久々の大臣認定プログラム

昔は構造計算ソフトといえば、大臣認定が当たり前でした。しかしあの構造計算偽装事件で、その信頼性が揺らぎ、制度の大幅な見直しが行われました。そして「現実的ではない」制度がひかれ、逆に大臣認定がないもののほうが普通になりました。まあ一ソフトだけ、大臣認定がおりましたが、実際そのソフトも大臣認定で利用している人はほぼおらず、制度自体も形骸化していました。しかし近年、地道に活動している数社により、大臣認定がもうすぐおりそうな感じを受けるようになりました。

そして株式会社構造ソフトのBUILD.一貫Ⅴ[大臣認定版]が、2016年6月2日付で、大臣認定を取得したと、同社ホームページで発表になりました。RC造、S造両方取得となります。大臣認定版は、通常版から大臣認定に関する部分のみを切り離した位置づけのプログラムで、まだ運用体制に関する課題が残っているため、リリースの日程などは未定のようです。

他に認定取得に積極的でホームページなどにその経過を掲載しているのが株式会社アークデータ研究所。構造計算ソフトでいえば新しい会社ですが、あの方(☆)と同じ会社にいた方なので、ある意味張り合っているのかもしれません。

構造システムもABUS-5として2015年5月19日に大臣認定申請を受理されていますので、こちらも期待が持てます。

一部メーカーは大臣認定をあきらめたりしています。現状ではとっても足かせになるのは目に見えていますが、大臣認定をもう一度見直すチャンスになるかもしれないので、あきらめずに取り組んでほしいところです。