月別アーカイブ: 2020年10月

構造モデラー+NBUS7の新機能(2020年8月版)

機能追加は順調なのでしょうか??

名前からして短くわかりやすくして欲しい(販売店要望)のですが、SS7(わかりやすいな~)と違って、なんだか分からないと評判の構造モデラー+NBUS7。未だ使っている人に出会わないのですが(大汗)。

さて、8月に公開されたVer1.0.1.0を見ると、現状が読めてきそうです(リンクはその当時)。

平面図や立面図のCADデータを利用して、通り芯、階高情報などを取得できるそうです。また平面図から柱、壁、雑壁の自動作成が出来るそうです。レイヤ分けなど厳格なんでしょうけど(涙)。計算については、付着の検討・付着割裂破壊の計算機能や、S造はりの水平面内剛性を考慮した応力解析と断面検討機能がつきました。その他続々と計算機能が増強されています。

またSNAPとの連携もできるようになりました。これは要望が多かったのでしょう。入力ミスなどを見つけ修正しやすいようにアシスト機能も充実してきました。この辺は他社に比べて先行していましたが、そろそろ古めかしくなってきているのでもう少し何とかして欲しいところですが便利です。

ざっと見てもこの程度です。発売して半年経っているのですが、開発ロードマップも随時更新(つまり・・・)しています。基礎フーチング・スラブの計算や杭の計算は2021年以降とかなり先です。またBIM連携の象徴的存在のST-Bridgeの対応もまだのようです。なかなか大きく宣伝できないのもわかるような気がします。

10月になって他のソフトのアップデートも活発にやっており、信頼の高い構造計算ソフト会社であるのは間違いないのですが、フラッグシップがこれだと気になります。SNAPの新バージョンの発売もツッコミどころ満載なのですが、既に完成されたソフト群があるので地道に待ちましょう。

HOUSE-ST1 Ver8を既存ユーザーが使うときに注意する点

HOUSE-ST1 Ver8は、機能的に前バージョンからそれほどアップしていないのですが、使い勝手が向上している良いバージョン・・・と思っていたのですが、実はいろいろ変わっています。某プログラマさん達も指摘していますが(汗)、意外と基本的な部分を作り直しているのでは?と思われます。

既存ユーザーでバージョンアップする方は以下の点を要注意です。

まず、64ビット専用になったこと。32ビットWindows10では動かないので注意が必要です。これは他のソフトもそうなっているので問題ないでしょう。動作の安定感も上がるでしょうし。

次に、CAD変換。構造システム系のCAD変換は優秀で、DXFだけでなくDWGやJWWも変換できます。もちろんDRA-CADも。さすがにCADメーカーを持っているだけのことはあります。しかし・・・今回他に先がけ、JWWの変換部分が変わったようです。具体的には従来方式からSXF方式へ変わったのです。JWWの古くから使っているユーザーはこれを使ったことがない人が多いので、戸惑ったようです。線の色で太さがわからないですから(他のCADの方には理解できないかもしれませんがJwwユーザーは色で太さを判断している人が多いのです)。なんで今さら変えたかな~?私は無理矢理通常の線種に変換しています。設定でどちらか選べるようになると良いのですが。

そして、@#¥/,”‘*(全て半角)の文字が入力できないという点。よくX1’のように合間の通り芯にダッシュを入れる構造屋さんは多いと思うのですが、急に禁止になりました。通り芯で過去に使っているファイルを開くと普通に計算できるのですが、編集で変えようとするとNGになります。なんだかな~という仕様です。なのでこれからは上記文字を使わないようにしなければなりません。また構造上の特徴など文章部分にも上記文字列を使えないので要注意です。サンプルでは使っているのにな~。

ということで、こちらも大被害。たくさんのサンプルの書き換えが必要です(涙)。せっかく使い勝手が良くなってもこのような制限でストレス溜まるようではねぇ。

ということで、64ビット専用版になったと同時に、ファイル構造も変わっていると思われます。今回初めてHOUSE-ST1を使う方には問題になることではありませんが、既存ユーザーは気をつけてくださいね。

