第1期ヒューリック杯白玲戦 女流順位戦 順位決定トーナメント公開されました

女流棋士にも順位戦ができました。その予選にあたる順位決定リーグ戦が終わり、いよいよ順位決定されるトーナメントが始まります。それにより初代白玲を決める7番勝負に出られる2名が決定しますし、参加している女流棋士の順位が決まります。棋士では当たり前の順位戦ですが、改めて見ると参加者全員の序列が決まってしまう恐ろしい棋戦が将棋にはあるんですね・・・怖いです。

さて、初代白玲は、1~8位決定トーナメントに出ている8名に決まりました。ここには当然タイトルホルダー(過去も含む)が並ぶと思いきや、結構予想外にもなりました。注目すべきはyoutuber系の女流棋士がいないこと。強い方はもちろんですが、今回に限れば新型コロナで真面目に将棋を取り組めた方が上位に来たということでしょうか?将棋番組に余り出ていない方が揃った感じがします。やはり人気の方や仕事が忙しい方も難しい棋戦だったのだと思います。従来の棋戦と異なり、一年間で将棋を指す回数が飛躍的に上がったので、子育て世代なども厳しかったのかもしれません。新型コロナでイベントが激減したのでyoutubeに注力した方がいました。その方々が真面目にやっていないわけではないと思うのですが、やはり始めてそれほど時間が経っていないこともあり、両立は難しかったと思います。最年少は石本女流。全体的に若手に厳しい結果が出た予選を素晴らしい結果で切り抜けましたね。将棋を本格的に始めたのが遅く仕事をしながら女流棋士になった加藤圭女流の躍進も素晴らしいです。個人的には誰が初代になってもおかしくない、素晴らしい8名が揃ったと思っています。

次の9~16位は、ここにいてもおかしくない実力派が揃いました。成長著しい山根女流、安定した実力を誇る上田女流や甲斐女流などのなかに、youtubeで活躍している過去のタイトル保持者の香川女流、youtubeに引っ張りだこの鈴木女流なども含まれています。将棋は実力です。そして普及の仕事をすることも重要なお仕事です。youtubeも立派な普及だと思います。一番実力が拮抗しているトーナメントだと思います。誰が上位に食い込むのでしょうか??

17~24位は、ここにいるのは次世代を担う若手実力者が揃ったのでしょうか?普段それほど実力では目立たないがしっかり実力を付けたということでしょうか?意外なメンバーが揃っています。若く元気なメンバーが揃っていて数年後に白玲を取れる女流棋士になることを願っております。

25~32位は、過去の実力者が勢揃い。低迷期を知る方々で、この白玲戦が出来たことに本当の意味で喜んでいることと思います。ベテラン勢の中に次世代を担う若手が入って面白いトーナメントになっています。

33~40位、このあたりになると実力的には各棋戦で上位にこないメンバーで構成されています。そんななか、ここ数年で女流棋士になったメンバーもいます。本来はここにいてはいけないと思っているはずです。予選が厳しい組にいた方もいますので、ここから少しずつ順位を上げていってほしいものです。

41~48位は将棋イベント、abemaなどでお馴染みのメンバーが多い華のあるメンバーが多く集まりました。女流棋士は普及に関わることも多く人気メンバーは忙しいと思います。それでも勝負の世界ですから、順位が低いのは納得いっていないと思います。次年度以降を考えるとできるだけ上位に位置したいものです。

49~56位は、比較的ベテランが揃いましたが、若手で将来期待の女流棋士も含まれており、下位ながら注目の対決が含まれています。順位戦が出来て女流棋士で居続けることが難しくなる可能性があるので、ベテラン勢も1つでも上を目指しておかないと、と思っているはずなので若手には楽なトーナメントではないことは確実です。

57~64位は、残念ながら最下位のトーナメントです。ベテラン、子育て組に交じって、10代の女流棋士も混じっています。若手にはぜひ奮起してほしいものです。もちろんここでの最下位は本当に最下位になってしまいますので、まずはそこを避ける為にも初戦頑張ってほしいものです。

女流棋士のオシがいないので、ここでの戦いを見て決めようと思っています。