ある駄菓子屋の憂鬱 新型コロナウイルス悲喜こもごも

仕事柄、小さなお店の店主と話すことが多いのだが、新型コロナウイルスの話題が大きくなっています。大手も大変なのですが、体力のない小さなお店も深刻です。営業を続けるべきか、自粛するべきか、悩んでいる方も多いです。

飲食店の方で特に居酒屋など夜メインのお店は影響が大きく、弁当屋として営業を続けたり、アルバイト出稼ぎに行ったり、思い切って営業自粛にしたり判断は別れています。他の業種も含めyoutubeに進出したり、他のものを売ったりいろいろです。廃業したところも出てきましたが。

さて、これはとある駄菓子屋のお話。最近店をどうするか相談を受けました。あれほど熱心に営業を続けていたのになぜ?と思ったのですが。

私が行って観察していたら15分で理由がわかりました。マスクをしないで来る常連の子どもたちが多いことです。私がカウントしただけで6名です。店主も注意しているのですけど「子供向け売ってないし」とか「忘れちゃった」とか。悪びれもせず。そしてそのまま入店。普通通り買い物。

今、なぜ学校が休みなのか?わからないのでしょうか??少なくとも店主は感染したり、感染させたりを異常に恐れています。当然大人の客も同じようです。マスクの効果がどれくらいあるかわかりませんが、感染を広めづらくする効果はあると思います。特に狭い駄菓子屋で、すぐ買って帰るならわかりますが、ダラダラ滞在してしまうし。それを追い出すわけにもいかない店主。それでも入店制限を店主はかけているのですが、それに従わないお客様も多くいて・・・。私も即断で閉店を提言しました。

子どもたちに慕われていて、楽しみが少ない地元のお店を閉じるのは地域にとっても損失だと思います。しかし感染リスクが高まっているのに、親を含めその意識が低い以上、仕方がないことだと思います。このご時世、噂やネットで来客が増えていたのに本当に残念のようです。

話し合った結果、即時閉店は避け、店内に入れないようにリニューアルをして大幅に縮小して営業することに決まりました。私がリニューアル後の設計と、感染防止対策を作りました。この出費は痛いのですが、できる限りの対策を講じました。これでだめなら完全閉店しかありません。生鮮などに比べて賞味期限が長いとはいえ、一旦閉めた店を再び開けることは至難の業。再開店は諦めると思います。

ホームセンターなども着々と対策を講じていますが、それを上回る来店者数に戸惑っているように見えます。スーパーなども同様です。やはり一人ひとりがもっと外出を控えるだけでなく、できることは完全にやって、乗り切るしかありません。外国や政府を批判することでは何も生まれません。まずは自分たちから!です。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。