日別アーカイブ: 2020/10/16

KIZUKURIからHOUSE-ST1に移行して構造図をできるだけ近づけてみる

各社構造図、構造の部品を出力する形式は個性があって、同じではありません。しかし長年使っていた書式でやりたい・・・という方も多いと思います。とくにKIZUKURIからHOUSE-ST1に移行した場合は困惑する人も多いのでは無いでしょうか?

10月に発売されたHOUSE-ST1 Ve8ではCEDXM出力機能が搭載されました。これを使えば、ある程度のデータをHOUSE-ST1からKIZUKURIに持って行けます。これを使って移行しKIZ-runから構造図を打ち出せれば、ある程度の互換性のある梁伏図は描けるはず・・・。

このように読み込めました・・・。しかし跳ね出し梁は単純梁で変換されていますね・・・。これはHOUSE-ST1は跳ね出しを自動認識するのに対し、kizukuriは意図的に入力しなければならない仕様の違いです。また耐力壁はキレイに変換出来ています。

構造図を出すだけなら、このまま変換すれば・・・・と思ったのですが、そんなにうまくはいきません。

計算されていなので、梁伏図に梁サイズが表示されません(泣き)。もったいないな~。ちなみに屋根も転送されません。このあたりはシステムの違いです。変換テーブルを作れば可能そうですが面倒です。

耐力壁はOKです。金物は同じく転送されていません。

軸組はkizukuriが高さ読み込みしないので(・・・)作図NGでした。出力はできるのに不思議です。

この状態から床、高さ、荷重関連を入れれば、計算出来るのですが、それではHOUSE-ST1から持ってきた意味はありません。

ただし柱や梁の表記だけでもkizukuriっぽくしたい!という方には省力化出来るのでお勧めです。

 

第9回のCatfishなおうちは、HOUSE-ST1について語っています。

CEDXMの憂鬱

プレカット情報との連携は、某ハウスビルダーさんと挑戦したことがあるのですが、なかなか効率的にならず、諦めた経緯があります。これは設計者側だけの問題ではなくプレカット業者毎に微妙に設備やソフトのカスタマイズ情報が異なることもあります。まあそう簡単にうまくいくなら、ST-BridgeやIFCだってもっと早く普及するはず・・・・でしょう?

CEDXM評議会のホームページにも「各社対応連携表」なるものがあります。これは各社の交換できる情報の一覧です。まあ交換できる=実用になるは別の問題なのですが・・・。

CDEXMはタダのXMLデータですから、読み込んだデータをテキストエディタで自動整形・変換すれば更に多くのことができそう・・・と思ったのですが、読み込んでみると意外と制約が大きいです。また、テキストの整形も各社微妙に異なり、kizukuriのCDEXMは編集しにくいです・・・。

もう少し勉強するといろいろできると思うのですが、能力と時間不足を言い訳に進んでいません(泣き)。