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HOUSE-ST1 Ver8を既存ユーザーが使うときに注意する点

HOUSE-ST1 Ver8は、機能的に前バージョンからそれほどアップしていないのですが、使い勝手が向上している良いバージョン・・・と思っていたのですが、実はいろいろ変わっています。某プログラマさん達も指摘していますが(汗)、意外と基本的な部分を作り直しているのでは?と思われます。

既存ユーザーでバージョンアップする方は以下の点を要注意です。

まず、64ビット専用になったこと。32ビットWindows10では動かないので注意が必要です。これは他のソフトもそうなっているので問題ないでしょう。動作の安定感も上がるでしょうし。

次に、CAD変換。構造システム系のCAD変換は優秀で、DXFだけでなくDWGやJWWも変換できます。もちろんDRA-CADも。さすがにCADメーカーを持っているだけのことはあります。しかし・・・今回他に先がけ、JWWの変換部分が変わったようです。具体的には従来方式からSXF方式へ変わったのです。JWWの古くから使っているユーザーはこれを使ったことがない人が多いので、戸惑ったようです。線の色で太さがわからないですから(他のCADの方には理解できないかもしれませんがJwwユーザーは色で太さを判断している人が多いのです)。なんで今さら変えたかな~?私は無理矢理通常の線種に変換しています。設定でどちらか選べるようになると良いのですが。

そして、@#¥/,”‘*(全て半角)の文字が入力できないという点。よくX1’のように合間の通り芯にダッシュを入れる構造屋さんは多いと思うのですが、急に禁止になりました。通り芯で過去に使っているファイルを開くと普通に計算できるのですが、編集で変えようとするとNGになります。なんだかな~という仕様です。なのでこれからは上記文字を使わないようにしなければなりません。また構造上の特徴など文章部分にも上記文字列を使えないので要注意です。サンプルでは使っているのにな~。

ということで、こちらも大被害。たくさんのサンプルの書き換えが必要です(涙)。せっかく使い勝手が良くなってもこのような制限でストレス溜まるようではねぇ。

ということで、64ビット専用版になったと同時に、ファイル構造も変わっていると思われます。今回初めてHOUSE-ST1を使う方には問題になることではありませんが、既存ユーザーは気をつけてくださいね。

JWW Version 8.20公開

本日、フリーソフトの建築2D-CADのJWWがVersion8.20公開されました。

公開されると、感謝の意を作者ホームページの掲示板に書き込むことが恒例?となっていますが、今回も数名の方が書き込んでいますね。このようなフリーソフトの文化が廃れてきているのも時代の流れなのでやむを得ませんが、素敵な文化だと思っています。昔はすごく嫌だったイメージがあったのですが(汗)。

最近はサブ機でアップして様子を見るようにしています。今のところ8.10bが相性がいいので、これが仕事用になっています。8.12の外部エディタ、外部バッチファイルの起動設定は、もっと昔に欲しかったです。8.2の印刷時の用紙方向・用紙サイズも今さら感がありますが、非常に嬉しい改良です。

公式掲示板では若干の画像がらみのトラブルが報告されています。正直技術的には枯れたCADであり、今後作者様だけでは抜本的な改良は難しいかと感じます。できるだけ長く使いたいのでがんばって欲しいところですが、他のフリーソフト同様、そろそろ・・・という感じがします。しかしそろそろと感じてから、こんなに頑張って頂いているので感謝です。

DRA-CAD18 plus

DRA-CAD18 plus発表

相変わらずセンスのない先行バージョンの名前ですが、この時期の公開はリアルに嬉しいです。

ファイル関連の目玉は、レイヤ分けされたPDFファイルを作成できるようになったこと。まあ小出しと言えば小出しですが徐々に便利に進化しているので良いです。JWW関連も、JWWが進化していないのに手を加えております。レイアウト図面関連は人によっては便利かもしれません。

近年充実の編集関連は、ピンセット関連のみとちょっと寂しい。

3次元関連はスケッチアップ(SketchUp)の2020形式に対応のみ。存在感が薄いですが、それでも購入し続けてくれているユーザーがいるということ。そろそろ期待にこたえて欲しいところです。