西武の2020年のドラフト

相変わらず西武のドラフトは癖があるというか、独自性があるというか面白い。ドラフトだけでもファンになりたい(もちろん結果が伴って欲しいが)。

今年も予想を大きく違った内容でした。まさかドラ1指名に競合が予測されていた早川を指名するとは思いませんでした。大好きな投手なのでライオンズに来てくれたら嬉しいことは嬉しいのですが、競合のない一本釣りをしてくると思っていました。残念ながら取れませんでしたが、今年の大卒即戦力ピッチャーでは間違い無くナンバーワンだったので欲しかったんでしょうね。

ただ、そこからが凄い!!ドラフト2位以下で登場しそうで、西武向きと思われていた渡部健人(桐蔭横浜大)を指名。なんだか似た体格で活躍している選手が多い西武からみれば、活躍間違いなし!と思われる逸材と思ったのでしょう。キャラも問題なさそうです。

普通1位でピッチャーが取れなかった時点で他のピッチャーに行くと思いましたが、西武からみれば、ドラ1で取るべきピッチャーは他にいなかったんでしょうね。良く考え抜かれた素晴らしい選択だと覆います。

2位の佐々木健(NTT東日本)は、左ピッチャー。完成度も高いし早めに上がってきて活躍してくれそうです。3位は山村崇嘉(東海大相模)。上はいろいろありそうなのでプロ入りできるならしたほうが良かったのはいうまでもないです。個人的にはわからない選手ですが、なべGMが非常に評価している選手なので期待です。現時点ではじっくり育てて数年後に花開いてくれればと思います。

びっくりしたのが4位の若林楽人(駒澤大)。もっと早くにドラフト上位で消えそう、と思っていたのですが残っていました。まあさしたる実績は残していませんが、素材的には認められていて打撃以外はプロでも問題ないように思えるので以外です。まあ打撃が課題なんでしょうけど、西武ですからね・・・大学4年でホームランを量産しはじめたことも明るい材料で、早期に活躍してくれそうです。個人的にはイチオシです。

5位は準硬式出身の大曲。西武は本当によく調べて指名してきますね。球に威力のある良いピッチャーらしいので、早めに上がってきて欲しいです。6位は・・・ここでタイシンガー・ブランドン大河(東農大北海道オホーツク)。身体能力の高い選手だそうです。沖縄出身ながらなぜ北海道とも思えるのですが、名前も顔つきも人気が出る要素大なのでがんばって欲しいところです。

締めの7位はお馴染み大阪桐蔭高出身の仲三河優太。西武というと大阪桐蔭の選手が活躍している感じがありますが、この珍しい苗字も含め大いに期待できそうです。

正直今年はあまりドラフト前に調べなかったので、他球団指名選手も含め知らない選手だらけでした。スカウト陣も大変だったと思います。個人的に良いピッチャーをとって欲しかったのですが、1位早川が無理と分かった時点で、リスクを取ってまで取りたいピッチャーがいなかったようなので、野手主体にしたのは良かったと思います。現時点で比較的早期に一軍に行ける可能性があるのは佐々木だけなので、来年もピッチャー陣は厳しい状況が続きそうです。しかし自慢の打撃陣も高齢化してきているので、早めに次が欲しい所です。その点、渡部や若林は化けそうな気配満点なので楽しみですし、3位の山村が期待通りに育ってくれれば嬉しいです。

というわけで来年も西武ファン続けます!

chromebookでWindowsソフトが動く??正式発表!

Parallelsは20日(米国時間)、Chromebook Enterprise上で直接Windowsを動かせる仮想ソフト「Parallels Desktop for Chromebook Enterprise」を正式発表しました。

年間税別7389円で使えるそうですが、フル機能のWindowsをChirome OSでは知らせることができるのが強み。もちろんマシンパワーも重要で、推奨ハードウェア要件はCore i5/i7以上のCPU、メモリ16GB、128GB以上のSSDということで、推奨要件を満たすChromebookは少ない。

ここまでするなら、Windowsの高性能ノートを買って、USBメモリーでChromebook化したほうが、価格も安いし幸せなような気がします。なにより気軽で安価なChromebookの意味がないと感じてしまいます。

創作活動再開

移転後、少しずつ落ち着いてきたので創作活動を再開しました。

まずはネットラジオ「Catfishなおうち」第9回公開しました。

HOUSE-ST1 Ver8の新ハンドブックを公開しました。基本、なまあずショップで購入した方向けです。でも単体で欲しいという方もいたので、なまあずショップ構造計算支店で、ダウンロード販売することにしました。昔から使っているサブ支店ですが、リニューアルして再開しています。

youtubeも久しぶりに2つの動画を掲載。youtubeチャンネルの「なまあず日記style&Catfishなおうち」で公開中です。HOUSE-ST1の新バージョンを中心に動画作成しています。

