WOOD-STの不満点

新発売でまだアップデートもされていませんが、皆様つかっているんでしょうか??>WOOD-ST。幸い私はST1で計算して出す物を平行して検討したので、確認申請に出さないとはいえ、ある程度実戦に近い形(といっても単純な共同住宅でしたが)で入力・計算できたのは、良かったです。

現在の不満点は、エラーメッセージが???なこと。ルート2の計算で、剛性率や層間変形角がNGであってもNGチェックに表示されないなど、ちょっと不親切なようです。なら構造計算書のインデックスツリーに赤でもいいから表示してくれると助かります(計算書の文字はNG部分は赤字で表示されます)。今のところ、もしかしたら計算書のどこかにエラーが残っているかも?とものすごい不安に陥ります。

これと同じように、至る所にユーザーフレンドリーでない仕様があり使う人の頭を悩ませます。サンプルが変なの一個しかないし、そのサンプルもエラーだらけ。金物表記もわかりにくいので、もう少し説明をつけて表示して欲しいですし、合板壁のせん断や剛性くらいは計算できるツールを添付して欲しいところです。またマウスオーバーでの解説表示は手を抜かないで欲しいです(例えば3D画面のボタンはマウスオーバーで説明がでるのに、巨大化した画面だと出ないとか)。また計算書をどう出すか?もイマイチです。断面検定表がなかなか出せずウロウロしてしまったことがあります(計算書のプレビュー画面でできないで、ファイルメニューの印刷設定から行う)。基礎の設計を急げ!!というユーザーが多いようですが、実際はそういう丁寧さが欲しい所です。

逆に言えば、その辺をクリアしてしまうと恐ろしく操作が簡単なソフトです。設定項目で怖いところと言えば、金物の設定が、剛接合がデフォなのでそれを勘違いしないできちんとチェックすることくらいでしょうか?

(クリックで拡大)

応力図は、間隔が狭いとやっぱりゴチャゴチャします。慣れと忍耐が必要!!別に応力図ビューアが欲しいです。各項目を消したり見せたり・・・。

(クリックで拡大)

やっぱりこういうときは変位図があるので大変助かります。これで2階の変位がヤバいのが一目でわかります。1階がK形ブレースで剛性を高め、3階は面材耐力壁(筋かいのように見えるので区別ができると良いのですが・・・)なので、2階の方杖は構造屋さんだったら絶対選択しない組み合わせだと思いますが、やってみると、ああやっぱり!!って感じですね。まあ無茶なモデルの代表ということで・・・。ちなみにこのモデルでも断面検定表の出力をOFFにしておくとNG表示はゼロです・・・(もちろんONにすれば出る)。

もう少し検証を進めたいのですが、今月は激務すぎて、この辺が限界。ではでは。