うれしいのが、空の状態が良ければどれも双眼鏡で見えそうなくらいまで明るくなることです。やはり大きめの双眼鏡を用意したいところです。具体的には口径が4センチ以上、倍率は手持ちなら10倍以下。できれば広視界で比較的高価な双眼鏡を用意したいです。

なまあずショップでは店頭販売用に仕入れた8×40の広視界の双眼鏡をWEBでも特価販売しています。

<アイソン彗星に最適!>UPCLOSE G2 8×40 高性能双眼鏡(セレストロン)

私自身もテストしましたが、安価な双眼鏡ですが、広視界で生活防水と機能性もよく、以外によく見えます。周辺星像の崩れも許容範囲内で、十分に実用になります。比較的軽量なのも嬉しいです。

ちなみに私は宮内光学のBS-60iCという対空双眼鏡(22倍60ミリ)と、BB532WCFという5倍32ミリの小さな双眼鏡で迎え撃ちます。