長周期地震動 初の「階級4」 熊本地震で

さすがにいろいろなことがあって、最初のほうに何があったか?忘れてしまいそうになる、今回の熊本地震。15日未明の余震で、長周期地震動の階級4が観測されたことは、忘れてはならない事実だと思います。階級4は最大の階級であり、2013年3月から試行的に観測情報の提供を開始してから初めてのことです。(2016年4月15日読売新聞夕刊より。以下同じ)

短期間しかこの測定をしていないにも関わらず、あっさり最上級の階級4が観測されたことは、実際に今までの地震でも同等の長周期地震動が観測されていたはずであり、今後も発生してくることを予測できると思います。何しろ、16日未明の本震でもなく、震度7を記録した最初の地震でもない、M6.4の地震でです。このクラスですと、比較的多く観測される大きめな地震なので・・・。さすがに怖いですね。

気象庁の青木元・地震津波監視課長によると「(震源の)場所の違いによって、長周期の揺れが少し大きくなったのではないか?」と推測しているそうです。また古村孝志東大地震研究所教授は、「海溝型の巨大地震と比べれば周期も異なり、今回は、長周期の揺れが被害の拡大にそれほどつながっていないだろう」と話しているそうです。

長周期地震動といえば、海溝型の巨大地震のイメージがありますが、そうでなくても発生することを示していると同時に、まだまだ長周期地震動を地震計などで危険度をきちんと測れていないことを示していると思います。実際比較的高い建物の被害も多いわけですが、それが長周期地震動の被害であるとしたなら・・・マンションに住みたくなくなりますね。一戸建てより安心、というのは幻想なのはわかっていましたが、更にリスクが高くなるとすれば・・・嫌な話しです。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。