ビルディング・エディタPro終売後の安価な一貫構造計算ソフト

残念ながらビルディング・エディタProは4月で終売となります。手軽に購入できる一貫構造計算ソフトだったにも拘わらず、無料版と、それより上の機能があると思われる価格も上の他社の一貫構造計算ソフトに挟まれて、それほど売れなくなっていたようです。

しかしメーカーサポートがある安価な一貫構造計算の価値はあります。そこで現在、ルート1、低層限定も含めて鉄骨造・鉄筋コンクリート造の安価な市販ソフトをピックアップしてみました。

定価ベースで考えると

・BUILD.一貫Ⅴ(低層版・保有なし) が550000円(年会費3万800円)

・SEIN La CREA-LE Premium 825000円(年会費13万2千円)

・ASCAL(RC+S) 506000円(年会費6万6千円)

あたりでしょうか??SEINはキャンペーンになると激安なるので掲載して見ました。この中では低価格で年会費も安価で実績もあるほぼルート1・2限定低層のBUILDが安価ですが、出来ることも制限されています。構造一級取る気がない、低層建物を主体にする方にはお勧めできそうです。SEINは部材数で制限を受けるので、ユニオンシステムや構造システムを含んだ一般的な構造計算ソフトの低層の制限がないので、小型でちょっと高層気味の建物をやる場合は安価で良い選択になります(特にS造)。その点、ASCALは定価ベースでも安価で年会費もソコソコながら、低層や部材の制約がないので、その辺りを考えずに使えるのがメリットです。BUILDやSEINほどの知名度がないのが弱点といえば弱点ですが・・・。

良いのが分かっていてもSS7制限版は定価ベースで121万円、構造モデラー+NBUS7低層版(BUS6低層含む)は99万円もしますし、年会費も高いです。過去の事務所で使っていた構造事務所出身者出ない限り、おいそれとお勧めできるものではありません。

30万円くらいで、S造とRC造ができて、3層までくらいルート1限定版(もしくはルート2まで)を各社出して欲しいところです。昔の一貫計算ソフトと異なり、現在の一貫構造計算ソフトはだいぶ敷居が下がってきています。意匠屋さんからなどの需要も望めますし、うまくできるようになれば上位版も買うと思います。業界挙げて構造技術者を育てる方向を考えないと、どのソフトも行き詰まると思います。まあ、個人的感想ですが。

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