他にも、ゲームの製作や漫画の制作も同時進行しています。まあゆっくり無理せず作っているので、待たずに公開したら楽しんで見てください。

KIZUKURI Ver8発表

2020年11月20日にかねてより噂のあった木造構造計算ソフトKIZUKURI Ver8が発売となります。噂以上のことはないとは思いますが、久々の新バージョンとなります。

目玉の新機能は

・斜め壁に対応
・JWW下絵機能追加
・住宅営業支援システム「ALTA」との連動

です。すでに商品画像が斜め壁になって「予告」されていたため、知っていた方も多いと思います(たぶんミスなんでしょうけど)。金物選定はN値計算で対応・・・と書かれているので全面的に対応というわけではなさそうです(わかりません)。kizukuri最大のネックと言われていただけに、歓迎されるでしょう。

下絵機能はkizukuriが黒背景なので、白線をメインに表現されているようです。非常に効率が良くなる機能なのでこちらも利用者には歓迎されるでしょう。

梁の算定結果を梁の部材情報に取り込めるようになりました。kizukuriはオートで算定して、そこから数字を打ち直している人も多かったと思いますが、その結果を取り込めるようになりました。まあ修正するんでしょうけど(爆)。HOUSE-ST1のように必ず数値を入れなければならない構造計算ソフトに比べて操作しやすかった反面、仮定断面を出す訓練にはなりにくかったな~と思っていました。まあどちらにせよ作業しやすくなりました。

転倒モーメントによる短期接地圧の検討に対応しました。他のソフトでは既に対応済みが多いのですが、ようやく追いつきました。まあ手計算でできるんですけどねえ・・・。

他にも細かな改良があるようです。

当初は時代の先端を走っていたKIZUKURIもグレー本が出た頃から戦力不足が露呈していました。それでも計算しやすさとベテランの構造設計者に支えられてシェアを維持していました。しかしさすがに若手設計者には厳しくなってきました。そこで今回のバージョンアップです。斜め壁と下図はHOUSE-ST1の躍進の一つだった機能です。ついに老舗構造計算ソフトも、HOUSE-ST1を追うようになったと思うと感慨深いです。

CSTは建築CADのALTAに力を入れており、KIZUKURI買収もその一つだと思われていました。ようやくALTAとの連携機能が搭載されました。別ソフト同士の連携なのでどこまでうまくいくかは?わかりませんが、アーキトレンドのように同一会社内でも、それほど連携がうまく行っていないところを見ると、チャンスはあります。聞いたところによると、非常にスマートな方法のようです。ALTA、KIZUKURIとも生き残りをかけて、搭載してきていると思います。他社も油断はできません。

バージョンアップの間隔が短い割に新機能の搭載が微妙なのが残念です。真新しい部分が、ALTAを持っていないと実感できないのが何よりも残念です。斜め壁も下図も他社では既に普通ですからね。それと既存ユーザーのバージョンアップ間隔が短いのと金額が上がってしまったのが本当に残念ですが、今までが非常に良心的だったから仕方がありません。今回も最新バージョンの6.7~7.1の方のバージョンアップ金額は75000円ですが、6.6以前は180000円となっています。金額が11月19日前後で変わるようですが、今のところホームページでは金額に差異がありません。今後の機能搭載が有料なのかはわかりませんが、お財布に優しいソフトでなくなったことは間違いありません。競合他社は、今度こそチャンスだと思います。なので、KIZUKURIも次回のVer9は本当に頑張らないと地位が危ないと思います。

 

アクセスカウンターは出すべき?

