東日本大震災から5年

今年も3月11日を迎えました。さきほど一緒に黙祷しました。

あれから5年です。私の場合、3月頭に車を購入し、11日をまたいでガソリン不足で車が納車されない!というある意味どうでもいいことも体験した震災。そのときの車も残価設定5年だったので、新たな乗り主を求めて旅たっていきました。皆それぞれ、いろんなことがあった5年だと思います。

ここ数日、震災関連のテレビや当時の資料を見返していますが、やはり忘れかけていることもありますね。そして新たに感じること、気づいたことも。

職業柄、耐震性の高い住宅を設計し、耐震診断を行い補強を行って・・・というのがライフワークになっていますが、それを最低限のこととして、さらにできることはないのか?と考えることがあります。そのたびに、自分のやっていることがまだまだ至らない部分もあるのに、ほかのことを・・・と思い直します。

東日本大震災の頃にくらべて、私の設計スタンスも変わってきました。ただ頑丈なだけでなく、周囲への影響や、周囲からの影響をより強く設計に反映するようになりました。また耐震補強では防火の面も気にするようになりました。もちろん省エネ設計を多様するようにもなりましたが、防災対策がメインなのは変わりません。

洪水対策も依頼されることが多くなり、1階WRC造(壁式鉄筋コンクリート造)、上部木造のような建物も増えてきました。WRC造の欠点も見えてきたので、今後はCLTなど火に強く断熱性が高い木造にも挑戦していこうと思います。

ぜひ、今晩だけでも震災のことを思い出し、防災のことを考えていただければ、と思います。