前回紹介時に、構造ソフトHPに10月末に・・・という言葉があったので見に行ってみた。10月31日の製品情報に確かに「BUILD.一貫Ⅴ」進化した新たな楽楽モードを更新、とありました。
とてつもない期待をしつつ、クリック(大げさ・・・)。
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地味な画面が続く(内容ではない)。
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BUILD.一貫のユーザーでないので、わからないのか??もう一度読み直してみる。
こういう馬鹿のために「一言で説明すると」と初めにありました。
「保有水平耐力計算を満足するレベルの精度の良い仮定断面を提示してくれる」
そうです。つまり仮定断面自動化!ということですね(早くわかれ!)
木造だと似た機能ってすでに搭載しているソフトもありますが、HOUSE-ST1のように算定してから断面を決定♪みたいなスタンスを取るものがほとんどです。
まあ出来たら便利だろうな~とこの業界入った頃は思っていました。
しかし今では自分である程度考えて構想してからのほうが頭が整理されていて設計しやすい、と思ってしまいます。
精度が高ければ使ってもいいかな、と思いますが、このページのQ2に構造設計者の技術力が低下しませんか?と自虐的な質問もあります。このあたりはさすが構造ソフトです。その回答に必ずしも納得はしませんが、一理あるな、と思います。
面白いな?と思ったのは、基本設計で楽楽モードを使い、実施設計は他の構造計算ソフトを用いることも可能、という点です。ST-Bridgeの実用性はともかく、確かにそうしたほうがいいな、と思うときはあります。フロントローディング的な構造計画ソフトと、構造計算ソフトは別なほうがいいという持論を持つ私からすると、そういった可能性に言及してくれたのは嬉しいです。
さて、肝心のリリースですが、詳しくはホームページをご覧ください!!!ちょっと先ですね。楽しみに待ちましょう。