アパートの階段崩落で住人転落で意識不明に 東京都八王子市

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心配していた事故が、違う形で発生しました。転落された方は意識不明の重体ということですが、なんとか助かってほしいものです。

以前から、アパート等の鉄骨階段の危険性を言ってきた私にとって心が非常に痛むニュースです。鉄骨階段の撤去、作り直し、補修など結構やってきました。鉄骨階段は雨ざらしでも強く、作りやすいことから幅広く普及しているのですが、デパートなどの階段と異なり、アパートのものは肉厚も薄く、メンテナンスもしていないことが多いので、塗装が剥がれ錆びて穴が空いている・・・なんてものも多く見かけます。そのため耐震診断やリフォームの時には、必ず指摘しています。

しかし・・・今回の事故の物件は八王子市内の、木造3階建てのアパート。築8年程度と築浅で、外観もそれほど劣化しているようにみえません。そして外観からは階段が鉄骨ではなく、木造の可能性もある外観です。ただ屋根があり、開放性もあります。もし木造で階段・段板部分を作っていたら、早期にしみこんで段板が腐って・・・という可能性があります。ただニュースソースによると階段の踏み板が金属製だったが、腐食していた木製の側面部分が破断したことが原因、と書かれているので、ちょっとわかりません。もしかしたら段板だけ木造で、側桁が木造・・・なのでしょうか?すべてが鉄骨でできている鉄骨階段ではちょっと考えられない早期での事故だけに詳細が早く知りたいところです。

最近、先年のハイテンションボルト不足で、共同住宅の階段は木造で作ることが多くなりました。防水大丈夫かな??と思うこともあります。私の取引先は、開放性の指摘で当初より階段部を開放的に作ることが増えてきたので心配です。それでも今回の物件よりは雨水が入りにくい構造にはなっているのですが。

 

TBSニュースの動画を見る限り、鉄骨階段に見えます。木造の側桁には見えません。そして築年数が浅い鉄骨階段にも見えません(下は上記動画ニュースのキャプチャ)。ブルーシートの欠け具合から2階へ上がる手前あたりから転落したことが想像できます。

 

アベマニュースだと、ブルーシート前なので、2階踊場付近を調査している状況がみてとれます。

翌日に続報を見た感想を書いています。こちらです。