日別アーカイブ: 2020/10/28

構造モデラー+NBUS7の新機能(2020年8月版)

機能追加は順調なのでしょうか??

名前からして短くわかりやすくして欲しい(販売店要望)のですが、SS7(わかりやすいな~)と違って、なんだか分からないと評判の構造モデラー+NBUS7。未だ使っている人に出会わないのですが(大汗)。

さて、8月に公開されたVer1.0.1.0を見ると、現状が読めてきそうです(リンクはその当時)。

平面図や立面図のCADデータを利用して、通り芯、階高情報などを取得できるそうです。また平面図から柱、壁、雑壁の自動作成が出来るそうです。レイヤ分けなど厳格なんでしょうけど(涙)。計算については、付着の検討・付着割裂破壊の計算機能や、S造はりの水平面内剛性を考慮した応力解析と断面検討機能がつきました。その他続々と計算機能が増強されています。

またSNAPとの連携もできるようになりました。これは要望が多かったのでしょう。入力ミスなどを見つけ修正しやすいようにアシスト機能も充実してきました。この辺は他社に比べて先行していましたが、そろそろ古めかしくなってきているのでもう少し何とかして欲しいところですが便利です。

ざっと見てもこの程度です。発売して半年経っているのですが、開発ロードマップも随時更新(つまり・・・)しています。基礎フーチング・スラブの計算や杭の計算は2021年以降とかなり先です。またBIM連携の象徴的存在のST-Bridgeの対応もまだのようです。なかなか大きく宣伝できないのもわかるような気がします。

10月になって他のソフトのアップデートも活発にやっており、信頼の高い構造計算ソフト会社であるのは間違いないのですが、フラッグシップがこれだと気になります。SNAPの新バージョンの発売もツッコミどころ満載なのですが、既に完成されたソフト群があるので地道に待ちましょう。

HOUSE-ST1 Ver8を既存ユーザーが使うときに注意する点

HOUSE-ST1 Ver8は、機能的に前バージョンからそれほどアップしていないのですが、使い勝手が向上している良いバージョン・・・と思っていたのですが、実はいろいろ変わっています。某プログラマさん達も指摘していますが(汗)、意外と基本的な部分を作り直しているのでは?と思われます。

既存ユーザーでバージョンアップする方は以下の点を要注意です。

まず、64ビット専用になったこと。32ビットWindows10では動かないので注意が必要です。これは他のソフトもそうなっているので問題ないでしょう。動作の安定感も上がるでしょうし。

次に、CAD変換。構造システム系のCAD変換は優秀で、DXFだけでなくDWGやJWWも変換できます。もちろんDRA-CADも。さすがにCADメーカーを持っているだけのことはあります。しかし・・・今回他に先がけ、JWWの変換部分が変わったようです。具体的には従来方式からSXF方式へ変わったのです。JWWの古くから使っているユーザーはこれを使ったことがない人が多いので、戸惑ったようです。線の色で太さがわからないですから(他のCADの方には理解できないかもしれませんがJwwユーザーは色で太さを判断している人が多いのです)。なんで今さら変えたかな~?私は無理矢理通常の線種に変換しています。設定でどちらか選べるようになると良いのですが。

そして、@#¥/,”‘*(全て半角)の文字が入力できないという点。よくX1’のように合間の通り芯にダッシュを入れる構造屋さんは多いと思うのですが、急に禁止になりました。通り芯で過去に使っているファイルを開くと普通に計算できるのですが、編集で変えようとするとNGになります。なんだかな~という仕様です。なのでこれからは上記文字を使わないようにしなければなりません。また構造上の特徴など文章部分にも上記文字列を使えないので要注意です。サンプルでは使っているのにな~。

ということで、こちらも大被害。たくさんのサンプルの書き換えが必要です(涙)。せっかく使い勝手が良くなってもこのような制限でストレス溜まるようではねぇ。

ということで、64ビット専用版になったと同時に、ファイル構造も変わっていると思われます。今回初めてHOUSE-ST1を使う方には問題になることではありませんが、既存ユーザーは気をつけてくださいね。