天災は複合する?北海道で震度6弱

日本は地震大国とはいえ、テレビのような速報性が高いメディアが出来てから日が浅い為、それほど多くの地震例を我々は見ていません。複合的な被害がでるものはあまり見ていないのが実状です。複合するとどうなるか?そんなことを知らせてくれる今回の地震でもありました。

そもそも北海道の大地震例はそれほど多くなく、大雪、大寒波のときの大地震例はないでしょう。しかしこの時期、もっと寒くて大雪の可能性もあったはず。今回は北海道としてはそれほど寒くないときに発生しましたが。極寒だったり大雪だったらもっと被害が拡大したはず・・・そう思うと文字通り背筋が凍る気分です。もちろんその場合は救出も時間がかかりますし、復旧も難しいはずです。今までの前例だけでなく、そのようなケースも考えて行かなければならないと思います。

これは別に北海道に限ったことではありません。新潟など北陸だって大雪との複合災害は気になります。四国などでは、地震と台風なんて組み合わせもあるかもしれません。関東大震災では台風が過ぎ去った後の強風のせいで火災が広がりましたが、台風中だったら火災は減って他の災害が増えたかもしれません(関東大震災の台風は関東を直撃していないけど)。

東京に置き換えると、東京で都市機能が麻痺するほどの地震は、明治維新以降で考えると、「明治東京地震(1894/6/20)」「大正関東地震(1923/9/1)」「東日本大震災(2011/3/11)」と驚くほど少なく、いずれも冬の直撃ではありません。夏の地震は夏の地震でやっかいで熱中症、水分、衛生面など特に注意が必要ですが、冬は寒さ対策など別な注意が必要です。意外と東京は大地震が少ないのです。

都市型大地震でいえば、「兵庫県南部地震(1995/1/17)」が有名です。しかし雪など複合要素はなく、気温は寒かったものの、逆に熱中症などにかかる心配はありませんでした。

災害が起こると、想定してなかった、などとコメンテーターや学者が繰り返しいいますが、被災者はそんなこと言っていられません。過去を紐解き、可能性を考え、自分である程度想定して対策を練らねばなりません。特に大都市東京では、本当に助けが来るか?どれくらいで来るか?は他の地域の地震を前例にしてはいけないほど巨大で想定はできませんからね。自分で何とかしなければならないと思います。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。