3Dアーキデザイナーと3Dマイホームデザイナーとの違いと用途

たぶん3Dマイホームデザイナーの利用者なら興味のあることです。少なくとも操作の重さ以外に私はあまり欠点を感じないマイホームデザイナーの上位に当たるこのソフトの必要性には疑問を覚えていました。しかしWEBにある情報を見る限り、単なる上位というだけでなく、CADやBIMとの棲み分けも考えられているソフトに見え、非常に魅力的に映ります。

肝心な部分ですが、マイホームデザイナーのデータを読み込むことができるのが大きいですね。逆はできないのは仕様上仕方の無い部分です。

CADなどとの親和性が高くJWWやDRA-CAD、AutoCADなどとも問題なさそうです。プレカットも見据え、CDEXMにも対応しています。SketchUPも最新の2017に初期から対応しています。IFCなど今後どうなるんだろうか?とか興味はありますが、現時点では過不足無さそうです。

機能面での違いは、高層マンションや大規模な商業施設など、マイホームデザイナーでは難しかった部分に対応できます。もちろん1戸建て住宅には強いことをアピールしているので、マイホームデザイナーなしで乗り換えて運用できそうです。パーツ類も相変わらず多いですし、プレゼンボードなどの機能も内包していますので、オプション価格がほとんどかからないのも魅力です。

クラウドライセンスなら、住宅素材ダウンロードや、レンダリング、3Dプレイスなどのオプションも無料で利用できます。全体的な価格設定が高いのでは?と思うかもしれませんが、フルセットと考えればむしろ安かったりします。またクラウドライセンスなら3台のパソコンを切り替えて使えます。そうやってみると買い切りはあまり得ではありませんね・・・。

福井のアーキトレンドと方向性が似ているような気がしますが、あそこまで実務的ではありませんし、これだけで全て、というパッケージにはなっていません。必ずCADとの組み合わせが必要になってきます。ただ、その段階までもっていくのに、CADやBIMが必ずしも便利なわけではないので、このような中間的商品には必ず需要があると思います。

汎用のプレゼンソフト・3Dと考えれば、SketchUPやFormZなどとレンダリングソフトを組み合わせれば、それなりの価格になりますし、使いこなすのも難しいです。3DCADと考えれば、DRA-CADやVectorWorks、AutoCADなどがありますが、こちらも価格が高い上、プレゼンだけに絞ると建築的な知識も必要ですしコスパも悪いです。BIMは、施工などとの一致性などはいいですが、汎用性では劣りますし、操作性も難しいです。住宅向けと考えればアーキトレンドなどの住宅専用CADが近いのかもしれませんが、やはりCADですからね。

もっとも新商品だから、実際は見てみないとなんとも言えません。大きな物件を扱うため、スピードもアップしているはずですが、そのあたりで印象は大分違うでしょうね。ちょっと資金不足で買えるかどうか?わかりませんが、今後も応援していきたいソフトです。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。