エレコムマウスでJWWの「戻る」「進む」を割当て

最近のマウスは高性能で壊れにくくCADでもマウスにこだわる人は減ってきています。確かに高性能のマウスを買わなくても実務的には問題ないです。

そして低価格なマウスにも5ボタンなど付いていることが普通になり、ブラウザでは進む・戻るが割り当てられていて便利です。

しかしながらJWWでは、この割当が使えません。Ctrl+Z(戻る)Ctrl+Y(進む)ですから、仕方がありません。しかしマウスメーカーのドライバーではこれが割り当てられます。一例に量販店でもかなり販売されているエレコムのマウスを一例に説明してみます。

まずエレコムマウスアシスタント5をインストールし、起動します。私の5ボタンマウスはこんな感じに割り当てられています。ボタン4,5はブラウザの戻る・進むに割り当てられています。

エレコムでは、プロファイルを切り替えることによって、ソフト毎にマウスボタンのカスタマイズを変えることができます。プロファイル編集を押して

プロファイル編集の画面を開いたら「追加」を押し、JWWという名前のプロファイルを作ります。次に割り当てるプロガラムを設定するため、下の割り当てるプログラムの「追加」を押して、jw_cadを指定し、OKを返します。

元の画面に戻ったら、上のように、ボタン4,5にCtrl+ZとCtrl+Yを割り当てます。これで、キーボードを触らずに、JWWで戻る、進むができるようになるので編集効率が上がりますよ!!

DRA-CAD18はGDIで速度アップしたというが・・・

DRA-CAD11あたりからDirectXによる描画で高速化とか、64ビット化による高速化とかいろいろあったけど、2Dで高速化の恩恵を感じることはほとんどなかったのではないでしょうか?しかし今回DRA-CAD18ではGDIで高速化・・・という魅力的な内容だったので試してみました。恐らくですが、「GDIをマルチコアで描画」のチェックをONにすると効果があると思うので入れてみました。そしてビューの退避BMP作成をONOFFを比較してみました。ちなみにCore i5-7500 3.4GHz メモリ8GBでHDD運用です。

まず100MBの図面データ(実際に使ったデータをコピーアンドペーストして巨大化したもの)の読み書きです。データ数が162万ですな。DirectXモードでは読み込みが難しいレベルのデータで、読み込みでハングしたり、読み込み時間がかかるうえ、拡大縮小も遅くて実用にはなりません。本来こういうときに威力を発揮するはずなのですが、3D専用なのでしょうか??ちなみに画像を貼ってあると強制的に制限がかかるらしく標準図などで描画が読めなくなります。重い2DではDirectXモードは使うな!ということなんでしょうか?

次にDRA-CAD17 LEのGDIと、DRA-CAD18 LEのGDIの比較。軽量のファイルではほとんど差がない状態でしたが、これだけ大容量だと誤差ではない感覚で差があります。それでも、パソコンの状態で動作が上下するので完全に18が優位という感じはしません(状況によって感じ方が変わると言うこと)。JWWで同レベルのものを編集するより楽なのは事実です。住宅設計をやっている限り、2Dでは問題はなさそうです。マウスの引っかかりのようなものが減りましたね・・・。

それよりも両ボタンドラッグでの拡大縮小で、コマンドが中断しなくなったほうが、はるかに快適に感じました。なぜ今まで実現しなかったんでしょうね??JWWユーザーはクセでどうしてもやってしまいますからね。私はDRAのときは自動的にホイールで拡大するようになってしまいましたが(汗)。

ただこの新設定部分もマルチコア部分のヘルプの説明がなかったりしますし、なんだかな~という部分は残ります。まあ大部分の方は興味がないのかな、なんて思います。

Croscopeの次期バージョンに望むこと

さて、久々の連投です(爆)。

Croscopeを私がなぜ使わなくなったかというと、TIFFという汎用形式で運用するのは、今となっては古いし足かせになっている、ということです。

WindowsでもiOSでもAndroidでも、PDFに追記やメモを書き込むことは既に当たり前になってきています。フリーソフトもありますし、価格の安い良いソフトも増えました。これにより、同様のソフトで評価が高かったDocuWorksの注目度が下がってしまったことに異論はないと思います。共通ファイル形式で一番汎用性があるのはPDFになったことも異論がないと思います。

