WOOD-STの効果

WOOD-STHOUSE-ST1で同じ物件を解析して、どのような差があるか?を確認していますが、それぞれ得意不得意はあります。

WOOD-STの有利でわかりやすい点は、特に2層以下なら壁の数を減らせることです。これは高倍率のK型ブレースなどが手軽に使えるからです。HOUSE-ST1のように7倍の呪縛がないので。店舗などでは本当に威力を発揮します。高倍率なので金物が気になりますが、低層なら十分です。三層くらいになると・・・ですが。

スキップフロアができることについては、まだそれほどメリットを感じられません。多分、もう少し細かくスキップが刻めれば威力を発揮するんでしょうけど、現状は各層に追加1ですので。うまく使えばいいのでしょうけど、意匠設計者の要望を満たすほど有利ではないようです。

床面の考え方が違うので、吹き抜けがある建物などは威力を発揮します。どうしてもHOUSE-ST1の考え方が染みついているのですが、かなり大胆に設計が可能です。實成さんに聞くまでは、保守的に考えていたのですが、安全に見えて計算NGがでてしまう新グレー本の吹き抜けの仕様を考えれば、自分が心配になるような形状を避けて計算するなら、スムーズに進みそうです。

方杖は柱が太くなることと、そもそも耐力が低いので効果的な使い方を模索中です。高倍率壁に追加・・・となるとほとんど威力を発揮しなさそうです。細長で小型な車庫とか、倉庫とかならかなり有効ですが、そのような建物の構造設計を依頼されるケースはほぼないので、ちょっと・・・という感じです。

アップデートは引き続き行われるようですが、基礎が実装されるまで時間がかかりそうです。それまでにHOUSE-ST1に対する有利性をもう少し検証していきたいと思います。