BIMデータによる建築確認の事前協議において、BUS-6+RevitOp.が使用されました

構造システムホームページより(2021/4/21)

BIMデータによる建築確認の事前協議において、BUS-6+RevitOp.が使用されました

BUS-6+RevitOp.は株式会社構造システムのソフトウェアです。同社の一貫構造計算ソフト「BUS-6」と、オートデスク社のBIMソフトウェア「Autodesk Revit」間でデータ共有を実現する画期的なソフトです。両ソフトでひとつの建物データ(Revitプロジェクト)を共有し、BIMモデルとの整合性を保持しながら構造計算を進めることが出来ます。BIMと構造系ソフトの連携ならST-Bridgeがあるのでは?と思いますが、まだまだの規格であり、あくまでファイル形式どまりですから、RevitOP.に有利な面があります。もっともST-Bridgeも着々と進化していますので、他社はST-Bridge系を進めていくのでは?とも思われています。

専用ソフトだけあり、両ソフトの特徴を含有できるので、完成度が高いです。ただし、BIMは非常に進化が速い分野なので、このソフト側が常に対応し続けられるか?など課題もあります。またコンバーターと考えてしまうと55万円という価格は高価に感じますが、BIM関連は高価ですし、これが特別・・・という感覚はありません。

しかし、先駆的というのに、同社の新型構造計算ソフト構造モデラー+NBUS7に未対応なのは非常にいただけない。まだ乗り換えているユーザーがほとんどいないとはいえ、旧製品にしか対応していないというのは、イメージが悪いです。何しろ開発中とは書いてあるものの、発売日すら確定していません。正直BUS-6は、比較的新しい設計になっていて現状の構造設計に使うのに他社にそれほど遅れを取っているわけではなく、競争力もある商品だったのに、NBUS7を出したことで旧製品に見えてしまうことも印象が悪くなってしまいます。すでに商品紹介から除かれ、WEBショップでも購入できない商品のオプション・・・・。なかなか評価が難しいです。

もっとも設計、構造設計の世界は確実に動いてきています。Rhinoceros+Grasshopperで構造計算を行う試みも現実的になってきました。既存の一貫構造計算ソフトを脅かす存在ではないとは思いますが、一定の地位を築きそうです。硬直的に考えていると一気に置いていかれそうで怖いです。

まあ私も年なので追従するつもりはありません。ゆっくり進化を眺められる立場になれればいいな、と思っています。