にも関わらずCroscopeはTIFFなのです。TIFFは汎用性が高いし、ファシリティマネジメントを推進するFMシステムからすれば外せない要件だと思うのですが、実際はPDF管理し始めている会社も多いのです。特に小さいところは。どうしても、まいく郎などから派生したことから足かせになっているのでは?と思います。まあそれならTIFFのシステムはそのままに、PDFの追記に対応すれば良いだけのことです。

現状のCroscopeでは、PDFはそのまま見られるのですが、書き込めません。TIFFに変換して・・・という1作業が増えてしまいます。そうすると使う意味がなくなります。CADからならTIFF変換でも・・・良いのですが、最終的にPDFにすることが多いわけで・・・やはり1作業増えファイルが増えます。現状の編集機能にそれほど不足感はないので(クセのある操作感は嫌ですが)PDF編集さえつけば、かなり良くなるのにな・・・と思います。

あとはクラウド対応とスマホ対応でかなり訴求力が高くなります。スマホのビューアにはPDF追記機能やCADファイルをPDFに変換する機能がつけば有料でも買う人は居るでしょう。DWGやDRA-CADファイル、JWWなどCADビューア、変換には定評があるので、そこをDRA-CADレベルに伸ばしながらうまく次のバージョンへつなげて欲しいところです。

 

DRA-CAD18の、JWW操作の改善

DRA-CAD18は11月中旬に発売となります。毎年着実にバージョンアップしているCADがだいぶ減ってきた中、頑張っていますね。JWWかAutoCADか??といわれた時代は遙か昔。今はBIMの普及が進み、今さらCADを買う??と思う方もおおいかもしれません。しかしBIMだけですべて・・・ということは希でしょう。変換機能が優れて、毎年バージョンアップし、最新のOSに対応し続ける仕事道具は絶対に必要です。まあ、CADといえば、AutoCAD互換CADが普及してきたので、必ずしもDRA-CADを選ばなくても良い時代にはなりましたが、JWWからの乗換なら、DRA-CADのほうが良いのは間違いありません。このブログでは他にARESというAutoCAD互換CADをお勧めしていますが、操作以外の日本独自の法対応などを考えるとDRA-CADは第1候補に挙がってきます。

さて、その最新版のDRA-CAD18のアップ内容に、JWW風操作の改善があります。DRA-CADは、JWW風の操作として両ボタンドラッグでの拡大縮小に対応しています。私も最初は便利だな、と思ったのですが、DRAの場合ホイールで拡大縮小したほうが便利な場合も多いので、あまり多用しなくなりました。

というのも、線分コマンドを実行し、始点をクリックした後、ちょっと画面を移動して終点をクリックする場合、JWW風操作だとコマンドが中断してしまって線分が書けなくなります。ちなみにホイールで拡大縮小すれば大丈夫です。これは致命的でDRA-CADプログラマセンスなさ過ぎ・・・と感じてしまいました。それでも癖で拡大縮小のみに特化すれば使えていたので、JWWからの乗換ユーザーにとっては有り難かったはずです。

しかしこの致命的な特色が、DRA-CAD18では雲散霧消しています。線分コマンドで始点を入力してから拡大し・・・という場合もコマンドが継続するので作図を続けられます。

上記機能は、DRA-CAD17 plusでも確認できます。DRA-CADアソシエイト会員は是非お試しあれ!!

