タイトーステーション府中くるる店は府中を救えるか?

 ずっと住みたい街上位で、都下ながら一定の地位を保っていた府中市ですが、ここ数年逆風が吹き続けています。伊勢丹府中店の撤退、蔦屋書店の撤退、トイザらス撤退、等の商業施設の撤退、議員の逮捕などなど。正直風向きが悪いレベルではありません。これにオリンピック延期(中止?)や、新型コロナが合わさっているのだから、たまったものじゃありません。

 で、久々のニュース。タイトーステーション府中くるる店のオープンです。トイザらス撤退後、比較的短期間で入ってくれました。クレーンゲーム専門のお店で、454台、794ブースものクレーンゲームを設置!!単一会場におけるクレーンゲーム機の最多数としてギネス世界記録認定されました!!まあ広い店でしたからね。トイザらスがなくなったのは残念ですが、このような話題性がある店が府中に出店してくれたことに感謝します。オープニングセレモニーは、高野府中市長や、小山都議等も参加しており、地元の期待と力の入れ方も感じます。

 個人的には、複数店舗が入るレイアウトでもないので、一括で借りてくれたのは非常に良かったと感じます。その上で店舗を見ると、客動線などちょっと無理があり、レイアウトに苦労されたんだろうな、と感じます。

 事前に複数のユーチューバーに使ってもらい、youtubeに上げて貰う戦略は、最近では当たり前になっていますが、改めて地元で見ると、そのような手法が定着してきたことに驚きを隠せません。実際アクセスを稼いでいるyoutuberもいるわけで、宣伝効果も含め侮れません。建築設計の世界にも取り入れられると思います。

 店舗レイアウトは単調ながら、通路幅も比較的余裕があり、エリア構成が単純かつ明快なのでわかりやすいです。私が訪問した開店2日目は比較的混雑している状態ですが、特に密とは感じませんでした(一部のエリアは密だったので近づきませんでした)。

 一方、電子マネーを使える台が意外に少ないのが気になりました。また店員数もソコソコいるのですが、混雑エリアに集中しており、運営の難しさも感じました。

 1プレー10円の電子マネー限定台は、やはり人気がありました。思い切って現金を使えなくさせるのもいいと思います。そう考えると通常台はもっと電子マネーを使えるようにしていった方がいいと思いますし、長期的にはそうなるのでしょう。

 鬼滅の刃のゾーンにお客が集中していました。緩い設定であり景品不足に陥るところおもあったそうです。反面、ほとんど客がいないor回遊客のみのゾーンもあり、入場人数の割にプレイしている人が少ないようです。新しい物目当ての方も多かったので仕方がありませんね。オープンしたばかりなので、設定が緩くリピーター狙いの感じが強かったですが、緩いだけでなく調整不足しているような気がしました。台が多いので仕方がないのですが、これから客が落ち着くとともに調整していくと思われます。

 正直、これだけの面積で、採算があうのか?不安になります。もう少し他のものを混ぜた方が良いのでは?とも思います。まずはギネスで話題をぶち上げて注目させ、リピーターを増やしていく作戦なんでしょうけどね。ちょっと心配です。

 とりあえず数を集めてみた、にしか見えないので、今後府中やコロナの情勢を見ながらうまく運営していかないと他同様に早期撤退が想像できてしまいます。まさかギネスだけのために出すとは思えませんのでこれからの展開に期待しています。