木造構造計算が技術者には不人気?

個人的に木造の構造計算って工学的判断という恐ろしいものによって恐ろしい設計になりがち・・・と考えていたのであまり追いこんで考えず、余裕を持たせて・・・というのが持論です。ただいろいろな形状に挑戦したり、かなりギリギリ設計を行ったり、耐震等級3を必須にしたり・・・さまざまなチャレンジを聞きます。でも全体的に見たら構造技術者の中では木造は不人気だな~と感じます。

それでも昨年のCLT告示の制定などで、木造に注目が集まっているのか?木造構造計算ソフトの開発については、いろんなところで各メーカー模索しているようで、試作品や怪しげな情報も含め情報が入ってきます。私が担当者から聞いたもので有望だな~と思ったのは一貫構造計算ソフトからの転用の木造構造計算ソフトで、形状の自由さ、保有への対応も含め面白い試みだな~と思いました。まあ元々転用している人いますしね。非常に魅力的!だったのですが、まだ本格開発・・・というわけにはいかないようで、出るとしてもまだ先の話です。ルート3対応は各社頭を悩ます部分のようで、東京デンコーのように木造耐震診断の精密診断法2を転用しているものもあります。そーいえばルート3に対応のソフトが他の会社からももうすぐでるとか。任意形状からの転用の話も聞きますが、なかなか難しいようです。理想はどんな形状でも入力したら解析!!というモノらしいですけど、角度によっては金物取り付かないし、SketchUPで納まり書いてから・・・という慎重さがないと難しいかと思います。

構造計算結果(3D)内に、実際の納まりなどを詳細に書ける3DCADが含有されているソフト(もしくはそう思えるようなアドオン機能)を強く求めます。計算結果と、その納まりの因果関係を覚えさせ(これは設計者がやること!)、過去に出てきた納まりは自動変換してくれるとかあるとかなり楽かな。間違えてやった場合は目をあてられないけど。入力すれば構造的に安全な建物が設計できる、と思っている人が未だ多いのですが、本来のモデルとかけ離れていて、強引にモデル化、というのも今の時代では受け入れられないと思います。