DRA-CAD 17 plus のJWW風操作の改良

とある方から質問があったので検証です。

DRA-CADでは、JWW風の操作を一部取り入れています。具体的には両ボタンドラッグで拡大縮小ができることです。まあ「風」は「風」です。違和感はあるのですが、拡大縮小、パンニング程度を癖で使っている人には良い機能でした。私もたまに使ってしまいます。まあ最近ではDRA-CAD中は拡大縮小はホイール、移動はカーソルな感じで自動で頭で切り変えていますが。

さて、DRA-CAD17までの両ボタンドラッグには、選択中のコマンドが解除されてしまうという致命的な欠点がありました(なのであまり積極的に使っていなかった)。例えば線を引こうと単線コマンドを選択してから、両ボタンドラッグで拡大縮小すると単線コマンドが解除されてしまいます。ちなみにホイール操作で拡大縮小すればこの現象は回避できます。

今回、DRA-CAD17 plusで、コマンド実行中に両ボタン押し操作をしても機能を継続できる機能が搭載されました。先ほどのように単線コマンドを選択してから両ボタンドラッグで拡大縮小してそのまま線を引けるようになりました。不思議なダイアログがでる不具合も回避できています。

ヤッターと思う方も居るかもしれませんが、JWWの操作とかなり違和感があります。やっぱり若干もっさりしますので、JWWほどキビキビ動いてくれません。隠しコマンドの「マルチ表示でタイル非表示」コマンドラインに打ち込むと、鬱陶しい4方向の機能の表示が消えて若干キビキビしますので、このコマンドは標準にしてほしいです。この機能のおかげでJWWからDRA-CADに乗り換えやすくなったのも事実で、今回の改良でクロックメニューを使わずワンキーやマウスクリックでコマンドを使っていた方は、かなり乗り換えしやすくなったのではないでしょうか?

JWWがVer8.10に

2019年5月6日にアップデートされていますね。令和もJWWは安心!!と宣言しているかのようです。埋込み文字に新元号対応の文字が追加されたり、マイクロソフトのSurface Dialのインターフェイスに一部対応したり、マウスのホイールをクリックすると線種・線色が選択できるようになりました(便利!!)。

詳しいアップデート内容などは公式ホームページにて。

JWWからの乗換に適したCADのARESは強力!!!

ARES??と思うかもしれませんがJDRAFと聞けばわかる人が多いのではないでしょうか?JDRAFは評判の高いDWG互換CADでしたが今年の12月31日でサポート終了になります。その後継がARESです。

AutoCAD互換CADの中では、日本対応に力を入れています。特にJWW関連は強力で、JWWとの操作の互換性向上には消極的なDRA-CADを大きく凌ぎます。

(クリックで画面拡大)

AutoCADとはファイル互換だけでなく操作も似ています。そうなるとJWWなどのCADからは非常に乗り換えにくいと言えます。しかしARESは、JWWのファイルの読み書きができるうえ、JWWの操作性を極力採り入れたモードが存在します(上の画面キャプチャーがそれです)。JWWの左右に別れたアイコンはかなり似ている(もちろん移動できる)し、何よりもレイヤ、レイヤグループの使い勝手がほぼ同じとなるので、DRA-CADよりも直感的に操作が可能です。JWWの操作を極力変えずに、DWGなどの編集もできるCADとして考えると一番優れているのではないでしょうか?またクラウド版とモバイル版(iOS、Android)まで備えていて、1ライセンスで使える!というのもポイントが高いです。そして本家AutoCAD LTと違って、カスタマイズ機能が豊富にあるのも強みです。

試供版を使って見た限り、DRA-CADよりもはるかに、JWWっぽく使えます。逆にAutoCAD特有の部分も残しているので、そこは戸惑うかもしれません。ファイルメニューでJWWを直接読み込めないとか(あくまで追加ツールで対応しているためと思われます)、完全なシームレスにはなっていないのも残念です。

価格的にもDRA-CAD LEより安いので、JWWからの乗換の有力な選択肢といえます。日本の建築設計に長年対応し続けたDRA-CADは壁量計算や部品類など、まだまだアドバンテージがあるのですが、そのようなものが必要ないなら、ARESが良いと思います。逆にDRA-CADは機能詰め込みすぎなので、もっとシンプルなものが欲しいと考える人も多いかと思います。