A1ノビサイズのキヤノン大判プリンター「TC-20」

キヤノンが2023年1月26日に大判プリンターTC-20を新発売します。価格は118000円(税抜・オンラインショップ価格)です。imagPROGRAFシリーズに属します。普通の小型プリンターを大型化したというよりは、大型インクジェットプリンターを小型化した感じです。幅が1mを切り、968mm。見た目は小型プリンターです。重量はさすがに32kgもありますが。

大判プリンターなのでロール紙に対応しています。ただA4やA3の連続印刷が可能なオートシートフィーダーも付属していますので、普通のプリンターとしても使う事ができます。インクはタンク注入式で、4色顔料インクを採用しています。インクボトルは各色70mlで大容量。追加作業も簡便でランニングコストもA1モノクロ(CAD・標準)で14円、A1カラー(ポスター・写真標準・厚口コート紙)で134円と、まあまあ安価です。A1モノクロ線画ドラフトなら5円と驚異的な金額ですし、CADのカラーも18円なので、常用でカラーを使う人には本体価格だけでなくランニングコストを考えてても良さそうな機種に仕上がっています。

印字スピードも、A1CAD線画標準モノクロで32秒、カラーポスター(写真標準厚口コート紙HG)で4.5分ですから、そこそこ速いです。A4、A3の速度がそのまま速いのであれば、小型インクジェットプリンターからの置き換えとして考えても良さそうです。オートシートフィーダーがA4で100枚、A3で50枚なので、印刷枚数が少ない方なら問題ないかと思います。ただし手差しでもハガキには対応しておらず、縁なし印刷にも対応していないことは考慮しなければなりません。2段式のカセットが付けられれば言うこと無しなのですが、そこは安価と小型化のため仕方がないかと思います。小型の紙の印刷や大量印刷を考えている方はやはり一台でまかなうのは難しそうです。

価格も安価で比較的小型です。特にA3プリンターを買おうという層にはかなり訴求力があると思います。キャノンのiX6830は5色独立インクで比較的ランニングコストが高いです。27280円(WEBショップ)と比較的安いですが、給紙は後トレイのみ。普通紙150枚とそれほど性能が高くありません。幅も58㎝あり、重量も8.1kgと結構大きいです。ADF搭載のA3モデルTR9530なら、38368円。こちらもランニングコストが高めです。価格差はそれなりにありますが、考えてみても良いレベルではないでしょうか?

むかしからこの価格帯はHPの低価格大判インクジェットプリンターがあります。エプソンも根強いです。果たしてキャノンがそこに大きく食い込めるか?大きさ、特に幅という武器(実はほとんど変わらないが)があるので、可能性のある新製品といえます。

アマゾンでも販売されています。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。

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