WALL-1

ここでは、HOUSE-WLの紹介のほうが多いですが構造システムの壁式鉄筋コンクリート造の構造計算ソフトはWALL-RCでした。そこから住宅用に機能と階数を制限したものがHOUSE-WLです。というわけでフルバージョンはWALL-1といいます。

こちらは5階建て以下、かつ軒高20m以下の壁式鉄筋コンクリート造に対応しています。地下階と塔屋階をあわせて全10階以下という、比較的適用範囲の大きいプログラムです。ちなみにHOUSE-WLは地上3階で地下、塔屋階はそれぞれ1階までなので、ずいぶん差があります。壁式RC造は、ルート1で5階まで可能なわけで、HOUSE-WLの適用範囲は微妙に狭いのが気になります。まあ住宅といえば3階・・・ということなのでしょう。

ちなみにHOUSE-WLのファイルはWALL-1で普通に計算できました(詳細は検証していません)。WALL-1のHOUSE-WL非適用物件のデータは、HOUSE-WLでは階数が云々というエラーがでて読み込めませんが、階数まで把握できています。つまり両者のデータ構造、計算手法などはほとんど同じで兄弟ソフトだといえます。

その他の違いは、WALL-1は保有水平耐力計算が可能です。まあ適判使ってまで壁式RCをやろうという人は少ないと思いますが。WALL-1は計算ルートの自動判別が可能です。

年会費が必要というのが唯一の欠点という人もいますが、バージョンアップ料金は必要なさそうなので、法改正が多いときなどはお得かもしれません・・・って壁式ってそんなに変更ないんですよね。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。