昔のホームページと言えば、大きなロゴと、アクセスカウンターがありました。アクセスカウンターは、周りにどれだけ見てもらえているか?を示す指標でもありましたが、そもそも偽装できますしカウント方式もバラバラなのであまり信用性はありません。内部的に分析したい場合は、外に出さずに自分用に・・・という人もいます。私も信用性の問題とアクセスが多いこと=信頼とは思わないので、アクセスカウンターは設置していませんし、見てもその数値ですごいとか感じません。

Googleの検索がメインになって久しいですが、アクセス方法も昔と違って多様化したこともあり、リンク集なども意味が薄くなっています。SNSの威力のほうが大きいですから。むかしのリンク集などを見ると、今生き残っているところは少なく、時代の流れを感じます。

個人的には、アクセスカウントよりも、そのサイトの履歴を重視したいです。いつ開いて、どのような変化があって・・・の履歴は欲しいです。特にブログ形式の場合は問題ないのですが、普通のホームページだとわかりませんからね。せめて更新日などは書いてきてほしいものです。

SketchUp 永久ライセンス販売終了

SketchUPはgoogleから移行してからすべて有料化しました。進化の方向性は正しかったと思うのですが、ちょっと煮え切らない部分が多かったです。その一つ。永久ライセンスが販売終了します。

珍しく、年会費制と買い切りを併用していましたが、最早買い切りの時代はSketchUPは終わったと感じていました。今回10月30日で終了です。これからは年会費だけとなります。

継続的に開発を続けていくには、既に年会費制を導入しないと持たなくなってきています。あとは、最初に大きな金額+年会費か、サブスクリプションのみ(初期金額なし)かの選択です。業務用ソフトなら、初期サポートが大きいのでサブスクリプションのみというのは抵抗を覚えます。SketchUPは金額がそれほど高く無いので、サブスクリプションのみという選択は妥当だと思います。ただ、最近それほど魅力的な機能を搭載していないので、余り使わない人の使用がなくなり更に衰退・・・・ということだけは避けて欲しいところ。

買ったときは気がつかなかった(なかった?)のですが、3年契約もあるようです。長く使う場合は、こっちのほうが安心かもしれません。

KIZUKURIからHOUSE-ST1に移行して構造図をできるだけ近づけてみる

各社構造図、構造の部品を出力する形式は個性があって、同じではありません。しかし長年使っていた書式でやりたい・・・という方も多いと思います。とくにKIZUKURIからHOUSE-ST1に移行した場合は困惑する人も多いのでは無いでしょうか?

10月に発売されたHOUSE-ST1 Ve8ではCEDXM出力機能が搭載されました。これを使えば、ある程度のデータをHOUSE-ST1からKIZUKURIに持って行けます。これを使って移行しKIZ-runから構造図を打ち出せれば、ある程度の互換性のある梁伏図は描けるはず・・・。

このように読み込めました・・・。しかし跳ね出し梁は単純梁で変換されていますね・・・。これはHOUSE-ST1は跳ね出しを自動認識するのに対し、kizukuriは意図的に入力しなければならない仕様の違いです。また耐力壁はキレイに変換出来ています。

構造図を出すだけなら、このまま変換すれば・・・・と思ったのですが、そんなにうまくはいきません。

計算されていなので、梁伏図に梁サイズが表示されません(泣き)。もったいないな~。ちなみに屋根も転送されません。このあたりはシステムの違いです。変換テーブルを作れば可能そうですが面倒です。

耐力壁はOKです。金物は同じく転送されていません。

軸組はkizukuriが高さ読み込みしないので(・・・)作図NGでした。出力はできるのに不思議です。

この状態から床、高さ、荷重関連を入れれば、計算出来るのですが、それではHOUSE-ST1から持ってきた意味はありません。

ただし柱や梁の表記だけでもkizukuriっぽくしたい!という方には省力化出来るのでお勧めです。

 

第9回のCatfishなおうちは、HOUSE-ST1について語っています。

CEDXMの憂鬱

プレカット情報との連携は、某ハウスビルダーさんと挑戦したことがあるのですが、なかなか効率的にならず、諦めた経緯があります。これは設計者側だけの問題ではなくプレカット業者毎に微妙に設備やソフトのカスタマイズ情報が異なることもあります。まあそう簡単にうまくいくなら、ST-BridgeやIFCだってもっと早く普及するはず・・・・でしょう?

CEDXM評議会のホームページにも「各社対応連携表」なるものがあります。これは各社の交換できる情報の一覧です。まあ交換できる=実用になるは別の問題なのですが・・・。

CDEXMはタダのXMLデータですから、読み込んだデータをテキストエディタで自動整形・変換すれば更に多くのことができそう・・・と思ったのですが、読み込んでみると意外と制約が大きいです。また、テキストの整形も各社微妙に異なり、kizukuriのCDEXMは編集しにくいです・・・。

もう少し勉強するといろいろできると思うのですが、能力と時間不足を言い訳に進んでいません(泣き)。