グレー本と緑本の改訂

今年は、木質構造設計者は忙しい年になりそうです。在来木造の構造計算のバイブル的存在のいわゆるグレー本(木造軸組工法住宅の許容応力度設計)が改訂されました。そして今日講習会開催です。久々の改正となります。ただでさえCLTや金物工法などの対応で忙しいのに・・・という声が聞こえてきそうです。そしてツーバイフォー協会からもツーバイフォーの構造計算のバイブル的存在であるいわゆる緑本2冊(「枠組壁工法建築物 設計の手引き」と「枠組壁工法建築物 構造計算指針」)が改訂されます。こちらも平成29年度の講習会一覧に正式に掲載されたので、まもなく日程等も周知されると思います。グレー本の改訂は前回2008年でしたが緑本も2007年・・・最近のような気がしましたが、結構年月が流れていたんですね。ついていけなくなった段階で技術者引退・・・でしょうから真面目に取り組まねばなりません。

ソフトウェア会社もチャンスとピンチを迎えます。きちんとすばやく対応すればシェアが上がるかもしれませんが、失敗すると従来のシェアを失うことになります。価格設定、キャンペーンなども重要です。バージョンアップ間隔が短すぎるとユーザーに愛想を尽かされますし、年会費に頑なに拒否感を持つユーザーもいます。本来なら二種類以上の構造計算ソフトを常に持って保険を・・・と思いますが、昔よりも維持費が上がっていますから、それも難しいです。私も最近はあまり使わないソフトのライセンスは切り始めていますからね。ユーザーが求める内容も以前とは異なってきています。今まで通りの対応でいいのか?考える良い時期かもしれません。